マザー牧場出身の女優と聞いて、どんな女性が浮かぶだろう。純朴、天真爛漫、飾り気がない? 女優・唐田えりかは初めてヒロイン役を演じた映画でカンヌ行きの切符を手に入れたシンデレラガール。是枝作品が最高賞を受賞するなど、邦画史に残るカンヌに参加したばかりの唐田がAERA dot.のインタビューに応じた。 Kosuke Koyama / Asahi Pubこの記事の写真をすべて見る 取材当日、スタッフの後ろからひょこっと姿を現した唐田は屈託ない笑顔を見せ、インタビュー中のくるくる変わる表情にはまだあどけなさが残る。映画で初ヒロインにして初カンヌという女優としてできすぎた一歩を踏み出したが、実は演技に苦手意識が強く、楽しいと思えなかったという。 しかし、今回の作品『寝ても覚めても』が一つの転機となる。濱口竜介監督や東出昌大らキャスト陣とのエピソードや忘れられない恩師との思い出、今回のカンヌでパルムド