東山紀之新社長、タレント引退へ 「ジャニーズ」屋号変えず再出発、同族経営脱却へ 7日会見
ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏による世界最悪級の性加害問題で7日に会見するジャニーズ事務所。そこで藤島ジュリー景子社長(57)の退任とともに、新社長就任が有力視されるのが東山紀之(56)だ。東山はキャスターを務める「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系)で「ジャニーズという名前を存続させるべきなのか」と踏み込んだコメントをして一部で称賛された。だが、本人を知る芸能関係者はこう言うのだ。 「もともと彼はジャニーさんの側近中の側近。常にその意向に沿って邪魔を排除し、メリーさんには従順でありつづけた。どちらかというと加害者側なのは関係者なら誰もが知っている。それがジャニーズのかじ取りなんて悪い冗談です」 再発防止特別チームから解体的出直ししかないと指摘されているジャニーズ事務所。そんななか、東山の新社長就任は適格かどうか疑問の声があがるのも当然だろう。 Jr.時代に「少年隊」の
株式会社ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(57)が退任し、所属タレントの東山紀之(56)が新社長に就任することが、「週刊文春」の取材でわかった。ジャニーズ事務所関係者が明らかにした。9月7日にはジャニーズ事務所は会見を開き、性加害問題に対する今後の取り組みを説明する予定で、東山も出席するとみられる。 東山紀之(Johnny's netより) 8月29日、創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題の調査を任された再発防止特別チームが記者会見を開いた。その際に公表された「調査報告書」の中で、再発防止特別チームがジュリー氏に「辞任」を要求。記者会見でも、「ジャニー氏の性加害がこんなに長期間にわたって継続したのは、同族経営の問題があった」と指摘し、「再出発については、ジュリー氏ではガバナンスについて解消できない」と経営者失格の烙印まで押していた。 「調査報告書を受けての退任という流れになりました
会社のガバナンス体制の不備について質問を受けた東山氏は「間違っていたと思います。取締役が開かれていない、会社として機能していない。ちゃんと作っていくべきだと考えています」と述べました。 また、藤島氏は「社長になるまではジャニー氏とメリー氏の2人が株主で、2人が意思決定者で、私を含めて取締役が機能していませんでした。今まで出来ていなかった部分は会社法にのっとって、企業として信頼いただけるような体制を新社長に必ず作っていただきたい」などと述べました。 テレビ局がジャニーズ事務所にそんたくしてきたのではないかという質問に、井ノ原氏は「ジャニーさんやメリーさんがこう言ったからこうしてるという昔のタイプのスタッフがいたのも事実で、今は、変えようということを毎日言っています。ただ、『そんたくをなくします』といっても急になくなるのは難しい。“そんたく”は日本にはびこっているからこれをなくすのは本当に大変
故ジャニー喜多川氏による性加害問題に揺れるジャニーズ事務所が7日、初となる記者会見を都内で行い、社長の藤島ジュリー景子氏が辞任。新社長に就任した東山紀之が今後の経営方針について説明を行った。 【写真】「Arc Times」の望月衣塑子氏 そんななか、マイクを握ったのが東京新聞記者でユーチューブチャンネル「Arc Times」の望月衣塑子氏。一部メディアが報じた東山の〝ハラスメント疑惑〟について、次のように問い詰めた。 「特に東山さん。ご自身のセクハラ・パワハラ問題に関連して、2005年の『スマップ、そして全てのジャニーズタレントへ』で元ジュニアが書かれた本です。そこに書かれていた、パンツがない方に『自分のパンツを履け』と言ったり、電気アンマをしたり…。私もショックでしたけどジュニアを前に、ご自身の陰部を晒し『俺のソーセージを食え』って見出し取られてますよね?」 この日の会見はテレビ東京をの
会見では不評を買った東山新社長が作家にかかるとべた褒めに。 今週月曜発売の『週刊現代』9/23号、伊集院静の連載コラム『それがどうした 男たちの流儀』がかなりの内容だったのに、検索したところ全然話題にもなってないみたいなんですよね。 そういうわけでTwitterというかXで長文を書くのもアレだから、もう完全に終わったと思われていたこの連載で紹介してみます。 テーマは9月7日に行われたジャニーズ事務所の記者会見だったんですが、まず書き出しから 「あのジャニーズ事務所にこれほど男気があるというか、気骨のある人間がいたとは想像もしなかった。東山紀之さんのことである」 「世の中には逆境に立たされても信念を崩さない男がいるものだと、あらためて世間の広さ、大きさを考えさせられた」と、あの会見でかなり評判を落としたはずのヒガシを大絶賛! 続いて、 「それにしてもNHKはじめ、マスコミの集中砲火のような会
タレントのデヴィ夫人が18日、自身のツイッターを更新し、創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題で揺れるジャニーズ事務所に言及した。 【写真】元気だったころのジャニーさん この日ツイッターで「私はジャニー氏をよく知っている」と切り出したデヴィ夫人は「ジャン・コクトーがジャン・マレーを愛したように、そのような特別な世界、関係性というものはある。ジャニー氏は半世紀に渡って日本の芸能界を牽引し、スターを育て、その非凡な才覚で何億何千万という人々を楽しませ、夢中にさせてきた。昨今の流れは偉大なジャニー氏の慰霊に対する冒涜、日本の恥である」と指摘。ジャニー喜多川氏による性加害問題を、国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会が調査するまでに発展した流れを疑問視する。 さらに「ジャニー氏が亡くなってから、我も我もと被害を訴える人が出てきた。死人に鞭打ちではないか。本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに
【写真】その他の写真を見る 同社は「本年3月30日、BBCによる『捕食者の影 ジャニーズ解体のその後』(以下『本番組』といいます。)が放送されましたが、弊社社長の東山紀之の取材映像部分における被害者に対する誹謗中傷に関する発言部分は、実際の東山の発言の趣旨とは異なって放送されており、本番組の放送後、東山に対して『誹謗中傷を助長している』などといった誤った批判が数多くなされている状況にあります」と現状を説明。 「本番組の放送後、本年4月10日、本番組の制作担当者であるMobeen Azhar氏及びMegumi Inman氏が日本外国特派員協会での記者会見(以下『本記者会見』といいます。)を行いましたが、本番組の取材の一環で両氏に面談した被害者の方々(以下『当該被害者』といいます。)に関する両氏の発言により、当該被害者は誹謗中傷に晒される状況に陥っており、当該被害者の人権が侵害されたものと言わ
ジャニーズ事務所は31日、ジャニー喜多川前社長(享年87)の性加害問題をめぐり、8月29日に会見した「外部専門家による再発防止特別チーム」からの提言を受け、7日に都内で記者会見を開くと発表した。被害者へのケアとともに、新社長を含めた新体制を発表するとみられる。 【写真】イノッチの妻・瀬戸朝香、45歳最新ショットを公開「ますます美しく」 「外部専門家による再発防止特別チーム」の会見では、1950年代から2010年代まで、長期間にわたってジャニー喜多川氏による性加害を認定。再発防止策として、藤島ジュリー景子社長(57)の辞任などを提言していた。この日、同事務所は「今後の対応」について、7日の会見で明らかにするとした。 会見の登壇者や内容の詳細などは明らかにされていないが、同チームが「性加害が事実であったことを組織として認め、謝罪と救済なくして、今後のジャニーズ事務所はあり得ない」と言及したよう
やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 ジャニーズ事務所が、創業者である故・ジャニー喜多川氏の性加害問題について記者会見を開いた。筆者は、ジャニーズ事務所の対応や会見の発表内容について、「最適解」
ジャニーズ事務所による会見が7日に行われ、4日付で社長を辞任したことを発表した藤島ジュリー景子氏(57)と、新社長に就任した東山紀之(57)、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦(47)、木目田裕弁護士が出席した。 ジュリー氏は「ジャニーズ事務所といたしましても、私自身といたしましても、ジャニー喜多川に性加害があったと認識しております」と、故・ジャニー喜多川前社長の性加害を認めた。さらに社長業に専念するため、東山が年内をもってタレント業を引退すること、被害者の早期救済のためにジュリー氏が100%株式を保有し続けて「ジャニーズ事務所」の屋号を現状変えない方針であること、被害者救済にはジュリー氏が中心となり行っていくことなどが伝えられた。 【写真】この記事の関連写真を見る(17枚) 新社長に就任した東山に対しては、一部で報じられている過去の後輩Jr.に対してのパワハラ・セクハラ行為などに対し、
ジャニーズ事務所の新社長に就任した東山紀之(56)は、故ジャニー喜多川氏による“性加害”について、「噂は知っていましたが、恥ずかしながら何も出来ず、何の行動もしてこなかった。私自身被害を受けたことはなく、性被害の現場に立ち会ったこともなく、先輩からも後輩からも相談はなかった」と、額にうっすらと汗をにじませながら語った。その言葉は筆者がこれまで取材してきたジャニーズ事務所関係者たちの証言とは明らかに食い違っており、もはや東山の言葉には何の説得力も信憑性も感じられなくなった。 元シブがき隊・本木雅弘はなぜ潰されなかった? 奥山和由氏が明かしたメリー氏の「圧力」 そんな東山と筆者が初めて取材現場で相対したのは今から30年くらい前のこと。東山がNHK大河ドラマ「琉球の風」で26歳にして主演を務めた勢いのある頃だった。当時、東山は舞台で共演し急接近した超人気女優Aと“同棲状態”にあり、芸能関係者たち
タレントのデヴィ夫人が18日、自身のツイッターを更新し、創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題で揺れるジャニーズ事務所に言及した。 この日ツイッターで「私はジャニー氏をよく知っている」と切り出したデヴィ夫人は「ジャン・コクトーがジャン・マレーを愛したように、そのような特別な世界、関係性というものはある。ジャニー氏は半世紀に渡って日本の芸能界を牽引し、スターを育て、その非凡な才覚で何億何千万という人々を楽しませ、夢中にさせてきた。昨今の流れは偉大なジャニー氏の慰霊に対する冒涜、日本の恥である」と指摘。ジャニー喜多川氏による性加害問題を、国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会が調査するまでに発展した流れを疑問視する。 さらに「ジャニー氏が亡くなってから、我も我もと被害を訴える人が出てきた。死人に鞭打ちではないか。本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに訴えない」と怒りをあらわにする。 「東
ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(57)が退任し、少年隊の東山紀之(56)が新社長に就任することが6日、分かった。ジャニー喜多川前社長の性加害問題を調査していた外部専門家による「再発防止特別チーム」が、ジュリー氏の退任を提言していた。東山新社長はきょう7日に会見を行い、新体制や今後の対応を発表。焦点のひとつだった「ジャニーズ事務所」の名称変更は行わず改革に取り組む。 東山はきょう7日午後2時から会見。1962年の創業以来、ジャニーズ事務所の社長が会見を行うのは初めて。タレント活動からは身を引き、社長業に専念することを表明するとみられる。事務所の新体制も発表。会見には、ジャニーズJr.の育成などを手掛ける「ジャニーズアイランド」の社長で、事務所副社長に就任するとの情報がある井ノ原快彦(47)らが参加する可能性がある。ジュリー氏の登壇については当日の体調などをみての判断になる。ほかに性加
ジャニーズ事務所が10月2日の記者会見で、一部の記者を「指名『NG』記者」などとしてリストアップし、質問で当てないようにする会見不正をおこなっていた問題で、ジャーナリスト有志が6日午後7時すぎ、同事務所に対して、公開質問状をメールで送付した。ジャーナリスト有志は、NGリストに挙げられているとされる6人のうち、ジャーナリストの佐藤章氏、作家の本間龍氏、ジャーナリストの松谷創一郎氏、ジャーナリストの望月衣塑子氏、Arc Times 編集長の尾形聡彦の5人。ジャニーズ事務所に対して、東山紀之・代表取締役社長らが、「やり直しの記者会見を直ちに行う」「白波瀬傑氏をやり直し会見に参加させる」などの5項目を求めている。回答期限は、連休明けの10月10日(火)の午後3時に設定している。 Johnny & Associates Arc Times 編集部 / Arc Times editorial staf
《メリー氏にもかわいがられた》を良いエピソードとして語ったり、《時にスキを見せる人間らしさや謙虚な一面の方が武器になる》と褒め倒したりする。 東山紀之ジャニーズ新社長の“暗部と恥部”…元Jr.が衝撃証言「僕のソーセージを食え!と命令された」 スポーツ紙の"ジャニーズ観"は今も変わらず、"忖度報道"はいまだに続いている。今までジャニーズ事務所に不利な情報をほぼ報じなかったスポーツ紙も、最近は踏み込んで書いているように見えるが、その実態は……。 9月7日の記者会見では故・ジャニー喜多川氏による性加害だけでなく、社長就任が発表された東山紀之(56)のハラスメント疑惑についても質問が飛んだ。当初は「直接指摘を受けたことはありません。ただ誤解を招くようなことはあったかもしれません」と話していた。 しかし、過去の暴露本の記述をもとに「(合宿所で)パンツがない方に『自分のパンツを履け』と言ったり、電気ア
イメージを刷新するには“最も不適格な男”なのかもしれない――。 ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題。これまで同社の東山紀之新社長は性加害の存在について9月7日の会見では 【秘蔵写真】貴重すぎる……東山紀之と木村佳乃 絵になりすぎる“ラブラブ”ツーショット姿 「噂としてはもちろん聞いておりました」 「私自身は被害を受けたことはなく、受けている現場に立ち会ったこともなく、先輩たちからも後輩たちからも相談もなかった。自ら行動をするということはできずにきました。その反省をこめて今後は代表をしていきたいと考えています」 と回答していた。 しかしこの東山の主張を真っ向から否定する証言が出てきた。 10月7日に放送された『報道特集』(TBS系)では元ジャニーズJr.の男性を取材し、東山が性加害に対して知っていたかということについて 「噂レベルなんてことは絶対ない」 と断言。さらに
〈〈独占〉東山紀之(56)がジャニーズ事務所の新社長に決定! かつては藤島ジュリー景子氏(57)と交際の噂も…〉 から続く 【画像】ジュニアへの性加害を繰り返していた若かりし頃のジャニー氏 ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(57)が社長退任後、役員として残留する方向で調整していることが 「週刊文春」 の取材でわかった。ジャニーズ事務所関係者が明らかにした。 ジュリー氏の後任として、新社長に東山紀之(56)が就任することは、 「週刊文春」 がすでに報道。9月7日にはジャニーズ事務所は記者会見を行うが、東山が新社長として出席し、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題に対する今後の取り組みについて説明すると見られる。 性加害問題を巡っては、事務所から調査を委託されていた再発防止特別チームが8月29日に記者会見を行い、調査報告書の内容を発表した。ジュリー社長については会見で「ジャニー氏の性加害がこ
ジャニーズ事務所の所属タレントをテレビなどのCMに起用する企業が、ここにきて次々に契約見送りを打ち出している。創業者で2019年に死去したジャニー喜多川氏による性加害が社会問題化し始めたのは3月。ただ、大半の企業はその後も静観し続けていた。共同通信が7~8月、国内主要企業114社に景気動向を尋ねるアンケートを実施し、その中でジャニーズに関する設問も入れたが、その時点では正面から答えない消極姿勢が目立っていた。 潮目が変わったのは9月7日。藤島ジュリー景子社長が辞任し、後任にタレントだった東山紀之氏が就いたと発表した記者会見からだ。何が企業の〝逆鱗〟に触れたのか。(共同通信経済部) 【※この記事は、記者が音声でも解説しています。共同通信Podcast「きくリポ」を各種ポッドキャストアプリで検索してください→変わった潮目、ジャニーズはCMから消える? 】 ▽回答110社と回答ゼロ まず、共同通
「故喜多川氏と完全に決別する決意を示すため、社名を10月17日付けでスマイルアップと変更していきます」 10月2日、東山紀之は会見でそう述べていた。その言葉のとおり、ジャニーズ事務所は17日に社名が『SMILE-UP.(スマイルアップ)』に変更され、午前0時に公式サイトも切り替わった。 しかし、変更直後からさっそく批判が殺到している。 「いろいろとツッコミどころがありすぎる新サイトなのですが、やはりいちばんはサイトのトップに“笑顔と感動の輪を、世界に”と大きく掲げていることでしょう」(芸能プロ関係者) スマイルアップの公式サイトには“笑顔と感動の輪を、世界に”という文言とその英語訳が掲げられる。そしてその背景には、大きなステージで踊る男性、それに向かってペンライトを振る客、巨大スクリーン、花火や噴水が上がる大規模ホールでのコンサート風景を思わせる映像が流れる。 映像はまさに“これまでのジャ
ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(57)が社長退任後、役員として残留する方向で調整していることが「週刊文春」の取材でわかった。ジャニーズ事務所関係者が明らかにした。 ジュリー氏の後任として、新社長に東山紀之(56)が就任することは、「週刊文春」がすでに報道。9月7日にはジャニーズ事務所は記者会見を行うが、東山が新社長として出席し、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題に対する今後の取り組みについて説明すると見られる。 ジャニー喜多川氏の性加害について動画で謝罪をした藤島ジュリー景子社長 性加害問題を巡っては、事務所から調査を委託されていた再発防止特別チームが8月29日に記者会見を行い、調査報告書の内容を発表した。ジュリー社長については会見で「ジャニー氏の性加害がこんなに長期間にわたって継続したのは、同族経営の問題があった」「再出発については、ジュリー氏ではガバナンスについて解消できない」と
「SMILE―UP.(スマイルアップ、旧ジャニーズ事務所)」は28日、創業者のジャニー喜多川元社長(令和元年死去)による性加害問題を巡り、旧事務所のスタッフ2人もタレントに性加害をしていたと公式サイトで公表した。英BBC放送が、スマイルアップの東山紀之社長のインタビュー動画などを配信したことを受けた。 同社によると、2人はすでに退社している。うち1人は東山社長の元マネジャーだった。スマイルアップは「当該スタッフについては、昨年9月までに関係法令および就業規則等に従って厳正に対処した」としている。 英BBCが同日、配信した、東山社長に2月に行った単独インタビューのダイジェスト版動画によると、性加害をしていたスタッフについて、東山社長は「僕がいま聞いているのは2人」と説明。警察への情報提供について「当事者の人たちが刑事告訴をしたら、僕らとしては全面的に協力する」などと述べた。
ジャニーズ事務所の創業者で元社長のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題をめぐり、新社長に就任した東山紀之(56)が社名変更を決断し、10月2日に会見を開いて新社名を発表する方向で最終調整していることが20日、分かった。新社長としては7日の会見以来2度目の公の場で、100%保有する前社長の藤島ジュリー景子氏(57)の株式の取り扱いなどについても言及する。 【写真】東山紀之新社長の最新ショット 東山が、再び社長として公の場に姿を現し、新社名を自ら発表する。 7日の会見で、東山は社名変更について「(変更せずに)頑張っていくべき」「変更を検討する」などと、コメントが一貫性に欠けていたが、関係者によると、会見後に再度世論の動向や被害者の心情に寄り添うことなどを踏まえた結果、変更を決断した。新社名については、来月2日の新体制発表までに決める方向で話が進んでいる。「ジャニーズ」の名前を冠し
ジャニーズ事務所が19日、公式サイトを更新し、創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題を受け、社名変更を示唆した。この日、取締役会を開き会社運営の大きな方向性に関わる検討を行い、方針を確認したと報告した。 【イラスト】ジャニーズ創業者一族の家系図 サイトでは「今後の会社運営に関するご報告」と題し、新社長東山紀之(56)の署名で「皆さまのご意見、ご批判を真摯に受け止め、今後の弊社の在り方について検討を重ねて参りました」とした。「本日、弊社取締役会を開催し、藤島が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と記した。 「今後、法務や税務その他の論点を精査する所存です。そして改めて、10月2日には、その進捗内容を具体的にご報告させていただきた
故ジャニー喜多川氏による性加害問題に揺れるジャニーズ事務所が7日、初となる記者会見を都内で行い、社長の藤島ジュリー景子氏が辞任。新社長に就任した東山紀之が今後の経営方針について説明を行った。 そんななか、マイクを握ったのが東京新聞記者でユーチューブチャンネル「Arc Times」の望月衣塑子氏。一部メディアが報じた東山の〝ハラスメント疑惑〟について、次のように問い詰めた。 「特に東山さん。ご自身のセクハラ・パワハラ問題に関連して、2005年の『スマップ、そして全てのジャニーズタレントへ』で元ジュニアが書かれた本です。そこに書かれていた、パンツがない方に『自分のパンツを履け』と言ったり、電気アンマをしたり…。私もショックでしたけどジュニアを前に、ご自身の陰部を晒し『俺のソーセージを食え』って見出し取られてますよね?」 この日の会見はテレビ東京をのぞくNHK、民放キー局が生中継。まさか「陰部」
セクハラが問題視され、クビ同然で事務所を退職 「Z氏は約30年在籍したベテラン男性マネジャー。入社前は、光GENJIの大沢樹生の追っかけをやっていた。入社してからは少年隊、Ⅴ6などを担当し、最近は坂本昌行、岡本圭人、屋良朝幸など、舞台で活躍するタレントのチーフマネを務めていました」(同前) Z氏を特に可愛がっていたのが、東山だった。 「東山担当として10年は付いていたはず。東山さんは細かくてスタッフに厳しい人なんですが、Z氏のことは“アウチ”と呼んで可愛がっていた。顔立ち、身なりも整っていて、言葉遣いも柔和な人です」(同前) Z氏に何があったのか。 「彼のセクハラが問題視され、クビ同然で事務所を去りました。被害者は、男性タレントだと聞いています。事務所がZ氏に確認すると、事実関係を認めたそうです」(同前) ©文藝春秋 6月8日発売の「週刊文春」では、ジャニーズ事務所のマネジャーが未成年のジ
9月7日午後2時、ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐって会見を行われ、代表取締役社長(辞任を発表)の藤島ジュリー景子氏、そして新社長となる東山紀之、『ジャニーズアイランド』社長の井ノ原快彦が会見に臨んだ。 ジャニー喜多川氏の性加害問題があったと認めたうえで謝罪。今後は被害者への救済や補償をしていくことなども話した。4時間以上にも及んだ会見では記者による“突っ込んだ”質問も多数投げかけられた。 退所したタレントたちの活動の場を制限するようなテレビ局への圧力を今後はかけないか、といった質問や、新社長となる東山への「過去に後輩にハラスメントをしたことがあるか」といった厳しい問いかけなど、これまでのジャニーズ事務所の“闇”ともとれる部分に切り込んでいくさまがネットでも大きな話題になった。 莫大な遺産を受け取ったのは本当か そのなかで東山に対し、このような質問が投げかけられ、ネットがざわついた瞬
東山紀之が降板の「サンデーLIVE!!」、「ジャニーズ事務所会見」を報道せず…野上慎平アナ「いろいろありましたけれども…最後までご視聴ありがとうございました」 俳優の東山紀之が降板したテレビ朝日系「サンデーLIVE!!」(日曜・午前5時50分)は10日、7日に都内で行われた「ジャニーズ事務所」会見を報じなかった。 ジャニーズ事務所の創業者で元社長のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題で、同事務所は7日に都内で会見を行い、喜多川氏の「性加害」を認め謝罪した。 また藤島ジュリー景子氏が5日付で社長を辞任し後任社長には所属タレントの東山が就任し、年内で芸能活動から引退することを発表した。会見で2017年10月の番組スタートから東山が司会を務めてきた同番組について3日の放送をもって降板したことを公表していた。 この日、番組冒頭で代役を務めた同局の野上慎平アナウンサーは「みなさまもご存
ジャニーズ事務所が創業者のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害を認めた記者会見で、東山紀之・新社長が「性加害はうわさとしては聞いていた」と発言したことを、被害者であるジャニーズJr.(ジュニア)の元メンバーが疑問視している。被害に遭った時に東山氏が近くにいたことなどを本紙に証言し、「ジャニー氏が自分を襲おうとしていたのは知っていたはずだ」と憤る。(望月衣塑子) 「思わずテレビの画面に向かって『うそやろ! うそつくな!』と叫んでしまった。トップがああやって違うことを話してしまうと、もう誰も本当のことなど言えませんよね」。今月7日の会見で出た東山氏の「うわさ」発言に、元ジュニアの50代の男性は怒った。
10月3日、元テレビ朝日社員の玉川徹氏が、同局系『羽鳥慎一モーニングショー』に出演。故・ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が今後の会社運営などについて都内で会見を開いたことに、自身の見解を示した。 【写真】サングラスをしていない「故・ジャニー喜多川氏」 9月7日の会見では、「ジャニーズ事務所」の名称を変えない姿勢だったが、10月2日の会見では、17日付で社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更し、被害者救済や補償に特化し、補償が終わり次第、廃業。新たなエージェント会社を1カ月以内に立ち上げ、東山紀之を社長、井ノ原快彦を副社長とする方針を示した。社名はファンクラブからの公募で決定し、タレントやグループとエージェント契約を結び活動をサポートしていくとした。 玉川氏はまず、ジャニーズ事務所が社名を変更することに言及。 「被害者との向き合いという部分だけではなく
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