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江國香織 エッセイの検索結果1 - 40 件 / 95件

  • 本好きが選んだ新潮文庫の160冊

    好きな本を持ち寄って、まったりアツく語り合うスゴ本オフ。今回のテーマは「新潮文庫」。ジャンル不問・冊数未定でありながら、やってみるとむつかしい。 なぜと問うなら、自分の書棚と脳裏を浚ってみるといい。文芸、海外、歴史、冒険、SF、純文、対談、ミステリー、ファンタジー、ドキュメンタリー、エッセイ、記憶から積山から、懐かしの一冊から流行りの新刊まで、いくらでも出てくるから。ありすぎて選べないのだ。 それでもムリヤリ選んだのが、「この新潮文庫がスゴい!(徹夜小説編)」。これは「新潮文庫」+「寝食忘れる徹夜本」という組み合わせで厳選したもの。そして、人力検索はてなで質問したのが、「『この新潮文庫がスゴい!』という、あなたのオススメを教えてください」になる。わたしの偏見「理系のはてな」を跳ね返す文理入り乱れの怒涛のラインナップが揃った。 そして、実際にみんなで語り合ったのがスゴ本オフ。新潮文庫の良さ(

      本好きが選んだ新潮文庫の160冊
    • 雑記:海外文学おすすめ作家ベスト100(2014年版) - Riche Amateur

      2011年を最後に更新していなかった、いわゆる「好きな作家ベスト100」を掲載する。公開した途端に後悔する、という、あれである。名前が「好きな作家ベスト100」でなくなったのは、「好きな」というのと「ベスト」というのが、同じことを意味していることに気づいたからだ(遅い)。「おすすめ」と銘打ってはいるものの、玄人ぶるつもりはないが、だれが読んでもおもしろいというような作家ばかりではない。また、例年どおり、順位はそのときの気分次第なので、あまり深く考えないでいただきたい。1位から20位くらいまでは全員1位、20位から50位くらいまでは全員2位、50位以下は全員3位という感覚だ。 以前は1位から順に発表という、緊張感もなにもないリストだったのだが、今回はこの「はてなブログ」に引っ越してからの初めての公開ということで、「見出し」機能を大いに駆使し、緊張感抜群の形式を実現した(※個人の感想です)。5

      • 作家・角田光代さんに「読書は人生に必要か」を尋ねたら|三砂慶明『読書を考える旅』第1回|光文社新書

        本の声をきく、物語のはじまり「おすすめの本を教えてください。」 「本を読みたいけど、なかなか読む時間が作れません。」 「昔は本を読んでいたけど、最近は集中力が落ちて、だんだんと読めなくなってしまって。他の人はどうやって読んでるんですか?」 「カフェや電車で本を読んでいる人に憧れます。私もスマホじゃなくて、かっこよく本が読める人になりたい。」 「小説を読んで、感動とか、癒 いやされたりしたことないけど、これって私だけの話ですか? ほかの人からも似たようなことを聞くことありますか?」 「今月、二十ページ、本が読めました。めっちゃ嬉しい。もっと読みたい。本を最後まで読み切ったことがないのですが、私に読める本ありますか?」 これらの言葉は、私が働いている書店や担当している創作講座、定期的に開催しているイベントや読書会で聞いた、本を読む人たちの声の一部です。 私は書店で働きながら、「読書室」という屋

          作家・角田光代さんに「読書は人生に必要か」を尋ねたら|三砂慶明『読書を考える旅』第1回|光文社新書
        • 文章が凄い小説教えて:哲学ニュースnwk

          1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 19:50:05.04 ID:kxIo6vYU0 読みやすい、美しい、尖ってる、何でもいいからとにかく凄い!って文章の小説教えて 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 19:50:35.79 ID:XnA6o7P80 山田悠介全般 18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 19:58:51.55 ID:Q4sXQwNc0 >>3 うん、あれはすごいな 山田流秘奥義~『仏壇返し』 「ましてや数分間で全てを思い出す事は全く不可能だった。翼は思い出す。」 山田流秘奥義~『涅槃』 「しかし、翼の心境が大きく変化したのは彷徨い続けてから、その直後であった。」 山田流秘奥義~『運命』 「大介があまりに耳を疑う発言をした瞬

          • 純文学に関する雑感

            純文学に関する雑感。 # 純文学とは 純文学は芸術の一種なので新規性が必要。逆に新規性がある小説作品を純文学という。 純文学における新規性とは、主に作品で取り扱う題材の新しさと表現の新しさ、そして作品に通底する美意識の新しさ。それらの新しさを開拓することにより文学で表現できる領域を拡大する作品を純文学と呼ぶ。 とはいえ個々の作品についてそれが純文学かどうかをきちんと判断するのには時間がかかるので、純文誌(文學界、新潮、群像、すばる)によく掲載される作家の小説が純文学と呼ばれる傾向がある。 # 純文学というジャンルについての現在の課題 市場規模が小さいことが最大の課題。平たく言えば食っていけないので担い手がおらず、ジャンルの魅力自体が縮小している。 村上春樹以外の存命の純文学作家は? と尋ねられても普通の人はなかなか答えられない。 過去の一時期においては小説新聞や文芸ジャンル以外の雑誌、たと

              純文学に関する雑感
            • ”はやく人間になりたい”と思ってた

              窮鼠、ねこをはんでごめんな!噛むよな!これまで、ずーーーっとはんでた。 さておき、先週末、tofubeatsのライブの前売りを買った。 ライブに行くのなんて、本当に久しぶりで、ちょいビビってる。 まぁ、これで取り敢えず、秋までは大丈夫。 あれを書いた時点で、俺はまだ境界線上にいると思ってたけど、 よくよく考えたら両親は捨て置けないだとか、 色んなアルバムやら、映画がすげぇ楽しみだとか、tofu見にいく約束だとか。 そういう事が続く限りは、もう、だいそれた事なんて、できっこないとわかった。 油断はしないし、悲しいことをしないよう努力し続けるよ。 だから俺が無敵の人ってのは、もう正しくなかった。指摘してくれた人ありがとう。 改めて、今、身の回りにあるもの豊かさに気づいた。 正しくは、引きこもり歴すげー長くて、発達障害のおっさん夜間大学生だわ。 昔は、毎朝シャワー浴びながら、黒歴史こすり倒して

                ”はやく人間になりたい”と思ってた
              • イタリアで日本文学ブーム、人気はエンタメ小説 背景にあの70年代アニメの存在

                左から『たまさか人形堂物語』(津原泰水、Edizioni Lindau)、『Lo scudo dell'illusione』(マッシモ・スマレ編、Atmosphere Libri[邦訳なし])、『お伽草子』(太宰治、Atmosphere Libri) <日本とイタリアには、文学や漫画・アニメを通じた40年以上の交流の歴史がある。イタリア人読者は日本文学の中に何を探すのか──現地在住「グレンダイザー世代」の翻訳家に聞いたイタリアにおける現代日本文学事情> ここのところ、日本の作家の欧米での紹介が進んでいる。昨年11月に柳美里『JR上野駅公園口』(『TOKYO UENO STATION』)が、アメリカでもっとも権威がある文学賞のひとつである全米図書賞を受賞したのは記憶に新しい。受賞直後から日本でも大きな反響があり、日販調べによると2021年上半期で"いちばん売れた文庫"となった。出版不況が言わ

                  イタリアで日本文学ブーム、人気はエンタメ小説 背景にあの70年代アニメの存在
                • 結婚して良かった100のこと(4)【理想とはちがってもいいんだよね】 - 心を楽に、シンプルライフ

                  結婚して良かった100のこと、その4です! こんにちは。「心を楽に、シンプルライフ」です。 理想と現実、いろんなことにおいて違いがありますよね。 私は結婚に対して、そこまで憧れはなかったつもりでした。でも、やっぱり、ね。笑。 いったいどこから作られたのか「結婚生活にイメージを持っていた」ようです。 さて今日は、結婚して良かった100のこと、その4のお話(マンガ&エッセイ)です! 前回までのお話はこちら。 その1……病気になったらどうしよう?と不安な時 その2……直感を信じるおんな、慎重に行動するおとこ その3……愛はすぐに育たない。ゆっくり時間がかかるもの 「理想とはちがってもいいんだよね」 (※夫→メロン、私→ミカン) それは、子どももいない新婚ホヤホヤの頃のことでした。 私は結婚するまで、当たり前ですがひとりで寝ていました。 なので、夫と一緒に寝るようになって、それになかなか慣れなくて

                    結婚して良かった100のこと(4)【理想とはちがってもいいんだよね】 - 心を楽に、シンプルライフ
                  • 読書が好きなやつちょっときてくれ 小説に限らずだ : 哲学ニュースnwk

                    2013年10月17日19:30 読書が好きなやつちょっときてくれ 小説に限らずだ Tweet 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/15(火) 21:16:58.22 ID:dtFyo64N0 今読んでる本とか好きな本とか おすすめの本とか教えてくれ 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/15(火) 21:18:04.73 ID:QNfz9xje0 不道徳教育講座 綾辻行人すき 119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/15(火) 21:50:32.92 ID:LIGcIFxY0 >>5 三島か。意外にまじめすぎて面白いよな。 じゅっかくかん? 139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/15(火) 21:56:26.70 ID:QNfz9xje0 >>119 今まで三島

                      読書が好きなやつちょっときてくれ 小説に限らずだ : 哲学ニュースnwk
                    • 2016上半期に読んだ本からオススメ12冊をご紹介! - きまやのきまま屋

                      2016年の上半期に読んだ本たち 今年は1月〜6月の間に、113冊ほど読んでました!漫画とコミックエッセイ除く。なかなかよいペースで楽しく読めてます。 この中に西尾維新「悲鳴伝」シリーズが入っていることを考えると、けっこうな文字数読んでます。いやあれ長すぎだから。全冊500ページ越えてるって。 さて、その読んだ本の中からオススメ本を挙げていきます!なんとなくキリよく、12冊選んでみました。 なるべく新刊、フィクション多め! フィクション 異類婚姻譚 異類婚姻譚 作者: 本谷有希子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/01/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (9件) を見る 本谷さんは私は『あの子の考えることは変 (講談社文庫)』みたいなメンヘラものか『グ、ア、ム (新潮文庫)』みたいなコメディが好きなんだけど、ここ数冊はけっこう文学してますね。 夫婦モノとして読ん

                        2016上半期に読んだ本からオススメ12冊をご紹介! - きまやのきまま屋
                      • 趣味は「読書」

                        2023年7月24日 森村誠一さんがお亡くなりになりました。 2023年7月11日 ミラン・クンデラさんがお亡くなりになりました。 2023年6月9日 平岩弓枝さんがお亡くなりになりました。 2023年6月13日 コーマック・マッカーシーさんがお亡くなりになりました。 2023年5月4日 原尞さんがお亡くなりになりました。 2023年4月5日 畑正憲さんがお亡くなりになりました。 2023年4月6日 富岡多恵子さんがお亡くなりになりました。 2023年3月3日 大江健三郎さんがお亡くなりになりました。 2023年1月11日 鏑木蓮さんがお亡くなりになりました。 2023年1月27日 永井路子さんがお亡くなりになりました。 2023年1月12日 加賀乙彦さんがお亡くなりになりました。 2022年9月26日 佐野眞一さんがお亡くなりになりました。 2022年3月30日 宮崎学さんがお亡くなりに

                        • 本好きな恋人を持つ人のスレ : ライフハックちゃんねる弐式

                          2010年10月26日 本好きな恋人を持つ人のスレ Tweet 0コメント |2010年10月26日 00:19|恋愛・結婚|Editタグ :恋人趣味小説 http://love4.2ch.net/test/read.cgi/ex/1137852035/ 1 :恋人は名無しさん:06/01/21 23:00 ID:? 恋人が読書好きな人が集まるスレです。 そんな恋人との付き合い方や、デートのことなど何でも話していきましょう。 当ブログサイトはアフィリエイト広告、バナー広告を利用しています。 11 :恋人は名無しさん:06/01/22 00:30 ID:? 彼の本読みのせいで会話を成立させるため日本を読むようになった 明治文学からあらかた読んだ… 今は塩野七生読んでいますチェーザレ・ボルジアとか まあなんか彼色に染まっていくのはむしろ快感なのですが デートが図書館かカフェ(半日読書)とかで困

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                          • 小説家になるにはどうしたらいいんだろうか : 妹はVIPPER

                            1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/27(金) 23:43:03.32 ID:TysPkDnl0 応募する人とかはどうやって情報を収集してるの? 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/27(金) 23:43:46.41 ID:jh1gt22t0 文芸誌&公募ガイド&登竜門(ホムペ) 小説3000冊ぐらい読んだけど、公募の1次すら通らんかったwwwww プロの小説家だけど質問ある? 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/27(金) 23:44:03.46 ID:JfnOpE/z0 ジャンルは? 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/27(金) 23:47:40.81 ID:TysPkDnl0 >>5 エンタメ寄りの純文 ホラーも書きたい 6:以下、名無しにかわりましてVI

                              小説家になるにはどうしたらいいんだろうか : 妹はVIPPER
                            • 犬好きのための海外文学 22冊 - トーキョーブックガール

                              犬の数だけ文学が生まれる。 とはいえ、猫に比べると主役扱いされていることは少ない気がするのはどうしてだろう。犬好きの作家より猫好きの作家の方が多い気がするのはなぜだろう。 犬好きさんのために、「犬が登場する海外文学」をまとめてみた。 *あくまで犬好きのため、なので『夜中に犬に起こった奇妙な事件』など犬が虐待されたり殺されたりする作品は省いています(『夜中に〜』は素晴らしい作品です)。 『ダーシェンカ』カレル・チャペック 『ティンブクトゥ』ポール・オースター 『夜のみだらな鳥』ホセ・ドノソ 『クリスマスの思い出』トルーマン・カポーティ 『10月はたそがれの国(使者)』レイ・ブラッドベリ 『黄色い雨』フリオ・リャマサーレス 『燃える平原(犬の声は聞こえんか)』フアン・ルルフォ 『おやすみ、リリー』スティーヴン・ローリー 『ガルヴェイアスの犬』ジョゼ・ルイス・ペイショット 『犬の心臓』ミハイル・

                                犬好きのための海外文学 22冊 - トーキョーブックガール
                              • 〜さらば、愛しの娘

                                2003年度一橋大学社会学部学士論文(加藤哲郎ゼミナール)           ~さらば、愛しき娘。たちよ~                       前田 健太郎                         (写真):モーニング娘。 上段左から、飯田圭織・小川麻琴・紺野あさ美 辻希美・矢口真里・新垣里沙・吉澤ひとみ 田中れいな・藤本美貴・道重さゆみ・亀井絵里 加護亜依・高橋愛・石川梨華・安倍なつみ             この作品を、モーニング娘。ならびにアイドルをこよなく愛する多くの方々に捧げる。           目次   ~序章~ 「青春を謳歌する諸君に告ぐ」…4   青のキヲク/私が生きてきた「道」/I WISH    ~第一章~ 時代の寵児…9 母なること

                                • 無題のドキュメント 新  潮  文  庫  で  お  勧  め  教  え  ろ

                                  無題のドキュメントとは ブックマークして頂けると光栄です。 「管理人にまとめさせたいスレ」 を募集しています。 面白いスレがあったら、そのスレの URLを教えて下さい! メールフォームはこちら TOP絵も募集中です! 今までに頂いた絵←多謝!! ダウンタウン松本の迷言 バスケって何で日本では注目度低いの? 近   付   く   ク   リ   ス   マ   ス MacがWindowsに負けたのって右クリなかったから? やる夫がゴミ問題に興味を持つようです 癒されるAA貼ろうぜ あたしニート ツナ缶のうまい食い方教えてくれ 女子アナ画像ください!!!!! 漢字怖すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 2 0 0 8 年 最 も 笑 っ た ス レ タ イ 東大卒無職だがなんか質問ある? スーツ姿の女性の画像が欲しい

                                  • 野田昌宏 - Wikipedia

                                    野田 昌宏(のだ まさひろ、1933年8月18日 - 2008年6月6日)は、日本の小説家、SF作家、翻訳家、宇宙開発評論家、テレビディレクター、プロデューサー、経営者。元日本テレワーク株式会社代表取締役社長(後に相談役)。株式会社ガイナックスの元監査役。 1960年代には主に本名の野田宏一郎(のだ こういちろう)名義を用い、1970年代以降は野田昌宏名義を用いた。また、作詞家としては「山本圭一」の変名も使用した[1]。 経歴[編集] 1933年8月18日、野田健三郎とツヤ子の長男として福岡県で生まれる。1946年、福岡第一師範学校男子部附属国民学校(現在の福岡教育大学附属福岡小学校)を卒業[2]。泰星中学校・高等学校入学。1952年、高校を卒業するが大学受験に失敗。浪人生活をおくる[3]。1954年、地元の古本屋でたまたま、アメリカのSF雑誌「アスタウンデイング・サイエンス・フィクション

                                    • この短編集が好きだ

                                      短編の名手といえば……ポー、チェーホフ、ゴーゴリ、トルストイ、ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、カーヴァー、O.ヘンリー、ダール、ボルヘス、モーム、カポーティ、ラヴクラフト、クリスティ、ブラッドベリ、スタージョン、阿刀田高、安岡章太郎、井伏鱒二、中島敦、村上春樹、梶井基次郎、宮沢賢治、筒井康隆、川端康成、森鴎外、芥川龍之介、大江健三郎、石川淳、車谷長吉、内田百閒、江戸川乱歩、泉鏡花、尾崎翠、横光利一、志賀直哉、太宰治、丸谷才一……思いつくまま並べてみたら、星新一が抜けていたw 最近の好みは、カサーレス、コルタサル、山尾悠子、ジュンパ・ラヒリ、アリステア・マクラウド……と、これまたきりがない。このリストでは不十分だし、わたしが知らない素晴らしい短編は山ほどあるだろう。そんな予感を痛感させてくれた、素晴らしいオフ会でしたな。ご参加の皆さま、お薦めいただいた方々、ありがとうございます。 読みた

                                        この短編集が好きだ
                                      • このカドカワがスゴい!

                                        オススメ本を持ち寄って、まったり熱く語り合うスゴ本オフ。今回のテーマは「角川文庫」。 文庫には、それぞれの色がある。新潮は文芸色、岩波はアカデミック色、早川は海外色といった"ジャンルの強み"を持っている。 ところが、角川は「色」が見当たらない。強みがないというワケではなく、ノージャンルなのだ。純文から翻訳、ラノベからホラーまで、面白ければなんでもアリというスタンス。良く言うなら、エンタメに貪欲、悪く言えば節操がない。ちと古いが、「読んでか見るか、見てから読むか」に象徴されるメディアミックス戦略はアニメやゲームで健在だ。 結果、エンタメ色の強いラインナップとなった。もちろんアカデミックな小論、しっとりエッセイもあるが、全体としては「面白いは正義」になっている。まずは見てくれ、大漁大漁。 ガツンと読めこの物語 「アラビアの夜の種族」古川日出男 「風車祭」池上永一 「シャングリ・ラ」池上永一 「

                                          このカドカワがスゴい!
                                        • 卒業研究で出会った本や装丁が好きな本、そして読書の楽しみを教えてくれたもの。この秋に読みたくなる「人生に影響を与えた1冊」 - 週刊はてなブログ

                                          はてなブログでは、2週間に渡り「人生に影響を与えた1冊」というお題で投稿を募集しました。「本棚の10冊で自分を表現する」というハッシュタグがTwitterで流行し、はてなブログでもこのお題に投稿する方がたくさんいたようです。 「星の王子さま」や「7つの習慣」、「すべてがFになる」などが人気のようでしたが、涼しくなり読書が捗っている方も多いのではないでしょうか。この秋に読みたくなる本が見つかるかもしれないエントリーを14件ピックアップして紹介します。 翻訳した本 はじめて買ってもらった本 稲中は20歳になってから 江國香織 装丁が好きな本 19歳 何度も読み返す一冊 エッセイ 心が軽くなった本 読む姿勢が変わった本 入門書とは何か こち亀で育まれた好奇心 今週のお題は「結婚を決めた理由」です。 翻訳した本 たくと塾長 (id:takutostudy) さんは、卒業研究として原文を翻訳した「華

                                            卒業研究で出会った本や装丁が好きな本、そして読書の楽しみを教えてくれたもの。この秋に読みたくなる「人生に影響を与えた1冊」 - 週刊はてなブログ
                                          • 【連載】長い呪いのあとで小山田圭吾と出会いなおす(4)|「いじめ問題」への囚われのなかで|片岡大右|コロナの時代の想像力|note

                                            新型コロナウイルス感染症やコロナワクチンについては、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。 2021年7月、パンデミック下で、ミュージシャンの小山田圭吾氏をめぐって起きた「インフォデミック」について、片岡大右さんが精緻に分析する全5回の連載。そもそも、わたしたちの社会は、「いじめ」という言葉をどのように用いているのでしょう。昨夏の騒動と以降の認識に影響を及ぼしている「先入観」を問い、複雑で多様な現実に向き合うことを呼びかける、(4)を公開します。(編集部) ※文中敬称略 1  「いじめ紀行」を素直に読むことの難しさ本稿(1)で取り上げた、小山田圭吾ソロデビュー前の『月刊カドカワ』(角川書店)1991年9月号の記事からは、知的障害のあ

                                              【連載】長い呪いのあとで小山田圭吾と出会いなおす(4)|「いじめ問題」への囚われのなかで|片岡大右|コロナの時代の想像力|note
                                            • あったら便利!買い替えの参考にしたい、料理家さん愛用「5つ」のアイテム

                                              編集スタッフ 二本柳 写真 熊崎朋子(2枚目以降) ソワソワする、この季節がやってきた。 空を見上げれば、薄くグレーがかった雲りもよう。顔にあたる風はどこか生温い… 「今年も春がやってきたなあ」と感じます。 寒い冬を乗り越えてやってくるこの季節は、お花見やピクニック… お出かけ欲で気分が高揚する一方、どこかソワソワと落ち着かないのも正直なところ。 それはやっぱり、春が「新生活」という節目の時だからだと思います。 このたびお届けする特集は、そんな新生活にモチベーションを高めてくれる暮らしの道具や習慣について。 「キッチン編」「仕事編」「子育て編」の3話に分けてお届けします。 第1話 新生活にそろえたいキッチン道具 第1話でご紹介するのは、新生活をはじめるにあたってまず始めにそろえたいキッチン道具です。 登場いただくのは、以前手づくりパンレシピを教えてくださった、料理家の熊崎朋子(くまざき と

                                                あったら便利!買い替えの参考にしたい、料理家さん愛用「5つ」のアイテム
                                              • 「阿川佐和子さんのお父さん」の話 - いつか電池がきれるまで

                                                www.asahi.com 作家・阿川弘之さんが2015年8月3日に亡くなられました。 94歳、老衰で、ということで、天寿を全うされたのではないかと拝察しております。 僕にとっての阿川さんは、『山本五十六』『志賀直哉』などの作品はもちろんなのですが、阿川佐和子さんのお父さん、としての印象が強かったのです。 阿川佐和子さんはエッセイや対談などでも、この「作家として大先輩であると同時に、頑固でわがままで、それでいて子煩悩なところもある父親」のことを語っておられました。 「週刊ポスト2005/6/3号」の記事「父と娘の肖像~最終回」(江川紹子・著)より。 (阿川佐和子さんと、そのお父さん・弘之さんのエピソードです。) 初めて仕事として文章を書いた頃、佐和子はまだ両親と同居していた。書き上げた原稿を編集部に届けようとした彼女を、父が呼び止めた。 「編集の方に電話して、三十分遅れると言いなさい」 そ

                                                  「阿川佐和子さんのお父さん」の話 - いつか電池がきれるまで
                                                • ブクマ推奨!新潮社が厳選したオススメ文学作品40選!これだけは読んだほうがいい! - イーアイデム「ジモコロ」

                                                  夏目漱石『こころ』、太宰治『人間失格』、シェイクスピア『ハムレット』、ドストエフスキー『罪と罰』……いつの時代も変わらず人の心を揺さぶる文学作品。125年の歴史を持つ新潮社に、新潮文庫の「初心者でも絶対これだけはおすすめだから読んで欲しい!という作家・作品を聞きました。 こんにちは、コエヌマカズユキです。 僕は読書好きが集まるバーを開いてしまうほど本が好きです。中でも新潮文庫は日本・海外ともに定番がそろっていて、気づけば本棚の多くを新潮文庫が占めている状況…… というわけで今回は― 東京・神楽坂にある新潮社さんにやって来ました! 新潮社といえば、125年以上の歴史を持つ超・老舗出版社。どのような成り立ちなのか、どんな苦労があったのか、そしてオススメの文学作品も教えてもらいましたよ! 今回のあらすじ ・新潮社の歴史 ・新潮文庫累計部数トップ10 ・新潮社が真におすすめする厳選40冊 新潮社の

                                                    ブクマ推奨!新潮社が厳選したオススメ文学作品40選!これだけは読んだほうがいい! - イーアイデム「ジモコロ」
                                                  • 本好きが選んだ新潮文庫の160冊

                                                    好きな本を持ち寄って、まったりアツく語り合うスゴ本オフ。今回のテーマは「新潮文庫」。ジャンル不問・冊数未定でありながら、やってみるとむつかしい。 なぜと問うなら、自分の書棚と脳裏を浚ってみるといい。文芸、海外、歴史、冒険、SF、純文、対談、ミステリー、ファンタジー、ドキュメンタリー、エッセイ、記憶から積山から、懐かしの一冊から流行りの新刊まで、いくらでも出てくるから。ありすぎて選べないのだ。 それでもムリヤリ選んだのが、「この新潮文庫がスゴい!(徹夜小説編)」。これは「新潮文庫」+「寝食忘れる徹夜本」という組み合わせで厳選したもの。そして、人力検索はてなで質問したのが、「『この新潮文庫がスゴい!』という、あなたのオススメを教えてください」になる。わたしの偏見「理系のはてな」を跳ね返す文理入り乱れの怒涛のラインナップが揃った。 そして、実際にみんなで語り合ったのがスゴ本オフ。新潮文庫の良さ(

                                                      本好きが選んだ新潮文庫の160冊
                                                    • 来年度山形なろう講座の講師陣と日程表 - 深町秋生のスーパー横綱日記

                                                      流 作者: 東山彰良出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/05/13メディア: 単行本この商品を含むブログ (115件) を見るマイ・バック・ページ - ある60年代の物語 作者: 川本三郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/11/26メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 66回この商品を含むブログ (55件) を見る 2016年度の「なろう講座」のスケジュールと講師陣が決定しました。 いよいよ20年目に突入という記念すべき年になりましたが、事情があって公式サイトもちょっと更新がストップしております。とくに私が運営に携わっているわけではないのですが、宣伝の意味をこめてこちらで告知しておきます。今年も豪華講師陣です。横綱大関三役クラスがずらりで、序二段のふんどし担ぎが入る余地がありません。 2016年度「×××になろう講座」(敬称略) 4月24日(日)東山彰良(直木賞

                                                        来年度山形なろう講座の講師陣と日程表 - 深町秋生のスーパー横綱日記
                                                      • 2000年代前半のウェブ小説書籍化(後編)|飯田一史|monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。

                                                        「楽園」での高評価を受けて新人賞投稿に至った米澤穂信『氷菓』 自費出版やモバイルサイトの有料課金モデルではないウェブ小説書籍化の動きは、2001年から起こっている。 たとえば米澤穂信『氷菓』が第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞して角川スニーカー文庫内「スニーカー・ミステリ倶楽部」の第1回配本として10月に刊行された。 米澤によれば、この作品は「オンライン小説の評価サイトに投稿したミステリーがほかの作品と比べて桁違いに評価が良かったため、リライトして新人賞に応募」したものだった(「米澤穂信バイオグラフィー&作品紹介」、「ダ・ヴィンチ」2015年9月号、160p)。 「ユリイカ」2007年4月号182pの米澤と滝本竜彦との対談「HTML派宣言!ネットが僕らの揺藍だった」を読むかぎり、この「評価サイト」の名前は「楽園」である。 「楽園」はオンライン小説リンク集のひとつ

                                                          2000年代前半のウェブ小説書籍化(後編)|飯田一史|monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。
                                                        • Riche Amateur

                                                          いまから五年くらい前のこと。ぞっこん惚れこんでいるのに、なにひとつ感想めいたことを書けない、という奇妙な作家と出会った。リチャード・ブローティガンである。『アメリカの鱒釣り』、『芝生の復讐』、『愛のゆくえ』などを読んで、もうとんでもなく好きになってしまったのだが、一冊、いや、一篇あたりの、「気に入る文章含有率」が高すぎて、もうなにも書く気にはなれなかったのだ。このままじゃあいかん、と思っていたとき、こんな詩集があったことを思い出した。薄い詩集なら、相対的に引用したい文章も減るにちがいない。これなら書けるかも、と、初めて思えた。 東京日記―リチャード・ブローティガン詩集 作者: リチャードブローティガン,Richard Brautigan,福間健二 出版社/メーカー: 思潮社 発売日: 1992/08 メディア: 単行本 クリック: 6回 この商品を含むブログ (18件) を見る リチャード

                                                            Riche Amateur
                                                          • 作家・井上光晴とその妻、そして瀬戸内寂聴…長い三角関係の心の綾 井上荒野さん「あちらにいる鬼」|好書好日

                                                            文:瀧井朝世 写真:斉藤順子 井上荒野(いのうえ・あれの)作家 1961年生まれ。89年、「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞。2008年、『切羽へ』で直木賞、16年、『赤へ』で柴田錬三郎賞、18年、『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞。他に『夜をぶっとばせ』『キャベツ炒めに捧ぐ』など著書多数。 ――これまでも小説のなかに、お父さんである作家の井上光晴さんや、彼と恋仲であった作家の瀬戸内寂聴さんを彷彿させる人物が登場していたことはありますが、ここまでご両親や寂聴さんの関係をモデルにしてはっきりと書かれたのは、今回の『あちらにいる鬼』がはじめてですよね。 はい。4年ほど前、母が亡くなって1年くらいたった頃に、編集者からうちの父と母と寂聴さんの関係を書いてみませんか、と提案があって。その時は「無理無理」って言ったんですよ。「そんなスキャンダラスなこと書きたくない」って。それに、うちの

                                                              作家・井上光晴とその妻、そして瀬戸内寂聴…長い三角関係の心の綾 井上荒野さん「あちらにいる鬼」|好書好日
                                                            • 家入レオ - Wikipedia

                                                              家入 レオ(いえいり レオ、英語: LEO IEIRI、1994年12月13日 - )は、日本の女性シンガーソングライター。福岡県久留米市出身。日出高等学校(現・目黒日本大学中学校・高等学校)卒[1]。所属事務所は研音を経て、スリーハンドレッドエンタテインメント。所属レコード会社はJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントで、レーベルはColourful Records。血液型A型[3]。 2012年 2月15日、シングル「サブリナ」でデビュー[4]。 10月24日、1stアルバム「LEO」をリリース。オリコン週間チャートで2週連続2位を獲得。その後もロングヒットを続け、累計15万枚以上のセールスを記録[5]。 12月30日、第54回日本レコード大賞・最優秀新人賞を「Shine」で受賞[6]。 2013年 1月、自身初となる全国ツアー「家入レオ 1st ワンマン Tour 〜LEO〜」を

                                                              • 【連載】もう、個人サイト業界への「新規参入」の時代は終わった(4)〜個人サイトはどこへ行くのか? - 琥珀色の戯言

                                                                不定期ながら、もう少しだけ続きます。 この「個人サイト業界への「新規参入」の時代は終わった」を書いてきて、いろんな反応をいただいた。「面白い」というものもあれば「よくわからない」「あまりに悲観的なのではないか」というものもあったのだけれど、ひとつだけわかったことは「そうかもしれない」「まだ参入の余地はある」と言う人がそれぞれいる一方で、「個人サイトは、これからが成長期なのに!」というリアクションを返してくれた人は、(僕の知る限りでは)ひとりもいなかった、ということだ。もっとも、僕に届いていないだけで、実際に「これから」だと思っている人だっているのだとは思うのだが。 それでも、今、実際にサイトを運営している(あるいは、このテキストにたどり着くくらいには、ネットの辺境に通じている)人間にとっては、「個人サイトバブル」みたいなものは終わっている、という共通認識はあるのではないだろうか。「そんなも

                                                                  【連載】もう、個人サイト業界への「新規参入」の時代は終わった(4)〜個人サイトはどこへ行くのか? - 琥珀色の戯言
                                                                • 波|新潮社

                                                                  「波」はお近くの書店からもご注文できます。 筒井康隆/新潮社とのおつきあい シリーズ第16回 阿川佐和子/やっぱり残るは食欲 第85回 【伊与原 新『藍を継ぐ海』刊行記念特集】 南沢奈央/科学の体温に触れて [エッセイ]伊与原 新/孤島で千二百万年を思う カーソン・マッカラーズ、村上春樹 訳 、山本容子 銅版画『哀しいカフェのバラード』 江國香織/物語がひらかれる 川村元気『私の馬』 高橋源一郎/馬と人と無と 燃え殻『愛と忘却の日々』 松尾スズキ/「俺は傘立てじゃないよ」 水村美苗『大使とその妻(上・下)』 尾崎真理子/失われた日本を求めて 安部公房、近藤一弥 編・デザイン『安部公房写真集―PHOTOWORKS BY KOBO ABE―』 ヤマザキマリ/見る者が抱く心象を突きつける写真 久栖博季『ウミガメを砕く』 星野智幸/自分のアイヌの時間が流れ始める 新田和長『アーティスト伝説―レコー

                                                                    波|新潮社
                                                                  • 【おすすめ】小説・エッセイ・ミステリ・SFなどなど 100選 - 本を読んで社会をのぞき見

                                                                    面白い本に出会うには、どうしたらいいのか? 週末、何か読みたい。んでも何を読んでいいやらわからない・・・。 本屋さんに行く時間がないので、本との出会いがない。 Amazonで検索しても、おすすめされるのは、自分が読んだことのある本に関連のある本なので、どうも似たり寄ったりになる。 友人など周りの人におすすめ本聞くと、面白くなかった時にリアクションに困る。 などなど、何か読みたいけど、なかなか読みたい本が見つからないことがあります。 私の読書量はたかがしれていますので、本好きの方なら「読んだことある!」という本ばかりかもしれませんが、私が読んだ本の中から、勝手におすすめする小説などいろいろ98冊を集めてみました。 ただ並べてもつまらないので、私の主観でランキングにもしています。 私が書いた日記へのリンクも貼っていますので、読んでいただけると嬉しいです! 週末読書家が選んだ オススメ本いろいろ

                                                                      【おすすめ】小説・エッセイ・ミステリ・SFなどなど 100選 - 本を読んで社会をのぞき見
                                                                    • 作家の読書道:第55回 豊島 ミホ

                                                                      『いやいやえん』 中川李枝子(著) 福音館書店 1260円(税込) >> Amazon.co.jp >> 本やタウン 『ちいさいモモちゃん』 松谷みよ子(著) 講談社 1050円(税込) >> Amazon.co.jp >> 本やタウン 『ももいろのきりん』 中川李枝子(著) 福音館書店 1260円(税込) >> Amazon.co.jp >> 本やタウン 『おこりじぞう』 山口 勇子(著) 新日本出版社 1260円(税込) >> Amazon.co.jp >> 本やタウン ――豊島さんは秋田県の出身ですよね。どんな環境で育ったのですか。 豊島ミホ(以下 豊島) : 県境に接する山奥の町で、はっきり言って何もない場所だったんです。 ――どんな子供だったのでしょう。 豊島 : とりあえず、運動系じゃない(笑)。保育園では、その頃って遊ぶことが勉強みたいなところがあって、みんな先生と一

                                                                      • タマキのナンヤラカンヤラ 玉木正之公式WEBサイト『カメラータ・ディ・タマキ』

                                                                        5月2日(火) 世の中はゴールデンウィークの中休み。ベッドのなかの読書は筑摩書房の月刊誌『ちくま』5月号。蓮實重彦氏のエッセイ『「科学技術」という言葉を耳にしたらおよそいい加減な話だと確信して黙って聞き流せばよい』は面白かった。「科学Science」と「技術Technology」はまったく別物なんですね。Scienceは究極の真理を追究するけれどTechnologyは様々な理由(金銭や政治等々)で妥協する行為なんですね。斉藤美奈子氏の連載『世の中ラボ156「異次元の少子化対策」は有効なのか』も鋭かった。社会学者赤川学氏の『これが答えだ!少子化問題』(ちくま新書)を取りあげて《赤川は〈福祉支援・経済対策を少子化対策の名のもとに行うことを〉やめ〈誰もが等しく幸せに生きられ社会〉を目指すべきだという。人口減少を「国家存亡の危機」だとか少子化対策の「最後のチャンス」だとか煽るのはむしろ逆効果だと(

                                                                        • 憧れの作家、向田邦子の暮らし - 兎徒然

                                                                          向田邦子作品との出会いは、教科書であった。国語の教科書は、私にとっては単純に『読み物』であったので、春には全部読んでしまっていた。(もちろん授業中に。ちなみに教科書が終わったら小説を読んでいた。) たいがい教科書にのってる近代作品というのはつまらなくて、さらーっと読み流しておわった。その中で、うん?とひっかかったのが向田邦子の『字の無い葉書』である。 新装版 父の詫び状 (文春文庫) 作者: 向田邦子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2005/08/03 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 79回 この商品を含むブログ (115件) を見る 他にも好きな作家は沢山いるが、それらの作品を思い出すとセンテンスが出てくる。言葉の選び方、文章のリズム、展開の巧みさ。 でも、『字の無い葉書』の内容を思い出そうとすると、まず勢いよくマルだけが書かれた葉書、そして、痩せたおかっぱの妹が梅

                                                                            憧れの作家、向田邦子の暮らし - 兎徒然
                                                                          • 「蜜蜂と遠雷」読書中。 - 兎徒然

                                                                            最近活力が湧かない会長です。 昨日はお休みで二度寝していたらふきちゃんがバタバタして起こしてくれた。 ふきちゃん、朝ごはんだねー、よし!と起きようとしたら、太腿の裏がつる。ふくらはぎと足裏は度々つるんだけど、太腿の攣り、半端ない痛さ( ;∀;) かいちょ!とさわぐふきちゃん… うおおおぉ( ;∀;)いってぇ しばらくのたうちまわっていたら治ったから、ご飯あげれたんだけど、 かいちょ、だいじょぶでし? だいじょぶでしよ…あぁなんか朝一からやる気が失せる…。 蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫) 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2019/04/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫) 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2019/04/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る ピアノコンクールが題材の小説

                                                                              「蜜蜂と遠雷」読書中。 - 兎徒然
                                                                            • 作家の読書道:第55回 豊島 ミホ

                                                                              『いやいやえん』 中川李枝子(著) 福音館書店 1260円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com 『ちいさいモモちゃん』 松谷みよ子(著) 講談社 1050円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com 『ももいろのきりん』 中川李枝子(著) 福音館書店 1260円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com 『おこりじぞう』 山口 勇子(著) 新日本出版社 1260円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com ――豊島さんは秋田県の出身ですよね。どんな環境で育ったのですか。 豊島ミホ(以下 豊島) : 県境に接する山奥の町で、はっきり言って何もない場所だったんです。 ――どんな子供だったのでしょう。 豊島 : とりあえず、運動系じゃない(笑)。保育園では、その頃

                                                                              • アーカイブ:生活の印象1|樋口恭介|note

                                                                                極端な内容・真偽不明の情報でないかご注意ください。ひとつの情報だけで判断せずに、さまざまな媒体のさまざまな情報とあわせて総合的に判断することをおすすめします。 また、この危機に直面した人々をサポートするために、支援団体へのリンクを以下に設置します。 ※非常時のため、すべての関連記事に注意書きを一時的に表示しています。 ■ 本当に自由な思考、自由な執筆のためには、あらゆる意味での読者は不要であり、むしろ害悪であるとすら言える。私には孤独が必要だった。本当は昔から、私はそのことに気づいていたのだが、私はずっと、そのことに気づかないふりをしていた。誰かに嫌われるのが怖かったからだ。それが誰なのかはわからなかったが。 ■ もちろん、いまの私がそう思い込んでいるだけ、そう思い込み、いまの自分を肯定することで、自分の中の何かを守ろうとしているだけ、ということもありうる。 ■ 一人の人間が、その長く苦し

                                                                                  アーカイブ:生活の印象1|樋口恭介|note
                                                                                • 平凡にして非凡なる日常

                                                                                  information spore vol.2 は現在下記の店舗で取り扱われています。WEBでの購入に気後れする方は是非そちらのほうに足を運んでみて下さい。 取り扱い店舗 ・ブックファースト渋谷店 ・パルコブックセンター渋谷店 ・青山ブックセンター 本店 ・青山ブックセンター 六本木店 ・BEAMS JAPAN 1F・6F ・BEAMS TIME 1F ・BEAMS NEWS ・Ray BEAMS 銀座店 ・BEAMS 二子玉川店 ・BEAMS 阿倍野店 ・BEAMS 福岡店 4F ・世田谷233 ・NADiff ・CLUMBON ・Gallery LE DECO SPORE VOL.2 "A Day In The Life" 発売中 840円(税込み) 藤原緑として小説「白緑(びゃくろく)」を収録 SPORE VOL.1 "Minami-Life" 発売中 600円(税込み) 藤原緑とし