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網走市の能取湖で発生したホタテ稚貝の大量死。死んだ稚貝は約1億8千万粒と、全道で放流用に生産される稚貝のおよそ6%を占める。大多数を購入する予定だった紋別漁協は稚貝の確保に奔走するが、調達のめどはまだ立っておらず、地域経済に打撃となる恐れもある。ただ、他の生産地では同様の事態は発生しておらず、中長期的にみると道内のホタテ生産に与える影響は限定的とみられる。 「稚貝が死んだ原因がはっきりしないと、来年以降のめどが立たない」。紋別市内の水産加工業「ダイサン木村商店」の木村弘毅社長は不安そうに話す。紋別漁協などから仕入れた殻付きホタテを別の水産加工会社に卸しており、売り上げの2割を占めるからだ。 紋別などでは漁場を4区域に分け、毎年場所を変えて放流し、3年後に水揚げする。紋別漁協が今年予定していた稚貝を確保できなければ、3年後の水揚げ量は激減することが予想される。市内の別の水産関係者は「ホタテの
【協定を締結した(右から)上村町長、三重外湾漁協の清水組合長、JA伊勢の西村組合長=南伊勢町役場南勢庁舎で】 【度会郡】南伊勢町と三重外湾漁業協同組合、伊勢農業協同組合(JA伊勢)はこのほど、地域活性化を目的とした連携協定を締結した。3者が協働し、水産業や農業の振興に関する取り組みを推進していく。 3者はこれまで、三重外湾漁協とJA伊勢が町内で運営する移動販売車の購入費用の一部を町が支援するなど協力関係を築いてきたが、1事業体だけで地域の生活を支えるのは難しいと判断し、さらなる連携強化を図るため締結に至った。 今後は協定に基づき、農林水産物の販売施設の設置を検討していて、地場産品の消費拡大や交流人口の増加を目指す。地域おこし協力隊制度を活用して漁業・農業への育成プログラムを構築し、新規就業者が町へ定住するサポートも行う。生産物のブランド力や認知度を高めるため、10月に「みなみいせ祭り」を初
>Takeshiさん >「岸田首相が漁協と直談判」 これまでみかじめ料を払ってきたが、それを拒否する漁協に対して、自民組の親分がヤクザ映画よろしく「なら、ワイが白黒はっきりつけたろか」で乗り込んでくる感じかと… (私は「ヤクザ映画」を観た世代ではないですし、ああいうのに対して生理的に嫌悪感を持ちます) なんか、もう、「体制翼賛」化しつつあるのが恐ろしいです これまで国に対して文句の一つも言わなかった宮城県知事・村井嘉浩が風評被害対策について国や東電を突き放すような発言をしたことが県内では少しだけ話題になっています。 実は宮城県では10月22日に県議会議員選挙が行われます。選挙区に大きな漁港を抱えている塩釜や石巻では自民党の苦戦が予想されていますが、それは単なる噂や願望などではなく汚染水の海洋放出の是非が争点になれば更に状況が悪化するという焦りがあるのでしょうね。 塩釜・石巻ともに汚染水の海
浜名漁協(浜松市西区)は8日、深刻な不漁が続くアサリを保護するため、一般市民による採捕期間を3月から8月末までに限定し、産卵期を含む9月から2月末までの採捕を禁止すると発表した。これまでは年間を通じて採捕可能だった。また1日当たりの採捕量は従来の1人2キロから半減の1キロ以下に制限し、湖内での資源量確保を目指す。 8日、漁協で開いた会見で明らかにした。干潮時の水際から沖合5メートルまでの採捕場所や、殻長2センチ以下の採捕禁止、素手もしくは幅15センチ以下の熊手、シャベル等の使用徹底も呼びかけている。漁協によると、アサリの採捕ルールの変更は約20年ぶり。渥美敏組合長は「浜名湖の恵みを今後も共有していくため、一般の人にも資源の大切さを理解してほしい」と話した。 浜名湖のアサリ漁獲量は、2010年ごろは年間5000トン前後あったが、20年は707トン、21年は100トン、22年は196トンと落ち
長崎県有明海産 生車えび「エビデンス」について話し合っていたら,無性にエビが食べたくなってきました。イセエビはちょっと贅沢すぎるか?ではクルマエビはどうか? ということで,思い立って「鷹島」に行こうと思いましたがちょっと遠い。調べてみると…。深江町にも養殖場が! 開いているかどうか調べもせずに行ってきました。 深江町漁協車えび養殖場深江町のがまだすロード出口を左折して,旧親和銀行の十八親和銀行を通り過ぎ,旧十八銀行の十八親和銀行によって10000円引き出しておきます。車えび,いくらかわかりませんから。 その十八親和銀行のすぐそばに,車えび直売所の案内看板が! 辿っていきます。ノボリなど目印に住宅街や海岸や漁協付近を走ること5分。出てきました直売所です。 到着すると事務所に通されます。え? 水槽や生簀がある倉庫をイメージしてたんだけどと戸惑いながら,「今日持ち帰れるものはありますか?」と聞く
「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」、「系統金融機関向けの総合的な監督指針」及び「漁協系統信用事業における総合的な監督指針」の一部改正(案)に対するパブリックコメントの結果等について 金融庁では、「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」、「系統金融機関向けの総合的な監督指針」及び「漁協系統信用事業における総合的な監督指針」の一部改正(案)につきまして、令和2年6月29日(月)から同年7月3日(金)にかけて公表し、広く意見の募集を行いました。 その結果、1件のコメントを頂きました。本件について御検討いただいた皆様におかれましては、御協力いただきありがとうございました。 本件に関してお寄せいただいたコメントの概要及びそれに対する金融庁の考え方は、別紙1を御覧ください。このほか、本件とは直接関係しないコメントもお寄せいただきましたが、これらにつきましては、今後の金融行政の参考とさせて
盛り付け作業を行う関係者 福島県のいわき市漁協は1日、同市小名浜の加工畜養施設で今季初となる「ウニの貝焼き」の加工作業を行った。 初日に加工したのは、市内の下神白採鮑(しもかじろさいほう)組合の漁師が同日朝に水揚げしたキタムラサキウニ約40キロ。組合員の家族が身をホッキ貝の貝殻に盛り付けし、蒸し焼きにして仕上げた。 1個100グラムほどの貝焼き約70個は市内の沼之内魚市場で1個当たり6980円から3200円で取引された。市内の鮮魚店などで販売する。同漁協指導係の櫛田大和さん(29)は「最初にしては身ぶりも色も良い。これからさらによくなることを期待する」と話した。 ウニの貝焼きは昨年3月、文化庁から地域に根付く食文化をPRする「100年フード」に認定された。 今年度のウニ、アワビ漁は1日に解禁された。同漁協はウニ漁を8月初旬まで、今後始まるアワビ漁を9月末まで行う予定。
泉佐野漁協青空市場について とれとれぴちぴちを、目で耳で舌で実感・体感できる海産物専門の青空市場。水揚げされたばかりの新鮮な海の幸が並ぶ。 漁港に程近い泉佐野漁協青空市場。水揚げされたばかりの新鮮な海の幸が並ぶ。シャコやワタリガニ、カレイ、タイ、タコなど季節の魚が直接販売されている。昼網といわれる午後に水揚げされた魚介類は、14時半ごろから始まるセリにかけられる。大きな声で値段交渉をするセリは活気あふれ迫力がある。建物の2階には魚料理とバーベキューが食べられるレストランがあり、買った魚を料理してもらうことも可能。海鮮バーベキューや海鮮どんぶり、魚のてんぷらのほか、市場では地元で取れる野菜や果物、花なども売られている。近隣の人はもちろん、遠方からもリピーターが多い。 ※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。 営業期間
【旅のスタンプ帳】 > 東海地方 > 観光地 > 内浦漁協直営 いけすや 設置情報・スタンプ押印難易度 難易度:★★☆☆☆(普通) 所在地:静岡県沼津市内浦小海30-103 設置場所:内浦漁協直営 いけすや内 営業時間:9:00~16:00 定休日:水曜 入場料(大人一般):無料 (2023/4/23現在) 設置中のスタンプ 内浦漁協直営 いけすやのスタンプ 内浦漁協直営 いけすやにあるスタンプです。 沼津まちあるきスタンプ「27 内浦漁協直営 いけすや、黒澤ダイヤ」をイメージしたスタンプです。 ◆スタンプ情報◆ 所在地:静岡県沼津市内浦小海30-103 設置場所:内浦漁協直営 いけすや内 サイズ:縦7cm、横7cm、円形 色:赤 状態:良い ◆スタンプを押した日◆ 2023/4/23 ◆押した人◆ 船木屋紫一 関連スタンプ
浦添市の特産である島桑と海ブドウを使って養殖されるシラヒゲウニ=5日、浦添市の牧港漁港 【浦添】沖縄県浦添市の牧港漁港で、市の特産である島桑を使ってウニを陸上養殖するプロジェクトが進行している。5日、養殖したウニを試しにいくつか割ってみたところ、25グラムを超える実(生殖巣)が採れた物もあった。養殖を手掛ける浦添宜野湾漁協の関係者や浦添、宜野湾両市の関係者は「事業化に向けた第一歩だ」と自信をのぞかせる。高級食材であるウニが浦添と宜野湾の新たな漁業ブランドとして確立される日も近いかもしれない。 ウニの養殖は、2020年7月にタッグを組んだ浦添と宜野湾の両市が「漁業再生支援事業」の一環で始めた。同事業は水産庁の補助金を活用し、浦添宜野湾漁協の武藤浩司さん(60)ら漁協メンバーが市の委託を受け、取り組んでいる。 島桑を使ってウニを陸上養殖する武藤浩司さん(手前)ら漁業関係者と浦添、宜野湾両市の関
日の出ホールディングス食品カンパニー但馬醸造所と但馬漁協が開発した「のどぐろ魚醤」(左)。右は同シリーズのハタハタを使った魚醤=養父市役所 日の出ホールディングス食品カンパニー但馬醸造所(兵庫県養父市)と、但馬漁業協同組合(同県香美町)は「のどぐろ魚醤(ぎょしょう)」を共同開発し、21日から販売する。「日本海の赤い宝石」と呼ばれる高級魚ノドグロの規格外品を使い、麹(こうじ)と塩を使って漬け込んだ。 両者が開発した魚醤は、ハタハタに続いて2例目。新商品は主原料のノドグロを1年以上かけて発酵させて完成させた。魚独特の生臭さを抑えてうま味を引き出し、くせのない味に仕上げたという。 煮物や汁物、炒め物に少量を加えると効果的という。担当者は「刺し身に使ったり、普段使いのしょうゆに替えたりして、深いうまみを感じて」とPRしている。150ミリリットル入り1080円。養父市内の道の駅などで販売する。(桑名
「海岸に漁船が乗り揚げている」漁協関係者が通報 船に人の姿なく…転落の可能性含め海保が捜索=静岡・沼津市 12月19日午前、静岡県沼津市の海岸に漁船が乗り揚げた状態で発見されました。清水海上保安部などが船内の捜索を行いましたが、船に人の姿はなく、海中に転落した可能性もあるとみて、捜索を続けています。 19日午前9時頃、沼津市にある戸田漁協の関係者から「沼津市の戸田と舟山の間の海岸に漁船が乗り揚げている」と海上保安庁に通報がありました。 清水海上保安部によりますと、乗り揚げていた船は、漁船「MARINE VIEW」(長さ6.78メートル)で、主に一本つり漁に使われる船だということです。通報を受けた清水海上保安本部などが船内の捜索を行いましたが、乗船者は発見されませんでした。 この船は19日午前6時頃に、船の所有者である60代の男性が乗船して、戸田港を出港したところを知人が目撃していますが、現
浜松市の光学機器メーカー浜松ホトニクスと浜名漁協が進める浜名湖のアサリ資源回復に向けたプロジェクトは、陸上施設で産卵能力を回復させた親貝が生む浮遊幼生を健全な稚貝に育てる「人工種苗生産」に一定の道筋が見え始めた。7月から稚貝を浜名湖のカキ棚につるして成長させる「垂下養殖」に乗り出す。実験の場を自然界に広げ、適切な成育環境を見極める新たな段階に入る。 3色の光でアサリの餌になるプランクトンを育てる施設=6月下旬、浜松市西区 同市西区の施設でアサリ研究を担当する同社の松永茂さん(60)によると、昨年度に施設へ持ち込まれた浜名湖のアサリが自然産卵した回数はゼロ。交流がある地元水産卸問屋でも産卵がなく、「湖内の環境悪化で親貝の卵を産む力が弱くなっている」とみられる。 アサリの餌となる植物プランクトン「パブロバ」に赤、青、黄の光を当て、光合成を促しながら安定培養する実験は3年前に始まった。育ったパブ
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熊本県の漁協女性連が作ったふりかけがすごすぎ 気になる中身はほぼ『海苔』 これはうまい!熊本だから出せる味のふりかけ ふりかけ発祥の地といえば、熊本県。元祖ふりかけ『御飯の友』を製造する株式会社フタバの所在地でもあるが、それ以外にもスゴいふりかけが存在する。 画像をもっと見る ■JF熊本女性連が作ったふりかけ そのふりかけとは、JF熊本女性連が作ったふりかけ。漁協の女性たちが力を合わせて作ったふりかけ、なにがすごいのかというと… フタをあければすぐわかるのだが、中身がほぼ『海苔』で、あとは香ばしいゴマが入っているだけなのだ。一見テキトーにも見えるこのふりかけ、じつは熊本だからこそすごいふりかけになる秘密がある。 関連記事:ファミマ、100円セール中に買うべきおむすび4選 最もお得感があるのは… ■熊本は日本一の海苔の生産地 それは、熊本県はじつは素晴らしい海苔の産地で、熊本市の河内漁業組合
儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態 いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が“令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる“緊急事態”となっている。農業の新旧交代に、総力取材で迫った。 バックナンバー一覧 深刻な経営不振に陥った農業者や企業が倒産するのか、それともしないのか。その際に、重要な鍵を握るのがメインバンクだ。特集『儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態』(全17回)の#9では、農協や漁協、その上部団体の金融機関が、これまでどれだけメインの融資先を倒産させてきたのかを独自に調べ、作成した「企業を倒産させた農協・漁協ランキング」をお届けする。(ダイヤモンド編集部副編集長 千本木啓文) 自己資本比率が低い合併農協が 「倒産させたランキン
相馬双葉漁協は、ヨコエビによる食害で出荷していなかったヒラメを市場で流通させるため、本格的な検討に入った。ヨコエビに食べられ、見た目が良くなく、廃棄していたが、実は海中で自然と血抜きされるので「臭みがなく、甘みもあっておいしい」と漁師にひそかな人気がある。11日は相馬市で会合を開き、販売基準などの方針を確認した。今後、拡大操業検討委員会で協議を進め、承認が得られれば販売する。 「知る人ぞ知る漁師町の魚」として知られる出荷していないヒラメ。会合では、通常取り扱われる活魚や鮮魚と明確に区別して別枠で販売することや、ヨコエビによる被害に程度の差があることから、50%以上の食害が認められるヒラメを販売するなどの基本方針を確かめた。 販売が軌道に乗れば、廃棄量の削減はもちろん、全体的な水揚げ量の拡大や漁師の収入向上が期待される。同漁協はこれまで、「エビが食べる」と漁業の神「えびす様」に由来した「恵比
植物プランクトンの採取方法などについて説明を受ける由比港漁協の宮原淳一組合長(左奥)ら関係者=21日午後、静岡市駿河区の静岡大 駿河湾産サクラエビの不漁を受け由比港漁協は21日、静岡大創造科学技術大学院と、不漁の原因究明に向け連携することで合意した。同大学院のカサレト・ベアトリス教授(海洋生物学)らのグループが行う、植物プランクトンなどの餌と幼生の食性変化に関する研究に全面協力し、近く主な産卵場の湾奥でサンプル採取や水温測定を行う。漁業者が大学研究に参画する異例の取り組みとなる。 グループは3月下旬、同漁協を訪れ、未曽有の不漁の原因究明に向けた協力を申し出ていた。 21日に静岡大を訪れた宮原淳一組合長らに対し、同大学院の鈴木款特任教授は「サクラエビはなぜ大きくならないか。取り過ぎの問題が語られるがそれだけか。幼生の餌の植物プランクトンの状況を調べたい」と求めた。 カサレト教授は過去の論文を
大間漁協は2024年度の県からのクロマグロ漁獲枠配分をおよそ30トン減らされる。昨年2月、漁獲したことを青森県に報告しないままクロマグロを出荷、販売した容疑で仲買業者2人が逮捕された事件で、容疑となった2021年度の未報告数量は青森県が立ち入り調査で把握していた大間など3漁協分約60トンよりもさらに30トン多いことが判明したからだ。大間漁協所属の漁業者の違反分とみられる。 2020年以前の漁獲にも未報告の疑いがある。筆者が大間産の未報告マグロを大量に扱っていた静岡市中央卸売市場から入手したデータから考えてみると、2021年を上回る量の未報告が今後見つかっても不思議ではない。「青森県は特定の月だけのデータを抽出して調査しているようだ。悉皆調査をすると膨大な未報告数量になるからだろう」という地元の漁業者もいた。 それほど、大間ではオモテの統計に出てこないクロマグロの漁獲が多かった。漁協に販売を
岩手県内でアサリ養殖の量産に向けた取り組みが順調に進んでいる。県水産技術センター(釜石市)が稚貝の増産に成功し、3漁協が増殖試験に着手した。近年の海水温上昇を逆手に取り、高い水温を好むアサリに着目して4年。秋サケやサンマなど主力魚種の不漁が続く中、国産の引き合いが強く高単価が見込める有望株として期待される。各漁場に合わせた栽培方法を探り、ブランド化を進めて漁業者の収入増につなげる。 試験はセンターが育てた稚貝(6ミリ)を越喜来漁協(大船渡市)に9万個、三陸やまだ漁協に6万個、新おおつち漁協に3万個提供。2年ほどかけて3・5センチに成長させて出荷、身入りや市場評価を確認する。 越喜来漁協では組合員3人が中心となって今夏から養殖を始めた。専用の施設も新調し、担当する熊谷智総務係長は「今のところ順調に成長している。早い段階でアサリの養殖を軌道に乗せ、新たなブランドに育てたい」と意気込む。 ◇
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