現地時間2024年1月8日、Wi-Fi Allianceが次世代ワイヤレス通信規格である「Wi-Fi CERTIFIED 7(Wi-Fi 7)」を発表し、Wi-Fi 7対応のデバイスが正常に動作することを確認するための認定を開始しました。 Wi-Fi Alliance® introduces Wi-Fi CERTIFIED 7™ https://www.globenewswire.com/news-release/2024/01/08/2805409/0/en/Wi-Fi-Alliance-introduces-Wi-Fi-CERTIFIED-7.html #WiFiCERTIFIED 7 is here! ???? Cutting-edge capabilities in Wi-Fi CERTIFIED 7 enable innovations that rely on high thr
中国・福建省に本拠を置く泉盛電子有限公司(Quansheng Electronics)が2023年に発売したハンディ無線機「UV-K5」が、これまでで最もハックしやすい端末かもしれないと、技術サイト・IEEE Spectrumのステファン・キャス氏が熱く語っています。 UV-K5 | Amateur walkie talkie - Quansheng Electronics Co., Ltd. http://en.qsfj.com/products/3002 The Most Hackable Handheld Ham Radio Yet - IEEE Spectrum https://spectrum.ieee.org/quansheng-uv-k5-hacking キャス氏によるとハンディ無線機市場は長らく停滞ムードだったのですが、2012年、中国のメーカー・Baofengが「UV-5
高速5G通信の普及で、スマホのデータ通信速度はWi-Fiか、それ以上に速くなってきたが、それでも自宅では、データ量や速度制限を気にすることなく安定した接続ができる「Wi-Fi」を導入している人も多いだろう。だが、高速な光回線を契約しているはずなのに、イマイチWi-Fiが遅いと感じることはないだろうか? そんなときは、お金をかけなくてもWi-Fiの設定を見直したり、Wi-Fiルーターの環境に少し手を加えてみよう。それだけでWi-Fiをもっと速くできるかもしれないぞ! お金をかけなくてもWi-Fiの速度って速くなるの? アナタの自宅にWi-Fi環境はあるだろうか? コロナ禍の影響でテレワークを余儀なくされ、自宅に固定回線(光回線)を引いてWi-Fi環境を構築した人も少なくないはず。 そこで問題になってくるのがWi-Fiの速度だ。ネットゲームやVOD(動画配信サービス)を楽しむのはもちろん、Zo
これまでにも、Wi-Fiで壁の向こうにいる人の動きをモデル化したり、動作から人物を特定したりする技術が考案されてきましたが、動きのない物体の複雑な形状を詳細に見ることは非常に困難でした。そんな中、Wi-Fiの信号が物体の角に当たった際に発生する回折を利用することで、壁の向こうにある静的なオブジェクトの輪郭を正確に捉えることができるようになったと、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の研究者らが報告しました。 Reading Through Walls With WiFi https://web.ece.ucsb.edu/~ymostofi/WiFiReadingThroughWall Wifi can read through walls | The Current https://news.ucsb.edu/2023/021198/wifi-can-read-through-walls 航
独立系VPNレビューサイトの「Top10VPN」はこのほど、「New WiFi Vulnerability: The SSID Confusion Attack」において、あらゆるオペレーティングシステムのWi-Fiクライアントをだまし、安全性の低いネットワークに接続させる攻撃手法「SSID混乱攻撃(SSID confusion attack)」を発見したと報じた。この手法を悪用すると、「信頼できるネットワーク」に接続したと誤認させ、VPN(Virtual Private Network)を自動的に無効にさせる可能性があるという。 New WiFi Vulnerability: The SSID Confusion Attack 攻撃手法 発見された攻撃手法はIEEE 802.11(Wi-Fi標準規格)の設計上の欠陥を悪用する。そのため、すべてのWi-Fiクライアントに影響する。この攻撃手
皆さんは「NICTER」をご存じでしょうか。国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)のサイバーセキュリティ研究所が運営するサイバー攻撃観測・分析システムで、ダークネットと呼ばれる、未使用のIPアドレスを観測する仕組みです。 未使用のIPアドレスは、本来であれば通信が発生しないはずですが、実際にはマルウェア感染機器によるスキャン活動など、サイバー攻撃に関連した通信が大量に届いています。NICTERはこれを観測することで、脅威の発見や対策の実行を進めています。NICTERWEBではダークネットの観測結果の一部をビジュアライズして公開しており、今のサイバー空間がいかに悪意に満ちているかが一目で分かるようになっています。
次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi CERTIFIED 7」の最終仕様が2024年第1四半期末(3月末)までに策定され、利用可能になるとWi-Fi Allianceが発表しました。 Wi-Fi CERTIFIED 7 | Wi-Fi Alliance https://www.wi-fi.org/discover-wi-fi/wi-fi-certified-7 Wi-Fi 7 to get the final seal of approval early next year, new standard is up to 4.8 times faster than Wi-Fi 6 | Tom's Hardware https://www.tomshardware.com/networking/wi-fi-7-to-get-the-final-seal-of-approval-early-next
近年では、Wi-Fiの電波を用いて壁の向こうの人物の動きをモデル化したり、動作から人物を識別したりする技術の開発が盛んに行われています。しかし、アルバータ大学のアンドリュー・ウォルシュ教授は、これらの研究に対して「時系列データの取扱い方を誤っている」と指摘しています。 Researchers Misrepresenting the Capability of Human Pose Estimation from WiFi Channel Strength Indicators | by Andrew Walsh MD. PhD. | Medium https://medium.com/@tsardoz/researchers-misrepresenting-the-capability-of-human-pose-estimation-from-wifi-channel-strength-
エレコムが発信した「抜けなくなったLANケーブルを抜く方法」2024.04.26 16:3533,776 小暮ひさのり 2023年2月16日の記事を編集して再掲載しています。 もう一生抜けないかも…。 と、絶望する前に、これを試してみてください。 ハブやルータに刺さったLANケーブル。基本的に「抜けちゃうとマズイ」ものなので、がっちりハマっているものがほとんどだけど、その抜けにくさが仇になって「抜きたいのに抜けない」と絶望することも…。 こんな時に役立つ情報をエレコムさんのTwitterで見かけたので共有しておきますね。必要なものは「マイナスドライバー」だけです。 LANケーブルが抜けない。 という時はマイナスドライバーを使ってこちらを試してみてください。 あと、「根元の方のツメ」をしっかり持つのもポイントです。 pic.twitter.com/EExHhnMAyU — エレコム(公式)
This vulnerability exploits a design flaw in the WiFi standard, allowing attackers to trick WiFi clients on any operating system into connecting to a untrusted network. A new vulnerability arising from a design flaw in the WiFi standard allows attackers to trick victims into connecting to less secure networks and intercept their traffic. Additionally, the attack can exploit the auto-disconnect fea
情報通信研究機構(NICT)などは2024年6月12日、Wi-SUN enhanced HAN規格を国際無線通信規格化団体Wi-SUNアライアンスにおいて正式に制定したと発表した。電力スマートメーターシステムを利用してガスと水道のメーター、取引した電力量を計測する特例計量器の検針を共同で実施するのが目的だ。NICTと東芝、ルネサス エレクトロニクス、ランディス&ギアジャパン、アイ・エス・ビー、OKI(沖電気工業)が共同で実施した。 NICTなどが標準規格に制定したWi-SUN enhanced HAN規格は、水道やガスのメーターにおける検針データを、電気のメーターを経由して収集する「IoTルート」用の無線標準規格だ。経済産業省次世代スマートメーター制度検討会で採用された。情報通信技術委員会(TTC)が制定するホームネットワーク通信インターフェースの標準規格TTC JJ-300.10を改定し
サイバーセキュリティグループが、世界中の警察や軍、重要インフラ組織などが利用する暗号化無線規格の地上基盤無線(TETRA)に意図的なバッグドアが存在すると指摘しました。研究者によると、このバックドアは数十年前から存在していた可能性があり、これを介してさまざまな機密情報が漏れていた可能性があります。 Researchers Find ‘Backdoor’ in Encrypted Police and Military Radios https://www.vice.com/en/article/4a3n3j/backdoor-in-police-radios-tetra-burst ヨーロッパの国家警察や緊急サービス、アフリカの軍事組織、北米の列車運行会社や日本の空港無線サービス、その他の地域の重要インフラ・プロバイダーなどは暗号化無線規格「TETRA」を20年以上にわたって使い続けていま
情報処理推進機構(IPA: Information-technology Promotion Agency, Japan)は8月1日、「【注意喚起】インターネット境界に設置された装置に対するサイバー攻撃について~ネットワーク貫通型攻撃に注意しましょう~|情報セキュリティ|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」において、企業や組織のネットワークとインターネットの間に設置されるセキュリティ製品が狙われ、ネットワーク貫通型攻撃として持続的標的型攻撃(APT: Advanced Persistent Threat)に利用されているとして、注意を促した。 【注意喚起】インターネット境界に設置された装置に対するサイバー攻撃について~ネットワーク貫通型攻撃に注意しましょう~|情報セキュリティ|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 企業内部のネットワークへ不正アクセスされた場合、企業情報の漏えいや改ざ
半導体メーカ、無線メッシュのスタートアップを経て、2022年にIIJにJoin。営業出身ということもあり、分かりやすく技術を伝えることをモットーにしております。趣味は人とお酒を飲むこと、ライブ鑑賞、ゲーム等、、 はじめに IoTビジネス事業部 プロダクト&ワイヤレスビジネス推進 三宅です。 今回、LPWA版Wi-Fi規格であるWi-Fi HaLow™(IEEE 802.11ah)の性能評価を行いました。 皆さんはWi-Fi HaLow™という通信規格をご存じでしょうか。 後光(Halo)+低消費(Low)という冠を抱いたこの新しいWi-Fiは、弊社の取り扱っているLoRaWAN™と同様920MHz帯を使用しており、 通信距離が長い 低消費電力 電波が回り込みやすい との特徴を持っています。 また、従来のWi-Fi同様IPベースのため、既存の資産や市販のIPベースの機器(カメラ等)との親和性
2023年11月22日 JCOM 株式会社 当社がメッシュWi-Fi(高機能Wi-Fi含む:以下メッシュWi-Fi)を提供するお客さま、および当社がメッシュWi-Fiを提供するケーブルテレビ事業者様のお客さま情報の一部が、漏えいしたことが確認されました。 お客さまにはご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。 本件の対象となるお客さまに対しては、準備が整い次第順次お知らせいたします。 1.概要 メッシュWi-Fiの提供元である、米国Plume Design社の提携先のモバイルアプリのアクセスログサーバに対して、外部からの不正アクセスがあり、当社ならびにケーブルテレビ事業者様の一部のお客さまの個人情報が漏洩したもの。 2.発覚の経緯 本事態を、Plume社販売代理店経由で2023年11月21日に報告を受けたことで判明。 3.お客さま情報の件数と内容 ①J:COMのメッ
AppleがmacOS 14.4 Sonomaで「airport」コマンドを非推奨にし、将来のリリースで削除すると発表しています。詳細は以下から。 Appleは現地時間2024年03月07日、英語など一部の言語での文字おこし機能を搭載したポッドキャストアプリなどを含む「macOS 14.4 Sonoma」をリリースしましたが、このmacOS 14.4ではWi-Fiネットワーク用コマンド“airport”が非推奨となり、今後のアップデート(macOS 15.x?)で削除する予定であると記載されています。 WARNING: The airport command line tool is deprecated and will be removed in a future release. For diagnosing Wi-Fi related issues, use the Wireles
NICTER プロジェクトでは IoT 機器の脆弱性に関する調査や脆弱性を悪用した攻撃の観測などを行なっています.今回,ASUS 製のルータとその管理用アプリ「ASUS Router App」の DDNS 機能を悪用してルータの認証情報を取得する新しい攻撃手法を発見し,この脆弱性について,製造元である ASUS に正式に報告を行いました. これを受け ASUS は,2023年7月25日に“Strengthening DDNS Security for RT-AX1800U, RT-AX3000, RT-AX3000 v2, RT-AX86U, TUF-AX3000 and TUF-AX5400” と題するアドバイザリを公開しています. 2023年12月の時点で,世界中に100万台以上のルータがこの問題の影響を受けるリスクがあると推定されています.もし攻撃を受けた場合,ルータの認証情報(ユー
Androidの無線ファイル転送が大幅強化されます。来月から2024.01.15 12:3025,145 小暮ひさのり 規格統一やったぜ! Androidの無線ファイル転送「ニアバイシェア」。いわゆるAndroid版のAirDropって感じで、近くのAndroid端末へと写真などを送れる便利機能。皆さん使ってます? この機能の名前が近く変更されます。新しい名前は、「Quick Share」(クイックシェア)」です。 これ、ちょっと前からそんな動きがあるのでは? みたいなウワサがあったんですよねー。 でも、サムスンのギャラクシーシリーズには、すでに「Quick Share(クイックシェア・クイック共有)」という独自の共有機能があるし、Google(グーグル)さん、名前大丈夫? ってちょっとドキドキしてたんだけど、サムスンと協力して、今後Quick Share規格へ統一化するんだそうな。 Wi
Wi-Fiの次世代規格であるWi-Fi 7ことIEEE 802.11beは現在、2024年12月の規格制定を目指している。規格案(ドラフト)は既に公開されており、それに準拠したWi-Fi 7対応のWi-Fiルーター「Deco BE85」(ティーピーリンクジャパン)が2023年9月末に発売された。先日このDeco BE85を使用してWi-Fi 7接続時の速度テストをしたので、今回はその結果を紹介する。 ティーピーリンクジャパンの「Deco BE85」(実売価格は税込み7万500円程度)は、Wi-Fi 7に対応するWi-Fiルーター。2個パックもある(実売価格は税込み12万9300円程度)。今回は2個パックを利用してWi-Fi 7の速度を測定した 法規制があり国内ではまだフルスピードを出せない Wi-Fi 7はWi-Fi 6Eをベースに、通信の変調方式に4096-QAMを採用し、Wi-Fi 6
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