巨人の今季コーチングスタッフに、OBの桑田真澄氏(52)が入閣することが11日、分かった。近日中にも球団から発表される。プロ入りから背番号18を背負い、巨人のエースとして活躍。21年間在籍し、通算173勝を挙げたレジェンドが投手陣の強化に着手する。桑田氏にとっては06年オフの退団後初めて、指導者として古巣のユニホームに袖を通すことになる。 【表】21年の巨人コーチングスタッフ 06年11月23日、東京ドーム。米球界挑戦を決めた桑田氏は、ファンフェスタの観衆3万6291人の前で涙の退団セレモニーを行った。うつむき、こみ上げるものをこらえる。 「21年間、18番を預からせていただいた。本当に感謝を込めてお返ししたいなと思う」。涙の別れから15年――。巨人の黄金期を支えた元エースがコーチとして古巣に戻り、投手部門の強化を図る。 引退後の11年には、指導者としての将来的展望について「巨人でユニホー