並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

241 - 280 件 / 733件

新着順 人気順

生態学の検索結果241 - 280 件 / 733件

  • パーサ・ダスグプタ「“自然”を考慮しない、これまでの経済モデルは根本的に間違っていた」 | 環境破壊を許すGDPという指標は捨てるべきだ

    従来の経済モデルは根本的に間違っていた 英ケンブリッジ大学のパーサ・ダスグプタ名誉教授による『生物多様性の経済学:ダスグプタ・レビュー』は2021年初めに出版され、論争を巻き起こした。人類は、持続可能な形で世界の総資産構成を集団的に管理するのに失敗したと彼は論じる。 「人類はここ数十年で大きく繁栄したが、そうした繁栄を成し遂げるために、私たちは自然に壊滅的なダメージを与えてきた」 経済学者であるダスグプタは、従来の経済モデルが「資産としての自然」を無視し、人間の活動による生物圏への負の影響を無視してきたことを批判し、こうした態度が後世の繁栄を危うくすると報告書で示している。 ──従来の経済モデルは自然をどのように評価するのでしょうか。 自然は断片的に評価されています。すでに40〜50年の歴史をもつ環境経済学においては、異なる種類の自然資本を評価する試みがなされてきました。浜辺であれ公園であ

      パーサ・ダスグプタ「“自然”を考慮しない、これまでの経済モデルは根本的に間違っていた」 | 環境破壊を許すGDPという指標は捨てるべきだ
    • アマゾンの動物たちがひしめく樹上部、クレーンで観光可能に

      エクアドル、ヤスニ国立公園の林冠に朝霧が漂う。(PHOTOGRAPH BY TIM LAMAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 林冠科学はまだ誕生から日が浅い。林冠(枝や葉が集まった森林の上部)の分析が始まったのはわずか40年ほど前のことだ。木々の葉、つる、枝、着生植物などが侵入を阻む林冠に、初期の研究者たちはロープやハーネスを駆使して挑んだ。彼らの発見、特に種の密度と多様性に関する研究成果は森林生態学を一変させた。 やがて、林冠科学者たちは工夫を凝らし、研究用の気球、移動リフト、ドローン、クレーン、タワー、ウォークウェイ(つり橋)などの装置を導入した。特にウォークウェイは今や熱帯雨林観光に欠かせない存在となり、林冠ウォークウェイとして南極を除く6つの大陸で旅行者に人気が高い。 一方、2023年3月、エクアドルのアマゾンに登場した新たな観光用クレーンでは、普段は目にす

        アマゾンの動物たちがひしめく樹上部、クレーンで観光可能に
      • T・レックスの未成体、中型肉食恐竜を生存競争で排除か 米研究

        「中型」の肉食恐竜が極めて少なかった理由を説明する図解(2021年2月25日作成)。(c)JOHN SAEKI / AFP 【3月9日 AFP】ティラノサウルス・レックス(T・レックス、Tyrannosaurus rex)のような大型肉食恐竜は、家ネコほどの大きさで生まれてから巨大な成体に成長する過程において、より小さなライバル種の恐竜を生存競争で排除することにより生態系を大きく変化させていた──。米科学者チームがこのほど、この説を裏付ける研究論文を発表した。 約1億5000万年にわたり地球に君臨していた恐竜は、現代の陸生動物に見られる傾向とは逆に、小型種よりも大型種の方がはるかに多く存在した。2月25日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文は、この長年の謎を解くカギとなる可能性がある。 科学者らの一部は、いかなる巨大な恐竜でも卵からふ化したばかりの幼体は非常に小さく、その

          T・レックスの未成体、中型肉食恐竜を生存競争で排除か 米研究
        • ダーウィンの自然選択説が学問に与えた、革命的な影響とは?(木島 泰三)

          私たちは「自分の意志」で、あらゆる行動をしている——多くの人はそう思っているでしょう。しかし、私たちの行動は「遺伝子」あるいは無意識の「脳」に操られているのではないかという論争が昔から繰り広げられてきました。このような「自由意志」の問題に革命的な影響を与えたのが、ダーウィンの「自然選択説」だったと、新刊『自由意志の向こう側──決定論をめぐる哲学史』(講談社選書メチエ)著者の木島泰三氏は言います。 ダーウィン主義の失墜 リチャード・ドーキンスは1976年の『利己的な遺伝子』で、「哲学と『人文学』と称する分野では、今なお、ダーウィンなど存在したことがないかのような教育が行われている」と嘆いた。 この状況はその後大きく変化したが、僕が哲学専攻の院生だった1990年代前半頃はまだ、少なくとも僕の周囲では、ダーウィンといえば博物学者であり、深遠な哲学的議論で引き合いに出されるような名ではない、と思っ

            ダーウィンの自然選択説が学問に与えた、革命的な影響とは?(木島 泰三)
          • 外飼いのネコが殺している野生動物は北米だけで年間300億匹、「ネコは屋内で飼って」と専門家

            by Stig Nygaard 2019年に発表された研究により、オーストラリアのネコが希少な野生動物を絶滅の危機に追いやっていることが判明しています。今回新たに発表された、1000匹近いネコにGPS装置を装着させた大規模な実験結果から、ネコが世界中の野生動物の脅威となっていることが判明しました。このことから、研究者は「ネコを屋内で飼うこと」を推奨しています。 The small home ranges and large local ecological impacts of pet cats (PDFファイル)https://drive.google.com/file/d/1HZ0wmjhQEIK361kLc7eGZTFKuorteIOZ Keeping Cats Indoors Could Blunt Adverse Effects to Wildlife | NC State Ne

              外飼いのネコが殺している野生動物は北米だけで年間300億匹、「ネコは屋内で飼って」と専門家
            • Mr.エニシ役の福山翔大が高校時代に荒修行?ドラマ『恋はDeepに 第5話』 - 画家&イラストレーター W_AKIRAのブログ

              ドラマ『恋はDeepに 第5話』でも、チャランポランな感じのMr.エニシ(演:福山翔大)が登場しますが、福山翔大さんは高校三年間でかつてないほどの荒修行を経験した事があったので詳しく紹介しましょう。 ドラマ『恋はDeepに』のキャスト 監督&脚本&原作 女優&男優&声優 主題歌 ドラマ『恋はDeepに 第5話』のストーリー 『Mr.エニシ役の福山翔大が高校時代に荒修行』 ドラマ『恋はDeepに』の全話のストーリー ドラマ『恋はDeepに 第5話』のまとめ ドラマ『恋はDeepに』のキャスト 出典:https://www.ntv.co.jp/deep/ ドラマ『恋はDeepに』は、2021年4月14日から放送開始されました。 監督&脚本&原作 脚本:徳尾浩司 演出:鈴木勇馬&岩本仁志&伊藤彰記 女優&男優&声優 渚海音(演:石原さとみ)海洋学者の女性 蓮田倫太郎(演:綾野剛)蓮田三兄弟の次男

                Mr.エニシ役の福山翔大が高校時代に荒修行?ドラマ『恋はDeepに 第5話』 - 画家&イラストレーター W_AKIRAのブログ
              • 地下水利用は時限爆弾、世界の川が危機に、研究

                米アリゾナ州を流れるサンペドロ川。過去数十年で流量が減少した。近隣で地下水を汲み上げたことが原因だという。水位が低下した影響は、流域の動植物の生息地に現れている。(PHOTOGRAPH BY WILL SEBERGER/ZUMA PRESS, INC/ALAMY) 地面の下には、大量の地下水が隠されている。そこは「地下帯水層」と呼ばれ、淡水としては氷床に次ぐ水量を誇る。地下水は、世界の川にとっても極めて重要な役割を果たしており、干ばつの際でも川の流れが保たれているのは地下水があるおかげだ。 だが人類は、地下水を何十年にもわたって大量に汲み上げてきた。その結果、世界中の多くの河川生態系が「ゆっくりと干からびつつある」とする論文が、10月2日付けで学術誌「Nature」に発表された。地下水が汲み上げられている流域の15%〜21%が、すでに重大な「しきい値」を超えており、その比率は、2050年ま

                  地下水利用は時限爆弾、世界の川が危機に、研究
                • ニューススイング 寝つきの悪いので、ポケモンスリープ夏の楽しみです。 - 素振り文武両道

                  皆様、ご機嫌いかがでしょうか。 本日は【120】バットを振りました。 ニューススイングをしました。 https://news.yahoo.co.jp/articles/82506496a48063d698b8c003dc8e9b375a0e5e98 くるまのニュース, トヨタが「幼児の置き去り」に動いた! 送迎バスの「置き去り防止装置」を発表! 痛ましい事故の減少に貢献へ。 https://news.yahoo.co.jp/articles/873ddcc1209190e48854e9988a51fe34b5125e8b オリコンニュース, ポケモン新作アプリ“睡眠”ゲーム『Pokemon Sleep』夏に配信。 https://news.yahoo.co.jp/articles/27079948582965e9134e8a0644be27712a8a3502 KYODO 神戸大の末次健司

                    ニューススイング 寝つきの悪いので、ポケモンスリープ夏の楽しみです。 - 素振り文武両道
                  • 査読に関するジャーナルのポリシーと編集者の見解(文献紹介)

                    2020年11月19日付で、オープンアクセスジャーナル“eLife”に、オーストラリアのメルボルン大学のDaniel G Hamilton氏らによる共著論文“Meta-Research: Journal policies and editors’ opinions on peer review”が公開されています。論文では、生態学、経済学、医学、物理学、心理学のジャーナルの編集者322人へサーベイの結果が示されています。 調査対象となったジャーナルの49%が全ての投稿論文の盗用をチェックし、61%が著者に特定の査読者を推薦・非推薦することを可能としており、2%未満がオープン査読の形式を使用していることを報告しています。 ほとんどのジャーナルには、査読者からの査読レポートの編集に関する公式の方針が存在しませんが、91%の編集者が、編集者が査読レポートを編集することが適切である状況が少なくとも

                      査読に関するジャーナルのポリシーと編集者の見解(文献紹介)
                    • 排水に含まれる抗うつ剤が魚の社会を混乱させている可能性

                      by Lance Anderson 2011年に行われた水質調査の結果から、処理済みの下水にも抗うつ剤が溶け込んでいることが判明しており、生態系に何らかの影響を与えることが懸念されていました。さらに、群れを形成する魚を抗うつ剤が溶け込んだ環境で飼育し、その社会的な行動を観察した実験により、実際に抗うつ剤が魚の行動に影響を与えていること判明したとのことです。 Field-realistic antidepressant exposure disrupts group foraging dynamics in mosquitofish https://www.researchgate.net/publication/337226379_Field-realistic_antidepressant_exposure_disrupts_group_foraging_dynamics_in_mosq

                        排水に含まれる抗うつ剤が魚の社会を混乱させている可能性
                      • 非情報系レッドコーダーの就活体験 - tozangezan's diary

                        レッドコーダー(銅冠です)が就活を(2019年に)体験しました。 留意事項 文章書くのが苦手なので、頑張って解読してください。あとはてなの仕様もよくわからないので謎の文字でスペース調整してますが、許してください。 書くモチベ 巷の就活体験記などでは「レッドコーダーのような強い方々に関してはわかりませんが」などといったフレーズによって無視され続けている存在であるレッドコーダーの話もしたいです 界隈の就活を巡る正しい話正しくない話によそから唐突に変化球を投げる 文章書く持久力の練習 背景 東大農学部 → 東大農学生命科学研究科 修士(2020年修了) (生態学やってました) 🐺 競プロ参加は2009年(中3)から 海外オンサイト(ICPC World Finals 銀, IOI 銀, Facebook Hacker Cup Finalist, Distributed Code Jam Fin

                          非情報系レッドコーダーの就活体験 - tozangezan's diary
                        • 「いないはず」の森で…ウサギ3匹が目撃される 世界遺産の推薦地に“衝撃” | 沖縄タイムス+プラス

                          沖縄県国頭(くにがみ)村内の世界自然遺産推薦地で11日夜、ウサギ3匹が目撃された。沖縄生物教育研究会員で生物教員の知花史尚さん(52)が撮影した。元々やんばるの森に野生のウサギは生息せず、希少生物や生態系への影響が懸念される。 琉球大学の伊澤雅子教授(動物生態学)は「ウサギは繁殖力が強い。

                            「いないはず」の森で…ウサギ3匹が目撃される 世界遺産の推薦地に“衝撃” | 沖縄タイムス+プラス
                          • 渚海音(石原さとみ)がベトナムにいたのは嘘ではない!ドラマ『恋はDeepに 第4話』 - 画家&イラストレーター W_AKIRAのブログ

                            ドラマ『恋はDeepに 第4話』では、渚海音(演:石原さとみ)が、蓮田倫太郎(演:綾野剛)に色々と嘘を付きますが、ベトナムにいたのは嘘ではない可能性が高いので、その理由について解説しましょう。 ドラマ『恋はDeepに』のキャスト 監督&脚本&原作 女優&男優&声優 主題歌 ドラマ『恋はDeepに 第4話』のストーリー 『渚海音(石原さとみ)がベトナムにいたのは嘘ではない』 ドラマ『恋はDeepに』の全話のストーリー ドラマ『恋はDeepに 第4話』のまとめ ドラマ『恋はDeepに』のキャスト 出典:https://www.ntv.co.jp/deep/ ドラマ『恋はDeepに』は、2021年4月14日から放送開始されました。 監督&脚本&原作 脚本:徳尾浩司 演出:鈴木勇馬&岩本仁志&伊藤彰記 女優&男優&声優 渚海音(演:石原さとみ)海洋学者の女性 蓮田倫太郎(演:綾野剛)蓮田三兄弟の次

                              渚海音(石原さとみ)がベトナムにいたのは嘘ではない!ドラマ『恋はDeepに 第4話』 - 画家&イラストレーター W_AKIRAのブログ
                            • 2011.10.22 『大地の五億年…』② - カメキチの目

                              カメキチの目 「水耕栽培」で育てた野菜を知ったのはいつごろから だったのだろうか? (水だけで育てる植物といえば、《「水耕」とは言わなかったけれど》子どもの ときのヒヤシンスしか知らない) 「水耕栽培」をはじめて聞いたとき、驚いた。 野菜が育つのに、土がなくてもいいという。 「光合成」のための太陽光は欠かせないが 土はなくてもいいという。 まるで魔法、マジシャンの技を想わせる。 水耕栽培は、土と格闘しなくてすむ。 従って、汚れないしラクな姿勢で化学実験している かのような軽い(それまでのふつうの農業は肉体仕事なので)感覚の 労働ですむ。 しかし、必要な栄養素を肥料として含んだ水を 効率よく吸収するだけで、魔法のようにいくのかな? (と、ねじれた根性の私は疑った) ーーーーーーーーーー [土壌という植物工場]という項目を読み、水耕と 土で育てるという従来の農業との違いがよくわかった 水耕栽培

                                2011.10.22 『大地の五億年…』② - カメキチの目
                              • グレーム・ウッド「この先の10年はさらに悪くなるかもしれない:ある歴史学者は『社会の興亡を予測する鉄則』を発見したと信じてる。彼は、悪い知らせを携えている:ピーター・ターチンとは何者か?」(アトランティ|WARE_bluefield

                                グレーム・ウッド「この先の10年はさらに悪くなるかもしれない:ある歴史学者は『社会の興亡を予測する鉄則』を発見したと信じてる。彼は、悪い知らせを携えている:ピーター・ターチンとは何者か?」(アトランティック誌2020年12月号):要約&意訳 〔本エントリは、アメリカの著名な雑誌『アトランティック』に掲載された、ピーター・ターチンの取材記事の意訳・要約である。重要な部分はなるべく拾って文章化しているが、あくまでも意訳・要約であることを留意した上で読んでいただけると幸いである。 なお、この記事に関して、ターチン本人は、自分の研究を紹介してくれたことに感謝を示しつつも、「自分は預言者と呼称したことはなく、予言を行ったこともない」「私は歴史学者を敵視していない」等々の理由から困惑を示している。〕 The Next Decade Could Be Even Worse A historian bel

                                  グレーム・ウッド「この先の10年はさらに悪くなるかもしれない:ある歴史学者は『社会の興亡を予測する鉄則』を発見したと信じてる。彼は、悪い知らせを携えている:ピーター・ターチンとは何者か?」(アトランティ|WARE_bluefield
                                • 国内総生産(GDP)は国家の成功の誤解を招く尺度なので別の指標を使うべきという科学者たちからの提案

                                  国内総生産(GDP)は国家の成功を測る指標としては誤解を招きやすく、各国は今すぐ新しい指標を取り入れるべきだと、オーストラリア国立大学クロフォード公共政策大学院のロバート・コスタンザ氏らは指摘しています。 Development: Time to leave GDP behind | Nature https://www.nature.com/articles/505283a GDPは1930年代から1940年代にかけて開発され、国連は各国にGDPを報告するためのデータ収集を義務づけています。しかし、それ以前からGDPの考案者であるサイモン・クズネッツ氏はGDPの成長を幸福度と同一視しないよう警告しています。 GDPは主に市場での取引を測定するものですが、社会的なコストや環境への影響、所得の不平等を無視しています。そのため、GDPは実社会には適していないとされているものの、明確な後継となる

                                    国内総生産(GDP)は国家の成功の誤解を招く尺度なので別の指標を使うべきという科学者たちからの提案
                                  • 「人間の心」をめぐる新たな安全保障――進化政治学の視点から/伊藤隆太 - SYNODOS

                                    国際政治学ではこれまで、人間観をめぐり三つの立場が論争を繰り広げてきた。リアリズム、リベラリズム、コンストラクティヴィズムだ。リアリズムによれば、人間は利己的で権力政治に従事する。リベラリズムによれば、人間は社会的でアナーキーの下でも協調ができる。コンストラクティヴィズムによれば、人間の心は空白の石板(blank slate)なので、社会的相互作用を通じてアクターのアイデンティティは変えられる。 こうした国際政治学のパラダイム論争に対して、近年、自然科学の進展を受けて、戦争とは人間の本性(human nature)に根差したものであるという、トマス・ホッブズ(Thomas Hobbes)、ハンス・モーゲンソー(Hans Joachim Morgenthau)をはじめとした政治的現実主義の洞察がふたたび脚光を浴びている(注1)。こうした研究潮流は進化政治学(evolutionary poli

                                      「人間の心」をめぐる新たな安全保障――進化政治学の視点から/伊藤隆太 - SYNODOS
                                    • 2019-nCoVについてのメモとリンク(中澤港)

                                      リンク集目次 国内外の状況 政府機関・国際機関等 学術情報 疫学論文 分子生物学/ウイルス学論文 臨床論文 インフォデミック関係 時系列メモ目次 新型コロナウイルス(2020年1月6日,11日) インペリグループによる患者数推定(2020年1月18日) 患者数急増,西浦さんたちの論文(2020年1月20日,23日) WHOはPHEIC宣言せず(2020年1月23-24日) 絶対リスクと相対リスク(2020年1月26日) 研究ラッシュが起こるかも(2020年1月27日) なぜ新感染症でなく指定感染症なのか? なぜ厚労省令でなく閣議決定なのか?(2020年1月27日) コロナウイルスに対する個人防御(2020年1月27日) 国内ヒト=ヒト感染発生(2020年1月28日) フォローアップセンター設置,緊急避難等(2020年1月29日) PHEICの宣言(2020年1月31日) 新感染症にしておけ

                                      • 西表島の食物連鎖ツートップ、餌を食べ分けて共存していた

                                        沖縄県の西表島(竹富町)に生息する国の特別天然記念物で絶滅危惧種のイリオモテヤマネコとカンムリワシは、食物連鎖の頂点にいるにもかかわらず、互いに競合しないで餌を分け合っていることを、琉球大学などの研究グループが明らかにした。フンに含まれるDNAから食性を解析し、季節を違えて同じ種類の餌を食べていることがわかった。沖縄には相互扶助の「ゆいまーる」という文化があるが、2種も同様の形で生き残ってきた。 イリオモテヤマネコ(左)とカンムリワシは季節でエサを食べ分けて共存できていることが分かった(イリオモテヤマネコ:琉球大学理学部動物生態学研究室提供 カンムリワシ:沖縄こどもの国提供) 食物連鎖の頂点同士の共存 世界自然遺産である西表島は沖縄島から約400キロメートル離れており、島の大半を環境省・林野庁が管理している。独自の生態系が存在し、県内の他の離島に比べて手つかずの自然が残る。この西表島で食物

                                          西表島の食物連鎖ツートップ、餌を食べ分けて共存していた
                                        • 交通騒音、鳥の認識能力とコオロギの生殖に悪影響

                                          騒音が鳥の認知能力に影響を及ぼすかどうかを調べる実験の手法と結果を示した図(2021年2月3日作成)。(c)JOHN SAEKI / AFP 【2月5日 AFP】コオロギとそれを捕食する鳥たちは、自然界の中で同盟関係にはない。だが、今週発表された二つの研究で、コオロギと鳥には共通の敵がいることが明らかになった。路上の騒音公害だ。 研究室での実験により、車の通行があると、鳥のうち少なくとも一つの種で問題解決能力の著しい低下がみられ、またコオロギでは交尾能力の著しい減退がみられたという。 英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に掲載された論文の最終著者で、米オレゴン州にあるパシフィック大学(Pacific University)の生物学者、クリストファー・テンプルトン(Christopher Templeton)氏はAFPに「走

                                            交通騒音、鳥の認識能力とコオロギの生殖に悪影響
                                          • 【プレスリリース】果物が追熟するのは何のため? ~見逃されていた生態学的意義を初めて検証~ | 日本の研究.com

                                            • 「弱いロボット」と生きる世界

                                              「弱いロボット」を知っていますか? 「弱いロボット」というものを知っているだろうか。わりと知られているかもしれない。おれも、うっすらと知っていた。よくは知らなかった。 おれが「弱いロボット」に興味を持ったのは、『THE BIG ISSUE』という雑誌で特集されていたからだ。『THE BIG ISSUE』を知っているだろうか。ホームレスが路上で販売している雑誌だ。おれはこの雑誌を買った週は競馬に勝つという、神さまは見ている理論を信奉している。 この号の特集で、「弱いロボット」の第一人者というか、その概念を作ったであろう岡田美智男先生の研究室の様子、弱いロボットたちの紹介、そしてインタビューを読んだ。たいへんおもしろかった。 人にすり寄ってゴミを拾ってもらう「ゴミ箱ロボット」。子どもたちに昔話を語って聞かせる途中で大切な言葉を忘れてしまう「トーキング・ボーンズ」。人と手をつないでヨタヨタと歩く

                                                「弱いロボット」と生きる世界
                                              • さようなら17年周期ゼミ、また会おう 大発生の狂騒に幕

                                                米メリーランド州アンドルーズ空軍基地で、大統領専用機近くの滑走路に止まるセミ(2021年6月9日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP 【6月30日 AFP】所構わず出現しては交尾相手を求めて木々の幹をはい回り、大きな羽音を立てて飛び交い、自動車事故を引き起こし、果ては米大統領の首に着地するなど、17年ぶりに米国人の頭痛の種となっていたセミの大発生に、ついに幕が下りようとしている。 4月から5月にかけて米東部メリーランド州や首都ワシントン、中西部オハイオ州までの一部地域で始まった、17年周期で羽化するセミの大発生。今年も、これまで同様、さまざまな被害が出た。うまく飛べないセミたちは、建物の窓や車、人にぶつかっては、腹を立てたように激しい騒音を立てた。 セミが最も注目を浴びたのは、6月9日に就任後初の外遊に出るため大統領専用機「エアフォースワン(Air Force O

                                                  さようなら17年周期ゼミ、また会おう 大発生の狂騒に幕
                                                • 真壁雪乃(堀田真由)が守ろうとした山と海の関連性を紹介!ドラマ『恋はDeepに 第3話』 - 画家&イラストレーター W_AKIRAのブログ

                                                  ドラマ『恋はDeepに 第3話』では、真壁雪乃(堀田真由)が守ろうとした山と海には、大きな関連性があるので、山を開発した場合に海へ与える影響について紹介しましょう。 ドラマ『恋はDeepに』のキャスト 監督&脚本&原作 女優&男優&声優 主題歌 ドラマ『恋はDeepに 第3話』のストーリー 『真壁雪乃(堀田真由)が守ろうとした山と海の関連性』 ドラマ『恋はDeepに』の全話のストーリー ドラマ『恋はDeepに 第3話』のまとめ ドラマ『恋はDeepに』のキャスト 出典:https://www.ntv.co.jp/deep/ ドラマ『恋はDeepに』は、2021年4月14日から放送開始されました。 監督&脚本&原作 脚本:徳尾浩司 演出:鈴木勇馬&岩本仁志&伊藤彰記 女優&男優&声優 渚海音(演:石原さとみ)海洋学者の女性 蓮田倫太郎(演:綾野剛)蓮田三兄弟の次男で、仕事に邁進する性格 蓮田

                                                    真壁雪乃(堀田真由)が守ろうとした山と海の関連性を紹介!ドラマ『恋はDeepに 第3話』 - 画家&イラストレーター W_AKIRAのブログ
                                                  • 奄美大島でマングース「根絶」 環境省が宣言へ ハブ対策で導入失敗 - ライブドアニュース

                                                    を捕食するなど、生態系やに深刻な被害をもたらしてきた侵略的外来種のフイリマングースについて、が鹿児島県・(712平方キロ)での「根絶」を宣言する見通しとなった。9月3日の専門家検討会後に正式発表する。のように広い範囲に定着した後にマングース根絶に成功した事例は世界でも例がないという。 によると、フイリマングースは南アジアに分布している。日本には毒蛇のハブやネズミの駆除目的で導入され、には1979年、30匹程度が持ち込まれた。 だが、ハブが夜行性であるのに対しマングースは昼間に行動するため、ハブ対策としての効果はなかった。希少な在来の動物などを捕食して分布を広げ、2000年には島内の生息数が約1万匹にまで増えた。一方、国の特別のなど一部のは、01〜02年ごろには生息数がマングース導入前の2割程度になった。 国は00年ごろ、本格的にマングース捕獲に着手。05年に外来生物法のに指定した。同じころ

                                                      奄美大島でマングース「根絶」 環境省が宣言へ ハブ対策で導入失敗 - ライブドアニュース
                                                    • 三次元点群データをQGISでひり出してみた - Qiita

                                                      0.4秒くらいでこの記事を読み終えたいかた向けにオチを書いておきますと 【三次元点群データ処理…それQGISでもできますよ】 です(約2万字・読了15分)。 はじめに 先日、自由でオープンなジオツールやデータを東京と札幌でいじるGeoSaturdayというワイガヤ勉強会を開催し、東京札幌で50名を超える参加がありました。皆様ありがとうございます。 そのなかで、林業クラスタの方が、レーザー航空測量の3次元データ(LiDARデータ)がテキストデータであるのだけど、オープンソースの地図ソフトQGISで表示したり変換するにはどうすれば…という課題をお持ちでした。 海外ではオープンソースソフトとLiDARデータをビシバシいじって可視化したり、予想される木材の量などの算出がされているようです。しかしこのような手法の日本語情報は少なく、可視化するだけでも業者さんに頼んだり高いソフトを購入したりという状況

                                                        三次元点群データをQGISでひり出してみた - Qiita
                                                      • あなたの声がチカラになります

                                                        Ⅰ. 国民の側と天皇の側の双方から支えられた象徴天皇制 以下は、象徴天皇とは何かということを生涯を通じて誰よりも深く考えられた方のお言葉である。 「…即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。…私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じてきました。」(『象徴としてのお務めについての天皇陛下〔現明仁上皇〕のおこと

                                                          あなたの声がチカラになります
                                                        • 新型コロナの回復後も疲労や認知機能の低下が続く「ロングCOVID」は血液に焦点を当てた治療が有効な可能性

                                                          新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症した患者の中には、疲労感や息切れ、認知機能の低下といった症状が感染から数カ月以上も継続する「ロングCOVID」という後遺症に苦しむ人が多数います。新たに南アフリカとイギリスの研究チームが、「ロングCOVIDは体内の微小な血栓と血小板の異常が関与している可能性があり、血液に焦点を当てた治療が有効かもしれない」とする査読前論文を公開しました。 Combined triple treatment of fibrin amyloid microclots and platelet pathology in individuals with Long COVID/ Post-Acute Sequelae of COVID-19 (PASC) can resolve their persistent symptoms https://www.resea

                                                            新型コロナの回復後も疲労や認知機能の低下が続く「ロングCOVID」は血液に焦点を当てた治療が有効な可能性
                                                          • 再び、《甲状腺がん検診をおこなうべきで無い理由》 - Interdisciplinary

                                                            もう何度も、題に書いたような事は論じていますが、少しずつ表現を変えたりしながら説明していくのも重要なのだろうと思います。 さて、甲状腺がん検診の話です。これまで言ってきたように、 甲状腺がん検診をおこなうべきで無い理由 は、 甲状腺がん検診の有効性が認められていない からです。もちろんここで、おこなうべきで無いというのは、公的に推奨するとか、医療者側が積極的に実施するとか、それを否定しており、受けさせない事を強制するものであってはなりません。 有効性が認められていないから甲状腺がん検診をおこなうべきで無い、と書きましたが、これをもっと正確にすれば、 正味の便益が認められていないからおこなうべきで無い となります。ここで正味の便益(net benefit)とは、有効性と害とを比較し、有効性が害を上回る分を指しています。net benefitは純利益とも訳されるでしょうが、これは経済方面を連想

                                                              再び、《甲状腺がん検診をおこなうべきで無い理由》 - Interdisciplinary
                                                            • 渚海音の言葉が弾丸になり蓮田倫太郎を撃ち倒す?ドラマ『恋はDeepに 第9話』 - 画家&イラストレーター W_AKIRAのブログ

                                                              ドラマ『恋はDeepに 第9話』では、渚海音の言葉が弾丸になり蓮田倫太郎を撃ち倒してしまったので、なぜ、そうなったのか詳しく紹介しましょう。 ドラマ『恋はDeepに』のキャスト 監督&脚本&原作 女優&男優&声優 主題歌 ドラマ『恋はDeepに 第9話』のストーリー 『渚海音の言葉が弾丸になり蓮田倫太郎を撃ち倒す』 ドラマ『恋はDeepに』の全話のストーリー ドラマ『恋はDeepに 第9話』のまとめ ドラマ『恋はDeepに』のキャスト 出典:https://www.ntv.co.jp/deep/ ドラマ『恋はDeepに』は、2021年4月14日から放送開始されました。 監督&脚本&原作 脚本:徳尾浩司 演出:鈴木勇馬&岩本仁志&伊藤彰記 女優&男優&声優 渚海音(演:石原さとみ)海洋学者の女性 蓮田倫太郎(演:綾野剛)蓮田三兄弟の次男で、仕事に邁進する性格 蓮田光太郎(演:大谷亮平)蓮田三

                                                                渚海音の言葉が弾丸になり蓮田倫太郎を撃ち倒す?ドラマ『恋はDeepに 第9話』 - 画家&イラストレーター W_AKIRAのブログ
                                                              • K値プレプリント原稿についてのコメント - 臺灣と瀬田で數理生態學と妄想

                                                                大阪大学と九州大学の科学者によってCOVID-19の感染状況を示すK値という新指標の論文原稿が以下のようにプレプリントサーバにアップロードされています。 Novel indicator of change in COVID-19 spread status doi: https://doi.org/10.1101/2020.04.25.20080200 新型コロナウイルスに関する科学論文(原稿)の社会への潜在的インパクトの大きさを考慮してプレプリントサーバには以下のような但し書きがあります。 This article is a preprint and has not been peer-reviewed [what does this mean?]. It reports new medical research that has yet to be evaluated and so s

                                                                  K値プレプリント原稿についてのコメント - 臺灣と瀬田で數理生態學と妄想
                                                                • 令和の怪談:子どもの未来を奪う医療デマの流行 | MONOLOGUE

                                                                  2024年4月11日 by Offside [全文PDF] 親・祖父母・教諭・養護教諭・教頭・学校長・保育士・園長・教育委員会・文部科学省など、子どもを保護する立場の方々に届いてほしい。この記事で言いたいことはただひとつ。 「日本の子どもたちは、2022年から人生を大きく左右しかねない疾病リスクにさらされています。子どもの未来を奪う医療デマに惑わされてはいけません。正しい知識をもって、子どもたちを守ってください」 本当に心からお願いをする。 マスコミは「コロナも明けて4年ぶりの~~」を連呼しているし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については、 弱毒化して、ただの風邪になった だから国も5類にしたのであり、感染対策はもう不要 世界中でマスクもとり、COVID-19は過去のものになっている という主張が多い。「まだコロナなんて言っているの? もう気にする必要ないでしょ」という雰囲

                                                                    令和の怪談:子どもの未来を奪う医療デマの流行 | MONOLOGUE
                                                                  • 黒うさぎが食べた本当は食べなさそうな黒い物 - 黒うさぎのつぶやき

                                                                    火・木様の授業がオンデマンドも可。水曜日は自主休講日。 と、ウソのような授業の体制になったしぐれの子分②。そういうことで、最低週2日しか学校へ行かなくてもよくなったそうで、お母ちゃん的にはなんかモヤモヤする今日この頃(-_-;) おまけにおうち大好き人間なので、 「こんなんじゃアカン!バイトする時間充分あるよね!?バイトバイトー!」 とはっぱを掛けるのですが、呑気にしぐれとゴロゴロしている子分②。。。ってことで、こっちが出たくなってしまうので、今日も明日も明後日もしぐれのお母ちゃんは出掛けます。そんな、ちょっとどうよ!?な子分②からの報告。 「しぐれ、アリ食べてた!」 と。? アリ? うさぎってアリを食べるのでしょうか。ヤフー知恵袋に同じような質問が載ってたので見てみると、”甘い匂いがしたんでしょうか”とか書かれてました(-_-;) 多分、一昨日採ってきたにんじんの葉っぱの根元にアリの卵が

                                                                      黒うさぎが食べた本当は食べなさそうな黒い物 - 黒うさぎのつぶやき
                                                                    • 蓮田光太郎(大谷亮平)が弟の倫太郎を嫌う理由を解説!ドラマ『恋はDeepに 第1話』 - WワーカーAKIRAの映画・ドラマブログ

                                                                      ドラマ『恋はDeepに 第1話』では、蓮田光太郎(大谷亮平)が弟の倫太郎(演:綾野剛)を毛嫌いするので、その理由について考察してみたので参考にしてみて下さい。 ドラマ『恋はDeepに』のキャスト 監督&脚本&原作 女優&男優&声優 主題歌 ドラマ『恋はDeepに 第1話』のストーリー 『蓮田光太郎(大谷亮平)が弟の倫太郎を嫌う理由』 ドラマ『恋はDeepに 第1話』のまとめ ドラマ『恋はDeepに』のキャスト 出典:https://www.ntv.co.jp/deep/ ドラマ『恋はDeepに』は、2021年4月14日から放送開始されました。 監督&脚本&原作 脚本:徳尾浩司 演出:鈴木勇馬&岩本仁志&伊藤彰記 女優&男優&声優 渚海音(演:石原さとみ)海洋学者の女性 蓮田倫太郎(演:綾野剛)蓮田三兄弟の次男で、仕事に邁進する性格 蓮田光太郎(演:大谷亮平)蓮田三兄弟の長男で、倫太郎と仲が

                                                                        蓮田光太郎(大谷亮平)が弟の倫太郎を嫌う理由を解説!ドラマ『恋はDeepに 第1話』 - WワーカーAKIRAの映画・ドラマブログ
                                                                      • 35億人を襲う熱波、2070年までに居住不可能に 国際研究

                                                                        50年後、熱波で35億人が移住を余儀なくされる恐れがあるとの研究結果が発表された/Dibyangshu Sarkar/AFP/Getty Images 香港(CNN) もしも今のままのペースで地球温暖化が続いた場合、現在30億人が暮らしている場所が、50年後には暑すぎて人の住めない場所になるかもしれない――。考古学や気候学、生態学の専門家でつくる国際チームがそんな研究結果を発表した。 この研究は4日の米科学アカデミー紀要に発表された。気温が1度上がるごとに、10億人が別の場所への移住を余儀なくされるか、極端な猛暑に順応しなければならなくなると予測している。 米ワシントン大学の専門家はこの予測について、「私たちが今のやり方を変えなかった場合に起こり得る」最悪の筋書きと形容する。 研究チームが歴史的な世界気温と人口分布に関するデータを分析した結果、世界の人口の大部分は、年間平均気温が11~15

                                                                          35億人を襲う熱波、2070年までに居住不可能に 国際研究
                                                                        • 認知科学のススメ

                                                                          この記事は2022年7月7日に行われた「デザイナー勉強法ハックLT」というイベントで発表した内容を記事化したものです。発表に使用したスライドはこちら。 認知科学とは 認知科学とは生体(人間など)の認知を情報処理の観点から研究する学問で、さまざまな分野にまたがる学際的な学問でもあります。従来の心理学(行動主義心理学)では刺激とそれに対する反応に着目していたのに対し、認知科学では認知のメカニズムを解明しモデル化することに主眼を置いています。 実は認知科学は最初から認知科学として確立していたわけではありません。1950年頃からコンピュータの発展に伴い「認知の過程をモデル化すること」が様々な分野(認知心理学、人工知能学、理論言語学など)で同時多発的に研究されるようになりました。そして、同様の研究を行っている学問間で学際的研究交流の機運が高まり、認知科学という分野が確立されました。 認知心理学は、人

                                                                            認知科学のススメ
                                                                          • ちゃんとした「進化生物学ブックガイド」: かめふじハカセの本草学研究室

                                                                            リンク張るのもバカバカしいので敢えてここで明示はしないけれども、「進化生物学ブックガイド」なる単語がTLに流れてきたので見に行ったらそこにはかめふじ文庫トンデモ本コレクションにも収蔵されている有名なトンデモ本が複数含まれていた。 かめふじ文庫の闇、瘴気溢れるトンデモ本コレクション。 よりによってこんなもんを進化生物学本として紹介してくれるなバカが。 自分が進化生物学者か?と問われるとそれはそれで烏滸がましい…と思ってしまう程度ではあるけれども、まぁ一応進化生物学関連の論文も出したことがないわけでもない。非常勤ではあるけれども大学で学生さんたち相手に進化の内容について講義もしている立場から、こんなトンデモブックガイドをのさばらせておくことなく、きちんとマトモな「進化生物学ブックガイド」を公開することは、微々たるものではあっても世間の自然科学理解の向上に貢献するものだろうと考えて、読みやすくて

                                                                            • 「地球温暖化は人間が原因」とIPCCがついに断定、「人類にとって赤信号」と国連事務総長

                                                                              国連環境計画と世界気象機関が設立した気候変動評価機関・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)がおよそ8年ぶりに報告書を発表し、その中で「地球温暖化は人間が原因」と初めて断定しました。 Climate change widespread, rapid, and intensifying – IPCC — IPCC https://www.ipcc.ch/2021/08/09/ar6-wg1-20210809-pr/ Sixth Assessment Report https://www.ipcc.ch/report/ar6/wg1/ Guterres: The IPCC Report is a code red for humanity https://unric.org/en/guterres-the-ipcc-report-is-a-code-red-for-humanity/ 202

                                                                                「地球温暖化は人間が原因」とIPCCがついに断定、「人類にとって赤信号」と国連事務総長
                                                                              • 脳が小さくなったり大きくなったりするアリ、初の発見

                                                                                インドクワガタアリ(Harpegnathos saltator)のコロニーで女王アリが死ぬと、働きアリの間で新しい長を決める戦いが始まる。戦いを勝ち抜いたアリは「ガマゲイト」と呼ばれ、脳の可逆的な縮小など、大きな身体的変化が起こる。 ほとんどの種類のアリのコロニー(集団)では、繁殖できるのはオスと1匹の女王アリだけで、それ以外のメスの働きアリは不妊だ。しかし、インドクワガタアリ(Harpegnathos saltator)は違う。女王アリが死ぬと、働きアリたちが一風変わった戦いを繰り広げ、勝者が新たな女王となって卵を産めるようになる。新女王の卵巣は大きくなり、脳は約20%も縮小することが知られている。 新たな研究により、このインドクワガタアリの新女王が王位を降ろされると再び働きアリに戻り、脳と卵巣が元の大きさに戻ることが明らかになった。このような可逆的変化は、昆虫全体でも知られていなかった

                                                                                  脳が小さくなったり大きくなったりするアリ、初の発見
                                                                                • 26号⑥ ヨコ 栗原様.indd

                                                                                  Kobe University Repository : Kernel PDF issue: 2023-11-15 コロナ禍における日本の陰謀論を問う (Citation) 日本文化論年報,26:127*-179* (Issue Date) 2023-03 (Resource Type) departmental bulletin paper (Version) Version of Record (JaLCDOI) https://doi.org/10.24546/0100481683 (URL) https://hdl.handle.net/20.500.14094/0100481683 栗原, 健太 1 「米民主党の「ピザゲート」 ? 偽ニュースや陰謀論の生まれ方」 『BBC NEWS JAPAN』2016 年 12 月 2 日 https://www.bbc.com/japanes