反響をいただいた『しんぶん赤旗』の『日本の包茎』をめぐるインタビュー。編集部のご厚意により上下の記事全体を掲載します。気になったら本のほうもよろしくお願いします! https://t.co/4k02z13zv6
なかなか興味深い話題がバズっていたので紹介したい。「男性の友人関係」に関して、グレイソンペリー(英国の芸術家。女装家としての側面も持ちジェンダーに関する著作がある)を引いて解説する一連のツイートだ。 女性の何倍もの数の男性が孤独で自殺する。男の友情の多くは同僚など社縁であり、実際は女性よりも(仕事の絡まない)友達は少ないし、その必要性に気づいていない。そして「男性が健全な関係の大切さに気づかないのは、そこにセックスが絡まないからだ」と >グレイソンペリー『男らしさの終焉』 — ジロウ (@jiro6663) October 4, 2021 これ面白いな。腐女子たちが「あれだけ仲良かったら(セックス)してるでしょ」という発想で、仲良さげな男性二人の関係を(妄想の中で)勝手に進展させていくのをよく聞いたが、男性が誰かと仲良くなれるのは仕事かセックスを介してのみ、という男性の親密性の特性を的確に
ジャーナリスト伊藤詩織が、2015年4月に起きた性暴力について初めて公の場で語ったのは2017年5月のこと。同事件が嫌疑不十分で不起訴処分とされたことに対し、伊藤は顔と実名を公表し、不当を訴えた。しかしこの訴えも棄却された伊藤は、刑事から民事に切り替え、望まない性行為で重大な肉体的・精神的苦痛を被ったとして、元TBS記者山口敬之に慰謝料1100万円の損害賠償を求めて訴訟を起こした。そしてついに19年、伊藤の訴えは認められ、さらに今年1月25日に行われた控訴審においても東京高裁は一審判決を支持、山口に約332万円の支払いを命じた。 控訴審の後に開かれた会見で、伊藤はこれまでのことを振り返りながらこう語った。 「第一審に続き、今回の判決で『私の性的同意はなかった』と認定されました。私が準強姦の訴えを起こした2015年は強姦罪でしたが、強制性交等罪へと刑法が改正されました。しかし、その時に性的同
シェイクスピアより面白い⁉︎ 萩尾望都が激賞した理由とは ──萩尾先生は「薔薇王の葬列」を連載初期から読んでいらしたそうですね。 萩尾望都 そうなんです。面白くて夢中になって読んでいたんですよ。 菅野文 萩尾先生が読んでくださっているというお噂を聞いて感激しました。3巻が出るときに担当さんが「単行本の帯にコメントを書いていただけないでしょうか」とお願いして……まさか本当に書いていただけるとは! 萩尾 「シェイクスピアより面白い!」って書いたんですよね(参照:菅野文「薔薇王の葬列」3巻帯に萩尾望都の推薦文、書店特典も)。 菅野 ありがとうございます(笑)。 萩尾 そう書いたのにはちゃんと理由があるんです。昔から歴史物が好きでいろいろ読んでいたんですが、シェイクスピアの戯曲の「リチャード三世」は何がなんだかわからなかったんです。「リア王」や「ハムレット」は理解できたのに。それが「薔薇王の葬列」
ある米大日本人科学者の神経科学的世界の考察 第15話 1. 勇敢な女性被害者たちが社会全体を変貌させたアメリカでミートゥー運動が始まってからもうしばらく経ちました。 無力のはずだった無数の女性たちが虐待やハラスメントの加害者たちに勇敢に立ち向かい、あっという間に多くの男性権力者たちが表舞台から転げ落ちていきました。 SNSなどで過去の虐待を次々と打ち明けていった女性たち自身でさえ、アメリカ社会がシステムレベルの虐待と闘う女性たちにいっぺんに味方することになったことに半ば半信半疑といった雰囲気がありました。 アメリカの女性たちが振り絞った渾身の勇気はみるみるうちに無数の女性被害者に伝播し、気が付けば社会全体の女性に対する認識、扱いが根本から変貌していました。 それは、メディアでも人々の日常生活レベルでも「ミートゥー運動後」のアメリカはそれ以前と比べて「別の国になった」と言われるほどに変貌した
趙:ここ数年の間に「弱者男性」に関する本を3冊出されました。インタビューで一番焦点を当てたかった点はこの部分です。1990年代から日本では男性学の流れが少しずつありましたね。途中でちょっと途切れたようですが。 杉田:そうですね。日本では一九九〇年代に「男性学の時代」と呼ばれた時期がありました。グラムシ研究者の伊藤公雄さんらが初期の代表的な論客で、「男らしさの鎧を脱いで、自分らしく生きよう」と主張しました。その後、様々な自治体で男性学講座が開催されたりもしました。ただ、そうした動きは、基本的には会社を引退したあとのサラリーマン層が中心だったように思います。そうした流れがある程度普及すると、男性学の役割はあたかも達成されたような雰囲気になって、いったんは収束してしまいました。 趙:「性的弱者」という言い方はありましたよね。1990年代後半に上野千鶴子と宮台真司の対談が話題になりました。「コミュ
2019.07.18 17:15 ソフトバンク・サファテ投手「アメリカが嫌いなら出ていけ」~アメリカ人の愛国心と強く結びつく国旗 7月7日、FIFA女子ワールドカップで米国女子サッカー・チームが優勝した際、スタジアムでは観客が熱狂し、「男女平等賃金!」のシュプレヒ・コールが起こった。キャプテンのミーガン・ラピノーはLGBTQ活動家であるだけでなく、男女サッカー選手の賃金格差是正についてチームメイトとともに訴訟を起こしている最中だった。 翌日、福岡ソフトバンクスホークスのデニス・サファテ選手(米国ニューヨーク出身)がラピノーに対し、英語で以下のツイート行った。 「ヘイ、ラピノー。そんなにアメリカが嫌いなら出ていけよ! 誰もお前を止めないし」 Hey @mPinoe if you hate America so much, leave! No one will stop you. このツイート
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今年に入ってから、「異次元の少子化対策」というフレーズが繰り返されている。現在を淡々と生きている私は、一体、異次元とはどういうものなのだろうと、精一杯の「聞く力」を働かせているのだが、「検討を進めるように指示した」といった曖昧な言葉ばかりが聞こえてくるし、財源さえもハッキリしないので、傾げた首が元に戻らない。 【写真】昼食は220円、スタバを我慢…平均年収443万円「絶望的な生活」 自民党・甘利明議員が少子化対策のために消費税増税という選択肢もあると匂わせると、たちまち批判の声が噴出、甘利議員は火消しに追われた。こうなると、異次元どころではなく、低次元での内輪の議論である。いや、議論というか、縄張り争いにも見える。 麻生太郎副総裁が、1月15日、福岡県で行なった講演会で、少子化について、「一番大きな理由は、出産する時の女性の年齢が高齢化しているから」と述べ、女性の初婚年齢が「今は30歳で普
アルテイシア『ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 医大の不正入試から、痴漢や「生理の貧困」問題、女性政治家の少なさ等々、女たちが性差別に声を上げる一方で、「男らしさの呪い」から抜けられない男たちのしんどさも。「女は翼を折られ、男はケツを蹴られる」と喝破する著者が、男も女も繊細でいいし傷ついていい、よりよい未来のために声を上げていこう! と元気づける爆笑フェミエッセイ。 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット アルテイシア『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 男尊女卑がはびこる日本で女はとにかく生きづらい。入試や就活で差別され、セクハラパワハラ当たり
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