22日、長野県北部で発生した地震で、線路に土砂が流れ込むなどして一部の区間で運転できなくなっているJR大糸線では、24日から土砂を取り除くなど復旧に向けた作業が本格的に始まりました。 JRでは、補修作業を進めた結果、不通となっている区間のうち信濃大町駅と白馬駅の間は安全が確認できたとして、25日の始発から運転を再開することにしています。 22日の夜、長野県北部で震度6弱の激しい揺れを観測した地震では、小谷村を通るJR大糸線の白馬大池駅と千国駅の間で線路脇の土砂が崩れて、レールの上に流れ込むなどして、一部の区間で列車の運転ができなくなっています。 現場では24日午前から作業員およそ10人で復旧作業が行われ、工事用の大型機械で壊れた遮断機や大きな岩などを取り除いています。 また24日は地震で住宅が壊れる被害が集中した隣の白馬村の神城地区でもレールのゆがみを直す補修作業などが行われています。 J