不安と緊張が覆う祭典を、ことほぐ気にはなれない。 新型コロナウイルスの変異株が広がる。緊急事態宣言は10都道府県に、まん延防止等重点措置も8県に発令されている。 病床が不足し、適切な治療を受けられずに亡くなる人が後を絶たない。医療従事者に過重な負担がかかり、経済的に追い詰められて自ら命を絶つ人…
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8歳男の子、車にはねられ眼底骨折 上田署「物損事故でもよいのでは」→母の抗議で一転人身事故に 募る不信感【声のチカラ】 「子どもがけがをしたのに物損事故にされそうです。力を貸してください」。上田市の女性(45)から本紙「声のチカラ」(コエチカ)に助けを求めるメッセージが届いたのは5月だった。聞けば、小学3年の四男(8)が近所で車にはねられて眼底骨折などのけがをしたのに、上田署に物損事故として処理されそうだという。なぜそんなことになるのか、上田署の事故対応を追った。(牧野容光) ◇◇◇ 女性によると、事故があったのは4月30日の昼下がりだ。四男は三男(11)と一緒に自宅の庭でボール遊びをしていた。すると、ボールがフェンスを越えて敷地外の市道へ。四男は転がったボールを拾い、庭に投げ入れ、戻ろうとしていた時に乗用車にはねられた。 「ぎゃっ」。女性は悲鳴を聞いて外に飛び出した。四男は路上にうつぶせ
「子どもの声がうるさいからって公園を廃止してしまって良いのでしょうか?」。本紙「声のチカラ」(コエチカ)取材班に長野市民から疑問の声が寄せられた。都会では子どもの声を嫌って保育園などの用地が確保できない事例があると聞く。いったい何があったのか。現地を訪ね、関係者に話を聞いた。(牧野容光) ■「長い間ご利用いただき、ありがとうございました」と張り紙 公園は長野市青木島町大塚にある青木島遊園地。小学校の体育館一つ半ぐらいの広さで閑静な住宅街にある。記者が初めて訪れた11月中旬はツツジやケヤキが見事に紅葉していたが、遊び回る子の姿はなかった。 ふとフェンスの張り紙を見ると「青木島遊園地は、令和5年3月31日をもって廃止いたします」とあった。市役所が作った張り紙だ。原状復旧工事のため今月ごろから閉鎖するとし「長い間ご利用いただき、ありがとうございました」と結んでいた。 ■多くの子どもたちにが遊ぶ公
なぜそこまで? ヤマト運輸や佐川急便のドライバーが平らな道でもタイヤに「輪留め」をする深い理由(なるほど! 2024年7月26日掲載) 宅配便のドライバーが集配車を路上にとめ、車両の周りをきびきびと動き回る様子はよく見る光景だ。その際、路面が平たんであってもタイヤの動きを止める“輪留め(輪止め)”を使っているドライバーもいる。三角形の輪止めをタイヤの前後に差し込む姿を見るたびに、記者は「なぜそこまで?」と疑問を抱いてきた。坂道ならば理解できる。ドライバーが離れている間に車両が勝手に動き出す〝自走〟を防ぐために輪止めは有効だ。でも、平たんな道では、AT車ならばPレンジとパーキングブレーキで十分に自走を防げるはず。ヤマト運輸と佐川急便に理由を聞いた。 佐川急便は「車種を問わず、ドライバーが車を離れる際は必ず輪止めを使用する運用になっている」と答えた。同社は「安全は全てに優先する」という安全目標
新型コロナウイルス感染拡大に伴って国が全住所に2枚ずつ布マスクを配布する事業に取り組み始めたところ、この布マスク配布のおかげで不織布マスクが値崩れしてきたーとの言説が流布され、首相や官房長官も「そのような評価がある」由発言してきました。果たして実際のところはどうでしょう。これは歴史の風説の検証にも似ています。現在を体験しているものとして、個人で入手できる範囲のマスクに関する情報を集め、検討しました。 (表題写真は配布発表記事が掲載された2020年4月2日信濃毎日新聞朝刊と6月10日に届いたマスク) 作業は基本的に歴史を研究するのと同じで、ある事象に関する情報を集積し相互の関連を検討するという、単純な手法です。今回、末尾に示す170件以上の情報を資料としました。新聞記事と一部ネット、公的機関の発表資料から事実関係の記述を拾い出して時系列に並べ検討した結果、マスクの値崩れは中国の輸出緩和が一番
県庁所在地の代表駅前なのに…マクドナルドがない!! 長野、青森、山梨、福井など20県が該当【独自調査】 長野県の県庁所在地・長野市にあるJR長野駅は、人口約36万6千人余の市の玄関口であり、長野県内で最大の駅でもある。北陸新幹線も停車するし、飲食店や衣料品店がそろう駅ビルだってあるし、駅前にはデパートやホテル、コンビニ、居酒屋、映画館もある。しかし、長野市民の一部はそんな駅の周辺に1つの不満を持っている。いや、弱点と言ってもよい。長野駅の駅前にはマクドナルドが、あの“マック”がないのだ。(中島瑞穂) 長野駅前には2013年まではマクドナルドがあった。高校時代を長野市で過ごした記者(27)は、放課後に駅前のマックにしばしば立ち寄り、100円のドリンクを飲みながら友達とおしゃべりを楽しんだり、勉強を教え合ったり。マックは「青春のたまり場」だった。しかし、駅に隣接する商業ビルの解体に伴い、201
大平洋戦争で初の「玉砕」と発表されたことで知られるアッツ島ですが、占領時の島民の運命を本日まで知りませんでしたー一つの文化を破壊した戦争 日本人にはまるで関心を持たれていなかったアリューシャン列島のアッツ島に、日本軍が上陸したのは1942(昭和17)年6月6日から8日にかけてでした。そして戦略拠点としては価値の低いアッツ島、キスカ島占領が当時、大々的に報道されています。こちら、同年6月11日の読売新聞です。 横ぶちぬきの見出しで「米の対日北方攻撃地点破砕」と列島の所要点を確保、とあり、これがアッツ島の上陸占領でした この紙面、実はミッドウェー海戦の報道です。アリューシャン列島攻撃はミッドウェー作戦の牽制作戦として行われたのですが、主作戦たるミッドウェー島攻略・米機動部隊撃滅という2つの目的はいずれも達成できず、逆に日本は主力空母6隻中、この時出撃した4隻全空母と搭載機すべてを失う大敗北。米
【独自】女子選手9人、教諭に前髪切られる 都市大塩尻高バレーボール部で指導の一環 前髪より「勝つことに集中しろ」 女子バレーボールの強豪、東京都市大塩尻高校(塩尻市)の女子バレーボール部長(教諭)が、指導の一環として同部所属選手9人の前髪を切っていたことが27日までに同校などへの取材で分かった。同校は今後、県バレーボール協会と中信高体連に正式に報告する。今井一仁監督(教諭)と部長は現在、指導から外れているという。 本紙「声のチカラ」(コエチカ)取材班に寄せられた匿名情報を基に取材したところ、同校が事実関係を認めた。青木弘泰教頭は「実際に切ったのは問題で重く見ている」としている。 青木教頭らによると、昨年12月、全日本選手権に向けた合宿中、前髪を気にしていた選手に今井監督が「前髪を気にする以上に勝つことに集中しろ」と指導した。指導を受けた選手は美容室などで前髪を切ってきたが、部長が他の選手に
県が30日発表した毎月人口異動調査に基づく人口推計で、9月の1カ月間に東京都から長野県に転入した人は516人に上り、転出者(422人)を上回って94人の「転入超過」となったことが分かった。新型コロナウイルスの感染が広がった4月以降、東京から県内への転入超過は6カ月連続となった。 前年同月と比べると、9月は東京からの転入者が104人増え、転出者が30人減った。転入者の増加は4カ月連続、転出者の減少は3カ月連続。 4〜9月の半年間の合計では844人の転入超過となった。転入者は3455人で前年同期を450人上回った。 東京、埼玉、千葉、神奈川4都県の「東京圏」との転出入では、9月の県内への転入者1022人に対し、転出者は871人にとどまり、151人の転入超過。前年同月との比較では、転入者が115人増え、転出者は170人減った。 9月の1カ月間で県外からの転入超過者数が多かったのは松本市(54人)
コロナ禍がもたらす大変革。あちこちの企業で「生き残りのための改革」が叫ばれています。こうした中、デジタル化の波に翻弄されつつも実直な企業理念から、ついには世界のオンリーワンになった企業が長野県にあります。手がけるのは、最近若い人たちの間でも大人気のアナログレコード。世界が、この会社の技術に頼っています。 (映像センター/カメラマン 小倉正彦) ヴァイナル 大人気! ヴァイナルとは、レコードの材料「塩化ビニール(Vinyl)」の英語読みです。CDを買わずにサブスクリプションで音楽を楽しむ若い人も、レコードを「ヴァイナル」と呼んで、その音やジャケットを楽しんでいます。去年1年間のレコードの生産額は21億4600万円、なんと10年前の11倍になりました。
長野第一法律事務所 ブログ《分野別/信州の記事》 長野県長野市の法律事務所(弁護士事務所)〈長野第一法律事務所〉のブログです。 長野市,中野市,須坂市,飯山市,千曲市,上田市,松本市,安曇野市ほか長野北信地域の皆様を中心に法律相談,各種手続,訴訟代理業務等に対応しています。 〒380-0842 長野市西町568番地1 長野県弁護士会所属 代表弁護士 武田芳彦 弁護士 一由貴史 弁護士 坂井田慧 弁護士 和手俊允 図書館での迷惑行為について,興味深い判決が出ました。 岐阜新聞の記事(2021年7月22日配信)です。以下引用。 土岐市図書館(岐阜県土岐市土岐津町土岐口)で迷惑行為を繰り返したとして、市教育委員会から入館禁止処分を受けた利用者の女性が、処分の撤回と慰謝料40万円を求めた訴訟の判決は21日、岐阜地裁(鳥居俊一裁判長)であり、「処分は法令上許容される余地がなく違法」として取り消しを命
蒸し暑い真夏日。汗だくで近所のスーパーに入ると『十割蕎麦にわさび昆布はいかがですか』と言うタイムリーなPOP。 即、かごにイン。してやられました。 信州安曇野 わさび昆布 380円(税抜) 製造しているのは、長野県安曇野の田園風景の中にある漬物で有名な「まるたか」です。 大根、野沢菜、きゅうり、わさび、昆布。ビジュアルは"山形のだし"にも似ていますが、何と言ってもポイントは刻んだわさび。 つーんとした辛さが、たまらない。 ご飯にも豆腐にもかけたいところですが、この日はスーパーの戦略に乗っかって、十割蕎麦にぶっかけます。 鼻にツーンとくる唐辛子とは違う辛み。シャキシャキ野菜とネバネバ昆布を引き立てるこの辛み。わさびが主役です。 蕎麦にも絡みやすく、最後まで蕎麦をすする手が止められません。 お酒の〆にも最高だな、これは。 わさび 昆布【HACCP対応・JAS認定工場】【まるたか】【まるたかのお
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:スパイス「悪魔の糞」は本当にカレーを美味しくするのか > 個人サイト むかない安藤 Twitter >ライターwiki 出会いは突然に 長野県の高速道路を運転していて、たまたま立ち寄ったサービスエリアで、ちょっと小腹がすいたからパンでも買うか、とお店をぶらついていたところ、目にとまったのが牛乳パンだった。 牛乳パン 信州で愛されるローカルパンと書いてあるが、牛乳パンという名前がシンプル過ぎるので、どこにでもありそうな気がしてしまった。関東でも売ってなかったっけ? 数量限定という言葉に弱いのと、残り2個となっていたのであまり深く考えずに買ってみた。 パンにしてはわりとでかい。6枚組のCDボックスセットくらいある なるほど牛乳パンですね 牛乳
戦時下、よくまとめた「敵国現勢」ーただし、日本の生産量は発表されないので比較は現代になって初めて可能に こちら、戦時下の国策通信社として活動した社団法人同盟通信社外国経済部編集の「図説 敵国現勢」です。1944年3月28日発行で、B5判250㌻とボリュームもあります。 米国と英国を中心に、敵国の生産、配給、人的資源などをグラフや絵を多数利用して解説しています。序文では「一億の決意をさらに固くせん」との目的を示しています。 序文に続く編序では、一転して米国と英国の非道を並べて「公正妥当な戦争目的のあったためしがありません」と敵愾心を煽ります。(日本は自存自衛の戦いと書いてある。大東亜の話は?) 目次を見ると、かなり広範囲な内容で、これはこれで当時の日本側の敵国認識を知る貴重な資料となっています。 目次 そして、戦車生産の流れ作業といったカラー図解も入っています。 戦車生産工場の図解。緊張感を
表題写真は、戦争末期に爆撃機B29からまかれた「紙の爆弾」、いわゆる「伝単」の一枚に書かれた文章です。戦争を継続しているのは軍閥であり、それを倒せば戦争が終わるといった趣旨で、一般民衆の決起を呼びかけていますが、特に効果はなく、結局政府首脳や天皇によってポツダム宣言受諾が決められ、民衆がかかわることなく戦争が終わります。 これに象徴されるのは、日本人の自主性のなさ、お上に従う根強い体質です。人間関係を上下でしかみれない、空気を読む、自分から行動しないのに文句はいう…。こうした日本人気質は、実は戦前から戦後、今日に至るまで変化していない様子です。 1948(昭和23)年8月10日発行の長野県内月刊誌「信毎情報」は、「忘れられる人々」と題し、グラビアで傷痍軍人の姿をルポしています。こちらは、バス車内の傷痍軍人の写真です。 足の不自由な傷痍軍人に席を譲る人もなく 「かつてわれわれをたたえた彼女た
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