ファッションブランド「17kg」など複数のブランドを展開するイチナナキログラム。若きスタートアップでCOO(最高執行責任者)を務める秋山洋晃さんに、その素養と必要性を聞いた。 2本立てでお届けします! [1]COOは「How」のプロであれ|イチナナキログラム・秋山洋晃のCOO論 [2]平成世代の心を射止める、イチナナキログラムの採用戦略 COOサロン開設、秋山洋晃と考える「ベンチャーCOO」の役割 夕暮れの、南青山。 イチナナキログラムのCOOを務める秋山洋晃さんは、軽やかな足取りで現れた。 オフィスへの道すがら、秋山さんは言う。 「ベンチャーの数が増えれば、それだけCOOも必要になってくると思います」 COOを日本語にすると最高執行責任者になる。あらゆる業務を執行する責任者であり、CEO(最高経営責任者)に次ぐ存在と目されることも多い。 起業家を対象にした「COOサロン」も開設した彼の思