フツ族とツチ族の対立をきっかけに、わずか100日間で人口の1割近い80万人もの人々が虐殺された東アフリカの内陸国「ルワンダ」。同国において、2019年にプログラミングスクールを開校した日本人がいる。プロのエンジニアを育成するプログラミングスクール「DIVE INTO CODE」を運営する野呂浩良氏だ。 現地で第1期生を募集したところ、予想を超える100名以上の応募が集まり、その中からオンライン面接に合格した21名が受講。2019年7月に開校し、2019年12月31日には21名のうち19名が卒業した。 なぜ、日本から遠く離れたルワンダでプログラミングスクールを開校したのか。1994年の内戦から26年が経った今、“アフリカの奇跡”と呼ばれるまでの経済成長を遂げ、IT立国を目指しているルワンダの実態や今後の展開も含めて、野呂氏に話を聞いた。 人の「人生の価値」を上げる仕事をしたい 野呂氏が201