人生に必要な物はすべて幼稚園の砂場で学んだ、という言葉があります。 さて、フェルメールというお兄ちゃんがおり。オランダバロックの巨匠です。 オランダバロックというとレンブラントがおり、いずれも明暗、光線の画家ですが、レンブランは聖書のお話や集団肖像画などスケールの大きいのが好きで、フェルメールは部屋の中でお姉さんが何かしている、みたいな無印良品で小さめサイズ(50X50cmくらい)のやつが得意だった。 さて、当時の絵「手紙を書く女(1655年頃)」いってみます あれ、フェルメールじゃないじゃん その通り。ヘラルト・テル・ボルフという、同時代のオランダの画家です。 「手紙を書く女」というのは複数の人が扱ったテーマらしい。 で、フェルメールの「手紙を書く女(1665頃)」です。 テル・ボルフのほうは「とにかく端正」。あるべきものがあるべき形で、正確な遠近法で描写されており。見ていて安心?な絵だ