国際パラリンピック委員会(IPC)と東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日、東京・有明のメーンプレスセンターで東京パラリンピックの中間総括会見を開いた。児童・生徒に大会の観戦機会を提供する「学校連携プログラム」において、千葉市内の中学校で引率教師2人が新型コロナウイルスに感染していたことが判明。観戦した生徒や大会関係者の感染リスクを高めかねない行為に、組織委の武藤敏郎事務総長は「教員の方の感染は大会との因果関係はなく、発熱症状は観戦前からあったと聞いている。引率教員も基本的対策には十分対応してほしい」と話した。 【写真】東京パラリンピックの「学校連携観戦プログラム」で国立代々木競技場を訪れ、車いすラグビーの試合を観戦する生徒たち 武藤事務総長は今回の感染が「そもそも学校連携プログラムとは関係がなく、教員が児童・生徒に感染を拡大するのは当然避けるべきこと。教育委員会の問題で我々が何か申し