小中学校の授業で使う教材を、個人で買うのではなく学校で一括して購入して貸し出したり、個人で購入する際も多くの業者から見積もりをとったりするなど、保護者の負担を減らすお金のかからない学校作りの取り組みが各地で進んでいます。 インターネット上でも新学期となるこの時期には、「学用品の準備にお金がかかる」などといった書き込みが多く見られます。 こうした中、工夫して保護者の負担を減らそうという取り組みが各地で進んでいて、福岡県古賀市では以前は個人で購入していたおはじきや時計、計算カードなどが入った「算数の教材セット」、教科書や教材などをしまう道具箱も市や学校が購入して子どもに貸し出すようになりました。 また中学校では卒業生から制服を譲ってもらう取り組みを進めていて、教育委員会の廊下には、無料で受け取れる制服が並べられています。 また埼玉県川口市の小谷場中学校では授業で使うすべての副教材の見直しを毎年