世の中 【徳島県警 誤認逮捕】中3女子、警察をも欺く手の込んだ偽装工作 被害女性はチケット配送記録で潔白証明(1/2ページ) - 産経WEST
遠隔操作ウイルスに感染したパソコンなどから犯行予告が書き込まれた事件で、警視庁は遠隔操作の手口に気づかず誤認逮捕につながったことを受けて、民間のセキュリティー会社などとともに協議会を立ち上げ、専門的な知識や情報を得ながら捜査に生かすことになりました。 この協議会は全国の一連の事件で誤認逮捕が相次いだことを受けて、警視庁が民間のセキュリティー会社5社や情報セキュリティーが専門の大学教授とともに設置しました。 23日、警視庁で初めての会議が開かれ、吉田尚正刑事部長が「高度な技術を持つみなさんと連絡を密にして、同種の犯罪に備えたい」と述べ、捜査への協力を求めました。 警視庁は殺人予告が書き込まれた事件で、パソコンが遠隔操作されていることを想定せずに、福岡市の28歳の男性を誤って逮捕しました。 協議会では、巧妙なネット犯罪への対策として最新のウイルスの現状や発信元の痕跡を消す手口などについて専門的
「昼12時ごろ、チャイムが鳴って玄関を開けたら、刑事にいきなり両手を掴まれて引っ張り出されました。『何すんねん』と抵抗しましたが、『おとなしくしろ! 署まで来い』と、20人近い刑事に囲まれてパトカーに乗せられたんです。 なぜかマスコミまでいて、カメラのシャッター音が響くなか、パニックで頭が真っ白になりました」 本誌にそう怒りを露わにするのは、兵庫県尼崎市の会社員・Oさん(33)だ。 6月16日、大阪府吹田市の千里山交番で起きた襲撃事件。拳銃を奪った飯森裕次郎容疑者(33)が翌日に逮捕された。飯森容疑者は逮捕直後、「私のやったことではない。まわりの人がひどくなったせいだ」などと供述し、容疑を否認。 しかしその裏で、じつは大阪府警は、Oさんを犯人として “誤認逮捕” していたのだ。 あまりに間抜けな大阪府警の捜査をもたらしたのは、飯森容疑者がかけた、1本の「虚偽通報」だった。 事件当日の早朝5
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
遠隔操作ウィルスによる犯行予告書き込み事件で4人が誤認逮捕された問題は、かねてから指摘されてきた日本の刑事司法の問題点を、あますところなく露わにしている。これが今回の本質であることに疑いの余地はない。しかし警察を始めマスメディアは、今回の誤認逮捕の原因が、警察のサイバー犯罪の捜査能力にあるかのような言説を垂れ流し、問題の本質を歪めている。そのために、議論はサイバー捜査強化のための人員や予算の拡大と、まさに焼け太りを許しかねない方向に向かっている。 確かに警察のサイバー犯罪対応能力は低かった。いや、実際にはある程度の捜査能力あるが、今回の事件は無差別殺人の予告などが含まれていたためにいわゆる殺人事件や凶悪事件を担当する「捜査一課」が出てきたことで、警察内のサイバー犯罪の担当部署が捜査の主流から排除されたことが、誤認逮捕に至った一因との指摘もある。 しかし、それらはいずれも副次的な問題だ。
12日、東京 板橋区でバイクを手で押して歩いていた30代の会社員の男性を酒に酔った状態でバイクを運転したとして警視庁が誤って逮捕していたことが分かりました。 警視庁によりますと、12日午後9時前、板橋区成増の路上に駐車中のタクシーのそばで、運転手の男性と30代の会社員の男性が言い争っている現場に、警視庁高島平警察署地域課の50代の男性警部補と30代の男性巡査長が駆けつけたということです。 警部補と巡査長は、運転手が「衝撃を感じて車の外に出るとバイクが倒れていた」と話し、男性の息から酒の臭いがしたことから男性が酒に酔った状態でバイクを運転した疑いがあるとして、その場で逮捕したということです。 ところが、その後、タクシーに設置されていたドライブレコーダーを調べたところ、男性がバイクを手で押して歩いていたことが分かったということです。 警視庁は、逮捕からおよそ13時間後に男性を釈放し、謝罪しまし
横浜市のホームページに、横浜市立保土ヶ谷小学校に対し襲撃予告をしたとして誤認逮捕された明治大学の学生が、現在、大学を辞めていることが判明した。明治大学の学生と報じられていたこの男性が、18日の一部報道で「元大学生」と表記されていたことから明らかになった。大学を辞めた理由ははっきりとしていないものの、ネットでは、誤認逮捕が原因で大学を辞めざるを得なくなったのではないかという憶測が広がっている。ネット掲 この記事を見るためには この記事はlivedoorNEWSアプリ限定です。 (アプリが無いと開けません) 各ストアにスマートフォンでアクセスし、 手順に従ってアプリをインストールしてください。 関連の最新ニュース 記事時間 記事時間 記事時間 記事時間 記事時間 記事時間 記事時間 記事時間 記事時間 記事時間 記事時間 記事時間 ランキング 総合 国内 政治 海外 経済 IT スポーツ 芸能
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
1 : サイベリアン(チベット自治区):2013/02/10(日) 10:31:03.89 ID:0wX4Mepi0 ?PLT(12030) ポイント特典 「事実でない」と容疑否認 パソコン遠隔操作事件で逮捕された片山祐輔容疑者は、「全く事実ではありません」と容疑を否認。 2013/02/10 10:14 【共同通信】 http://www.47news.jp/news/flashnews/ 2 : サーバル(愛知県):2013/02/10(日) 10:31:21.50 ID:o6Crloy70 また俺たちの勝利か 3 : ヨーロッパオオヤマネコ(宮城県):2013/02/10(日) 10:31:38.13 ID:8KTe/3U6P 冤罪だったら働く 14 : ラ・パーマ(内モンゴル自治区):2013/02/10(日) 10:33:33.04 ID:FbsUuf1wO >>3 いや、今
ニューヨーク在住の18歳の男性が米国時間4月22日、10億ドル(約1120億円)の賠償金を求めてAppleを提訴した。顔認証ソフトウェアによって、自分の顔が複数の店舗の窃盗事件に誤って紐づけられていたと主張している。 Ousmane Bahさんの訴状によると、Bahさんは2018年11月29日、マンハッタン、ボストン、ニュージャージー、デラウェアのApple Storeでの盗難容疑で、ニューヨーク警察に逮捕されたという。 訴状によると、実際の犯人は、2018年5月31日にボストンの店舗で1200ドル相当の商品(具体的には「Apple Pencil」)を盗んだとされている。この人物はその際に、盗んだ身分証明書を使用していた。訴状によると、その身分証明書には、BahさんのIDを名前や住所などの個人情報が記載されていたが、写真は付いていなかったという。これが実際には、Bahさんが以前なくした写真
ウイルス感染したパソコンなどから犯行予告が書き込まれ4人が逮捕された事件で、警察庁の片桐裕長官は18日の定例記者会見で、「真犯人でない方を逮捕した可能性が高い。断定されれば関係都府県警がおわびを含めた適切な対応を図る」と述べた。 誤認逮捕の可能性が高まったことから、警視庁など関係都府県警は19日にも合同捜査本部を設置し、威力業務妨害容疑などで捜査を進める。 神奈川県警に逮捕された少年(19)は既に保護観察処分を受けており、捜査当局は処分取り消しに向けた協議を始める。 一連の事件では、横浜市のホームページ(HP)に小学校の襲撃予告を書き込んだとして少年が威力業務妨害容疑で逮捕(保護観察処分)された神奈川県警の事件と、福岡市の無職男性(28)が同容疑などで逮捕(釈放)された警視庁の事件で、いずれも当初否認していた容疑者が捜査の過程で犯行を認めている。これについて、片桐長官はこの日の会見で、「取
誤認逮捕は、今でも時々起きている。最近でも、宮崎県都城市で2005年1月に起きた窃盗事件について、宮崎県警都城警察署が同市内の高校1年生の男子生徒(当時16歳)を住居侵入と窃盗の容疑で誤認逮捕していたことが分かったと報道されている(読売新聞の記事)。 報道によると、この事件は、被害者の男性が帰宅した際に、自宅から逃げる若い男性を目撃しており、駆けつけた都城警察署の署員が現場付近で目撃情報と服装が似た男子生徒を発見して緊急逮捕したが、その後、男子生徒はその後、「認めれば自宅に帰してもらえると思った」と容疑を全面否認し、現場の足跡と指紋も男子生徒のものと一致しなかったために釈放した。 その後、鹿児島県警が2005年4月に別の住居侵入、窃盗事件で逮捕した男性が、この窃盗事件を自供したことから、男子生徒は無実で、誤認逮捕だったことが判明したという。 この事件が報道される少し前のことであるが、本年1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130324-00000301-bengocom-soci 日本弁護士連合会(日弁連)は3月25日、東京・霞ヶ関の弁護士会館で「取調べの可視化の実現を求める市民集会」と題したシンポジウムを開催する。サブタイトルは「PC遠隔操作事件が明らかにした取調べの実態〜無実のあなたも自白する〜」というものだ。 シンポジウムでは、遠隔操作事件で誤認逮捕された男性の弁護を担当した土橋央征弁護士が講演。実際にどのような取調べが行われたのか、その実態を明らかにする。同事件の「真犯人」からメールを受け取った落合洋司弁護士が元検事の経験も踏まえて。密室での取調べの問題点を説明。また、法心理学を研究している青山学院大学大学院の高木光太郎教授が「人が虚偽自白に至る心理状態」について解説する。 上記のシンポジウムが昨日開催され、記事にあるように、私
インターネットを利用したアイドルグループのコンサートチケット購入を巡る詐欺事件は、三好署の誤った見立てに基づく不十分な捜査が、愛知県豊田市の専門学校生の女性(21)=地検が処分保留で釈放=の誤認逮捕を招いた。匿名や成り済ましが横行するネット上での犯行で、客観的な証拠が乏しかったにもかかわらず、逮捕に踏み切っていた。 三好署は2016年9月、チケット代4万円をだまし取られたとする県内の女子高校生の相談を受けて、捜査に着手。女子高校生が代金を振り込んだ口座が、誤認逮捕された女性の名義だった。署では、入金後すぐにお金の一部が引き出されていたため、この女性単独または女性を含むグループの犯行との見方を強めた。 署は、短文投稿サイト・ツイッターの運営会社に、女子高校生とやりとりした相手を照会したが、アカウントが削除されていて分からなかった。ところが署は、やりとりの相手を特定できていないまま、女性の逮捕
Published 2024/04/17 08:39 (JST) Updated 2024/04/17 14:35 (JST) 滋賀県警近江八幡署は16日、大型量販店でいなりずしを万引したとして、窃盗の疑いで同県近江八幡市の70代女性を13日に誤認逮捕したと発表した。逮捕後の捜査で窃盗ではないと判明したため、3日後の16日夜に釈放したとしている。 署によると、同市の大型量販店で13日午前、いなりずし1パック(約300円)を万引したとして、女性を現行犯逮捕。女性は逮捕当初から「知人にもらった」と容疑を否認していた。 県警が知人に確認したところ、実際にすしを女性に渡していたことが判明。店舗の在庫数と販売記録を確認したところ、窃盗は起きていないと分かったという。
大阪府警鶴見署は9日、女性を監禁して金を盗んだ疑いで、無関係の20代の男性を誤認逮捕し、約4時間にわたって勾留したと発表した。同日、男性を釈放した。女性と男性は交際中で、女性が男性から被害に遭ったとする虚偽の申告をしていたという。鶴見署は女性を軽犯罪法違反(虚偽申告)の疑いで調べている。府警で誤認逮捕が発覚したのは昨年以来7件目となる。 鶴見署によると、大阪市鶴見区の20代女性は昨年8月2〜3日に神戸市内のホテルで男性に携帯電話などを奪われたうえ、軽自動車内に監禁され、同月5日に岡山県瀬戸内市内で解放されたと訴えていた。監禁中に所持金約1万5000円を盗まれたと申告していた。 鶴見署は女性の両親らから相談を受け、捜査に乗り出した。9月下旬、電話で男性から事情を聴いたが、その後、連絡がつかなくなった。このため、11月になって、監禁と窃盗の疑いで男性の逮捕状を取り、今月9日に神戸市内で逮捕した
遠隔操作ウイルス事件で、「真犯人」が昨年10月の犯行声明メールで福岡市の男性のパソコン(PC)を遠隔操作して8月にインターネット掲示板に書き込んだとしていた襲撃予告のIPアドレス(ネット上の住所)が神奈川県内を示していたことが5日、警視庁と大阪府警、神奈川、三重両県警の合同捜査本部への取材で分かった。 声明通りに遠隔操作によって書き込んでいれば、福岡市内のIPアドレスが残されることから、真犯人が神奈川県内のPCから書き込まれた襲撃予告を自分の犯行とみせかけて、さらに誤認逮捕を誘導しようとしていた可能性もある。 問題の書き込みは昨年8月29日、ネット掲示板に掲載された人気アイドルグループのイベントへの襲撃予告。真犯人が10月の犯行声明メールで福岡市の男性のPCを遠隔操作した襲撃・殺害予告の一つとして挙げたため、初めて事件との関連が浮上した。 だが、実際の襲撃予告には神奈川県内のPCのIPアド
不正操作されたパソコンから横浜市のホームページに小学校への襲撃予告が書き込まれた事件で、横浜地検は23日、誤認逮捕された少年(19)の保護観察処分の取り消しを家庭裁判所に要請した。 少年法では、少年の非行事実を覆す新たな証拠が出た場合、家裁は職権で、刑事裁判の「再審無罪」にあたる保護処分取り消しを決定できる。家裁は今後、地検の提出資料を検討し、処分の取り消しを進める見通し。 少年は7月1日に威力業務妨害容疑で逮捕された後、神奈川県警に容疑を認める上申書を提出。その後は否認したが、家裁送致前日の19日の地検の取り調べで、再び容疑を認めて自白調書が作られ、8月15日に保護観察処分が決定した。 地検は、少年が容疑を否認したり、認めたりを繰り返していたことに疑問を持ちながら取り調べを続け、自白調書を作成。捜査に不十分な点があったとして、今月20日に地検幹部らが少年宅を訪れ、少年と両親に謝罪していた
荻野昌弘(関西学院大学社会学部)のホームページ お知らせ 被告側の控訴により裁判は継続されることになりました。 次回の裁判は とき :2003年7月4日 13時15分より ところ:大阪高等裁判所(←アクセスはこちら)83号法廷 にておこなわれます。 はじめに 私は、関西学院大学社会学部で社会学を教えている大学教員ですが、今年2000年4月24日に驚くべき体験をしました。誘拐犯人とまちがえられて逮捕されてしまったのです。私は、すぐに告訴を思いたち、5月2日には、刑法の「職権乱用罪」等で検察に訴状を提出し、あわせて弁護士会に「人権救済申し立て」を行いました。また、5月26日には、神戸地裁に「国家賠償請求」を提訴しました。事件の経緯は「供述書」などを読んでいただきたいと思いますが、この事件が新聞やテレビで報道されて以来、予想以上に誤認拘束・逮捕や警察による暴行を体験した人がいることを
関西ニュースKANSAI 【誤認逮捕】いなり寿司を万引きした疑いで逮捕された74歳女性 実は知人にもらったものだった 女性は82時間拘束されたあとに釈放 04/17 07:10 配信 滋賀県警近江八幡署は16日、いなり寿司を盗んだ疑いで逮捕した74歳の女性について、誤認逮捕だったと発表しました。女性は3日間、身柄を拘束されました。 13日午前、滋賀県近江八幡市にあるスーパーマーケットの店舗関係者から「万引きした女性が店内にいる」などと、警察に通報がありました。 防犯カメラには市内に住む74歳の女性が、食品売り場で商品を手にとっているような様子が映っていたほか、レジで支払いをしていないにもかかわらず、カバンの中にいなり寿司1パック(約300円)が入っていたことなどから、警察は女性を窃盗の疑いで現行犯逮捕しました。 警察の調べに対し女性は、「やっていません」「知り合いの人に買ってもらった」と一
遠隔操作ウィルス事件の容疑者が逮捕された。ご多分に漏れず大手メディアは次々とリーク情報を連発することで警察による容疑者の追い詰めに協力しているように見える。 物証が不十分でも、容疑者の自白さえ取り付ければ起訴・有罪に持ち込めると考えるのが、これまでの警察・検察の行動パターンだ。今回も、容疑者の片山祐輔氏は犯行を否認しており、警察はこれまでのところ片山氏と遠隔操作ウィルス事件を直接結ぶ確たる証拠を見つけられていないようだ。 遠隔操作ウィルス事件では昨年、4人が警察に誤認逮捕され、うち2人はしてもいない犯行の自白まで強要されている。過去の失敗から警察は教訓を学んでいるのか。 あるいは、過去に失態を晒している警察の焦りが、証拠不十分のまま片山氏の逮捕に踏み切らせてはいないか。 容疑者となった片山氏の弁護人には足利事件で菅谷利和さんの再審無罪を勝ち取った佐藤博史弁護士らが就いた。その佐藤氏は
男性が記した自白メモ。弁護団によると男性は「さ行」以降の平仮名が、ほとんど書けないというが…。(男性の署名はプライバシー保護のため黒塗りにしました) 「法廷がどういう場所か分かりますか」。東京地裁の法廷で被告の男性=当時(56)=は、弁護士の問いにこう答えた。「分かんない。みんなが自分を研究してるのかな」 放火罪に問われた男性は中度の知的障害で、IQ40。精神年齢は七-八歳程度。警察の追及に「僕がやった」と自供、一貫して犯行を認め続けた。 一方の弁護団は否認。捜査当局に障害への配慮がなく「男性は裁判を理解していない」「誘導による虚偽自白」と主張した。被告人が認め、弁護団は否認する特異な形で裁判が始まった。 ▽物証なき捜査 一九九七年、東京都国分寺市。半径七百メートルのエリアで半年に二十三件の不審火が相次いだ。 警視庁小金井署が厳戒態勢を敷く同年五月の深夜。男性が通う障害者施設で物
大阪・高槻警察署の警察官が、ことし4月、少女のスカートをめくったとして無関係の男性を逮捕していたことが分かりました。 現場にいなかった少女の母親の証言などをうのみにして、近くでジョギングをしていた男性を「逃走する犯人」だと思い込んだということです。 大阪府警察本部によりますと、ことし4月、高槻市の路上で、少女が男にスカートをめくられ、高槻警察署のいずれも30代の警部補と巡査部長が、近くにいた男性を府の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕しました。 男性は「知らない」などと容疑を否認していましたが、少女の母親が近くでジョギングをしていた男性を指して「犯人が逃げた」と説明したことが逮捕の決め手となったということです。 しかし、その後の調べで母親は当時、現場におらず、犯人を見ていなかったことが分かり、警察は逮捕から35分後に男性を釈放し、翌月になって誤認逮捕を認めて謝罪したということです。 大阪府警は「
片山容疑者が起訴された事件 一連のパソコン(PC)遠隔操作事件で、東京地検は28日、横浜市の小学校に襲撃予告をしたとされる事件について、元IT会社員片山祐輔容疑者(31)を威力業務妨害罪で追起訴し、発表した。ほかに追送検を受けていた事件もあわせて起訴し、全捜査を終えた。 事件では当初、警視庁、神奈川県警、大阪府警、三重県警が4人を誤認逮捕し、謝罪する事態となった。東京地検は、誤認逮捕につながった事件と、犯行の過程などでウイルスを各PCに感染させた事件の計10事件で、片山容疑者を起訴した。 東京地検の稲川龍也次席検事はこの日の記者会見で、「特に慎重に捜査をしてきた。公判を通じて適切な科刑を得られるよう努める」と述べた。 続きを読む関連リンクPC遠隔操作、容疑を否認 勾留理由開示(5/29)PC遠隔操作、4度目逮捕へ 伊勢神宮爆破予告の疑い(5/8)最新トップニュースこの記事の続きをお読
警察 誤認逮捕認め“おわび” 1月18日 18時45分 15年前、千葉県流山市のマンションで、24歳の女性が殺害されキャッシュカードが奪われた事件で、警察は、当時17歳だった男を強盗殺人の疑いで逮捕しました。この事件の1か月後には、女性の祖母と姉夫婦の3人が逮捕されて、その後、不起訴となり、警察は誤認逮捕を認め、「関係者に心からおわびします」と謝罪しました。 この事件は平成9年5月、千葉県流山市のマンションの部屋で、当時24歳の田島由美さんが、刃物で刺されて殺害されたうえ、キャッシュカードが奪われたものです。事件の1か月後には、同じマンションの別の部屋に住んでいた、田島さんの祖母と、東京の姉夫婦の3人が警察に逮捕され、祖母が犯行を認めたとされましたが、千葉地方検察庁は証拠が不十分だとして不起訴としました。その後、警察が再捜査した結果、別の強盗事件で服役している、当時17歳で現在32歳の男の
会員制交流サイト(SNS)でコンサートチケットを売るとうそをつき、現金をだまし取ったとして、徳島県警が5月15日に詐欺容疑で逮捕した愛知県豊田市の専門学校生の女性(21)について、県警は11日、誤認逮捕だったと明らかにした。女性は容疑を否認しており、19日間勾留された後、処分保留で釈放されていた。 県警は同日、SNS上で専門学校生に成り済ましていたとして、詐欺容疑で京都市の女子中学生(15)を書類送検した。容疑を認めている。 県警三好署は、専門学校生が昨年8月、ツイッターに「徳島での公演のチケットがあるが、用事があるので譲る」などと書き込んだ上、投稿を見た徳島県内の女子高校生に4万円を口座に振り込ませ、だまし取った疑いがあるとして逮捕した。 捜査関係者によると、投稿されたアカウントなどから県警は逮捕当初、専門学校生が関わっているとしていた。振込口座も専門学校生のものだったが、専門学校生は別
埼玉県警飯能署は15日、折りたたみ式ナイフの刃渡りの計測を間違え、男性を銃刀法違反容疑で14日夕に誤認逮捕した、と発表した。同署は14日夜に男性を釈放し謝罪。その後、父親を殺害するためにナイフを持っていた疑いが出たとして、この男を15日、殺人予備容疑であらためて逮捕した。容疑を認めているという。 逮捕されたのは、飯能市矢颪の自称土木作業員元木幸次容疑者(29)。飯能署によると、14日午後5時20分ごろ、元木容疑者の父親(62)から「(自宅で)親子げんかをしている」と110番通報があった。署員が現場に駆けつけたところ、近くの路上で折りたたみ式ナイフを持った元木容疑者を発見。署員は、ナイフの刃体を銃刀法の基準(8センチ)を超える8・2センチと計測し、同法違反の疑いで現行犯逮捕した。 しかし、署で改めてナイフを測り直したところ、刃体は7・6センチだったことがわかったという。 誤認逮捕について、同
女性が釈放後、郵便局から取り寄せたチケット配送記録の控えを徳島地検に提出して誤認逮捕が判明。女性側は「憤りを感じている。今後、こうしたことのないようにしてほしい」と話しているという。 ◇ 転売できない仕組み必要 甲南大法科大学院の園田寿教授(刑法)の話 パソコンやスマートフォンといったハイテクなツールが発達したことにより、詐欺などの知能犯罪が中高生でも可能になってきた。相手の顔が見えないインターネットの世界では、巧妙なシナリオを描けば大人をだますこともできる。また、ネット上でのチケット売買に絡む犯罪も増えていく可能性があり、チケットと個人情報を結び付けて特定の人物しか使用できなくするなど、転売できない仕組みをつくる必要がある。
遠隔操作事件では、4人の誤認逮捕という重大なミスをした捜査当局に課題が突きつけられた。日進月歩のネット社会の犯罪にどう立ち向かうのか。 「被告のもくろみどおり誤認逮捕されており、一定の限度で考慮するのが相当だ」 4日の片山祐輔被告の判決では、起訴内容に含まれていない誤認逮捕も量刑の判断材料に加えられたが、捜査当局への直接的な言及はなかった。判決後の記者会見で、主任弁護人を務めた佐藤博史弁護士も「誤認逮捕があった捜査の問題に光が当たらずに残念だ」と述べた。 「素直に言って片山被告の方がアイデアがあり、当時の捜査員より知識が上回っていた」と捜査に加わった警視庁関係者は振り返った。パソコンが遠隔操作ウイルスに感染してもその痕跡が残らないという初めての経験を前に「誰かに遠隔操作されているかもしれないという発想は全くなかった」と誤認逮捕に至った事態を反省した。 事件は神奈川・江の島の防犯カメラを解析
http://www.videonews.com/ ニュース・コメンタリー (2013年02月16日) 遠隔操作ウィルス事件で容疑者逮捕 誤認逮捕の教訓は活きているか 遠隔操作ウィルス事件の容疑者が逮捕された。ご多分に漏れず大手メディアは次々とリーク情報を連発することで警察による容疑者の追い詰めに協力しているように見える。 物証が不十分でも、容疑者の自白さえ取り付ければ起訴・有罪に持ち込めると考えるのが、これまでの警察・検察の行動パターンだ。今回も、容疑者の片山祐輔氏は犯行を否認しており、警察はこれまでのところ片山氏と遠隔操作ウィルス事件を直接結ぶ確たる証拠を見つけられていないようだ。 遠隔操作ウィルス事件では昨年、4人が警察に誤認逮捕され、うち2人はしてもいない犯行の自白まで強要されている。過去の失敗から警察は教訓を学んでいるのか。 あるいは、過去に失態を晒してい
今年5月、徳島県警三好署が人気アイドルグループ「関ジャニ∞」のコンサートチケットを売るとしてうそをつき、現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、愛知県豊田市下市場町の21歳専門学校生の女性を逮捕したのだが(現在は削除されているサンケイスポーツの記事)、これが誤認逮捕だったことが判明した(NHK、東京新聞)。 女性は容疑を否認していたが、19日間拘留され、その後処分保留で釈放されていたという。また、この女性さんに成りすましていたとして京都市の中学三年生女子(15歳)が詐欺容疑で書類送検されたことも報じられている。こちらは容疑を認めているという。 産経新聞の記事が分かりやすいが、「真犯人」の女性は誤認逮捕された女性が転売していたチケットを購入。その後真犯人の女性は誤認逮捕された女性に成りすましてチケット販売サイトにチケットを出品、購入者(チケット詐欺の被害者)に対し成りすました女性の口座に代金
岡山県警は14日、スーパーで万引したとして、津山署が窃盗容疑で津山市、70代男性を誤認逮捕していたと発表した。男性は逮捕から10時間40分後に釈放された。 県警によると、県北部のスーパーで7日、育毛剤1点(2310円相当)が万引される事件が発生。13日、別件で訪れた署員が、同店保安員から「万引事件で防犯カメラに映った男が来ている」と告げられ、男性から事情聴取を始めた。 男性は「身に覚えがない」と否認したが、顔つきや体格が防犯カメラの映像に酷似し、証拠隠滅の恐れもあると判断。「任意同行に応じてもらえない可能性がある」として同日午前11時20分ごろ、現場で緊急逮捕した。 男性方の家宅捜索で育毛剤や映像に映っていた着衣は見つからず、事件と無関係の可能性が強まり、同日午後10時ごろ釈放。県警科学捜査研究所による14日の鑑定で映像の男と男性が別人と判明、本人に謝罪したという。 中尾幸司刑事部長は「無
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く