誰もが知っているあの文豪に、こんな意外な一面があった!? 太宰治、芥川龍之介、夏目漱石、川端康成など、名作の生みの親の「どうかしてる」逸話を一挙紹介! 生前は評価されなかった、天才童話作家 1896年、岩手県で質屋を営む裕福な家に生まれる。 小学校の頃から多くの童話や民話に触れ、中学生の頃からは石川啄木の影響を受けて詩を作るようになる。 18歳の時に猛勉強して盛岡高等農林学校に首席で入学。 この頃から、文学への関心がより高まり、同人誌で詩や小説を発表していく。 卒業後は、教師として働きながら詩や童話を書き続けた。 有名な「雨ニモマケズ」は、賢治が亡くなる2年前の病床にて、手帳にメモ書きされたものである。 代表作 『春と修羅』(1924) 唯一、賢治が生前に自費出版した詩集で、当時の人々の目にほとんどとまることはなく、実際に売れたのは100部ほどだった。詩人・草野心平に、「日本詩壇の天才」と