防衛省・自衛隊の公式アカウントで最初の「戦況分析」が発信されたのは、3月3日。軍事侵攻が始まってから1週間後のことだった(写真上)。 ウクライナ、ロシア側の発信やシンクタンクの情報をまとめたものだが、他国間で起きている戦争に関して、防衛省がSNSでこうした発信をすることは異例。Twitter上では3万いいねが集まるなど、大きく注目された。 戦況分析はその後も継続しており、23日までに計5回投稿している。また、サイト上では、アメリカ国防省とウクライナ軍参謀本部による戦況や被害状況を時系列にまとめた表も公開している。 「ロシアによる一方的な現状変更は断じて認められません」と強い言葉を用いるものもあった。いったい、どのような狙いがあるのか。BuzzFeed Newsの取材に対し、同省報道室はこう回答した。 「防衛省・自衛隊の活動は、国民の皆さまのご理解とご支持があって初めて成り立つものであり、平