イスラエル国会で演説するベンヤミン・ネタニヤフ首相(2024年10月28日撮影)。(c)DEBBIE HILL / POOL / AFP 【10月29日 AFP】イスラエル国会は28日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の国内および占領下の東エルサレム(East Jerusalem)での活動を禁止する法案を賛成92、反対10の賛成多数で可決した。90日後に発効する。これを受け欧米諸国は非難や強い懸念を表明した。 UNRWAトップのフィリップ・ラザリニ(Philippe Lazzarini)事務局長は「危険な前例」と非難。「UNRWAの信用を損ねる試みの新たな事例」だとし、「この法案はパレスチナ人の苦しみを深めるだけだ」とX(旧ツイッター)に投稿した。 米国は採決に先立ち、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での人道支援活動にUNRWAは「重要な」役割を果たしていると改