決められた開業予定にあわせるため車両方式決定に先立ち、土木構造物などを先行して着手した。また後述の経緯により当初は欧州システムを基準に進められたため、分岐器はドイツ製、列車無線はフランス製、車輌などは日本製という、日欧混在システムである。 新幹線との差異は、 自動列車制御装置(デジタルATC)は、単線双方向運転に対応 軌道最小曲線半径は6,250m(新幹線:4,000m[注 1]) 分岐システムはドイツ製(38番分岐器[注 2]を多用) 軌道はほぼ全線でJR式スラブ軌道を採用(ただし分岐器周辺はドイツ製Rheda2000スラブが使用されている) 軌道中心間隔は4,500mm(新幹線:4,300mm[注 3]) トンネル断面積は90m2(新幹線:64m2) 最急勾配は35‰(新幹線:15‰[注 4]) 早期地震警報システムは採用されておらず、地震計との連動(40ガル以上で停止)のみ[11][