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J.G.バラードの検索結果1 - 40 件 / 48件

  • J・G・バラード - Wikipedia

    ジェームズ・グレアム・バラード(James Graham Ballard, 1930年11月15日 - 2009年4月19日)は、上海(中華民国)生まれのイギリスの小説家、SF作家。 生涯[編集] 生い立ち[編集] 少年時代を上海共同租界で過ごすが、第二次世界大戦開戦後、一家は日本軍の捕虜収容所(龍華収容所)に収容された。[1](このときの体験は後に小説『太陽の帝国』としてまとめられることとなる。ただし、小説では家族と分かれて収容所で暮らしたとなっているが、実際は家族と一緒に収容されていた[2]。) イギリスに帰国[編集] 1946年、単身でイギリスに帰還し、祖父母の家に住んだ(父母はしばらく上海に残り、国共内戦中の1949年に中国共産党軍の侵攻により裁判にかけられたが、逃れてイギリスに帰国)。バラードは帰国直後、「話と本でしか知らなかった」、初めて体験する「母国」イギリスに、非常なカルチ

    • J・G・バラード逝去 - 映画評論家緊張日記

      BBCのニュース。 Cult author JG Ballard dead at 78 The author JG Ballard, famed for novels such as Crash and Empire of the Sun, has died aged 78 after a long illness. His agent Margaret Hanbury said the author had been ill "for several years" and had died on Sunday morning. Despite being referred to as a science fiction writer, Ballard said his books were instead "picturing the psychology of the future".

        J・G・バラード逝去 - 映画評論家緊張日記
      • asahi.com(朝日新聞社):英のSF作家、J・G・バラードさん死去 - おくやみ

        J・G・バラードさん(英国のSF作家)が、英メディアによると、19日、がんで死去、78歳。代理人によると、数年間がんを患っていたという。  30年、中国・上海生まれ。第2次世界大戦開戦後、家族とともに日本軍の捕虜収容所に抑留された。その体験をもとに書いた「太陽の帝国」(84年)は、スティーブン・スピルバーグ監督によって映画化された。主な作品に「結晶世界」(66年)、映画化された「クラッシュ」(73年)などがある。(ロンドン)

        • 2/19『ラジオ・スターの悲劇』とJ・G・バラード

          色々乗り切った昨晩、BS-TBSの音楽ドキュメンタリー番組『SONG TO SOUL』を見ていると、特集はイギリスのバンド・バグルスの『ラジオ・スターの悲劇』。聴く度に魂がキュンキュンしてしまう名曲であるが、常々『ビデオがラジオ・スターを殺してしまった』の部分に得体の知れぬ悲哀と難解さを感じていた(『新しいビデオ文化が古いラジオ文化を衰退させた』ことを歌っているなどの説はあったが)。だが番組中メンバーのインタビューで、この曲はJ・G・バラードの短篇SF『音響清掃』をベースに作られていると、驚くべきことを語っているではないか!知らなかった!そしてSF小説を元に楽曲を作るとは、なんてロマンチック!と即座に大いに盛り上がり、原作を読むことを決意する。調べると創元推理文庫SF「時の声」に収録されているようだ。と言うわけで本日午前、早々と神保町入りし、いつものようにパトロールしながら「時の声」を探す

            2/19『ラジオ・スターの悲劇』とJ・G・バラード
          • J.G.バラード 小説総覧 : Silverboy Club

            Welcome to the Silverboy Club actual, critical and independent since 1997 →PC用スタートページ

              J.G.バラード 小説総覧 : Silverboy Club
            • J. G. バラード: 欲望の磁場

              J.G. ∗ 2003 6 24 -7 12 Ver.1.0.1 1 1 2 2 2.1 SF . . . . . . . . . . . . . . . . 2 2.2 . . . . . . . . . . . . . . . . 5 2.3 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 2.4 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 2.5 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 3 10 4 12 1 J.G. SF ∗ c 2003 YAMAGATA Hiroo http://www.

              • 英SF作家のJ・G・バラード氏が死去|Reuters

                [ロンドン 19日 ロイター] 英作家J・G・バラードさんが19日、ロンドンの自宅で死去した。78歳だった。 代理人によると、前立腺がんを患っていたという。 バラードさんは、第2次世界大戦中だった子ども時代、両親とともに上海の日本軍の捕虜収容所に抑留された。その体験を基に書いた「太陽の帝国」は、スティーブン・スピルバーグ監督によって映画化された。 また、自動車事故によって性的興奮を得る人々を描いた問題作「クラッシュ」も、デビッド・クローネンバーグ監督によって映画化されている。 そのほか、50年以上に及んだキャリアの中で、「沈んだ世界」や「コカイン・ナイト」など、多くのSF小説を残した。

                  英SF作家のJ・G・バラード氏が死去|Reuters
                • Amazon.co.jp: 結晶世界 (創元SF文庫) (創元推理文庫 629-2): J.G.バラード (著), 中村保男 (翻訳): 本

                    Amazon.co.jp: 結晶世界 (創元SF文庫) (創元推理文庫 629-2): J.G.バラード (著), 中村保男 (翻訳): 本
                  • J.G.バラード『太陽の帝国』 - sekibang 1.0

                    太陽の帝国posted with amazlet at 08.11.16J.G.バラード 国書刊行会 売り上げランキング: 357544 Amazon.co.jp で詳細を見る J.G.バラードの作品を初めて読む。『太陽の帝国』は、この上海生まれのイギリス人作家が、太平洋戦争下の上海で体験した出来事を基にした半自伝的小説のこと。「SF作家」として語られることの多いこの作家への導入が、この作品で妥当であったのかどうかは分からないがとても面白かった。日本の侵攻によってそれまでの上流社会的な生活を奪われ、混沌へと投げ込まれたひとりの少年の視点から描かれた「世界の崩壊」は耽美なまでに美しく、また、少年が抱くアメリカや日本への憧憬の無垢さに心を打たれるものがある。1987年にスティーヴン・スピルバーグによって映画化されているそうで、機会あればそちらもチェックしたい、と思った。主人公の少年を演じている

                    • 『太陽の帝国』の原作者J.G.バラード氏が死去、78歳

                      中国・北京(Beijing)の博物館に展示された旧日本軍進攻時の上海(Shanghai)の様子を描いた絵画(2006年12月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【4月20日 AFP】スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)監督が映画化した『太陽の帝国(Empire of the Sun)』などで知られる英国の作家、ジェームズ・グラハム・バラード(James Graham Ballard)氏が19日、78歳で死去した。同氏の代理人が明らかにした。バラード氏はここ数年、がんを患っていた。 SF作家と呼ばれることが多かったバラード氏だが、自作については生前、「未来の心理を描写したものだ」と語っていた。 正統的なSF短編小説で作家としてのキャリアをスタートしたバラード氏は、しだいに社会的な題材を扱った冒険的な「ニューウェーブ」スタイルの小

                        『太陽の帝国』の原作者J.G.バラード氏が死去、78歳
                      • 時事ドットコム:「太陽の帝国」のJ・G・バラード氏死去

                        「太陽の帝国」のJ・G・バラード氏死去 「太陽の帝国」のJ・G・バラード氏死去 【ロンドン20日AFP=時事】日本軍の捕虜収容所で生き抜いた自らの少年時代の経験を基にした小説「太陽の帝国」で知られる英国のカルト的作家J・G・バラード氏が19日、数年にわたる闘病生活の末死去した。78歳だった。同氏の代理人が明らかにしたもので、死因はがんだった。(写真は黙示録的な世界をテーマにしたコンピューターゲーム「Fallout3」の一場面)  バラード氏はどちからと言えば伝統的なSF短編作家としてスタートしたが、後には、宇宙のかなたの出来事より、自らの周囲の社会に焦点を当てたより野心的でニューウエーブ色の強い作風に移行した。  「沈んだ世界」「狂風世界」「燃える世界」など1960年代に発表した初期の一連の黙示録的小説群で同氏は、これまでにない災害に見舞われた後の世界を描写した。  しかし、バラード氏を人

                        • ぶく速 SF作家J・G・バラードの『沈んだ世界』が映画化へ “破滅三部作”の1作目

                          1 名前: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★[sage] 投稿日:2013/03/01(金) 12:20:19.29 ID:???0 ワーナー、J・G・バラード『沈んだ世界』の映画化を計画 ワーナーブラザーズは英国のSF作家J・G・バラードの“破滅三部作”の1作目『沈んだ世界』の映画化権を獲得、 「マイレージ、マイライフ」のジェフリー・クリフォードと「ハリー・ポッター」シリーズのデヴィッド・ハイマンのプロデュースで 進められることが明らかとなった模様。 allcinema 2013/03/01 http://www.allcinema.net/prog/news_details.php?NsNum=7303 沈んだ世界 - J・G・バラード/峰岸久 訳|東京創元社 6、70年前から起こった一連の地球物理学上の変動により、地球は高温多湿の水浸しの世界となっていた。 国連調査部隊イギリス隊

                          • 松岡正剛の千夜千冊 : 『時の声』J・G・バラード

                            • トム・ヒドルストンが医師役──J・G・バラードのディストピアSF『ハイ-ライズ』映画化

                              階級別に分けられたタワーマンションに住む人々が、次第に対立を深めていくディストピアSF。 Text: Sayaka Honma ベネディクト・カンバーバッチと人気を二分する、旬のイギリス人俳優トム・ヒドルストン。 Brian To / WENN.com / Zeta Image

                                トム・ヒドルストンが医師役──J・G・バラードのディストピアSF『ハイ-ライズ』映画化
                              • Amazon.co.jp: 時の声 (創元SF文庫): J・G・バラード (著), 誠一,吉田 (翻訳): 本

                                  Amazon.co.jp: 時の声 (創元SF文庫): J・G・バラード (著), 誠一,吉田 (翻訳): 本
                                • Amazon.co.jp: クラッシュ (創元SF文庫): J.G. バラード (著), 柳下毅一郎 (監訳): 本

                                    Amazon.co.jp: クラッシュ (創元SF文庫): J.G. バラード (著), 柳下毅一郎 (監訳): 本
                                  • 「太陽の帝国」「クラッシュ」のJ・G・バラードが死去

                                    「太陽の帝国」「クラッシュ」などの作品で知られる英国のSF作家J・G・バラードが4月19日、78歳で死去した。2006年に前立腺がんの診断を受け、闘病生活を続けていた。 バラードは1930年に上海に生まれた。第2次世界大戦の際に日本軍の捕虜収容所に収容され、後のその体験を基に「太陽の帝国」を執筆。同作品はスティーブン・スピルバーグ監督により映画化された。 ほかにも「クラッシュ」(デビッド・クローネンバーグ監督により映画化)、「破滅三部作」と呼ばれる「燃える世界」「沈んだ世界」「結晶世界」などの代表作があり、ニューウェーブSFの旗手と呼ばれた。

                                      「太陽の帝国」「クラッシュ」のJ・G・バラードが死去
                                    • J.G.バラード「内宇宙への道はどちらか?」(伊藤典夫訳)とその感想 - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

                                      これは以下の日記の続きです。 →J.G.バラードと健忘症(アムネジア) 今日は、「NEW WORLDS」誌1962年5月号に初出されたJ.G.バラードの「ニューウェーヴ」宣言とも言うべきテキストを掲載してみます。翻訳は「内宇宙への道はどれか?」(季刊NW-SF No.1、1970年)をS・Fマガジンの1997年3月号に改訳・掲載した伊藤典夫氏によるもの。太字は例によって、ぼくによるものです。 今となっては歴史的テキストですが、これが掲載され、日本に紹介されたときの騒ぎはなかなかのものでした。とはいえ、当時の日本人(日本SF)には少し早すぎた「今のSFなんてダメだ」的テキストですな。まぁ、当時も創元のE.R.バローズやE.E.スミス、早川書房のエドモンド・ハミルトン(キャプテン・フューチャー)などなど、スペース・オペラの代表作がちらほらと翻訳され、いわゆる「名作SF」(ハインラインとかアシモ

                                        J.G.バラード「内宇宙への道はどちらか?」(伊藤典夫訳)とその感想 - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
                                      • Amazon.co.jp: 本: 「ヴァーミリオン・サンズ」J・G・バラード

                                          Amazon.co.jp: 本: 「ヴァーミリオン・サンズ」J・G・バラード
                                        • J.G.バラード 小説総覧

                                          J.G.バラード 小説総覧 僕はイギリス文学の熱心な読者ではないので、バラードがいったいイギリスでどんな位置づけの作家なのかよく知らないし、また興味もない。僕にとって重要なのはJ.G.バラードという作家その人、彼の書く作品そのものなのだ。ニューウェーブSFの旗手だとかそんなこともどうでもいい。彼の小説が僕の中の何かと確実に呼応する、その瞬間のためにこそ僕はバラードの作品を読む。 とはいえバラードの作品は概して読みにくい。登場人物はおしなべて性格が破綻しており、そこで描かれる風景は終末的で陰鬱だ。僕たちが見慣れた世界の運動原理はそこでは何の説明もないまま放棄され、すべては救いのないカオスの中へと回帰して行く。読んでいてうきうきするような楽しい作品はひとつとしてない。むしろそれは僕たちを憂鬱にし、不安にし、混乱させる。だからバラードの小説を手に取るためにはある種の覚悟が必要であり、彼がたたきつ

                                          • Amazon.co.jp: 終着の浜辺 (創元SF文庫 ハ 2-8): J・G バラード (著), 哲,伊藤 (翻訳), Ballard,J.G. (原名): 本

                                              Amazon.co.jp: 終着の浜辺 (創元SF文庫 ハ 2-8): J・G バラード (著), 哲,伊藤 (翻訳), Ballard,J.G. (原名): 本
                                            • J・G・バラード短編全集1 - 映画評論家緊張日記

                                              東京創元社よりJ・G・バラードの全短編を集成した〈J・G・バラード短編全集〉が刊行になります。創元推理文庫から出ていた短編集も、さすがに翻訳が古くなってきたところもあり、あらためて新訳決定版を出そうということになりました。発表順に収録した全五巻での全集ということになります。 装画にはエドゥアルド・パオロッツイを使用しています。バラードと伴走したポップ・アーティストの作品とともに、バラードのキャリアを走り抜けてください。 なお、10/8(土)に京都SFフェスティバルにて「いまこそ、バラード。」と題してトークがあります。お近くの方は是非。

                                                J・G・バラード短編全集1 - 映画評論家緊張日記
                                              • 未来の化石──J=G・バラードと都市のアクシデント | 田中純

                                                未来の化石──J=G・バラードと都市のアクシデント | 田中純 Fossils of the Future: J. G. Ballard and Urban Accidents | Tanaka Jun 1 都市から非都市へ すでに百年以上にわたって、〈社会〉に関する学は〈都市〉に憑かれてきた。いやむしろ、それは都市の分析を通じてこそ、おのれの固有の問題領域である社会を発見したのだった。そして、そのような社会とはあくまで近代の社会である。社会学にとって都市とは、近代という時代の本質が露呈される場だった。マックス・ウェーバー、ゲオルク・ジンメル、ヴェルナー・ゾンバルトといった社会学者たちは、大都市の分析をとおして近代社会を自らの学の対象として構成したのである。『都市の類型学』においてさまざまな時代、さまざまな土地の都市の差異を探査しながら、都市的なるものの本質のまわりを旋回し続けるウェーバー

                                                  未来の化石──J=G・バラードと都市のアクシデント | 田中純
                                                • テクノロジーの欲望:J・G・バラード追悼

                                                  山形浩生 『ファクタ』2009/06月号、「ある人生」欄 要約:バラードは技術と人間の関係を考え続けた希有な作家であり、かれのビジョンはその没後も生き残り続ける。 ジェイムズ・グレアム・バラードは、二十世紀最大のSF作家だった。いや、SFに限らなくてもいい。バラードは一貫して、科学技術と人間との関わりを考え続けた作家だった。それはまさにSFの主要テーマであり、そして近代化を終えた社会における、あらゆる小説のテーマでもあるはずなのだから。そしてかれは、作家ならではの直感を持って、現代の技術主義の根底にある人々の異様な欲望をあらわにした唯一無二の作家だった。 かれの最も有名な作品は、スピルバーグ監督で映画化もされた『太陽の帝国』だろう。一九三〇年、第二次大戦前夜の上海に生まれたバラードは、日本軍の侵攻に直面して幼少期を収容所で過ごした。その時の体験を描いた作品だ。人間の攻撃性の表現としての戦闘

                                                  • Amazon.co.jp: 人生の奇跡 J・G・バラード自伝 (キイ・ライブラリー): J・G・バラード (著), 柳下毅一郎 (翻訳): 本

                                                      Amazon.co.jp: 人生の奇跡 J・G・バラード自伝 (キイ・ライブラリー): J・G・バラード (著), 柳下毅一郎 (翻訳): 本
                                                    • Amazon.co.jp: ハイーライズ (ハヤカワ文庫 SF 377): J.G.バラード (著), 村上博基 (翻訳): 本

                                                        Amazon.co.jp: ハイーライズ (ハヤカワ文庫 SF 377): J.G.バラード (著), 村上博基 (翻訳): 本
                                                      • 渡邊利道/J・G・バラード『ハイ・ライズ』(村上博基 訳)解説(全文)[2016年7月] : Web東京創元社マガジン

                                                        2016年07月05日14:41 by 東京創元社 渡邊利道/J・G・バラード『ハイ・ライズ』(村上博基 訳)解説(全文)[2016年7月] カテゴリSF 渡邊利道 toshimichi WATANABE 多くの点で高層住宅は、テクノロジーが真に〈自由〉な精神病理学の表現をどこまで可能にするかという見本であった。(本書五十五ページより) そこはロンドン郊外に建てられた最先端の技術とコンセプトを有した高層住宅。四十階建、一千戸。十階にはスーパーマーケット、ヘアサロン、プール、リカーショップ、トレーニングジム、住人の児童たちのための小学校があり、三十五階にはもうひとつの小さなプールとサウナとレストランが設置された、至れり尽くせりの完璧な建物だ。 外界から隔絶されたこの高層住宅には、弁護士、医師、学者、広告代理店の重役といった知的な専門職に携わる、現代の選良とでもいった人々が住んでいる。建設され

                                                          渡邊利道/J・G・バラード『ハイ・ライズ』(村上博基 訳)解説(全文)[2016年7月] : Web東京創元社マガジン
                                                        • 完璧な短編小説──『J・G・バラード短編全集』 - 基本読書

                                                          J・G・バラード短編全集1 (時の声) 作者: J・G・バラード,柳下毅一郎,浅倉久志他出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2016/09/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見るJ・G・バラード短編全集2 (歌う彫刻) 作者: J・G・バラード,柳下毅一郎,浅倉久志他出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2017/01/28メディア: 単行本この商品を含むブログを見るバラードの全短篇を時系列順におさめていく全集である。 僕がいまさら言うようなことでもないのだけれども、バラードの短篇は圧倒的におもしろい。長篇の方が知られている(『結晶世界』や『クラッシュ』といった〈破滅三部作〉や〈テクノロジー三部作〉があるし)イメージがあるけれども、僕はバラードでは長篇よりも(長篇が嫌いなわけではない。比較しての話)、イメージやモチーフが横溢し、長篇として展開する数々の要素が濃縮

                                                            完璧な短編小説──『J・G・バラード短編全集』 - 基本読書
                                                          • Amazon.co.jp: 楽園への疾走 (海外文学セレクション): J・G・バラード (著), 増田まもる (翻訳): 本

                                                              Amazon.co.jp: 楽園への疾走 (海外文学セレクション): J・G・バラード (著), 増田まもる (翻訳): 本
                                                            • Amazon.co.jp: 千年紀の民 (海外文学セレクション): J・G・バラード (著), 増田まもる (翻訳): 本

                                                                Amazon.co.jp: 千年紀の民 (海外文学セレクション): J・G・バラード (著), 増田まもる (翻訳): 本
                                                              • Amazon.co.jp: 沈んだ世界 (創元SF文庫) (創元推理文庫 773): J.G.バラード (著), 峰岸久 (翻訳): 本

                                                                  Amazon.co.jp: 沈んだ世界 (創元SF文庫) (創元推理文庫 773): J.G.バラード (著), 峰岸久 (翻訳): 本
                                                                • Amazon.co.jp: J・G・バラード短編全集1 (時の声): J・G・バラード (著), 浅倉久志他 (翻訳), 柳下毅一郎 (監修): 本

                                                                    Amazon.co.jp: J・G・バラード短編全集1 (時の声): J・G・バラード (著), 浅倉久志他 (翻訳), 柳下毅一郎 (監修): 本
                                                                  • J・G・バラード(J. G. Ballard)

                                                                    頬に当たる風は優しくなければならないのに、なぜか強烈に突き刺さるほどの痛みを感じてしまう。ここは砂漠のリゾート地。灼熱の太陽のもとで、人々が様々に華麗な踊りを見せてくれる。家でさえ、この地は一筋縄ではいかないのだ。ちょっと油断をすれば、結晶化されたものたちが、そして砂漠をも飲みこみ海が、熱く煮えたぎる太陽が、またなにものをも吹き飛ばそうとする風が、孤独のコンクリートに囲まれ、排斥された男と女がくりひろげる情愛の姿に、あきらめたアメリカが悲鳴をあげる。 ここを開けるもの、なにものをも信じるなかれ。そして目を開け。君のすべてを費やして、読むに値するものがここにある。 『狂風世界』 The Wind from Nowhere(Storm-Wind) (New Worlds 1961/9) Tr:宇野利泰(Toshiyasu Uno) Pb:創元SF文庫(Sogen SF bunko)629-

                                                                    • Amazon.co.jp: 殺す (創元SF文庫) (創元SF文庫): J・G・バラード (著), 山田順子 (翻訳): 本

                                                                        Amazon.co.jp: 殺す (創元SF文庫) (創元SF文庫): J・G・バラード (著), 山田順子 (翻訳): 本
                                                                      • Amazon.co.jp: 楽園への疾走 (創元SF文庫 ハ 2-12): J.G. バラード (著), まもる,増田 (翻訳), Ballard,J.G. (原名): 本

                                                                          Amazon.co.jp: 楽園への疾走 (創元SF文庫 ハ 2-12): J.G. バラード (著), まもる,増田 (翻訳), Ballard,J.G. (原名): 本
                                                                        • 閉鎖的なマンションとセレブの堕落を描く、J・G・バラード原作の映画 | CINRA

                                                                          映画『ハイ・ライズ』が8月6日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。 同作は、スティーヴン・スピルバーグ監督によって映画化された小説『太陽の帝国』をはじめ、『クラッシュ』『結晶世界』などを発表したSF作家J・G・バラードの小説『ハイ-ライズ』をもとにした作品。 階級別にフロアが分けられ、上階に行くほど富裕層が住むタワーマンションを舞台に、マンションのコンセプトを考案した建築家アンソニーの誘いで入居した医師のロバートが、ある住人との出会いをきっかけにしてマンション内での異常事態を知るというあらすじだ。贅沢なパーティーに興じる毎日を送るセレブリティーたちが、徐々に堕落していく様を描く。 キャストには『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』にロキ役で出演したトム・ヒドルストンをはじめ、『ホビット』シリーズのルーク・エヴァンス、『運命の逆転』のジェレミー・アイアンズ、『アメリ

                                                                            閉鎖的なマンションとセレブの堕落を描く、J・G・バラード原作の映画 | CINRA
                                                                          • 人生の奇跡 J・G・バラード自伝 - J・G・バラード/柳下毅一郎 訳|東京創元社

                                                                            ノンフィクション・その他 > 評伝・伝記 SF > 評論・研究 キイ・ライブラリー 判型:四六判上製 ページ数:248ページ 初版:2010年10月29日 ISBN:978-4-488-01528-2 Cコード:C0095 写真:J・G・バラード、上海における幼少期の写真 装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。 死を目前にして、バラードは初めて自身の生を語った。 だれもが意外だった、怜悧な作家の、人間愛に満ちたまなざし。 英国を代表するSF作家バラードは、1930年に上海の国際共同租界で生まれた。魔都上海で過ごした幼少時代、日本軍の敵国人収容所に抑留された少年時代、解放後に初めて足を踏み入れた母国イギリス。そこで妻と出会い、作家としてデビュー。妻の急逝後は独力で三人の子供を育てた。『沈んだ世界』『結晶世界』に代表される、内宇宙(イナー・スペース)を追求した傑作を著し、SFの新しい波(ニ

                                                                            • ■サム・スコギンズ監督 J・G・バラード原作『夢幻会社』 Sam Scoggins: 'Unlimited Dream Company' Film - ★究極映像研究所★

                                                                              Ballardian » Sam Scoggins: 'Unlimited Dream Company' Film. Cast:J.G. Ballard, Tom Pollock. Camera, Ian Duncan; Assistant Camera, Bryan Morgan; Art Director, Charlotte Humpston; Sound, Tom Pollock.. 16mm, 24 mins, color, 1983. SFマガジンのJ・G・バラード追悼特集で知って、『夢幻会社』の映画化作品があるということで、調べてみました。Balladianというバラードファンのマニアックなページにその短編映画がアップされていました。見つけたのは下記のサイト経由。 夢幻会社 - Flying to Wake Island (岡和田 晃氏のBlog) 1983年、 Sam Sc

                                                                                ■サム・スコギンズ監督 J・G・バラード原作『夢幻会社』 Sam Scoggins: 'Unlimited Dream Company' Film - ★究極映像研究所★
                                                                              • 世紀の作家バラードの到達点――中産階級が夢見る“革命” J・G・バラード『千年紀の民』[2011年1月]|今月の本の話題|Webミステリーズ!

                                                                                人々は世界を変えたいと思っている。 必要なら暴力も使うという。 でもその生活でセントラルヒーティングのスイッチが 切られたことはいちどもないんだ。(本文より) ヒースロー空港で突如発生した爆破テロ。精神分析医デーヴィッド・マーカムはテレビ越しにその光景を眺めていたところ、事件に巻き込まれて負傷した先妻ローラを目撃する。彼は急ぎ病院に駆けつけたが、すでにローラの命は失われていた。その「無意味な死」に衝撃を受けて以降、彼女を殺したテロリストを捜し出すために、デーヴィッドは様々な革命行動に潜入を試みる。 そしてある日、猫保護団体の抗議活動の最中に警官と衝突した結果、裁判所に出向いたことをきっかけに、今度は高級郊外住宅地チェルシー・マリーナを“革命”の実験地とする謎の小児科医リチャード・グールドと女革命家ケイ・チャーチルとの奇妙な三角関係に没入することになった。 中産階級が熱狂する無差別テロという

                                                                                • J・G・バラード短編全集〈1〉 時の声 - J・G・バラード/柳下毅一郎 監修/浅倉久志 他訳|東京創元社

                                                                                  SF > 短編集 J・G・バラード短編全集 1 判型:四六判上製 ページ数:414ページ 初版:2016年9月30日 ISBN:978-4-488-01058-4 Cコード:C0097 装画:エドゥアルド・パオロッツィ 装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。 『結晶世界』『ハイ・ライズ』などの傑作群で、叙事的な文体で20世紀SFに独自の境地を拓いた鬼才の全短編を発表順に五巻に集成。第一巻は代表作「時の声」など15編を収める。序文=J・G・バラード、マーティン・エイミス/収録作品解題=柳下毅一郎/解説「二十一世紀の神話創造者」=柳下毅一郎 『J・G・バラード短編全集』内容見本(pdf) 「プリマ・ベラドンナ」 「エスケープメント」 「集中都市」 「ヴィーナスはほほえむ」 「マンホール69」 「トラック12」 「待ち受ける場所」 「最後の秒読み」 「音響清掃」 「恐怖地帯」 「時間都市」

                                                                                    J・G・バラード短編全集〈1〉 時の声 - J・G・バラード/柳下毅一郎 監修/浅倉久志 他訳|東京創元社