米IT大手アップルは15日(日本時間16日)、iPhone(アイフォーン)を決済端末として使用するサービスを16日から日本で開始すると発表した。国内でのアイフォーンの利用拡大につなげる狙いがある。 【写真】iPhoneを店舗の決済端末として、客がスマホをかざす タッチ決済に対応したビザやJCBなどのクレジットカードで支払いができるほか、数か月以内に日本のアップルストアでもタッチ決済が利用可能になるという。サービスはアイフォーン10以降の端末で利用できる。 飲食店などを運営する事業者は「エアペイ」や「スクエア」といったアプリを通じ、アイフォーンを決済端末として利用できる。店舗にとっては専用の決済端末導入にかかるコストが不要となるほか、アップルは決済手数料を取らないとしており、利用に伴う追加負担が生じない点もメリットになりそうだ。