第11世代Core「Core i9-11900K」レビュー。Rocket Lake-SはRyzen 9 5950X/5900Xとゲーム性能で戦えるCPUなのか ライター:米田 聡 カメラマン:佐々木秀二 2021年3月30日22:00,IntelのデスクトップPC向け「第11世代Coreプロセッサ」(開発コードネーム Rocket Lake-S)がいよいよ発売となった。第11世代Coreプロセッサは,6年ぶりにIntelがCPUコアアーキテクチャを刷新したデスクトップPC向けのCPUだ。同社によると,クロックあたりの処理性能(Instruction per Clock:IPC)が第10世代Coreプロセッサ比で19%も向上しており,高いゲーム性能を実現したという(関連記事)。PCゲーマーにとっても,期待の新製品と言えようか。 本稿では第11世代Coreプロセッサの中から,最上位モデルとなる
実際、OLEDを採用したノートPCなどの評判をチェックしてみて欲しい。いずれも消費電力の大きさに悩まされている。 しかし、新型iPad Proが過去のアップル製品の中で最も薄い製品として 登場したことは、OLED採用において消費電力が問題にならなかったことを示す。 その理由となっているのがタンデムスタック構造のOLEDだ。 写真:iPod nanoより薄いM4 iPad Pro タンデムスタック構造は決して最新のアイデアではなく、以前からテレビ向けなどで試されてきた技術だ。 ただし、構造的には2枚のOLEDパネルが重ね合わされたようになっているため、2つのプレーンを同期させて駆動する特別なディスプレイ回路が必要となる。M4にはこの新しいディスプレイ回路が搭載されている。 写真:M4のディスプレイエンジンはタンデムOLEDをサポートする これによりアップルがXDRと呼ぶ拡張ダイナミックレンジ
インテルのoneAPIのニュースとかは見ている方も多いかと思いますが、この流れで一番大きなインパクトは今まで高嶺の花だったIntel compilerが2021年になってから実質的に無料になってしまったということです。こうでもしないとNVIDIA1には対抗できないってことなんでしょうけど、このディープラーニングの思わぬ副産物に対して従来型HPCユーザーも恩恵にあずからずにいるわけにはいかないでしょう。 とりあえずCentOS8へのyum (dnf)を使ったインストールはとても簡単だったので、手順を紹介することにします。とりあえず本家のガイドはこちらから。やるのはyumのリポジトリを作ってinstallコマンドを打つだけです(root権限で行います)。 yumでBase kitを入れる /etc/yum.repos.d/oneAPI.repoを以下の内容で作ります [oneAPI] name
「普通って何ですか。僕たちは障がい者だから普通じゃないってことですか」 私の隣に座る車椅子の男の子が、教室の黒板を真っすぐに見つめている。今にもこぼれ落ちそうな涙を必死にこらえながら、彼は授業中の先生に向かって、そう言い放った。 今から約20年前、私がまだ小学生で名古屋の養護学校(現在の特別支援学校)へと通っていたころの話だ。この日は授業の一環で交流会の準備をしていた。交流会というのは、養護学校の近くにある小学校から児童を招き、お話やレクリエーションなどをするイベントのことだ。私が子どものころは今のように、まだインクルーシブ教育といって、障害児が一般学校に通学するケースはほとんどなかった。もちろん、私も例外ではない。 そんな理由で、学生時代は養護学校と一般学校同士による交流会がたびたび企画されていた。ただ、このイベントをとても楽しみにしている子もいれば、一方で、あまり興味のなさそうな子もい
ジャイアントキリングが起きた2019年――アキバの1年を振り返る【前編】:2019年のアキバまとめ前編(1/4 ページ) 絶対王者たるIntelのCPUに、暗雲が立ちこめてきたのは2018年9月頃までさかのぼる。主力CPUのCore i5の在庫不足から端を発し、年末年始には新たに登場したハイエンドの「Core i9-990K」も枯渇するようになり、苦肉の策でBTO向けCPUをバルク品としてセット売りをする光景も見られるようになった。バルク品の販売は、メーカーからにらまれるリスクがある。それでも複数のショップが踏み切るくらいに、春頃までのCore iシリーズは市場を担う存在だったといえる。 在庫不足で苦しんだIntel、5月の大型連休でAMDがシェア逆転 Intelも2月の「Core i5-9400F」を皮切りに、3月に「Core i9-9900KF」「Core i7-9700KF」「Cor
PCパーツの入れ替えや変更により長く使えたり、大人のプラモデル感覚で楽しめたりと、魅力の多い自作PC。これを始めるうえで、いま旬のPCパーツにはどんな製品があるのでしょうか。秋葉原の中央通り沿いで存在感を発揮するPCパーツショップ・TSUKUMO eX.の紅谷さんに、店内を案内してもらいながら、売れ筋のPCパーツやおすすめの構成について聞いてみました。 なお本企画は、既製品にはない自作PCならではの魅力、いまのトレンドやパーツの選び方、PCを初めて自作する人が注意すべきポイントなど解説する、3本立ての記事で構成されており、本記事は3本目にあたります。 これまでの記事をまだお読みでない人は、ぜひそちらもご覧ください。 関連記事:あえてPCを自作する理由。”大人のプラモデル”としての自作PCの魅力に迫る 関連記事:実はいまメモリーが爆安!? 自作PCのパーツの選び方をプロに聞いてきた ↑TSU
by SMIC 調査会社・TechInsightsが、中国の半導体メーカー・SMICの7nmプロセスルールのチップ生産を報告しています。すでにTSMCは2022年4月に、Samsungは2022年7月に、それぞれ3nmプロセス製品の生産体制に入ったことが報じられているので7nmプロセスの生産は驚くほどのことではないように思えますが、この発見の画期的な部分は、アメリカ商務省が14nmプロセスより高度な技術に利用可能な機器の中国への輸出を制限しているにもかかわらず、SMICが7nmプロセスの製品を製造した事実にあります。 Disruptive Technology: 7nm SMIC MinerVa Bitcoin Miner | TechInsights https://www.techinsights.com/blog/disruptive-technology-7nm-smic-mine
WSJより。 競合他社が、サプライチェーンの混乱で慌てふためく中、Appleが何年もかけて行っていた独自のシリコン設計という危険を伴った取り組みが実を結んだ。 ティム・ヒギンス Apple社には問題があった。iPhoneが飛ぶように売れている一方、Macコンピュータの売上は伸び悩んでいた。デザインや性能も、顧客は満足していなかった。 しかし、5年後の今、Macの売り上げは急上昇している。この好転は、世界で最も有名なガジェット・メーカーの中に、世界で最も先進的なチップ設計オペレーションを構築するという、異例の数年にわたる取り組みによるものだ。 元IntelのエンジニアでIBMの幹部だったジョニー・スルージが率いるAppleの半導体部門は、15年間Appleのノートパソコンやデスクトップを支えてきたIntelプロセッサを自社設計のチップに置き換えるというリスキーなプロジェクトを開始した。このM
Intelがベアボーンキット「NUC(Next Unit of Computing)」の製造・販売を終了することが分かりました。 Intel Exiting the PC Business as it Stops Investment in the Intel NUC https://www.servethehome.com/intel-exiting-the-pc-business-as-it-stops-investment-in-the-intel-nuc/ No more NUC: Intel’s weirdly named mini PCs seem to be going away | Ars Technica https://arstechnica.com/gadgets/2023/07/intel-is-apparently-winding-down-its-nuc-min
不平等の進化的起源: 性差と差別の進化ゲーム 作者:ケイリン・オコナー大月書店Amazon 本書は,科学哲学者でありかつ進化ゲーム理論家であるケイリン・オコナーによる進化ゲームの均衡解として(差別的偏見がなかったとしても)社会的カテゴリー間の不平等をもたらす慣習や規範が創発しうることを丁寧に論じた本である.社会的カテゴリーとしては特にジェンダーが大きく取り上げられているが,人種や宗教などにも当てはまる議論になっている.原題は「The Origins of Unfairness: Social Categories and Cultural Evolution」. 序章で各章の概略と文化進化の簡単な解説(文化進化の存在は本書において進化ゲームを用いる基礎的な前提になる)をおいた後に本論に入る. 第1部 社会的強調による不平等の進化 第1章 ジェンダー,協調問題,協調ゲーム 最初のジェンダーと
Intelが、社内でサーバー事業を担ってきたデータセンター・ソリューション・グループ(DSG)を閉鎖し、残余の資産を台湾の電子機器メーカーであるMiTACに売却することが分かりました。 BREAKING Intel Exiting the Server Business Selling to MiTAC https://www.servethehome.com/breaking-intel-exiting-the-server-business-selling-to-mitac/ Intel Dumps Server Building Business, Sells it to MiTAC | Tom's Hardware https://www.tomshardware.com/news/intel-dumps-server-building-business-sells-it-to-m
16bit/32bitサポートの“終息”でより高性能なCPUを――Intelが64bitオンリーの「X86-Sアーキテクチャ」の仕様を初公開 意見募集中:32bitアプリは64bitモードで動作 Intelが、開発者向けサイトにおいて新しいCPUアーキテクチャ「X86-S」の仕様書の初版(リビジョン1.0)を公開した。ハードウェアとソフトウェア(主にUEFIやOS)双方のシンプル化を推進すべく、このアーキテクチャでは16bit/32bitで動作する機能を省略しており、電源が投入された当初から64bitモードで稼働する。 同社では今後、CPUをX86-Sアーキテクチャに移行する方針を示しており、本アーキテクチャ(仕様書)に対する意見も募集している。 X86-Sの概要 Intelは2004年、64bit命令(x64/Intel 64)をサポートするx86 CPUを初めてリリースした(参考記事)
The processors listed represent the processor models which meet the minimum floor for the supported processor generations and up through the latest processors at the time of publication. These processors meet the design principles around security, reliability, and the minimum system requirements for Windows 11. Subsequently released and future generations of processors which meet the same principl
中国bilibiliにて、Intel第12世代となるAlder Lake-S Core i9-12900KのCinebench R20のベンチマークスコアがリークされました。それがこちら。 Core i9-12900K Cinebench R20 - シングル:768 マルチ: 10545 シングルスコアは768ポイント、マルチスコアは10545ポイント。このスコアがどれほどのものかと申しますと、 Ryzen 9 5950X Cinebench R20 - シングル: 651 マルチ: 10285 [Source: KitGuru] シングルはRyzen 9 5950Xをぶっちぎり、マルチもほぼ同等で若干高いスコアを見せています。IntelのCEO、パット・ゲルシンガー氏が「Alder LakeをもってAMDの優位性は終わる」と豪語するだけあって、非常に良好なパフォーマンスを見せています。
ニコンがグループ全体の1割にあたる2千人の人員削減に乗り出す。かつて稼ぎ頭だったカメラ事業の低迷が主因だが、背景には主力の一つの半導体製造装置事業の主要顧客である米インテルの不振がある。かつて半導体装置の世界シェアが首位だったニコンだが、今や7%ほど。米エヌビディアが時価総額でインテルを抜くといった半導体業界の構造変化の影響が出始めている。【関連記事】ニコン、海外2000人削減 カメラ業績悪化で生産集約データ時代の盟主は誰に 半導体で吹き荒れる再編の嵐ニコン、25年ぶり安値が映す「カメラリストラ」の是非装置の7~9割がインテル向け「ニコンが半導体関連の製品で安値攻勢をかけている」。半導体の業界では最近、こんな話がささやかれている。証券アナリストによるとニコンが販売する半導体装置の7~9割がインテル向けだ。インテル偏重を改善するため、
Intelが8月19日、報道関係者向けオンライン説明会「Intel Platform Advantage」を開催した。この説明会を通して同社がアピールしたのは、IntelのCPUが“実際の”利用シーンにおいてより良いパフォーマンスを発揮するということだ。 一体、どういうことなのだろうか。同社のヒラル・ジワラ氏(マーケティング&パフォーマンス担当ディレクター)の解説をまとめた。 PCのパフォーマンスはどうやって計測する? ジワラ氏は始めに「(PCの)パフォーマンスはどのように測るべきか?」と疑問を投げかけた。その上で、コンピュータアーキテクチャの解説書として有名な「Computer Architecture: A Quantitative Approach」(ジョン・L・ヘネシー氏とデビット・A・パターソン氏の共著、参考リンク)の以下の一節を引用した。 (原文)Our position is
最近、Alder Lake-Nを搭載したミニPCが、様々なメーカーから発売されています。Alder Lake-Nとは、第721回でも紹介したIntelの第12世代Core(Alder Lake)のバリエーションのひとつで、モバイル向けの、エントリーグレードのシリーズと位置づけられています。Alder Lakeは、高性能のPコアと高効率のEコアを搭載し、性能と電力効率を両立させているCPUですが、その中でもAlder Lake-NはPコアを持たず、Eコアのみで構成されている点がユニークな特徴となっています。しかしAlder Lake-NのEコアは「性能を抑えて電力効率を上げたコア」という位置づけではあるものの、その性能はかつてのメインストリームであったSkylakeを越えているという触れ込みです。 筆者は先日、BeelinkのEQ12というPCを購入しました。CPUにIntel Proces
「MacBook Air(2020)」ついに発売 CPUはIce Lakeだが……:短期連載「Airと私(2020)」第1回 3月27日、「MacBook Air(2020)」が発売される。税別の直販価格は10万4800円(学生/教職員向け販売では9万3800円)からで、先代の「MacBook Air(Mid 2019)」よりも少し手頃になっている。 →「MacBook Air」がモデルチェンジ 第10世代Coreプロセッサと新Magic Keyboardを搭載して10万4800円から 新しいMacBook Airについて、気になる点はいろいろある。そこで、店頭販売の上位構成(Core i5モデル)を数回に分けてレビューすることにした。 今回は、このMacBook Airが搭載するCPUの“型番”について触れてみたい。 「謎のCPU」を搭載する新型MacBook Air 多くのPCメーカー
紅月さん@がんばらない @koduki SnapdragonとApple Siliconはシングル性能が明らかに違うけど、その違いは技術力の差なのかユースケースの差なのかが気になるな 2020-11-27 03:33:10 📙🔭✨NISHIMOTO Keisuke @keisuke_n @koduki 両方な気がしますね。開発規模については専門でやっているところと開発部門の1つなのかもあまり参考にならないと思いますが、Appleの方が広く深くやっているように見えますし、一方Snapdragonは一定のパフォーマンスが得られれば良いという方針にも見えて、それぞれ必要な目標が異なって見えます。 2020-11-27 03:39:46
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