先日、JaSST’21 Tokyoの「カスタマーサポートエンジニアの品質貢献」というパネルディスカッションに登壇したのですが、この準備の過程で、他のパネラーの方々とお話をしたり、話す内容を考える中で、今の自分自身、サポートの経験がものすごく役に立っているなと感じたので、その辺の話を書きたいと思います。 自分のサポート経験 boardという見積書・請求書などの書類を中心とした、中小企業向けの受発注管理のSaaSをやっていて、そのサポートの話です。 僕自身は、会社の経営者ですが、開発系のエンジニアで、boardのメイン開発者でもあります。 boardは、元々僕の1人プロジェクトからスタートして、有料契約社数が1300社くらいまで(数年前まで)は僕1人でサポートまでやっていたので、開発をしつつ、3〜4年はがっつりサポートまでやったという状況です。 現在は、CSチームが3人いて、基本的には手が離れ