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WSLの検索結果121 - 160 件 / 660件

  • 前バージョンから大幅に性能向上した新Linux環境「WSL 2」の実力を探る

    新型コロナウイルスのまん延で不透明なところはあるものの、「Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)」の開発は順調に進んでいるようで、正式配布が近づいている。既に、Windows Insider Programによるプレビュー版の配布は、正式リリース版を試す「Release Preview」リングで行われており、近いうちに一般向け配布開始のアナウンスがあると思われる。 さて、今回はMay 2020 Updateの目玉ともいえる「Windows Subsystem for Linux(WSL) 2」に関して、Release Previewバージョンでのまとめを行い、併せて従来の「WSL」と機能や性能を比較してみることにする。 なお、本記事では、従来のWSLを「WSL 1」、May 2020 Updateに搭載される機能やその実行環境などを「WSL 2」と区別し

      前バージョンから大幅に性能向上した新Linux環境「WSL 2」の実力を探る
    • WSL2で困ったときに使う魔法の呪文 - Qiita

      絶対だいじょうぶだよ 引用:Windows 7、Linuxのリーナス・トーバルズも太鼓判 みなさん。WSL2使ってますでしょうか。 WSL2とは2019年5月に「Build 2019」で発表された、Windows Subsystem for Linuxのアップデート版です。 ざっくりというとMS公式が作ったWindows上で動くLinuxです。 正直、こういうものは昔からあり、眉唾ものだったのですが、WSL2あたりから、dockerが正常に動作するようになり、開発環境として常用するようになりました。 そこで、私が半年使ってきた中で、WSL2関連でどういう問題が発生したのか、どういう解決をしたのか。そのあたりを紹介したいと思います。 それらの問題は、大体1つの魔法の呪文でなんとかなります。 apt-getが失敗する ピーリカピリララ ポポリナペーペルト! なんかapt-getが失敗する とい

        WSL2で困ったときに使う魔法の呪文 - Qiita
      • WSL 2 対応 Docker Desktop for Windowsを使うための手順 - Qiita

        概要 Windows 10 で WSL 2 (Windows Subsystem for Linux)の動作要件を満たしている状態で、Docker Desktop を使えるようにするまでの流れを整理しました。ざっくり書きますと「Your system supports WSL 2!」が表示された時、WSL 2 に移行するための手順です。 動作環境を満たすと、Docker Desktop 起動時、この表示が出ます。 ※ 動作環境は、Winddows 10 Inside Program 等で動作要件を満たすか、あるいは GA 版の提供を待つ必要があります。 ※ WSL1 や WSL を使わないバージョンからのデータは自動的に移行されません。 この投稿は、公式の WSL 2 ドキュメント を読んでも、このままでは Docker for Desktop を動かすに至らなかったので、状況整理のために

          WSL 2 対応 Docker Desktop for Windowsを使うための手順 - Qiita
        • Windows 10のWSL2からGPUが使えるようになった (1/2)

          現在公開中のWindows 10プレビュー版Build 20161(Dev Channel)では、WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)からNVIDIA GPUが利用できるようになった。 とはいえ、現状のWSL2自体にはグラフィックス描画機能はなく(XをWindows 10側に入れれば、WSL2側からGUIアプリケーションを起動できる)、GPUを使ってLinuxでゲームとはいかないのだが、GPUを計算に利用することができる。 マイクロソフトは、将来的にWSL2でのGUIアプリケーションのサポートを計画しており、これはその前段階になるものだ。どのような形でのサポートになるのかは不明だが、少なくとも、これでWSL2側からWindowsが管理しているGPUへのアクセスが可能になる。 特にメリットがあるのがDockerを使った開発やAI関連のコンテナーの利用である。

            Windows 10のWSL2からGPUが使えるようになった (1/2)
          • Linux GUIアプリがWindows 10にもたらす価値 - 阿久津良和のWindows Weekly Report

            レポート Linux GUIアプリがWindows 10にもたらす価値 - 阿久津良和のWindows Weekly Report Windows 10 バージョン2004は、ファイルI/Oのパフォーマンスを改善し、Linuxカーネルの機能を呼び出すシステムコールの互換性を大きく高めたWSL 2(Windows Subsystem for Linux 2)を搭載する。Docker DesktopのホストもHyper-V仮想マシンからWSL 2へ移行したことで、Windows 10 Homeエディションでも開発環境を整えることが可能になった。 Docker Desktopの設定画面。Dockerと統合するLinuxディストリビューションを選択できる WSL 2で動作するDebian GNU/Linuxでhello-worldコンテナを実行した状態 Windows 10とLinuxを併用する環

              Linux GUIアプリがWindows 10にもたらす価値 - 阿久津良和のWindows Weekly Report
            • Windows 10とWSL2のセットアップログ

              久しぶりにWindowsのセットアップを行いました。 2021-12-08から書き始めていたようです。今更ログを公開します。 もう何度もWindowsのセットアップは行っているので見返したいのと、他の人が詰まってたら助けになるようにセットアップをログに残しておきます。 近々またセットアップすることが予想されますし。何故なら近いうちにDDR5世代のPCを組んでWindows 11を入れたいからです。 いい加減セットアップはスクリプトにするべきなのかもしれませんが、 GUI操作が必要なのがまだまだ多いのと、今回はMSYS2ではなくWSL2設定で色々と違うので、ある程度手動で探っていく必要がありました。 なぜ今なのにWindows 11じゃなくてWindows 10をセットアップしたのか 私がメインにしているPCに使っているCPUが初代AMD Ryzen Threadripper 1950Xで、

                Windows 10とWSL2のセットアップログ
              • WSL 2 Support is coming to Windows 10 Versions 1903 and 1909

                Support for Windows Subsystem for Linux (WSL) 2 distros is being backported to Windows 10 version 1903, and 1909! Yes, you read that right. We heard how much you liked WSL 2 and wanted to expand its accessibility, and over the last few months we worked on bringing it back to 1903 and 1909. About Us We are Ty (Tito) Citrin, a PM, and Mitchell Minkoff, an engineer, both working in Windows Servicing.

                  WSL 2 Support is coming to Windows 10 Versions 1903 and 1909
                • Windows 11の最も便利な機能はLinuxだとの指摘 | ソフトアンテナ

                  Microsoftが先日一般提供を開始した「Windows 11」はスタートメニューやタスクバーなどUIの刷新が注目を集めています。しかし、それはあくまでも一般ユーザーにとっての話で、ハッカーや開発者ならばWindows 11の別の側面に注目すべきかもしれません。 Ars Technicaは「The best part of Windows 11 is a revamped Windows Subsystem for Linux」と題した記事を、公開し、Windows 11の注目の新機能は進化した「Windows Subsystem for Linux(WSL)」だと主張しています。 Windwos 10でもWSLは便利な機能でしたが、インストールが面倒だったり、GUIアプリケーションが動作しなかったりという制限が存在しました。Windows 11に搭載されたWSLではこれらの問題が、完璧

                    Windows 11の最も便利な機能はLinuxだとの指摘 | ソフトアンテナ
                  • 「WSL 2」は「Windows 10 バージョン 2004」で正式リリースへ ~Microsoftが発表/Linuxカーネルの同梱はやめて、手動セットアップする方式に改められる

                      「WSL 2」は「Windows 10 バージョン 2004」で正式リリースへ ~Microsoftが発表/Linuxカーネルの同梱はやめて、手動セットアップする方式に改められる
                    • 「Microsoft Loves Linux」から考える2020年のWindowsとLinux

                      「Microsoft Loves Linux」から考える2020年のWindowsとLinux:Windowsフロントライン(1/2 ページ) 話は少しさかのぼるが、2019年5月に開催されたソフトウェア開発者向けの「Build 2019」カンファレンスにおいて、「WSL 2」ならびに「LinuxカーネルのWindowsとの同時提供」を発表している。 Windows 10の「20H1」で変わるLinux実行環境 WSLとは「Windows Subsystem for Linux」のことだが、この機能はWindows上でLinuxの“サブシステム”を動作させるための“ラッパー”のようなものを構築し、Linuxアプリケーションからの要求に対してWindowsカーネルを必要なタイミングで呼び出せる仕組みを用意することで、Windows上でLinuxアプリケーションを動作させる仕組みだ。 2016

                        「Microsoft Loves Linux」から考える2020年のWindowsとLinux
                      • 【連載】WSL2、Visual Studio Code、DockerでグッとよくなるWindows開発環境 〜 その4:Visual Studio Code、Dockerで改善!! 〜 | SIOS Tech. Lab

                        ◆ Live配信スケジュール ◆ サイオステクノロジーでは、Microsoft MVPの武井による「わかりみの深いシリーズ」など、定期的なLive配信を行っています。 ⇒ 詳細スケジュールはこちらから ⇒ 見逃してしまった方はYoutubeチャンネルをご覧ください 【5/21開催】Azure OpenAI ServiceによるRAG実装ガイドを公開しました 生成AIを活用したユースケースで最も一番熱いと言われているRAGの実装ガイドを公開しました。そのガイドの紹介をおこなうイベントです!! https://tech-lab.connpass.com/event/315703/ こんにちは、サイオステクノロジー武井(Twitter:@noriyukitakei)です。今回は、第4回シリーズで、WSL2、Visual Studio Code、Docker、Windows Terminalなどの

                          【連載】WSL2、Visual Studio Code、DockerでグッとよくなるWindows開発環境 〜 その4:Visual Studio Code、Dockerで改善!! 〜 | SIOS Tech. Lab
                        • wsl2をインストールしてwindows上でlinuxを使いこなそう | ソフトウェア開発のギークフィード

                          内です。前回の記事ではwindows10の標準機能となったwindows subsystem for linux(WSL1)を有効化してkali linuxを動かすという手順をご紹介しました。 今回は6月12日にリリースされた「Windows 10 Insider Preview ビルド」で使用できるWSL2を有効化してubuntuを使用したいと思います。 WSL2を入れる理由 WSL1上で動かなかったソフトが動く! WSL1は全てのLinux上のソフトウェアを動かせるようになるわけではないということは、前回記事でも触れていますが、仕組み的にLinuxカーネルが動いているわけではなく、カーネルへのファンクションコールをlxcore.sysとlxss.sysいうカーネルドライバーがWindowsカーネルへのファンクションコールに変換して動いており、これらカーネルドライバーのシステムコールの実

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                          • Windows 10/11でLinux環境「WSL」を始める第一歩

                            Windows 10およびWindows 11上のLinux環境「WSL」をこれから始める読者のための、インストール方法やバックアップ方法をまとめて解説する。また、Windows 11上のWSLで新規サポートされた外部ドライブのマウント方法も合わせて紹介しよう。 「Windows 10」や「Windows 11」上でLinuxの実行環境を構築可能とする「Windows Subsystem for Linux(WSL)」が着々と更新されている。WSLは、Windows 10 Fall Creators Update(バージョン1709)から正式版が利用可能となり、その後、May 2020 Update(バージョン2004)では、Linuxとの互換性を高めた「WSL 2」が提供された(WSL 2については、Windows 10 The Latest「前バージョンから大幅に性能向上した新Linu

                              Windows 10/11でLinux環境「WSL」を始める第一歩
                            • WSL2でsystemdを動かすDistrodが便利だった件 - Qiita

                              この記事について WSL 上にインストールした Linux で systemctl コマンドが使用できない問題を解決します。 この記事では Ubuntu 20.04 LTS を使用して説明していますが、他のディストリビューションでも手順に大きな違いは無いと思いますので、参考にしていただければと思います。 環境 この記事は以下の環境にて動作を確認しています。 Windows 10 Pro 21H2 ( OS Build : 19044.1645 ) Windows Terminal v1.12.10982.0 Distrod v0.1.5 WSL2 ( Kernel version: 5.10.102.1 ) Distrodとは? 公式では以下の様に説明されています。 Distrod is a systemd-based meta-distro for WSL2 that allows yo

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                              • 「wsl.exe --install」コマンドでインストールされる「WSL」がストア版に/WSLをOSと切り離し、単体アプリに移行する計画の一環

                                  「wsl.exe --install」コマンドでインストールされる「WSL」がストア版に/WSLをOSと切り離し、単体アプリに移行する計画の一環
                                • WSL2でのGUIアプリケーションを動かす「WSLg」の仕組み (1/2)

                                  Windows 10のプレビュー版で始まったWSL2でのGUIアプリケーション対応(「WSL2でのGUIアプリ対応がプレビュー版で開始 実際に動かしてみた」)。今回はプレビュービルド21376で、WSL2のGUIアプリサポート機能である「WSLg」を動かしながら調べてみたいと思う。 なお、WSLgを動作させるにはプレビュー版のWindows 10をインストールする必要があるが、一回入れてしまうと、再インストールしない限り、通常版に戻ることはできないので注意されたい。 Linux GUIアプリのスタートメニューへの登録 WSL2側にGUIアプリケーションをインストールすると、自動的にホスト側(Win32側)のスタートメニューにGUIアプリのアイコンが登録され、ここからGUIアプリケーションを直接起動できるようになる。 この仕組みは、Win32側に用意された「wslg.exe」がポイントだ。簡

                                    WSL2でのGUIアプリケーションを動かす「WSLg」の仕組み (1/2)
                                  • GitHub - nullpo-head/wsl-distrod: Distrod is a meta-distro for WSL 2 which installs Ubuntu, Arch, Debian, Gentoo, etc. with systemd in a minute for you. Distrod also has built-in auto-start feature on Windows startup and port forwarding ability.

                                    You signed in with another tab or window. Reload to refresh your session. You signed out in another tab or window. Reload to refresh your session. You switched accounts on another tab or window. Reload to refresh your session.

                                      GitHub - nullpo-head/wsl-distrod: Distrod is a meta-distro for WSL 2 which installs Ubuntu, Arch, Debian, Gentoo, etc. with systemd in a minute for you. Distrod also has built-in auto-start feature on Windows startup and port forwarding ability.
                                    • Windows Subsystem for Linuxでsystemdが動くようになったので試した

                                      WSLでのsystemdのサポートが開始 早速使ってみる Unixを祖先に持つLinuxには、起動時にデーモン(Windowsでいうところのサービス)を起動したり、初期化などをするプログラムを実行するinitシステムがある。ただ、WSL(Windows Subsystem for Linux)では特殊な起動をすることから、従来initシステムは動作できなかった。そもそもWSLは当初のコンセプトからして、Linuxコマンドラインを使うための環境であり、たとえばHTTPサーバーなどを動作させることは想定外とされていたのだ。 一方でLinuxには、さまざまなプログラムがあり、その中にはinitシステムで起動されるプログラムが必要なものがある。こうしたプログラムを動作させるためには、どうしてもinitシステムを組み込む必要があった。 Linuxのinitシステムには、Unix System V互換

                                        Windows Subsystem for Linuxでsystemdが動くようになったので試した
                                      • The Windows Subsystem for Linux BUILD 2020 Summary

                                        This year at an all virtual BUILD conference we had many exciting announcements for the Windows Subsystem for Linux (WSL)! This blog post gives you a summary of all the WSL news, including what’s available now and what you can expect in the future. WSL’s BUILD news at a glance Available this month Support for WSL 2 distros is coming this month in the Windows 10 May 2020 Update Docker Desktop relea

                                          The Windows Subsystem for Linux BUILD 2020 Summary
                                        • 20H1とともに正式に来るWindows Subsystem for Linux 2の実力を見る (1/2)

                                          そろそろ「May 2020 Update」こと、Windows 10 Ver.2004(以下コード名で20H1)が最終版になる。とりあえず、完成したよ的なアナウンスがあった。 20H1における最大の変更点は、Linuxカーネルを使うWSL2(Windows Subsystem for Linux 2)だ。そこで今回は、WSL1とWSL2を比較してみることにした。WSL2ではLinuxカーネルが仮想HDD上でネイティブのファイルシステムを動作させる。このため、NTFSの上でLinuxのファイルシステムをエミュレートしていたWSL1のVolFs(あるいはlxfx)に比較してファイル処理などが高速化するという。 その一方で、WSL2では仮想マシン環境でLinuxカーネルを起動させるためオーバーヘッドがある。また、WSL2からNTFS側をアクセスするには、9Pと呼ばれるネットワークプロトコルが用い

                                            20H1とともに正式に来るWindows Subsystem for Linux 2の実力を見る (1/2)
                                          • Windowsユーザーに贈るLinux超入門(51) Windows 10にUbuntu 20.04 LTSをインストールする

                                            Windows 10 version 2004ではWSL 2が使える Microsoftは既に2020年5月にWindows 10の最新フィーチャーアップデート(Windows 10 20H1、Windows 10 version 2004などとも呼ばれている)の配信を開始した。準備が整った地域や環境から提供が行われる予定になっている。 Windows 10 version 2004では、デフォルトのWSL (Windows Subsystem for Linux)が仮想化技術を使ったまったく別の実装であるWSL 2へ置き換わることになる(従来のWSLも引き続き提供はされる)。Linuxカーネルの互換性が100%になるほか、ファイルシステム性能が向上すると言われている。Windows 10でLinuxを使う場合は利用しないわけにはいかないところだ。 2020年4月には、Ubuntu長期サポ

                                              Windowsユーザーに贈るLinux超入門(51) Windows 10にUbuntu 20.04 LTSをインストールする
                                            • Windows ターミナルの概要

                                              Windows ターミナルは、コマンド プロンプト、PowerShell、bash (Linux 用 Windows サブシステム (WSL) 経由) などの使い慣れたコマンド ライン シェル用の最新のホスト アプリケーションです。 主な機能には、複数のタブ、ペイン、Unicode および UTF-8 文字のサポート、GPU で高速化されたテキスト レンダリング エンジン、独自のテーマを作成したり、テキスト、色、背景、およびショートカットをカスタマイズしたりする機能があります。 さまざまなコマンド ライン アプリケーションをサポートする複数のプロファイル コマンド ライン インターフェイスを持つ任意のアプリケーションを Windows ターミナル内で実行できます。 これには、PowerShell およびコマンド プロンプトから Azure Cloud Shell、Ubuntu や Oh-M

                                                Windows ターミナルの概要
                                              • マイクロソフト、WSL 2でファイルシステムI/O性能最大20倍高速に

                                                Microsoftは3月12日(米国時間)、「WSL2: Code faster on the Windows Subsystem for Linux!|Tabs vs Spaces|Channel 9」において、2020年5月または6月に公開が予定されている次期Windows 10フィーチャーアップデート版で導入が予定されているWSL 2 (Windows Subsystem for Linux version 2)について伝えた。WSL2はWindowsでLinuxバイナリを実行するための技術。 開発者はWSL 2の主な変更点として、以下を挙げている。 Linuxカーネルシステムコール100%互換を実現 ファイルシステムI/Oパフォーマンスの大幅な向上(動作にもよるが3〜5、6倍の高速性を実現、場合によっては20倍高速になることもある) Dockerの動作に対応(WSL 2でDocke

                                                  マイクロソフト、WSL 2でファイルシステムI/O性能最大20倍高速に
                                                • Microsoft公式、WindowsでLinux GUIアプリを実行する「WSLg」をレビュー

                                                  レポート Microsoft公式、WindowsでLinux GUIアプリを実行する「WSLg」をレビュー Windows 10でLinux GUIアプリケーション対応、プレビュー版登場 現在のWindows 10にはLinuxバイナリを実行する機能が搭載されており、Microsoft StoreからLinuxディストリビューションをインストールして使用できる。これを支えている技術がWSL (Windows Subsystem for Linux)だ。WSL 1とWSL 2という、異なる仕組みの実装系が存在しているが、今後はWSL 2のみが使われていくという認識でいればよいと思う。 Linuxがそのまま利用できるのは便利だが、これまでWSLはGUIアプリケーションをサポートしてこなかった。実行するための環境を自分でセットアップすれば、GUIアプリケーションを動作させることも可能だったが、正

                                                    Microsoft公式、WindowsでLinux GUIアプリを実行する「WSLg」をレビュー
                                                  • WSL2の2つの設定ファイル「.wslconfig」と「wsl.conf」 (1/2)

                                                    WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)には、2つの設定ファイルがある。1つは、win32側でWSL2全体の設定をする「.wslconfig」。もう1つは、WSLディストリビューションごとの設定をする「wsl.conf」だ。今春のメジャーアップデートに向け、Dev Channelのプレビュー版ではWSL2の改良が続いている。そのなかには、この2つのファイルに関連するアップデートもある。 WSL2では、全体とディストリビューション別の設定ファイルがある。Windows Insider Programのプレビュー版では、新しい機能も追加されている 2つの設定ファイル 「.wslconfig」と「wsl.conf」 WSL2は、「軽量ユーティリティ仮想マシン」と呼ばれる環境を使って、Windows 10の中でLinux環境を作り出す。そのために専用の改良がなされたL

                                                      WSL2の2つの設定ファイル「.wslconfig」と「wsl.conf」 (1/2)
                                                    • Windows環境のDockerとWSLの活用方法・手順を解説

                                                      WSL2はWSL1を改良したリリースですが、アーキテクチャ変更により以下の違いがあります。 ・WSL1とWSL2共通 Linux統合・高速起動・省スペースフットプリント・VMwareとVirtualBoxでの実行機能は共通です。 ・WSL1のみ OSファイルシステム間の性能については、WSL1が上回ります。 WSL2利用時の性能回避策が提示されています。 ・WSL2のみ マネージドVM・Linuxカーネル完全実装・システムコール完全互換はWSL2のみの特長です。 WSLのインストールWindows 10(バージョン 2004以降 、ビルド 19041以降)およびWindows 11が実行環境として準備できたら、WSLのインストール作業を進めます。WSLのインストールはwsl.exeを用います。 【参考】:WSL のインストール wsl.exeの使い方は以下の通りです。 ・インストール ws

                                                        Windows環境のDockerとWSLの活用方法・手順を解説
                                                      • さらに開発が進む新コンソール「Windows Terminal」 (1/2)

                                                        前回は8月に紹介したWindows Terminalだが(「Windows 10向けの新しいコンソール「Windows Terminal」の新バージョンを試す」)、その後も開発が続き、機能が充実してきた。大きな変更としては、Cascadia Font対応、jsonスキーマ対応、カスケード設定などがある。 開発が進むWindows Terminal。パッと見はわかりにくいが、タブの角が丸くなるなど、細かい部分の改良も進むが、設定関連の改良も大きい。背景の緑やCMDの文字は、プロファイル指定でカスタマイズしたもの プログラミング向けの新等幅フォント「Cascadia Font」 Cascadia(カスケーディア)とは、Windows Terminalの開発コード名で、Cascadia Fontは、Windows Terminalと同時に開発が進んでいる「プログラミング向け」の等幅フォントだ。

                                                          さらに開発が進む新コンソール「Windows Terminal」 (1/2)
                                                        • Windows 10のLinuxでGUIアプリを使う方法とは?

                                                          Microsoftは6月27日(米国時間)、「Running WSL GUI Apps on Windows 10 - Microsoft Tech Community - 1493242」において、Windows 10のWSL(Windows Subsystem for Linux)で動作するLinuxのGUIアプリケーションを利用する方法を紹介した。 Microsoftは近い将来サードパーティ製ソフトウェアを使わなくてもLinuxのGUIアプリケーションが実行できるようにすると説明しているが、記事で紹介されている方法はサードパーティ製ソフトウェアを利用する従来の方法。Microsoftが対応するまでのつなぎとして利用することができる。 記事では、次の2つの方法が紹介されている。 Windows 10にXサーバをセットアップする方法 Windows 10に「VcXsrv Windows

                                                            Windows 10のLinuxでGUIアプリを使う方法とは?
                                                          • Linux用Windowsサブシステム(WSL)の登場とPOSIXサポートの変化をおさらい

                                                            Linux用Windowsサブシステム(WSL)の登場とPOSIXサポートの変化をおさらい:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(220) Windowsはかつて「POSIXサブシステム」を備え、UNIX互換のファイルシステムと実行環境を提供していました。POSIXサブシステムは現在のWindowsにはもうありませんが、「Linux用Windowsサブシステム(WSL)」の登場で、POSIXサポートが復活というか、さらに強化されています。その1つが、「POSIX方式(スタイル)の削除」のサポートです。 Windowsにまつわる都市伝説 WindowsとPOSIXの関係 「POSIX(Portable Operating System Interface)」は、オペレーティングシステム(OS)の標準的なインタフェースと環境を定義するIEEE規格です。ソースコードレベル

                                                              Linux用Windowsサブシステム(WSL)の登場とPOSIXサポートの変化をおさらい
                                                            • WSL 上で macOS の open コマンドのような挙動 - A Day in the Life

                                                              alias open="pwsh.exe /c start" pwsh.exe を入れてない人は alias open="powershell.exe /c start" すると、open foobar がいい感じに開かれる。 # explorer が開く open . # デフォルトブラウザが開く open https://example.com/ # jpg に関連付けられているビュアーで開かれる open ./foo.jpg

                                                              • WSL 2 will be generally available in Windows 10, version 2004

                                                                WSL 2 will be generally available in Windows 10, version 2004 WSL 2 will soon be officially available as part of Windows 10, version 2004! As we get ready for general availability, we want to share one additional change: updating how the Linux kernel inside of WSL 2 is installed and serviced on your machine. We’ve heard lots of community feedback that the install experience could be streamlined, a

                                                                  WSL 2 will be generally available in Windows 10, version 2004
                                                                • Windowsユーザーに贈るLinux超入門(27) ここでおさらい、WSL 1とWSL 2の違いとは?

                                                                  本連載ではこれまで、Windowsのユーザーという視点からWindowとLinuxの使い方の違いなどを取り上げてきた。前々回と前回は、WindowsとLinuxに関係があるということで、「Windows Terminal」と「Visual Studio Code with WSL」という最近のアプリケーションを紹介した。 今回は前回の説明にも出てきたWSL(Windows Subsystem for Linux)について説明する。Microsoftは現在、WSLの次のバージョンとなるWSL 2の開発を進めている。WSL 2は名前こそWSLを引き継いでいるものの、利用されている技術はまったくの別物になっている。このタイミングで、WSL 1とWSL 2についてまとめておこう。 WSL 1 - 最初のWSL実装系 この連載を始めるきっかけともなった技術がWindows 10に搭載されるようになっ

                                                                    Windowsユーザーに贈るLinux超入門(27) ここでおさらい、WSL 1とWSL 2の違いとは?
                                                                  • [Deprecated] WSL2 USBカメラ+他のUSB機器 2022年01月17日版

                                                                    環境:Windows11 + WSL2 5.10.60.1 + Ubuntu20.04 WSL2 Linux Kernel 5.10.60.1 からKernelモジュールにUSBIP対応が標準的に組み込まれた 2022年01月17日時点の最新カーネルは 5.10.74.3 以下すべての手順の Windows Terminal を使用する箇所は管理者権限で実行 WSLのカーネルアップデートと usbipd-win のインストール Windows Terminalで実行 > wsl --update > wsl --status カーネル バージョン: 5.10.60.1 > winget install --interactive --exact dorssel.usbipd-win

                                                                      [Deprecated] WSL2 USBカメラ+他のUSB機器 2022年01月17日版
                                                                    • 増えたWindows Subsystem for Linuxのバージョン、またUSBデバイスの接続が可能に (1/2)

                                                                      Windows 11が正式リリースされ、Windows Insider ProgramのDev Channelプレビュー版(以下Dev Channel版と略す)がWindows 11ベースとなった。また、Windows Subsystem for Linux(以下、WSL)のプレビューがMicrosoftストアで開始された。このため、WSLには複数のバージョンが存在することになった。Windows 11正式版以前は、Windows 10の機能アップデートで配付されるWSLとWindows Insider Program版に搭載されているプレビュー版のWSLの2つしかなかった。 まずは、現状のWSLのバージョンを整理しておこう。以下の表のように4つある。1つ目は、Windows 10に搭載されているもの、2つ目はWindows 11のもの、3つ目はDev Channel版だ。これに対してMi

                                                                        増えたWindows Subsystem for Linuxのバージョン、またUSBデバイスの接続が可能に (1/2)
                                                                      • WSL2でMySQLを起動するときは mysqld --daemonize を使う - そーだいなるらくがき帳

                                                                        WSL2ではPID 1がinitd問題によってsystemdが起動できません。 そのため、systemctlが使えなくてMySQLが起動できないってなるのですが、yoku0825さんにやり方を教えてもらったのでメモとして残します。 そんなムズくないです。最近のmysqldには--daemonizeがあるのでそれを使えばokです— yoku0825 (@yoku0825) 2021年8月2日 つまりroot権限で mysqld --daemonize を叩けばOK。 ただ /var/run 配下は再起動時に /var/run/mysqld/ がなくて失敗すると思うので起動はフォルダを作って権限を付けてあげましょう。 $ mkdir /var/run/mysqld $ chown mysql:mysql: /var/run/mysqld $ mysqld --daemonize これでMySQ

                                                                          WSL2でMySQLを起動するときは mysqld --daemonize を使う - そーだいなるらくがき帳
                                                                        • NVIDIA CUDAがWindows Subsystem for Linux上で利用可能に

                                                                            NVIDIA CUDAがWindows Subsystem for Linux上で利用可能に
                                                                          • WindowsでLinux GUIアプリを動かす「WSLg」のWindows 11での状況を見る

                                                                            Windows 11のWSL2は、WSLgが搭載され、Linux GUIアプリが動作する。以前紹介したプレビュー版の頃よりもWindowsとの融合は進んでおり、Win32側のWordPadの書式付きのテキストをLinux GUIアプリ(LibreOffice。左側のウィンドウ)に貼り付けることができた Windows 11のWSL(Windows Subsystem for Linux)では、Linux GUIアプリケーションを動作させるためのWSLgが用意されている。これは、Windows 10ではWindows Insider ProgramのDev Channelでプレビューされていたもの。すでに本連載でも何度か扱っているが、今回はあらためてWindows 11での実装状況などを見ていく。 ●WSL2でのGUIアプリ対応がプレビュー版で開始 実際に動かしてみた ●WSL2でのGUIア

                                                                              WindowsでLinux GUIアプリを動かす「WSLg」のWindows 11での状況を見る
                                                                            • Windows 10プレビュー版、Subsystem for Linuxをエクスプローラーに統合

                                                                              米Microsoftは4月8日 (現地時間)、「Windows 10 Insider Preview Build 19603」をWindows InsidersのFastリングにリリースした。Windows 10のエクスプローラー (File Explorer)にWindows Subsystem for Linux (WSL)を統合、より簡単にLinuxファイルにアクセスできる。 WSLをインストールしていたらビルド19603ではエクスプローラーの左サイドバーに「Linux」アイコンが表示される。Windows 10ではバージョン1903からLinuxファイルにアクセスできるようになっていたが、エクスプローラーへのWSL統合によって、サイドバーのLinuxを選択するだけで導入したディストリビューションのルートファイルシステムに移動できる。 Windows 10のエクスプローラーにWind

                                                                                Windows 10プレビュー版、Subsystem for Linuxをエクスプローラーに統合
                                                                              • WSLでopenコマンドを用意する

                                                                                function open() { if [ $# != 1 ]; then explorer.exe . else if [ -e $1 ]; then cmd.exe /c start $(wslpath -w $1) 2> /dev/null else echo "open: $1 : No such file or directory" fi fi } zshでしか試していないが、たぶんbashでも似たような感じでいけると思う。 エクスプローラによるopen Macのターミナルでは、open filenameとすると、そのファイルを関連付けられたアプリで開くことができる。また、open .などとするとFinderでカレントディレクトリが開いて便利だ。 WindowsのWSLで似たようなことがしたくて、

                                                                                  WSLでopenコマンドを用意する
                                                                                • Windows Subsystem for Linux(WSL)でUSBデバイスを使う

                                                                                  WSLへのUSBデバイス接続に関しては、機能が搭載された2021年の記事(「増えたWindows Subsystem for Linuxのバージョン、またUSBデバイスの接続が可能に」)でも紹介したが、Win32側で動作させるusbipd-winとWSLの両方がアップデートされて、状況が変わってきた。 本記事ではusbipd-winを使ったUSBデバイスのWSLへの接続を解説する。利用できるUSBデバイスに関しては、WSLカーネルに組み込まれたデバイスドライバに依存する。標準状態で利用できるのはUSBシリアルなど限定されたものになる。ただし、カーネルを再コンパイルして、デバイスドライバを組み込むことで、利用可能になるもの(たとえば、USB大容量ストレージデバイスなど)もある。 現在、WSL用カーネルのプレビューでは、外部デバイスドライバを含むカーネルモジュール(mod)への対応が進んでいる

                                                                                    Windows Subsystem for Linux(WSL)でUSBデバイスを使う

                                                                                  新着記事