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biologyの検索結果81 - 120 件 / 123件

  • 太陽を追ってたわけじゃない!?ヒマワリは時間と日陰に反応している可能性 - ナゾロジー

    ヒマワリは「向日葵」という漢字の通り、太陽に向かって花を咲かせることで知られています。 しかし目のないヒマワリはどうやって光を感知しているのでしょうか? よく考えてみると、ヒマワリに限らず、植物は空に向かって、すなわち光を目指して成長しています。 これはヒマワリを始めとする植物の体の中に光受容体があるためです。 これまで、ヒマワリはある1つの光受容体によって光を感知すると考えられてきました。 しかし、アメリカ、カリフォルニア大学のクリストファー・J・ブルックス氏らが行った最新の研究によって、ヒマワリが光を感じるとき複数の光受容体が複雑に機能することが明らかになったのです。 また、ヒマワリが育つ環境によっても、光を感知する仕組みが異なることもわかりました。 この研究はPLOS BIOLOGY、21巻10号に2023年10月31日付けで掲載されています。

      太陽を追ってたわけじゃない!?ヒマワリは時間と日陰に反応している可能性 - ナゾロジー
    • OpenAI's Rules for Model Behavior, Better Brain-Controlled Robots, and more

      Dear friends, In the last couple of days, Google announced a doubling of Gemini Pro 1.5's input context window from 1 million to 2 million tokens, and OpenAI released GPT-4o, which generates tokens 2x faster and 50% cheaper than GPT-4 Turbo and natively accepts and generates multimodal tokens. I view these developments as the latest in an 18-month trend. Given the improvements we've seen, best pra

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      • 脚の「切断手術」をして仲間を救うアリ、ヒト以外で初の発見に研究者驚き、成功率9割超(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

        このフロリダオオアリ(Camponotus floridanus)が負傷した仲間の脚を切断して治療する姿が初めて観察された。(PHOTOGRAPH BY WAFFA/SHUTTERSTOCK) 近年、野生動物がさまざまな方法で治療を行うことがわかってきている。キツネザルは腸内寄生虫から身を守るため、かみ砕いたヤスデを使うことがある。チンパンジーとオランウータンは傷に湿布を貼る姿を目撃されている。そしてついに、フロリダオオアリ(Camponotus floridanus)が「切断手術」を行っていることが、7月2日付けで学術誌「Current Biology」で報告された。ヒトは3万年以上前から切断手術を行ってきたが、動物界では初の事例だ。 【関連動画】脚の「切断手術」で仲間を救うアリ フロリダオオアリのコロニーでの生活は、特にほかのコロニーが近くにある場合、危険と隣り合わせだ。日没後、近くの

          脚の「切断手術」をして仲間を救うアリ、ヒト以外で初の発見に研究者驚き、成功率9割超(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
        • 週2食以上の赤肉で糖尿病リスク増 研究結果 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

          赤肉(牛・豚・羊など、色の赤い肉)を週に2食分以上食べると、2型糖尿病の発症リスクが高まる可能性があるとした研究結果が19日、発表された。赤肉はこれまでの研究で、摂取によりがんや心疾患、死亡のリスクが高まる可能性も指摘されている。 米ハーバード大学公衆衛生大学院などの研究チームは、21万6695人の健康状態を最長36年間にわたり追跡した調査のデータを分析。その結果、2型糖尿病の発症リスクは、1日に赤肉を1食分食べるごとに1.28倍に上昇していたことがわかった。赤肉の摂取量が最も多い人(1日1.56~1.97食分)は、最も少ない人(1日0.26~0.45食分)に比べ、リスクが62%高かった。 2型糖尿病の発症リスクは、加工済み赤肉の摂取で51%上昇、未加工の赤肉では40%上昇した。赤肉と糖尿病リスクとの関連は、診断前の10~15年以内で最も強かった。 1日1食の赤肉をナッツや豆類などの植物性

            週2食以上の赤肉で糖尿病リスク増 研究結果 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
          • 'Effective Accelerationism' and the Pursuit of Cosmic Utopia

            TD Original Dec 14, 2023 ‘Effective Accelerationism’ and the Pursuit of Cosmic Utopia How an arcane philosophical rift in Silicon Valley is shaping the race to build artificial general intelligence. All camps in the TESCREAL community ultimately share a fantasy about the distant future. Image: Adobe The recent ouster of Sam Altman from OpenAI, followed by his reinstatement within a week, triggered

              'Effective Accelerationism' and the Pursuit of Cosmic Utopia
            • 腕振りで泳ぐ姿が可愛らしい謎多き単細胞の原生生物「メテオラ」とは? - ナゾロジー

              地球上ではこれまで無数の生物が研究者によって発見されてきましたが、私たちはその多くを知りません。 謎の腕振り生物「メテオラ」もその一つで、おそらく大半の方は名前すら聞いたこともないでしょう。 メテオラは卵型の体に棒を串刺しにしたような見た目をしています。 さらに体の左右に短い「腕」のような突起が生えており、これを前後に振り振りして移動するのです。 一方で、メテオラは謎だらけであり、体の仕組みやどの生物グループと近縁なのかは解明されていません。 そこで筑波大学の研究チームは今回、メテオラをつぶさに調べて、その謎の答えを見つけました。 研究の詳細は2024年1月22日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されています。

                腕振りで泳ぐ姿が可愛らしい謎多き単細胞の原生生物「メテオラ」とは? - ナゾロジー
              • 【老化を遅らせる可能性の新研究】細胞が「新品」になるオートファジー/世界的権威が解説する100分/老化をしない生き物もいる/脳科学者 茂木健一郎と大激論/老化は止められる可能性

                EXTREME SCIENCEはこれからもサイエンスの専門家をゲストに迎えます。チャンネル登録をしてお待ち下さい。 https://youtube.com/c/PIVOT公式チャンネル <目次> 00:00 ダイジェスト 02:07 アヒルの先生 05:10 科学的思考を身につける 09:57 オートファジーとは何か 22:03 「リサイクルする」オートファジー 25:58 ①栄養を得る 27:30 ②細胞の新陳代謝 34:22 ③有害物の除去 40:00 老化の不思議 47:28 大隅良典氏との出会い 54:24 健康とオートファジー  1:10:23 オートファジーが睡眠の質を左右する? 1:17:03 科学リテラシーが必須の世の中 1:26:30 吉森研究室の研究スタイル 1:36:03 高校生も研究できる環境 <出演> 茂木健一郎|脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所

                  【老化を遅らせる可能性の新研究】細胞が「新品」になるオートファジー/世界的権威が解説する100分/老化をしない生き物もいる/脳科学者 茂木健一郎と大激論/老化は止められる可能性
                • 出血、脱糞…。迫真の演技で死んだフリをするヘビがいた!

                  天敵に襲われた時に動物が自分を守るために行う「死んだフリ」。腹を出して動きを止め、相手が興味を失って去っていくのを待つ、生き物の生存戦力だ。 捕食者が寄生虫を恐れて、または本能を刺激されなくなると考えられており、とても有効な手段だと考えられている。この「死んだフリ」を極めた生き物がいる。 スネーク界の名優・ダイスヤマカガシ ダイスヤマカガシ(Natrix tessellata)は、名前の恐ろしさとは異なり、毒のない無害なヘビだ。市松模様の美しさから、海外ではペットとして飼育している人もいるようだ。 このダイスヤマカガシの中には、敵に襲われるとただ動きを止めるだけではなく、シューシューと音を立てながら悪臭を身にまとい、時には身体を糞便でまみれさせ、時には口から血をにじませる名優ぶりを見せるそうだ。 263匹のダイスヤマカガシを調査 セルビアのベオグラード大学の研究者らは、263匹の野生のダイ

                    出血、脱糞…。迫真の演技で死んだフリをするヘビがいた!
                  • 早起きが得意?朝型の人はネアンデルタール人の遺伝子を引き継いでいる可能性 : カラパイア

                    早起きが得意で朝型の人は、ネアンデルタール人の遺伝子を引き継いでいるのかもしれない。新たな研究によると、ネアンデルタール人は「朝型」だった可能性があるそうだ。 そして彼らの「体内時計遺伝子」を持つ現代人も早起きな傾向にあるという。 朝型の体内時計は、高緯度地域に生息する動物によく見られるもので、今回の結果はそのことと一致する。 こうした朝型体内時計遺伝子は、季節によって大きく日照時間が変化する高緯度地域では都合がよかったと考えられ、そのために大昔に受け継いだネアンデルタール人の遺伝子が現代まで保存されてきた可能性があるそうだ。 この研究は、『Genome Biology and Evolution』(2023年12月14日付)に掲載された。

                      早起きが得意?朝型の人はネアンデルタール人の遺伝子を引き継いでいる可能性 : カラパイア
                    • クトゥルフ神話の怪物みたいな「未知の深海生物」を発見! - ナゾロジー

                      深海生物たちの個性的な造形には舌を巻くしかありません。 ここ数カ月で「深海の新種生物を大量発見した」というニュースが相次いで報告されてきました。 しかし、その勢いは全くとどまることを知らないようです。 米シュミット海洋研究所(SOI)はこのほど、チリ沖で行われた新たな深海探査で、新種と見られる「未知の生物」を一挙に50種ほど発見したと報じました。 今度はどんな奇怪な生物が見つかったのでしょうか? Scientists Find Pristine Ecosystems on High-Seas Seamounts https://schmidtocean.org/scientists-find-pristine-ecosystems-on-high-seas-seamounts/ Gallery: 50 new marine species found, including this uni

                        クトゥルフ神話の怪物みたいな「未知の深海生物」を発見! - ナゾロジー
                      • A glimpse of the next generation of AlphaFold

                        Research A glimpse of the next generation of AlphaFold Published 31 October 2023 Authors Google DeepMind AlphaFold team and Isomorphic Labs team Progress update: Our latest AlphaFold model shows significantly improved accuracy and expands coverage beyond proteins to other biological molecules, including ligands. Since its release in 2020, AlphaFold has revolutionized how proteins and their interac

                          A glimpse of the next generation of AlphaFold
                        • ゲイツ財団新OA方針の波紋! プレプリント公開義務化、APC補助廃止 | JPCOARウェブマガジン

                          1.ゲイツ財団がOAポリシーを改訂! オープンアクセス方針の過激派、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(以下、ゲイツ財団)が2025年1月からの新たなオープンアクセス(OA)方針を発表し[1]、またもオープンアクセス、学術情報流通界隈を沸かせています。新OA方針ではプレプリントの公開を義務化するとともに、APCへの支援は終了するというのです。主要な研究助成機関として、プレプリントの公開を義務化する初めての例であると言われています[2]。 ゲイツ財団は言わずと知れた、マイクロソフト社の創業者、ビル・ゲイツ氏とその配偶者が創設した慈善基金団体です。2017年からは助成を受けた研究に対し、エンバーゴなしの出版後即時CC BYライセンスつきのOAを義務付け、そのOA方針を掲げて即時OAを認めない有名雑誌・出版社と対峙し、多くのケースで出版社側が折れる形となりました(ハイブリッドを認めていなかった雑

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                          • “ウンチの化石”って実はスゴい。他の生き物のDNAまで出てきちゃった

                            “ウンチの化石”って実はスゴい。他の生き物のDNAまで出てきちゃった2023.11.13 22:005,423 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( 岩田リョウコ ) 糞石は歴史の宝箱。 マンモス、オオツノシカとともに氷期を代表する動物として知られる、毛の生えたサイ「ケブカサイ」。 最新の技術により、これまで組み立てられたことのなかったケブカサイのミトコンドリアDNAが明らかになりました。見つかったのは化石化したフンから。 しかもそのフン、カブカサイのものではなく、中期旧石器時代に死亡したハイエナのフンでした。ハイエナに食べられて消化され、フンに一緒に出てきて化石になったという流れですね。 Image: Shutterstockケブカサイのイラスト洞窟から見つかった糞石を分析研究チームはドイツにあるいくつかの洞窟から採取された2つの糞石と、1930年代に発掘さ

                              “ウンチの化石”って実はスゴい。他の生き物のDNAまで出てきちゃった
                            • 脅威の耐性はいつ獲得されたのか?「最強生物クマムシ」の進化の一端を解明! - ナゾロジー

                              奴らは海から2回にわけてやってきたようです。 慶應義塾大学によって行われた研究によって、クマムシの持つ超耐性能力が長い進化の過程でどのようにして獲得されたのか、その謎の一端が解明されました。 遺伝子解析では海に住んでいたクマムシの主流な2グループが2回にわけて別々の時期に陸上へ進出したことが示されました。 またクマムシたちの備える一部の耐性遺伝子の数は、現在の生息地の乾燥レベルとは必ずしも一致せず、過去に起きた複雑な環境変化や進化の歴史を内包している可能性が示されました。 クマムシたちは驚異的な耐性を進化のどの段階でどのようにして獲得したのでしょうか? 研究内容の詳細は『Genome Biology and Evolution』にて公開されています。

                                脅威の耐性はいつ獲得されたのか?「最強生物クマムシ」の進化の一端を解明! - ナゾロジー
                              • A Guide to Clustering in Machine Learning

                                When we cluster things, we put them into groups. In Machine Learning, Clustering is the process of dividing data points into particular groups. One group will have similar data points and differentiate from those with other data points. It is purely based on the patterns, relationships, and correlations in the data. Clustering is a form of Unsupervised Learning. Let’s quickly recap the definition

                                  A Guide to Clustering in Machine Learning
                                • Kanji for "Live," "Be Born," "Raw": 生

                                  The Japanese kanji 生 means Kanji for “Live (life),” “Be Born,” “Raw.” The kun’yomi (Japanese reading) pronunciation of the Kanji 生 is u (う), as in the words umu (うむ) and umareru (うまれる); o (お) as in ou (おう); ha (は), as in hayasu (はやす) and ha-eru (は-える); i (い) as in ikeru (いける), ikiru (いきる) and ikasu (いかす); nama (なま); and ki (き). The on’yomi (Chinese reading) pronunciation of 生 is sei (セイ) or sho (シ

                                    Kanji for "Live," "Be Born," "Raw": 生
                                  • The Story of the Decade

                                    Nicholas Wade The Story of the Decade New documents strengthen—perhaps conclusively—the lab-leak hypothesis of Covid-19’s origins. The day is growing ever closer when Washington may have to add to its agenda with Beijing a nettlesome item it has long sought to avoid: the increasingly likely fact that China let the SARS2 virus escape from the Wuhan lab where it was concocted, setting off the Covid-

                                      The Story of the Decade
                                    • Japan as an Option for Higher Education | HelpGoAbroad

                                      Home / Blog / Japan as an Option for Higher Education When we explore the options of pursuing higher education in another country, many times, Japan does not surface in our thoughts. One of the reasons is the perception that one needs to know Japanese to be able to study in Japan. The good news is that the language barrier is not present in many university programs in Japan. However, before diving

                                      • Softgel Capsule Market to Expand at a Healthy CAGR of 5.46% through 2027

                                        Softgel Capsule Market to Expand at a Healthy CAGR of 5.46% through 2027 Market Overview Global Softgel Capsule Market is slated to acquire the valuation of USD 3,276.00 Million while rising at a CAGR of 5.46% during the forecast term from 2018 to 2023, evaluates Market Research Future (MRFR). Market Dynamics The growing health-conscious population is a significant factor that is expected to boost

                                        • 生物学者が困惑した水中写真家がインスタに投稿した謎生物の正体が判明! - ナゾロジー

                                          2018年、著名な水中写真家の峯水 亮(みねみず・りょう)氏により、沖縄の海で”正体不明の水生生物”が撮影されました。 褐色の球体に糸状のものが生え出た姿は、まるでメドゥーサのようで、世界中の生物学者たちを大いに困惑させています。 しかしこのほど、オーストリア・ウィーン医科大学(MedUni Wien)の研究者により、ついにその正体が突き止められました。 なんとこれは一匹の生物ではなく、寄生性の「吸虫(きゅうちゅう)」が無数に集まって形成されたコロニーだったのです。 研究の詳細は、2023年9月22日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されています。

                                            生物学者が困惑した水中写真家がインスタに投稿した謎生物の正体が判明! - ナゾロジー
                                          • 胃を持たない魚類が収斂(しゅうれん)的に失った遺伝子を特定 器官の喪失に伴うゲノム変化の理解に向けて前進

                                            要点 胃を持たない魚(無胃魚)で共通して欠失・偽遺伝子化した4つの遺伝子を特定。 無胃魚で欠失した遺伝子の一部が胃を持たない哺乳類でも欠失していることを確認。 器官の喪失に伴う収斂的なゲノム変化の理解や、生物多様性保全への応用に期待。 概要 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の加藤明准教授、太田地洋大学院生、永嶌鮎美助教、同 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センターの駒田雅之教授、東京大学 大気海洋研究所のSupriya Pipil(スープリヤ・ピピル)博士(研究当時)、渡邊太朗博士、黄國成助教、竹井祥郎名誉教授、静岡大学 学術院理学領域の日下部誠教授、メイヨー医科大学(米国)のMichael F. Romero(マイケル・F・ロメロ)教授らの研究グループは、さまざまな系統に属する無胃魚で共通して4つの遺伝子が欠失・偽遺伝子[用語1]化していることを発見した。 魚類全体の20-2

                                              胃を持たない魚類が収斂(しゅうれん)的に失った遺伝子を特定 器官の喪失に伴うゲノム変化の理解に向けて前進
                                            • 植物の発根を促進する新規機能性アミノ酸を同定

                                              理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター 代謝システム研究チームの多部田 弘光 基礎科学特別研究員、平井 優美 チームリーダー(名古屋大学 大学院生命農学研究科 客員教授)の研究チームは、植物に含まれる非タンパク性アミノ酸の一種である2-アミノピメリン酸が発根作用を持つことを発見しました。この機能性アミノ酸を与えることで、幅広い双子葉植物における発根の促進やバイオマス収量の増加が期待できます。 植物の成長や環境応答の制御は、収量増加を目指した汎用性が高い農業戦略であり、以前から盛んに研究が進められてきました。近年では、植物への添加によって乾燥耐性を強化したり、収量を増加させたりすることができるバイオスティミュラント[1]を活用する農業技術が注目を集めています。 本研究では、添加実験をベースにした表現型解析の結果から、2-アミノピメリン酸が双子葉植物の根系[2]の形態変化に関与する機能性

                                                植物の発根を促進する新規機能性アミノ酸を同定
                                              • 勃起するとペニスがメスの性器の7倍にも大きくなるコウモリは哺乳類初の「ペニスを挿入しない交尾」をする

                                                ユーラシア大陸の温帯および亜熱帯の乾燥林に生息しているセロチンコウモリ(Eptesicus serotinus)は、オスが体長の約22%に及ぶかなり大きいペニスを持っていることで知られています。セロチンコウモリが大きすぎるペニスでどのように交尾しているのかを進化生物学者が観察したところ、セロチンコウモリは哺乳類で初めて「ペニスを挿入しない交尾」をすることが発見されました。 Mating without intromission in a bat: Current Biology https://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822(23)01304-0 This Bat's Member Is So Exceptionally Large It's Used as an Extra Arm : ScienceAlert https

                                                  勃起するとペニスがメスの性器の7倍にも大きくなるコウモリは哺乳類初の「ペニスを挿入しない交尾」をする
                                                • 3億5000万年前の木の葉っぱ、デカすぎです

                                                  3億5000万年前の木の葉っぱ、デカすぎです2024.02.07 21:0026,935 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( 福田ミホ ) 夢にも出てきそう。 3億5000万年前の木々の化石が、幹に葉が付いた状態のままで発掘されました。木の化石って、普通は幹だけで出てくることがほとんどらしいんですが、新たに見つかった化石には葉っぱがわさわさ付いていて、全体的な形がちゃんとわかりました。そしてその形が、こんなたんぽぽの綿毛みたいな、耳かきの梵天みたいな形だったんです。 最古に準ずる古木カナダの北東部ニューブランズウィック州のかつて湖だった土地で、この木の化石は発見されました。化石の種は「Sanfordiacaulis densifolia」と名付けられ、詳細な分析結果が論文誌「Current Biology」に掲載されています。 今までに見つかっている最古の木

                                                    3億5000万年前の木の葉っぱ、デカすぎです
                                                  • 氷河期に絶滅した「モフモフの毛を持つサイ」のゲノムをハイエナのうんちの化石から発見 - ナゾロジー

                                                    氷河期には生息していた「巨大で体毛が豊富な動物」は、マンモスだけではありません。 サイの一種である「ケブカサイ(学名:Coelodonta antiquitatis)」もまた似たような存在でした。 氷河期のケブカサイは、約1万年前に絶滅するまでユーラシア大陸を歩き回っていたと考えられています。 そして、これまでに入手できているケブカサイの情報はシベリアのケブカサイから得られたものに偏っており、ヨーロッパ地域に生息していたケブカサイのゲノムは得られていませんでした。 ところが今回、ドイツのコンスタンツ大学(University of Konstanz)に所属するピーター・シーバー氏ら研究チームは、当時ケブカサイを捕食していたホラアナハイエナ(学名:Crocuta crocuta spelaea)の化石化した糞から、ヨーロッパのケブカサイのゲノムを入手することに成功しました。 研究の詳細は、2

                                                      氷河期に絶滅した「モフモフの毛を持つサイ」のゲノムをハイエナのうんちの化石から発見 - ナゾロジー
                                                    • Irreversible Damage to the Trans Community: A Critical Review of Abigail Shrier’s <em>Irreversible Damage</em> (Part One)

                                                      Science-Based Medicine Exploring issues and controversies in the relationship between science and medicine Irreversible Damage to the Trans Community: A Critical Review of Abigail Shrier’s Irreversible Damage (Part One) Irreversible Damage, a controversial 2020 book by Abigail Shrier, has enjoyed renewed attention in the last several weeks. Shrier appeals to her audience’s emotions by voicing thei

                                                        Irreversible Damage to the Trans Community: A Critical Review of Abigail Shrier’s <em>Irreversible Damage</em> (Part One)
                                                      • クマムシが「人間の致死量の1000倍の放射線」に耐えられる理由が判明! - ナゾロジー

                                                        非常に高い耐久性を持つ「クマムシ」は、過酷な環境でも生き延びることができます。 「最強の生物」とも呼ばれる彼らは、これまでに様々な実験で、その異常な生命力を示してきました。 その中の1つの例として有名なのは、「クマムシは人の致死量の約1000倍の放射線に耐えられる」というものです。 しかしなぜ、クマムシは生物にとっては致命的な放射線に耐えるなんてことができるのでしょうか? 今回、アメリカのノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)に所属するボブ・ゴールドスタイン氏ら研究チームはクマムシは、放射線によるDNA損傷を受けると、DNA修復遺伝子を増幅させて、急速にDNAを修復していたことを発見。 この「驚異の修復能力」こそが、クマムシの驚異の放射線耐性の理由のようです。 研究の詳細は、2024年4月12日付の科学誌『Current Biology』に掲載されました。 UNC-Chapel Hi

                                                          クマムシが「人間の致死量の1000倍の放射線」に耐えられる理由が判明! - ナゾロジー
                                                        • 危険なごちそう:死体における病原体感染リスクが鳥とウジの食う食われる関係を支配する?

                                                          危険なごちそう:死体における病原体感染リスクが鳥とウジの食う食われる関係を支配する? PRESS RELEASE 2024-6-19 概要 チャールズ・ダーウィンは,嫌悪感には進化上の意義があると提唱しました.私たちは異臭のする食べ物に対して”おぇ”となるとき,腐ったものや有毒なものを口にしてしまう危険を回避しているのかもしれません.こうした健康を維持するための本能的な振る舞いは,人間だけでなく,自然界に暮らす生き物たちにも備わっていることが少しずつ分かってきました. 本研究では,北海道八雲町の日本大学演習林において,自動撮影カメラを使用し,アライグマの死体で孵化したウジがスズメ目鳥類に捕食される様子を詳細に観察しました.この結果,ウジは12種の鳥類によって捕食されていることが分かりました.興味深いことに,これらの鳥類はウジが死体に留まっている間はほとんど手を付けず,蛹化のために死体の外へ

                                                          • ネアンデルタール由来のタンパク質を組み込むとマウスの「骨格」が変化すると判明! - ナゾロジー

                                                            ネアンデルタール由来のタンパク質を組み込むと「骨格」が変化するようです。 これまでの研究で、ネアンデルタール人やデニソワ人などの絶滅人類は「GLI3(グリ・スリー)」というタンパク質に変異を持つことが分かっていました。 そして京都府立医科大学は今回、絶滅人類のGLI3をマウス胚に組み込んだところ、通常とは異なる骨格を持ったマウスが生まれることを発見したのです。 このタンパク質変異は一部の現生人類にも受け継がれており、人種ごとの「遺伝子や見た目の多様化」に寄与していると見られます。 研究の詳細は、2023年11月2日付で科学雑誌『Frontiers in Cell and Developmental Biology』に掲載されました。

                                                              ネアンデルタール由来のタンパク質を組み込むとマウスの「骨格」が変化すると判明! - ナゾロジー
                                                            • iCrowdNewswire

                                                              3D Bioprinting Market is projected to reach a value of USD 5.17 billion, growing at a CAGR of 15.40% by 2030 3D Bioprinting Market Research Report Information By Technology (Microextrusion Bioprinting, Inkjet 3D Bioprinting, Laser-assisted Bioprinting, Magnetic 3D Bioprinting), By Material (Living Cells, Hydrogels, And Extracellular Matrices), By Application (Research Applications, And Clinical Ap

                                                              • 女性の方が怖がり?|あなたの健康百科|Medical Tribune

                                                                2019年03月13日 06:00 ヒトや動物は恐怖や不安を感じるとドキドキして心拍数が上昇し、その場から逃げ出そうとしたり、物陰に隠れようとしたりする。危険を感じる状況でのとっさの判断やストレスを緩和するための反応は、脳内にある扁桃体と分界条床核(BNST)と呼ばれる神経の集まりがコントロールしている。東北大学大学院情報科学研究科教授の井樋慶一氏らは、恐怖や不安に対応する脳の神経の大きさやストレスホルモンの発現には男女差があることを発見。その結果を、米国の医学誌Biology of Sex Differences(2019; 10: 6)に報告した。 不安障害やうつ病には、ストレス反応の機能不全が関連 近年、精神疾患の中でもパニック障害や心的外傷後ストレス障害などを含む不安障害の患者が増加傾向にあり、特に女性で多い傾向が見られる。不安障害の発症には、身体的な要因や心理・社会的要因が関連す

                                                                  女性の方が怖がり?|あなたの健康百科|Medical Tribune
                                                                • Tiny living robots made from human cells surprise scientists | CNN

                                                                  Scientists have created tiny living robots from human cells that can move around in a lab dish and may one day be able to help heal wounds or damaged tissue, according to a new study. A team at Tufts University and Harvard University’s Wyss Institute have dubbed these creations anthrobots. The research builds on earlier work from some of the same scientists, who made the first living robots, or xe

                                                                    Tiny living robots made from human cells surprise scientists | CNN
                                                                  • 鳥ってどんな夢を見るの?研究者「寝言で縄張り争いしてた」 - ナゾロジー

                                                                    夢は人間以外も見るのでしょうか? 生物学者は、人間以外の動物や鳥たちも夢を見ていると考えています。 では鳥たちはどんな夢を見るのでしょうか? アルゼンチンのブエノスアイレス大学(University of Buenos Aires)に所属するガブリエル・B・マインドリン氏ら研究チームは、睡眠中の鳥の鳴き声を調査したところ、縄張り争いの声と一致することを発見しました。 どうやら鳥たちは、縄張り争いをする殺伐とした夢を見ている可能性があるようです。 研究の詳細は、2024年4月2日付の学術誌『Chaos』に掲載されました。 What Do Bird Dreams Sound Like? https://publishing.aip.org/publications/latest-content/what-do-bird-dreams-sound-like/ Birds sing in thei

                                                                      鳥ってどんな夢を見るの?研究者「寝言で縄張り争いしてた」 - ナゾロジー
                                                                    • コククジラ、温暖化で急速に小型化 体長13%縮小 研究

                                                                      メキシコ北東部バハカリフォルニア州ロスカボスの太平洋岸で撮影されたクジラ(2024年2月21日撮影、資料写真)。(c)ALFREDO ESTRELLA / AFP 【6月14日 AFP】太平洋沿岸のコククジラの体長が2000年以降、13%縮小しているとの研究結果が専門誌「グローバル・チェンジ・バイオロジー(Global Change Biology)」に発表された。気候変動やその他の人的活動が、海洋哺乳類の小型化を招いていることを示すさらなる証拠だと研究は指摘している。 研究チームは北太平洋東部(ENP)に生息するコククジラの個体群約1万4500頭のうちの約200頭に注目した。 北極の寒冷で深い海域に生息する個体群とは異なり、ENPの個体群は沿岸近くの浅く暖かい水域で餌を食べる。これまでの研究では体、頭、尾がより小さいことが示されており、他の個体群よりも状態が悪いと考えられている。 論文の

                                                                        コククジラ、温暖化で急速に小型化 体長13%縮小 研究
                                                                      • Executive Order on the Safe, Secure, and Trustworthy Development and Use of Artificial Intelligence | The White House

                                                                        Executive Order on the Safe, Secure, and Trustworthy Development and Use of Artificial Intelligence By the authority vested in me as President by the Constitution and the laws of the United States of America, it is hereby ordered as follows: Section 1.  Purpose.  Artificial intelligence (AI) holds extraordinary potential for both promise and peril.  Responsible AI use has the potential to help sol

                                                                        • Acta Arachnologica 72-2.indd

                                                                          はじめに 1940a, 1940b, 1941, 1955 1965 : 32 1991, 1999; 2015 1991 2015 I 1993 Chilobase 2.0 Bonato et al. 2016 : 2002 12 31 149 146 2003 2003 2023 9 16 11 Uliana et al. 2007; Ishii 2011; Bonato et al. 2017; Acta Arachnologica, 72 (2): 135–147, December 10, 2023 [解説] 「図鑑 日本のむかで」 — 本書の問題と解決すべき課題 1* 2 3 1 270-1349 1-8-5 2 900-0016 2-5-17 6 3 390-8621 3-1-3 *E-mail: kwhr911@gmail.com Commentaries on “Zuka

                                                                          • 「東大が微生物たちの遊園地を開発!」でも実は奴隷船… - ナゾロジー

                                                                            微生物がマイクロマシンの”パイロット”になるようです。 科学者たちはこれまでに、肉眼では見えないミクロサイズの精巧な乗り物を作り出すことに成功していました。 こうしたマイクロマシンは例えば、体内の狙った場所に薬剤を送り届ける医療目的に使用できます。 ただ問題はマイクロマシンを効率的に動かす方法がなかったことです。 そこで東京大学は今回、緑藻の一種である「クラミドモナス」をパイロットにすることでマイクロマシンを操縦させる大胆な方法に打って出ました。 研究の詳細は2024年7月7日付で科学雑誌『Small』に掲載されています。 微生物によって動く小さなマシン~微細藻類によってマイクロマシンを駆動する方法を開発~ https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0114_00047.html These Tiny Vehicles Are Being Driv

                                                                              「東大が微生物たちの遊園地を開発!」でも実は奴隷船… - ナゾロジー
                                                                            • 弥生時代の日本列島の人類集団の成立と展開

                                                                              考古学と古代ゲノムの研究も踏まえて弥生時代の日本列島の人類集団の成立と展開に関する概説(藤尾.,2023)が公表されました。本論文は、私がほとんど把握できていない朝鮮半島の考古学的研究や、当ブログでまだ取り上げていない日本列島の古代DNA研究が取り上げられており、私にとってたいへん有益で、補足しつつ詳しく見ていきます。本論文は、弥生時代の人類集団の遺伝的起源および構成とその時空間的差異の現時点での研究の進展を把握するのに最適で、この問題に関心の日本語を読める人々にはお勧めの概説です。 ●要約 本論文は、朝鮮半島では新石器時代島嶼よりアジア東部沿岸集団的な遺伝的構成要素を有さない人類集団が南岸に存在していた、との知見(Robbeets et al., 2021)に基づいて、朝鮮半島との関連で、日本列島における弥生時代の人類集団の遺伝的構成の起源および構成とその時空間的差異を概観します。朝鮮半

                                                                                弥生時代の日本列島の人類集団の成立と展開
                                                                              • Frontiers社、AIによって生成された図を掲載した論文記事を撤回

                                                                                2024年2月16日、オープンアクセス出版社のFrontiers社が、人工知能(AI)によって生成された図を掲載した論文記事を撤回したと発表しました。 対象となったのは、2024年2月13日付けで“Frontiers in Cell and Developmental Biology”誌に掲載された論文“Cellular functions of spermatogonial stem cells in relation to JAK/STAT signaling pathway”です。掲載後、画像生成AIであるMidjourneyを用いた図が掲載されているとして読者から懸念が表されました。 発表では、同誌の編集基準及び科学的厳密性の基準を満たさないとして、論文を撤回することとしたとあります。また、査読者の一人が図について懸念を示し、著者に修正を要求していたが、著者はこれに応じなかったこと

                                                                                  Frontiers社、AIによって生成された図を掲載した論文記事を撤回
                                                                                • What is Data Science, and How to Get Into It?

                                                                                  Modern technology has enabled the development and usage of storage, increasing the volume of information and data. As a result, data storage in recent years has been explosive. However, most of this data is untouched in databases and data lakes. For organizations and society to reap the benefits of collected data, we must interpret it. This requires high-level skills, where Data Science comes into

                                                                                    What is Data Science, and How to Get Into It?