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  • 世界にまたがる師弟対談 高野寛×トッド・ラングレン | CINRA

    今年デビュー25周年を迎え、初のカバーベスト『TOKIO COVERS』や、過去作のリマスタリング盤をリリースした高野寛。彼にとってのトッド・ラングレンは、まさに「師匠」というべき存在である。トッドといえば、自らアーティストとして活躍する一方で、XTCの『Skylarking』や、HALL & OATESの『War Babies』など、数々の名盤を手掛けたプロデューサーとしても知られ、65歳となった今もポピュラーミュージック界の第一線で精力的な活動を続ける伝説的人物。そのトッドがプロデュースした出世作“虹の都へ”を契機に、アーティストとして、プロデューサーとして、プレイヤーとして活躍の幅を広げ、今では「日本の音楽シーンに欠かせない人物の一人」とまで言われるようになった高野の歩みというのは、トッドの背中を追い続けた25年のようであり、二人がもともと同じ志を持った表現者であったことを証明するよ

      世界にまたがる師弟対談 高野寛×トッド・ラングレン | CINRA
    • Shing02の新曲“日本国憲法”が無料配信、憲法の歴史をラップで綴る22分間 | CINRA

      Shing02の新曲“日本国憲法”が、本日5月7日から無料で配信されている。 同曲は、日本国憲法の成立と現代までの歴史をラップで綴った22分間におよぶ楽曲。「序章」「植民地主義」「明治維新~大日本帝国憲法」「第一次世界大戦~太平洋戦争」「日本国憲法」「現代」の6章で構成されており、制作には1年間を費やしたという。 同曲の特設ページでは、ダウンロードリンクや楽曲に参加したアーティストたちのクレジットに加え、歌詞の全文が公開されている。 ※記事掲載時、リリース日に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

        Shing02の新曲“日本国憲法”が無料配信、憲法の歴史をラップで綴る22分間 | CINRA
      • 2015年春のメジャーデビューアーティスト特集 音楽ライター宇野維正×柴那典×森朋之 座談会 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

        音楽ナタリー PowerPush - 2015年春のメジャーデビューアーティスト特集 ACC、藤原さくら、ふぇのたす、DAOKO…… 注目株とトレンドを解く音楽ライター座談会 春といえば出会いと別れの季節だが、音楽シーンにとってはメジャーデビューするアーティストが多い時期でもある。そこで今回は2015年にメジャーデビューしたアーティストを特集し、その注目株や傾向などを紹介。日頃からさまざまなアーティストのインタビューやライブ取材を行っている音楽ライターの宇野維正氏、柴那典氏、森朋之氏を迎えて座談会を行い、シーンの現状を測る1つの指針“メジャーデビュー”について語ってもらった。4月の始まりに、ぜひ新たな才能の芽吹きを見つけてほしい。 取材・文 / 鳴田麻未 ──今回は2015年のメジャーデビューアーティストについて語る特集ということで、宇野さん、柴さん、森さんのお三方に集まっていただきました

          2015年春のメジャーデビューアーティスト特集 音楽ライター宇野維正×柴那典×森朋之 座談会 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
        • 実写版『惡の華』についての個人的メモ - シロクマの屑籠

          www.cinra.net リンク先のCINRA.NETさんに、映画『惡の華』についての文章を寄稿させていただきました。実写映画について寄稿するのは今回が初めてで、どうして私にお鉢が回ってきたのか少し不思議だったのですが、実際に作品を観てみると、なるほど、私に声がかかってもおかしくなさそうな内容でした。 数年前に放送されたアニメ版は、ちょっと尻切れトンボな展開だったこともあって、思春期を茶化しているのか美しく描こうとしているのかわかりにくかったのですが、こちらはそんなことはありませんでした。間違いだらけの中学時代を間違いだらけのものとして描き、なおかつ、それが貴重な一時代で、普遍的なものであるというメッセージが含まれていると、私は感じ取りました。 主人公である春日の行動はとことん恥ずかしく、間違っていて、痛々しいものでした。が、中学生男子とは本来そのようなものではないでしょうか。「文学少年

            実写版『惡の華』についての個人的メモ - シロクマの屑籠
          • 日本の音楽が、自由をくれた スコット&リバースインタビュー | CINRA

            最近目にする機会の増えた「洋楽不況」という言葉が事実であるなら、それは由々しき問題だ。なぜなら、「洋楽を聴く」という行為は、異文化を理解しようとする行為であり、それは結果的に自分自身を理解することにもつながる、とても大切な行為だからだ(少なくとも、僕自身にとってはそうだった)。自然災害や近隣諸国との軋轢によって、国内に目が向きがちな状況ではあるだろうが、そんなときだからこそ、外側に対する開かれた目線を決して忘れてはいけないと思う。 言わずと知れた世界的ロックバンド、WEEZERのフロントマンであるリバース・クオモと、ALLiSTERのフロントマンであり、J-POPをカバーした『GUILTY PLEASURES』シリーズでも知られるスコット・マーフィーがユニットを結成し、なんと全曲日本語のオリジナルアルバム『スコットとリバース』を完成させた。日本に対する深い愛情を持った二人は、声を大にして「

              日本の音楽が、自由をくれた スコット&リバースインタビュー | CINRA
            • パソコン音楽クラブの部活感の秘密。作家性や主張より大事なこと | CINRA

              2015年の発足以来、SoundCloudやBandcampでの作品発表や「Maltine Records」からのEPリリースなどを経て、その名を着実に知らしめてきたDTMユニット、パソコン音楽クラブ。メンバーに関する詳細も不明、かつメディアへの公式な露出もごく限られるなど、その謎めいた活動実態と特異な音楽性ゆえ、ときに海外のヴェイパーウェイヴ文化とも関連付けて語られてきた。 1980年代~1990年代に音楽制作で汎用され、今では「ハードオフ」のジャンクコーナーに眠っているような各種シンセサイザーや音源モジュールをあえて操ることで繰り出される彼らの音楽は、一聴するとどこか「懐かしさ」に浸されているようにも思えるかもしれない。しかし、コンセプチュアルな(ように思わされる)その制作スタイルや、何よりネットレーベル文化以降というべき自由な感性に彩られた楽曲たちは、たしかに時代の先端に漂う空気と触

                パソコン音楽クラブの部活感の秘密。作家性や主張より大事なこと | CINRA
              • NHK『テクネ 映像の教室』が展覧会に、6つの技法から広がる多様な映像表現を紹介 | CINRA

                クリエイターの卵や映像に興味をもつ若い人たちに向けた体験型教育番組『テクネ 映像の教室』の多様な映像の世界を紹介する展示が、東京・六本木のミッドタウン・デザインハブで3月1日から開催される。 NHK Eテレで放送中の『テクネ 映像の教室』では、毎回ひとつの映像技法をテーマに参加クリエイターがその技法を用いた新作映像を制作。インタビューや制作風景を通して作品が完成するまでのプロセスを披露するほか、それらの技法を活用している映像をセレクトして紹介するなど、ひとつの技法が生み出す作品の豊かさを様々なアプローチで伝えている。これまでに3回のシリーズが放送され、同展の会期中には「ロトスコープ」「ループ」「ワイプ」の3つの技法を紹介する第4シリーズが放送される。 同番組の内容を展示へと発展させた『テクネ 映像の教室』展では、テレビ放送で好評を博した「ストップモーション」「影」「マルチスクリーン」「プロ

                  NHK『テクネ 映像の教室』が展覧会に、6つの技法から広がる多様な映像表現を紹介 | CINRA
                • 日本政府は現在の音楽シーンをどう分析しているのか? ~政府機関の報告書を読んでみた~ | CINRA

                  安倍首相はストーンズ公演を「Satisfaction」した 安倍首相はこの3月に来日したThe Rolling Stones公演へ出向き、「ヒット曲の題名になぞらえ『サティスファクション(満足)だった』と笑顔で語り、堪能したようすだった」(2014年3月6日 産経ニュース『ストーンズ鑑賞の首相「サティスファクション!」』より)という。ストーンズが観客に投げかけたのは「Satisfaction」ではなくて、歌詞の通り「I Can't Get No Satisfaction」のはず。彼らが歩みを止めないのは、いつまでも「満足出来ない」からなのだが、宰相はその辺りの大切な文脈に考えを及ばせずに素直に「満足」してしまうからこそ宰相なのだし、そこにずっと抗い続けていくからロックはロックなのだ。言わば、政治とロックの役回りを再度提示してくれた発言、と皮肉ることもできる。 音楽業界必読。現政府の「音楽産

                    日本政府は現在の音楽シーンをどう分析しているのか? ~政府機関の報告書を読んでみた~ | CINRA
                  • 映画レビュー・映画批評家について - glasstruct log

                    好きな映画批評・レビュー 映画は、それにまつわる文章を読むことも大きな楽しみの一つです。最近チェックし始めたばっかりなので、デザイン・建築系ほど色々なサイトを知らないのですが…。色んな意見が載っているモノより、共感できる特定の人の文章を読むのが好きです。 みる前に読む そして、人生も映画も続く そして、人生も映画も続く 日大映画学科で教鞭をとる古賀太さんのブログ。ミニシアター系が多い。公開前情報中心。 CINRA.NET movieニュース : CINRA.NET 「ダレとダレが組んでこんな映画を発表することになりました」から情報が入るので良い。新着予定映画の情報収集に。 「たまむすび」町山さん出演回 町山智浩 | miyearnZZ Labo 映画評論家の町山さんのラジオ書き起こし。こちらも公開前あり。けっこう詳しく語るけど、良いとも悪いとも言わないしネタバレは避けている(と思う)ので事

                      映画レビュー・映画批評家について - glasstruct log
                    • アーティストをやめる、苦渋の決断が生んだ現代芸術チーム「目」 | CINRA

                      7月18日から資生堂ギャラリーで個展『たよりない現実、この世界の在りか』展を開催する現代芸術活動チーム目【め】は特異なアーティストグループだ。現象を知覚化することをコンセプトとし、東京藝術大学大学院卒業とほぼ同時に東京都現代美術館への作品収蔵が決まった俊英・荒神明香。一般から広く募ったアイデアを大勢との協働体制で実現するプロジェクト型の作品で知られるwah document(わうどきゅめんと / 南川憲二+増井宏文)。それぞれ、若手アーティストの中でも精力的な活動で注目を集めた2組が、それまでのキャリアを一旦リセットして、目【め】を結成したのである。目的は荒神の中にあるイメージやコンセプトを実現すること。そのためにwah documentの2名はアーティストとしてのキャリアを半ばストップするかたちで、目【め】に参加している。アーティストが批評家や評論家になるケースは美術史を遡ればいくつも例

                        アーティストをやめる、苦渋の決断が生んだ現代芸術チーム「目」 | CINRA
                      • 「人生200歳まで」 京(DIR EN GREY)×千原せいじ対談 | CINRA

                        DIR EN GREY / sukekiyoの京と、お笑いコンビ「千原兄弟」の兄、千原せいじ。この両者の対談が実現した。意外な組み合わせだと感じた方も多いだろうが、もともとロック通として知られるせいじと、意外にもお笑い好きだという京。別々の世界でプロとして活躍しながら、お互いの取り組む分野にも強い関心を示しているこの両者なだけに、話題はおのずと多岐に渡った。会話をリードするせいじのフランクな語り口はもちろん、京の発言からもせいじとのやり取りを楽しんでいる様子がうかがえるのではないかと思う。なによりも両者の強い信頼関係が伝わる内容になっているので、これはぜひ全編を余すことなく楽しんでいただきたい。 「みんなを楽しくさせよう」みたいな笑いより、自分の道を行ってるような笑いが好きなのかもしれませんね。(京) ―もともとは共通の友人を通じて知り合ったそうですが、最初にどんな会話をしたか、覚えてらっ

                          「人生200歳まで」 京(DIR EN GREY)×千原せいじ対談 | CINRA
                        • 西友が音楽ファン「お墨付き」の店内BGM選曲を終了? 真相を訊く | CINRA

                          UKロックやUSインディーなど、他と一線を画するセンスフルな選曲 西友の店内BGMが、音楽ファンの間で熱い支持を受けていたことはご存知だろうか? オフィシャルサイトには店内BGMを紹介するページも用意。この記事を執筆している7月末時点で見ることができる「2018年6月15日からの放送曲名リスト」には、REAL ESTATE、Belle and Sebastian、The Cardigans、New Order、Arcade Fire、Pains of Being Pure at Heartといった名前がリストアップされている。UKロックからUSインディー、ネオアコやフォークソングまで。音楽好きを唸らせるようなセンスフルなプレイリストが、全国300店舗以上でオンエアされていたのだ。西友のプライベートブランドであるところの「みなさまのお墨付き」の商品を漁っていたら、ふとベルセバが聴こえてくるス

                            西友が音楽ファン「お墨付き」の店内BGM選曲を終了? 真相を訊く | CINRA
                          • 社員みんな、18時の定時退社が絶対!『北欧、暮らしの道具店』が実践する残業しないための努力 | キャリアハック(CAREER HACK)

                            CINRA.JOB主催「わたし、人事もやってますサミット」 2015年5月15日に開催された、「わたし、人事もやってますサミット」(CINRA.JOB 主催)のイベントレポートをお届けします。 今回の参加対象者は、WEB・クリエイティブ業界を中心とする人事のみなさん。特に専任人事だけでなく、他の業務と兼務している人事、経営者も対象者となりました。 大盛況だった会場の様子。お酒や軽食を片手に楽しみつつ、 みなさん、気軽に情報交換をする様子が印象的でした。 イベントでは採用の秘訣や成功の奥に隠れた採用の失敗談等を聞いたり、企業のユニークな福利厚生をシェアしたり。あまり外に出る機会がなく、「なかなか相談相手がいない」という人事を手助けするのが主なテーマ。 その中でも、今回はトークセッションの内容をご紹介します。初回ゲストは「北欧、暮らしの道具店」を運営する株式会社クラシコム(以下、クラシコム)代

                              社員みんな、18時の定時退社が絶対!『北欧、暮らしの道具店』が実践する残業しないための努力 | キャリアハック(CAREER HACK)
                            • 受託と自社サービスの切っても切り離せない関係の話し | Taichi Sugiura Weblog | CINRA, Inc. 杉浦太一のブログ

                              我が社・CINRAのある渋谷区道玄坂には、IT企業やスタートアップがたくさん集まっています。なので、街を歩いていたり、近くのカフェに入ると、びっくりするくらいニッチな業界トークを小耳にはさみます。 「◯◯が◯億円調達したらしいよ」 とか 「とりあえずCMS入れりゃOKってわけじゃないじゃん?」 みたいな具合です。ぜんぜんOKじゃありませんし、うかつに外で話ができません。 そして最近、連続で聞いた一言がこれでした。 「受託やっちゃえば、全然ラクなんだけどさ」 一週間経たぬうちに、一言一句違わずに(たぶん)聞こえたので、もしかしたら同一人物が話していたのかもしれません。 そんな血気盛んな若人には、ぜひ当社にエントリーいただきたいのですが、一方で、反射的にムカっときてしまったのも事実です。子供ですいません。 ■ かなりニッチな話しなので、僭越ながら軽く説明を。 彼(男子でした)が言う「受託(ジュ

                                受託と自社サービスの切っても切り離せない関係の話し | Taichi Sugiura Weblog | CINRA, Inc. 杉浦太一のブログ
                              • Chim↑Pomが国際アートアワードで大賞受賞、夏に英サーチギャラリーで個展 | CINRA

                                Chim↑Pomが、アジアの若手現代アーティストを表彰するアート賞『Prudential Eye Awards for Contemporary Asian Art』で大賞を受賞したことがわかった。 『Prudential Eye Awards for Contemporary Asian Art』は、2014年にイギリスの金融会社プルーデンシャルによって設立。授賞式は『Singapore Art Week』の一環で行われ、アジア20地域の候補者から、絵画、デジタル・ビデオ、写真、彫刻など13カテゴリーで受賞者を選出する。 2回目となる今回の授賞式は、現地時間の1月20日にシンガポールのマリーナベイサンズで開催。最終候補者となった18作家の中から、Chim↑Pomが大賞にあたる「Emerging Artist of the Year」およびデジタル・ビデオ部門の最優秀賞に選出された。Chi

                                  Chim↑Pomが国際アートアワードで大賞受賞、夏に英サーチギャラリーで個展 | CINRA
                                • 太陽を盗んだ男 - Wikipedia

                                  『太陽を盗んだ男』(たいようをぬすんだおとこ)は、1979年10月6日に公開された日本映画。沢田研二主演・長谷川和彦監督[1]によるアクション映画。脚本は長谷川とレナード・シュレイダー[2]。製作はキティ・フィルム、配給は東宝。音楽担当は作曲が井上堯之、編曲は星勝。 概要[編集] 「原爆を作って政府を脅迫する」という内容の日本映画[3][4][5]。大掛かりなカーアクション[6][7][8]、国会議事堂や皇居前、首都高速をはじめとしたゲリラ的なロケーション[9][10]、シリアスで重い内容と、エネルギッシュな活劇要素が渾然となった作品である[5][11][12][13]。 原子爆弾製造や皇居前バスジャックなど、当時としてもかなりきわどい内容[9][14][15][16]。胎内被曝者でもある長谷川和彦監督の社会に対する辛辣なメッセージがエンターテインメントとして炸裂している[17]。 公開時

                                  • ceroが邦楽を熱く語る 70年代から現在までオススメの11曲とは? - インタビュー : CINRA.NET

                                    ここは、東京・吉祥寺。ceroにとって、高校時代からの遊び場であり、バンド結成の地でもある。この夏、大型フェスやイベント出演で全国を飛び回ってきたceroの三人が、「一番馴染みのある場所」だというこの街に戻ってきたタイミングで、11曲の楽曲について語ってもらった。 テーマは、「今こそみんなにオススメしたい邦楽11曲」。自分たちのオリジナル楽曲以外で、今紹介したい11曲を自由に選んでもらった結果、1990年代J-POPど真ん中のものから、今年リリースされたフレッシュな音源まで、実にバラエティー豊かな楽曲たちが挙がってきた。 バンドを結成する前から、この街の喫茶店で、CDウォークマンを使って互いの好きな音楽を聴かせ合っていたというcero。今回は、ソニーの最新ウォークマン「A30シリーズ」を使って、それぞれがピックアップした楽曲を聴いてもらったが、高城いわく「当時のことを思い出す時間だった」と

                                      ceroが邦楽を熱く語る 70年代から現在までオススメの11曲とは? - インタビュー : CINRA.NET
                                    • minus(-)藤井、震災後に建築現場で働くことを選んだ表現者の想い | CINRA

                                      今からおよそ3年前、突如として音楽シーンからその姿を消した一人のアーティストが、ようやく1つの作品を携えて帰ってきた。元SOFT BALLETのメンバーとしても知られる男、藤井麻輝。2000年代に入ってからは女性ボーカリスト・芍薬とのユニット、睡蓮(SUILEN)を中心に活動し、いくつもの素晴らしい作品をリリースしていた彼のキャリアは、少なくともファンの視点から見れば、あきらかに充実しているものだったと思う。しかし、その藤井は、2011年3月の東日本大震災直後にいきなり行方をくらまし、それからしばらくは誰もコンタクトを取れない状況が続いていた。そして2014年。ようやくその姿を見せた藤井は、彼が音楽活動に復帰するきっかけとなったバンド、Lillies and Remainsの新作に携わりながら、同じく元SOFT BALLETの森岡賢と再びタッグを組み、minus(-)という名の新ユニットを

                                        minus(-)藤井、震災後に建築現場で働くことを選んだ表現者の想い | CINRA
                                      • 東京国立近代美術館『映画をめぐる美術』『MOMAT コレクション』『地震のあとで―東北を思う3』 - 日毎に敵と懶惰に戦う

                                        東京国立近代美術館の展示内容ががっつり濃いのでご紹介しておきたい まずは特別展の『映画をめぐる美術―マルセル・ブロータースから始める』 ベルギーの芸術家ブロータースの実験的映画が5つ、キュラキュラとフィルム上映される部屋を中心に、6つの通路の先へ11人の作品を見つつ、戻りつ、の構成。じっくり見る映像作品が多いので、鑑賞にはかなりの時間がかかる。しかし見る価値のある映像が多い。“映画を読む”がテーマになっており、個人の体験と事件・出来事が、映像という手法を媒介に融合したり、歪められたり、じっくり見て考え込む、まさに映像を読み込む、そんな作品が多く展示されている。はっきり言って、面白いけど疲れる。 以前、京都でも展覧会を見ており 『映画をめぐる美術』という展覧会、映画映像作品に関連した美術の展示であり、当然、映像作品も多めにありつつ、いろいろ、でありまして。マルセル・ブロータースの、なにやら断

                                          東京国立近代美術館『映画をめぐる美術』『MOMAT コレクション』『地震のあとで―東北を思う3』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
                                        • アニメシーンを逆走する『惡の華』 しのさきあさこ×長濱博史対談 | CINRA

                                          閉鎖的な山村に生きる平凡な少年少女たちに芽生える、仄暗いエロティシズムへの劣情とその爆発。押見修造原作の漫画『惡の華』はその禁忌を感じさせるテーマから熱心なファンに愛されている。しかも2013年4月より放映開始したテレビアニメは、いわゆる「萌え」のようなありがちな表現とは対極のものを作り上げ、同作はさらに話題を集めることになった。実写撮影を利用して生の淫靡さと不気味さを同居させた特異な映像、エンディングに流れるASA-CHANG&巡礼“花 -a last flower-”の禍々しい響き、そして組曲として全4曲が用意されたオープニング。どこまでもハードコアな表現は今どきのアニメには見られないものばかりだ。オープニング曲を手がけたのはバンド「宇宙人」のしのさきあさこ。神聖かまってちゃんのの子や後藤まり子、南波志帆らがゲストボーカルとして参加し、奇矯なアレンジワークの冴える楽曲はどのように作られ

                                            アニメシーンを逆走する『惡の華』 しのさきあさこ×長濱博史対談 | CINRA
                                          • 今必要な笑いとは? いとうせいこうがジャック・タチ作品を語る - インタビュー : CINRA.NET

                                            『ぼくの伯父さん』シリーズで一世を風靡した、フランスを代表する映画監督であり喜劇役者、ジャック・タチ。ヨレヨレの帽子につんつるてんのズボンを履き、ステッキを使って前のめりに歩く「ユロ伯父さん」をタチ自身がコミカルに演じる姿は、世界中から愛され、映画史に残るキャラクターとなっている。そんなタチが晩年、自らの集大成として巨額の制作費を投じた超大作『プレイタイム』を制作したことをご存知だろうか? ガラスの超高層ビルや空港、博覧会場、アパートなどの街をまるごと(!)巨大なセットで作り、文字通り全身全霊を捧げたこの作品のおかげで晩年破産に追い込まれることになったわけだが、今でも少なくないファンから語り継がれている傑作である。 そんな『プレイタイム』を偏愛的に支持する一人が、いとうせいこう。学生時代から芸人として台頭し、俳優、ラッパー、司会、小説家とマルチな才能を発揮しているが、そんないとうは、なぜタ

                                              今必要な笑いとは? いとうせいこうがジャック・タチ作品を語る - インタビュー : CINRA.NET
                                            • 高橋幸宏×Bose対談 音楽家のあり方と連動するフェス文化の成熟 | CINRA

                                              「野外フェス」というものは、もはや、若者だけの場所ではない。もともとの言葉の意味である「祭り」がそうであるのと同じように、そこには大人から子どもまで、様々な世代の人たちが集うようになってきている。15年ほど前、『FUJI ROCK FESTIVAL』や『SUMMER SONIC』がスタートして数年の頃には、そんな光景は見られなかったが、今や親子連れの姿も増え、野外でのんびりと音楽を楽しむ人たちが増えてきている。 今年で8年目を迎えた『WORLD HAPPINESS』は、30代や40代以上の家族連れも足を運ぶ「大人のフェス」として定着してきている。都心でありながら、緑深い森林に囲まれた会場。参加者にはレジャーシートが配られ、のんびりとピクニック気分で一日を過ごすこともできる。キュレーターをつとめる高橋幸宏は、果たしてどんな場を作ることをイメージしてきたのか? 2009年、2011年に続いての

                                                高橋幸宏×Bose対談 音楽家のあり方と連動するフェス文化の成熟 | CINRA
                                              • 2021年、シティポップの海外受容の実態 Spotifyのデータで見る | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                                2020年12月、松原みき“真夜中のドア~stay with me”(1980年)がグローバルバイラル18日連続1位を獲得という、異例の事態を巻き起こしていたときのこと。 12月4日にSpotifyが発表した「海外で最も再生された日本のアーティストおよび楽曲ランキング」のなかに興味深い結果があった。『鬼滅の刃』や『NARUTO -ナルト-』をはじめ、『東京喰種トーキョーグール』『僕のヒーローアカデミア』といった超人気アニメへの起用楽曲が立ち並ぶなか、2018年にリリースされたcinnamons × evening cinema“summertime”というシティポップテイストの楽曲がランクインしていたのだ(註1)。 インディペンデントに活動するアーティストの楽曲が、長い時間をかけてその映像とともに海外のファンベースを築いてきたアニメソングと肩を並べて聴かれているのは、異例のことだ。Spot

                                                  2021年、シティポップの海外受容の実態 Spotifyのデータで見る | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                                • 岩井俊二、初の短編アニメ全3話を一挙公開 ロトスコープで描く群像劇

                                                  8月に発表された今回の企画。岩井さんにとってアニメーションは初の試みとなるため、“岩井俊二の新境地”として大きな話題を呼んでいた。 第1話ではガソリンスタンドの店員、第2話ではスーパーの店員、そして第3話では野球場のビールの売り子のアルバイトをする若者の暮らしや心情を、全3話でそれぞれ5分から6分の短編アニメーションで表現している。 3話それぞれのラストに流れるエンディングテーマは、岩井俊二さん、作編曲家でピアニストの桑原まこさん、俳優でありシンガーソングライターの椎名琴音さんの3人からなる音楽ユニット・ヘクとパスカルの2ndシングル「ぼくら」。 ヘクとパスカルは、岩井さんが企画プロデュース・脚本を務めたドラマ「なぞの転校生」の挿入歌「風が吹いてる」で注目のユニットだ。 また、カルチャーニュースサイト・CINRA.netでは、今回のアニメーション制作について語った岩井さんのロングインタビュ

                                                    岩井俊二、初の短編アニメ全3話を一挙公開 ロトスコープで描く群像劇
                                                  • 劇団☆新感線の作品がNetflixとアマプラで配信 『髑髏城の七人』など8作 | CINRA

                                                    劇団☆新感線の作品が12月25日からNetflixとAmazon Prime Videoで配信。第1弾ラインナップが発表された。 今年40周年を迎えた劇団☆新感線。かねてからVHSテープ、DVD、Blu-ray、「ゲキ×シネ」など演劇の映像化に取り組んでいる。 第1弾として、Netflixでは『蛮幽鬼』と2011年版『髑髏城の七人』、Amazon Prime Videoでは2011年版『髑髏城の七人』に加えて、『五右衛門ロック』『蜉蝣峠』『薔薇とサムライ』『シレンとラギ』『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』『蒼の乱』が配信される。 柴原智子(劇団☆新感線プロデューサー、ヴィレッヂ代表取締役社長) いよいよ劇団☆新感線も配信に乗り出すことにいたしました。 配信を検討するきっかけは、2019年秋にスペインのシッチェス映画祭で『髑髏城の七人』Season風 を上映した時のことです。ス

                                                      劇団☆新感線の作品がNetflixとアマプラで配信 『髑髏城の七人』など8作 | CINRA
                                                    • 情報に疲れた僕らの過ち 「炎上」や「やりがい搾取」の要因とは | CINRA

                                                      ネットには、感情に訴えかける言説があふれている。その理由は明らかだ。そのほうがわかりやすく、共感されやすいからである。SNSの普及がその傾向に拍車をかけた。多くの人は感情を共有することを軸に周囲とつながり、話題を消費している。 その一方で、ネットでは絶えず「炎上」が繰り返される。一つの発言や行動をきっかけに、多数の人が集まり批判や攻撃が行われる。さまざまな騒動が巻き起こり、しばらく経つと過去に追いやられていく。そういう光景が日常になって久しい。この状況は何を象徴しているのか? 果たして我々は、知らず知らずのうちに何に動かされているのか? 政治社会学者の堀内進之介は、ここ最近、労働、消費、政治など日常生活のさまざまな場面において、理性よりも感情に訴える主張が注目を集めるようになったと言う。人々はそれぞれが自分の意見だと信じる感情に沿って動き、実際には搾取されることすら起こっていると指摘する。

                                                        情報に疲れた僕らの過ち 「炎上」や「やりがい搾取」の要因とは | CINRA
                                                      • 二階堂ふみと行くアートの世界『映画をめぐる美術』展 | CINRA

                                                        映画と美術。映像技術の出現以来、あっという間に発展を遂げた「映画」という新しい芸術は、美術の世界にも大きな影響を与え、互いに発展してきました。そんな関係性に、これまでにないユニークな形で迫る展覧会が、東京国立近代美術館で開催中の『映画をめぐる美術――マルセル・ブロータースから始める』です。 今回は、女優の二階堂ふみさんと同展を体験しました。その比類ない存在感で数々の名作・奇作映画に出演、さらに生粋のディープな映画好きでもある二階堂さん。シネマコンプレックスのような空間に変貌した美術館で、彼女は何を見つけることになるのでしょうか。 美術館に「映画を読む」ためのシネコンが出現 展覧会の始まりは、意外にも小さな入口から。見上げれば、最初の作品がそこにあります。ベルギーの作家、マルセル・ブロータースの短編映像『ケルンでの犯罪』です。街角でペーパーバック小説を読む耽る美少女、そこに忍び寄る人影……。

                                                          二階堂ふみと行くアートの世界『映画をめぐる美術』展 | CINRA
                                                        • 「泊まれる本屋」が11月に開店、本棚に埋め込まれたベッドを提供 | CINRA

                                                          ホステル「BOOK AND BED TOKYO」が、11月5日にオープンする。 東京・池袋の駅前に立地する同施設。「泊まれる本屋」をコンセプトに据えており、宿泊者は本棚に埋め込まれたベッドで寝ながら読書を楽しむことができる。 選書はSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSが担当。内装デザインは、建築家の谷尻誠と吉田愛が率いるSUPPOSE DESIGN OFFICEが手掛けている。宿泊料金は平日が3,500円、金、土曜、祝前日が4,500円からで、シャワールームやWi-Fiも完備されている。また宿泊せずにBOOK AND BED TOKYOの空間や本を楽しむことができる「デイユースプラン」も11月9日からスタートする。なお同施設では本の販売は行われない。

                                                            「泊まれる本屋」が11月に開店、本棚に埋め込まれたベッドを提供 | CINRA
                                                          • 史上最大規模のリアル脱出ゲーム、年明けに開催!横浜の巨大倉庫が舞台に - はてなニュース

                                                            ブログでの体験レポートなどがネット上で話題となっているゲームイベント「リアル脱出ゲーム」の新作『東京リアル脱出ゲーム 廃倉庫からの脱出』が、2010年1月7日より横浜のBankART Studio NYKで開催されることが明らかになりました。これまで廃校を舞台に行われてきたリアル脱出ゲームが、場所を移して過去最大のスケールで行われます。 リアル脱出ゲームは、自分自身が体を使って実際に謎を解き、他の人と協力しながら空間からの脱出を試みるゲームイベント。今回の新作では廃校を「脱出」し、1200平方メートルもの巨大倉庫が舞台となります。会場となる BankART Studio NYK は、1953年から港湾倉庫として利用され、現在では文化芸術創造の実験プログラム「BankART1929」の施設としてイベントスペースなどに使われています。施設の紹介ページでは「コンクリート打放のハードな空間」との記

                                                              史上最大規模のリアル脱出ゲーム、年明けに開催!横浜の巨大倉庫が舞台に - はてなニュース
                                                            • 身につける、見て楽しむ、いっしょに暮らす。ちょっと変わった「生きものグッズ」の世界へようこそ - ソレドコ

                                                              文と写真 メレ山メレ子 もともと旅行記ブロガーだったわたしが、ふとしたことから生きものに関わる人の世界を知って数年が経ちます。愛好家に研究者、写真家――みんな個性的な人々ばかりですが、生きもの好きの広く深い裾野でひときわ楽しそうにしているのが、生きものをモチーフにした作品を作るクリエーターたちです。 彼らの作るものからは生きものへの深い愛情が感じられ、わたしはネットや販売イベントで彼らの作品に触れるのをとても楽しみにしています。ここでは、個人的にも親しくさせてもらっている作家さんたちを紹介します。奥深い「生きものグッズ」の世界を共にのぞいてみましょう。 (※なお、この記事の中には犬や猫といった世間認知度の高い愛玩動物のグッズは基本的に登場しません。もっと言えば、昆虫がかなり多めです) 野生を身につけて出かける―「URBAN SAFARI」のブローチ urban safari URBAN S

                                                                身につける、見て楽しむ、いっしょに暮らす。ちょっと変わった「生きものグッズ」の世界へようこそ - ソレドコ
                                                              • 『不自由の不自由展』吉祥寺で開催 会田誠、根本敬、北大路翼ら参加 | CINRA

                                                                『不自由の不自由展~吉祥寺トリエンターレ2019』が、11月18日から東京・吉祥寺のGALLEY ナベサンで開催される。 同展は、『あいちトリエンナーレ2019』での「表現」を巡る一連の「騒動」を受けて開催。出品作家には、会田誠、阿部修久、1234、北大路翼、杵屋三七郎、木村哲雄、KOTARO、崔誠圭、鄭柚奈、鈴木薫、武田海、田中芳秀、富永剛総、dragonzo、根本敬、八王子生活館、BABU、牧田恵実、山崎春美、渡辺ナオ、渡邊未帆が名を連ねる。観覧は無料。 会期中には、各回投げ銭制となるトーク、パフォーマンスを実施。11月20日には鴻英良、山崎春美、渡邊未帆によるトーク『自由なんてない』、11月23日には香山リカ、木村哲雄、山崎春美によるトーク『不自由による不自由のための不自由展』、天神直樹と山崎春美によるパフォーマンス『不自由か?』、11月24日にはオープニングパーティー、リュウセイオ

                                                                  『不自由の不自由展』吉祥寺で開催 会田誠、根本敬、北大路翼ら参加 | CINRA
                                                                • 日本の近現代文学史 - Wikipedia

                                                                  この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "日本の近現代文学史" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2013年9月) 日本の近現代文学史(にほんのきんげんだいぶんがくし)では、近代(戦前)と現代(戦後)における、日本文学の歴史を述べる。 文法の返信[編集] 明治維新後、西洋の思想や文化を取り入れる文明開化が推進され、文学にも大きな影響を与えた。言文一致運動もその一つである。言文一致の結果、日本語の書き言葉は、それまで日本文学において重きをおかれていた漢文の伝統から切り離され、明治中期には現代の日本語の書き言葉に直接連なる文体(「だ・である」調と、「です・ます」調)が確立

                                                                    日本の近現代文学史 - Wikipedia
                                                                  • 会田誠が語る「アート」の未来 | CINRA

                                                                    「取扱い注意作家」「タブーを扱う美術家」。これまで何度もそんな枕詞で紹介されてきた会田誠だが、ついに待望の美術館での初個展が実現した。出品数約100点という大ボリュームで、大学時代の記念碑的作品から、幅17.5メートルにおよぶ最新絵画まで、多彩な会田ワールドにまとめて浸れる初の機会でもある。そして、一見ただ過激な部分にばかり目がいきがちになるかもしれないが、美少女、戦争、社会問題、エログロ、ナンセンスなどを、美術史と接続しながらラディカルに扱うその手つきは、実は希有なバランス感覚と知性に支えられている。それらを「良し」とするかどうかは、観る者に委ねられるのかもしれないけれど……。いま会田はかつての枕詞を払拭する新ステージに進んでいるのか? またそんな彼から見た、現在とこれからの「アート」とは? 森美術館で2013年3月31日まで開催中の最新個展『天才でごめんなさい』会場で話を聞いた。 『天

                                                                      会田誠が語る「アート」の未来 | CINRA
                                                                    • ピエール中野が愛を込めて語る、アイドル論。なぜハマったのか? | CINRA

                                                                      凛として時雨のドラマー、ピエール中野。X JAPANのYOSHIKIに衝撃を受けて始めたというドラムは、超絶的なテクニックが特徴。まるで千手観音のごとく手数、足数を駆使した高度なテクニックと表現力による、豪快かつ繊細なプレイは他の追従を許さない。凛として時雨とは別に、大森靖子やももいろクローバーZ(以下、ももクロ)、星野源など、ジャンルを問わず様々なアーティストのレコーディングやライブに参加するなど、多忙を極めている。 ピエール中野は、アイドルや女性グループへの造詣も深く、そのユニークな語り口にはファンも多い。そこで今回CINRA.NETでは、彼にPerfumeやももクロ、BABYMETALなどへの「愛」をたっぷりと語ってもらった。 ヘッドホンやイヤホンに一家言を持つ彼は、新製品が出るたびチェックしているという。ソニーの最新イヤホン「XBA-N3」を使って、PerfumeやBABYMETA

                                                                        ピエール中野が愛を込めて語る、アイドル論。なぜハマったのか? | CINRA
                                                                      • Bjorkの回顧展がMoMAで開催、楽器や衣装、新作映像インスタレーションなど一挙展示 | CINRA

                                                                        Bjorkの回顧展『Bjork』が、3月8日からアメリカ・ニューヨーク近代美術館で開催される。 今年1月に約4年半ぶりの新アルバム『Vulnicura』をリリースしたBjork。同展では、写真、音楽、映像、インスタレーションなどを通して、Bjorkの20年以上におよぶキャリアを振り返ると同時に、現代アートシーンにおける独自の立ち位置を追究する。 美術館ロビーには、2011年のアルバム『Biophilia』で使用された「グラヴィティ・ハープ」「テスラコイル」といったオリジナルの楽器4点が、サウンドを演奏するようにプログラムして展示される。さらに2階のギャラリーには、アイスランドの作家Sjónによる架空のストーリーとBjorkの音楽が融合したサウンドインスタレーションも登場する。 また、『Vulnicura』までの8枚のアルバムをビジュアルやオブジェ、衣装などで振り返るコーナーでは、クリス・カ

                                                                          Bjorkの回顧展がMoMAで開催、楽器や衣装、新作映像インスタレーションなど一挙展示 | CINRA
                                                                        • 「ストーリー」という最古にして最強の技術〜もうクリエイティブにまつわる悲劇を繰り返さないために〜

                                                                          2016年12月7日、代官山UNICEで行われたCINRA, Inc.主催イベント『PORT!#5 / 2017年はこれが来る!デジタルクリエイティブ業界で活躍する9人が予測する未来とは』にて発表したストーリーと問題解決にまつわるプレゼンテーションです。

                                                                            「ストーリー」という最古にして最強の技術〜もうクリエイティブにまつわる悲劇を繰り返さないために〜
                                                                          • 「理性ある狂気」で描く心の風景 松井冬子インタビュー | CINRA

                                                                            「痛み」「恐怖」「狂気」。世間の最大公約数的な「美しさ」とは相容れないこれらのキーワードが、彼女の絵画人生の道標となってきた。古典的な日本画の技法で描かれる美しくもおぞましき世界は、どんな必然性から生まれたのか? また、才色兼備と謳われ、インタビューでも快活な彼女が抱える、孤独な「当事者分析」の道のりとは? 横浜美術館で12月17日から3月18日まで開催される大規模個展『松井冬子展 −世界中の子と友だちになれる−』に向けて制作中の画家に、「CGでは表現し得ない、アナログ的なもの」を信じるに至った道程を聞いた。 「自分が描いた絵、破ける?」と詰め寄られたことも ―松井さんが画家を志した最初のきっかけはなんでしょう? 松井冬子 松井:小学4年生のとき、学校の図書室に『モナ・リザ』が掛けてあったんです。もちろんレプリカですが、薄暗い廊下でどこに立っても彼女と目が合うのが、怖いやら美しいやらで心を

                                                                              「理性ある狂気」で描く心の風景 松井冬子インタビュー | CINRA
                                                                            • 岡﨑乾二郎が日本の現代美術史を徹底解説、転機は1980年代だった | CINRA

                                                                              日本の現代美術にとって、1980年代とはどんな時代だったのか。観念的な1970年代、サブカルチャー的な表現が隆盛した1990年代といったイメージに比べると、その狭間の時代はどこか掴みづらい。しかしこの時代にこそ、現在の美術の源流があるのでは? そんな問いを掲げる『起点としての80年代』展が、金沢21世紀美術館で開催されている。 1980年代に本格的に活動を始めた世代を中心に、19作家が出品。「時代」という切り口ゆえに実現した異質な作家たちの並びに、当時のシーンへの想像力が自然と膨らむ。 この展覧会の冒頭で、1981年に開催されたデビュー個展を再現しているのが造形作家の岡﨑乾二郎。岡﨑といえば、絵画から彫刻、建築、絵本までを手がけ、旺盛な批評活動でも知られる現代の総合芸術家と呼ぶべき存在だ。今回は、金沢21世紀美術館館長・島敦彦にも同席してもらい、岡﨑に当時の関心や1980年代の美術がもたら

                                                                                岡﨑乾二郎が日本の現代美術史を徹底解説、転機は1980年代だった | CINRA
                                                                              • 何度も助けられてしまう定食屋がある街、幡ヶ谷 - SUUMOタウン

                                                                                著: 野村由芽 この街に暮らせる時間は人生のうちできっと長くない。いつか思い出すたびに、幸運な記憶として、こころに街の気配やにおいをうかべるだろう。目をほそめて、かすかに見たことを覚えている夢のようなひとこまを今生きている。わたしにとって幡ヶ谷は、そういう街なんじゃないかと思うことがある。 建物や店の移り変わりが激しい街だとか、若い時分だけに住むのが楽しいたぐいの街だとか、そういうことではない。住民の年齢の幅も広く、商店街を一本入れば、幼稚園やスポーツセンターがあってのどかな雰囲気だ。森や林があるわけではないけれど、街が青々しいのは、季節の訪れを知らせる花が次々に咲く西原緑道の存在も大きいだろう。緑道にブランコがあるのもすきだ。おもちゃのような乗り物がだいすきで、ときどき遊具の値段を調べている。ちなみにブランコは50万円ぐらいで買うことができるらしい。 18歳まで栃木県宇都宮市で育ち、大学

                                                                                  何度も助けられてしまう定食屋がある街、幡ヶ谷 - SUUMOタウン
                                                                                • NHK-FMで「不良の音楽」を約10時間にわたり紹介、ギターウルフの生ライブも | CINRA

                                                                                  「不良の音楽」を紹介するラジオ番組『今日は一日“不良音楽”三昧』が、5月6日12:15からNHK-FMで放送される。 ティーンエイジャーにとっては背伸びの象徴であり、大人にとっては若かった時代の憧れの象徴でもある「不良」。同番組では、ロックンロールから歌謡曲、レゲエ、ヒップホップなど時代やジャンルを問わず、不良の魅力を持った音楽をリスナーから募り、約10時間にわたって紹介する。 番組中では、ギターウルフのスタジオライブ『ギターウルフ 不良音楽大全』の模様をNHK大阪放送局のスタジオから生中継するほか、ゲストとして細馬宏通、大西ユカリが出演。さらに横山剣(クレイジーケンバンド)が電話出演する。 楽曲リクエストは番組オフィシャルサイトで受付中。ギターウルフのライブ観覧は4月25日まで応募を受付ける。応募方法は番組オフィシャルサイトで確認しよう。なお、同番組はあくまで「不良音楽」を推奨するもので

                                                                                    NHK-FMで「不良の音楽」を約10時間にわたり紹介、ギターウルフの生ライブも | CINRA