情報に疲れた僕らの過ち 「炎上」や「やりがい搾取」の要因とは | CINRA

ネットには、感情に訴えかける言説があふれている。その理由は明らかだ。そのほうがわかりやすく、共感されやすいからである。SNSの普及がその傾向に拍車をかけた。多くの人は感情を共有することを軸に周囲とつながり、話題を消費している。 その一方で、ネットでは絶えず「炎上」が繰り返される。一つの発言や行動をきっかけに、多数の人が集まり批判や攻撃が行われる。さまざまな騒動が巻き起こり、しばらく経つと過去に追いやられていく。そういう光景が日常になって久しい。この状況は何を象徴しているのか？ 果たして我々は、知らず知らずのうちに何に動かされているのか？ 政治社会学者の堀内進之介は、ここ最近、労働、消費、政治など日常生活のさまざまな場面において、理性よりも感情に訴える主張が注目を集めるようになったと言う。人々はそれぞれが自分の意見だと信じる感情に沿って動き、実際には搾取されることすら起こっていると指摘する。

[mamimumi]

現在の情報過多を適切に解いている良い記事。

[tamanekosan]

“今の時代においての「わかりやすい」というのは、「意味がとりやすい」ということではなく「考える手間が省かれている」という意味”

[Bi-213]

“今の時代においての「わかりやすい」というのは、「意味がとりやすい」ということではなく「考える手間が省かれている」という意味になっている。”

[kkeisuke]

環境をコントロールするの難しい。チームの環境、ユーザーの環境、遠くなればなるほど。。。

[drunkmotty]

最近ずっとモヤモヤ考えてたのこれだわ。読んでて動悸がするぐらい興奮した。「分かりやすさ」と同調圧力の親和性。

[nagayama]

“今の時代においての「わかりやすい」というのは、「意味がとりやすい」ということではなく「考える手間が省かれている」という意味になっている。”

[ikujilog]

被害者感情が優先されやすいというのは本気でしょうか？

[kamiaki]

情報過多の現代では、物事を自分で考えて決める意思の力の余力がない（疲れる）ので判断を他者に委ねがちに。対策として意思の力を節約するライフハック的なアプローチを提言。些細な事柄にはなるべく力を使わない。