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  • 著作者検索ポータル、権利者団体が開設 保護期間延長は「金の問題ではない」

    日本レコード協会や日本文芸家協会など17団体で構成する「著作権問題を考える創作者団体協議会」は1月23日、権利者団体に所属する著作者を氏名で検索できるポータルサイトを開設した。7団体・計約11万人の所属団体が分かる。 検索できるのは、日本文芸家協会(3357人)、日本脚本家連盟(2250人)、日本シナリオ作家協会(789人)、日本美術家連盟(5967人)、日本写真著作権協会(8119人)、日本漫画家協会(488人)、日本音楽著作権協会(JASRAC、9万443人)に所属・登録している計11万1413人。氏名で検索すると、所属している権利者団体と、団体拠点の住所、Webサイトへのリンクなどを確認できる。 連絡先が不明な権利者について情報交換する掲示板「尋ね人Web」も設置した。アクセスにはIDとパスワード必要で、現在は協議会に参加している権利者団体のみ利用できる。権利者の個人情報が流出したり

      著作者検索ポータル、権利者団体が開設 保護期間延長は「金の問題ではない」
    • ITmedia News:Web of the Year大賞は「ウィキペディア」 2chは部門トップ陥落

      ソフトバンククリエイティブの月刊インターネット情報誌「Yahoo! Internet Guide」は12月6日、2006年のベストサイトをWeb投票で決める「Web of the Year 2006」の結果を発表した。年間総合大賞は、得票数が最多だった「ウィキペディア」が獲得。長くコミュニティ部門1位に君臨していた「2ちゃんねる」は「mixi」にその座を明け渡した。 ウィキペディアはウェブ情報源部門でも1位を獲得。代表としてあいさつしたウィキメディア日本語版管理者の今泉誠さんは「ウィキペディアは、ハードウェア以外はほとんど日本のボランティアに支えられている。そんなサイトが受賞できてうれしい」と語った。 ネットレイティングス賞と話題賞1位はYouTubeが獲得。YouTubeは動画部門でも1位となった。YouTubeスタッフとして授賞式に参加したのは、親会社であるGoogleの日本法人担当者

        ITmedia News:Web of the Year大賞は「ウィキペディア」 2chは部門トップ陥落
      • 「宇宙世紀は来ない」 ユーザーが作る“ゲームの次世代”

        「宇宙世紀も“のび太の未来”も来ないだろう」 機動戦士ガンダムやドラえもんが作られた高度成長期。経済成長の中心は「もの」。「スペースコロニーの量産や、大人になったのび太が住む高層アパートは70年代の土建業のイメージだ」 だが今、成長の中心は知識経済にシフト。データの世界で、ディスプレイの向こうで、めまぐるしい変化が起きている。「SF的な世界が意味を失っている。現実の方が変化が早い」 この10年でPCの処理速度は飛躍的に上がり、価格も大きく下がった。一般ユーザーも家庭のPCで質の高いゲームを作ってネットで配布できるようになり、それが世界で人気を集めるケースも出てきた。ゲームメーカーはプラットフォームを開放し、ユーザーによるイノベーションに期待をかける。 10年後の未来、オンラインゲームはいったい、どんな進化をとげているのだろうか――3月14日に開かれたOGC(オンラインゲーム&コミュニティー

          「宇宙世紀は来ない」 ユーザーが作る“ゲームの次世代”
        • mixiがOpenID対応 「マイミク限定」を外部サイトでも - ITmedia News

          ミクシィは8月20日、SNS「mixi」で、OpenID認証サービスを始めた。他社サイトでも、OpenID対応サイトならmixiのIDとパスワードでログインできる。ユーザーの「マイミクシィ」情報を対応サイトに提供する機能も用意。OpenIDに対応したブログサイトが活用すれば、コメントの書き込みをマイミクだけに制限する――といったことが可能になる。 開発者向け技術情報サイト「mixiディベロッパーセンター」を公開した。法人・個人を問わず、外部の開発者がmixiのOpenIDに対応したサービスを開発できるよう、サイトを通じて情報提供する。 mixiは招待制で、ログインしないと閲覧できないため「クローズドなサービス」とされてきた。同社の笠原健治社長は昨年から「mixiだけでは多様化するユーザーニーズに応えきれない」と話し、GoogleのSNS共通API「OpenSocial」対応を表明するなど、

            mixiがOpenID対応 「マイミク限定」を外部サイトでも - ITmedia News
          • 「DRMあれば録音録画補償金は不要では」――JEITAが立場を説明 - ITmedia News

            「DRMでコンテンツを管理できる時代に、私的録音録画補償金は本当に必要なのか」――エレクトロニクスメーカーの業界団体・電子情報技術産業協会(JEITA)が、私的録音録画補償金制度の必要性について、改めて抜本的な議論をすべきと呼びかけている。 MDやCD-Rなどデジタルメディアの販売価格に上乗せして徴収される補償金について、文化審議会著作権分科会の「私的録音録画小委員会」で見直しが議論されてきた。 同委員会では制度の廃止を含めて抜本的な議論を行う予定だったが、最終的には補償金制度の維持を前提とした議論に終始。「補償金の課金対象をiPodやPCにまで広げるべき」といった意見も出た。議論は10月12日に発表された「中間整理」に議論がまとめられ、11月15日までパブリックコメントが募集されている。 JEITAは中間整理の内容について10月16日、(1)補償の必要性に関する議論が尽くされていないいま

              「DRMあれば録音録画補償金は不要では」――JEITAが立場を説明 - ITmedia News
            • 「これは、出版テロだ」 突き抜け過ぎた新書「自分でやってみた男」

              「こ、これは、売れんな。出版テロだ……」――筆者自身がそう話すほど突き抜け過ぎた新書「自分でやってみた男」がこのほど、講談社アフタヌーン新書から出版された。 気になる映画やアニメのヒーローになりきり、ワンシーンを実際に「自分でやってみた」という書籍。ページをめくると、新書らしくない落ち着きのない紙面と、やたらと大きな写真が目に飛び込む。 映画「300(スリーハンドレッド)」のシーンを再現する男性陣、「グラディエーター」の剣士の格好をした男性の見開きドアップ、「北斗の拳」のケンシロウになりきった男性などなど、見知らぬ男たち(たまに女性)が「やってみた」写真が、これでもか、これでもかと迫ってくる。 「子どものころなら遠慮なくやれた。テレビを見てあこがれたヒーローのまねを、誰はばかることなく演じることができた。だが、大の大人がごっこ遊びをしていて白い目で見られずにすむということはない。日本社会は

                「これは、出版テロだ」 突き抜け過ぎた新書「自分でやってみた男」
              • エアコンなしでひんやり 「空調ベッド/座布団」で猛暑を乗り切れ

                「今年は夏らしい夏になる」――気象庁が25日に発表した長期予報によると、今年の暑さは平年並み。昼間は暑く、夜は寝苦しくなりそうだ。 こんな夏は、エアコンなし・省エネで涼しく過ごせる製品を開発している株式会社空調服の出番だ。今年は、暑い夜もひんやり涼しいベッドパット「風眠」や、お尻の蒸れを防ぐ「空調座布団」などを投入。夏をちょっぴり快適にしてくれる。 空調ベッド、夏前から売れる 空調ベッド「風眠」(2万9000円)は、暑くじめじめした夏の夜もひんやりと過ごせるベッドシートだ。柔軟なプラスチック製メッシュシート「スーパースペーサー」をベッドシート状に敷き詰め、頭の部分以外は風を通さないシーツをかぶせる。頭部から入った空気がスペーサーの空間を抜け、足下のファンからシートの外に排出される際、空気と一緒に体から出る熱と湿気を外に逃がす。体の下で小さな扇風機が回っているような感覚だ。 汗をかいたまま寝

                  エアコンなしでひんやり 「空調ベッド/座布団」で猛暑を乗り切れ
                • 「GyaOがやっと、Macで見られます」――MS「Silverlight」対応で - ITmedia News

                  USENの無料動画サービス「GyaO」で11月19日、マイクロソフト(MS)のメディア再生プラグイン「Silverlight」を活用した動画配信が始まった。GyaOはWindows Media専用サービス。これまでMacintoshでは利用できなかったが、Silverlightに対応することで新たに、Macでも視聴できるようにする。 まずは映画の予告編5本の配信を始めた。対応動画は順次増やしていく予定だ。「GyaOをMacでも見たいというニーズはサービス開始当初から大きかった」とUSENのGyaO事業本部第1メディア局の高野輝次Web制作部部長は話し、Silverlightに期待を寄せつつも、「Flashと同じぐらい普及すればGyaOでも全面対応したい」とし、Silverlightの普及状況を見ながら対応を広げていく考えだ。 「動画サービスのアクセス上位はYouTube、ニコニコ動画、Gy

                    「GyaOがやっと、Macで見られます」――MS「Silverlight」対応で - ITmedia News
                  • 新CEO 伊藤穣一氏に聞く、クリエイティブ・コモンズとは

                    ネオテニー社長で、ベンチャーキャピタリストの伊藤穣一がこのほど、クリエイティブ・コモンズ(CC)のワールドワイドのCEOに就任した(関連記事:伊藤穣一氏がCreative CommonsのCEOに)。CCを提唱したローレンス・レッシグ教授が、政治的腐敗の追及に力を移すのに伴い、CEOの職を引き継いだ。 CCは、米国で2001年にスタートした、ネット上の著作物の流通を円滑化しようという試みだ。クリエイターが自身のコンテンツについて、「商用利用OKか」「改変OKか」「そのコンテンツを使った作品も、同じライセンスで公開することを義務付けるか」という3つの条件を組み合わせた6つのライセンスから1つ選び、コンテンツにマークを付けて公開することで、利用者は、クリエイターから個別に許諾を得ることなく、コンテンツを2次利用できる。 2003年からCCの理事を務め、06年からはチェアマンに就任、今年4月にC

                      新CEO 伊藤穣一氏に聞く、クリエイティブ・コモンズとは
                    • ミクシィ売上高2.8倍に 「脅威と感じる他社はない」が……

                      ミクシィが5月10日に発表した2007年3月期決算(単体)は、売上高が52億4700万円と前期比2.8倍に急伸した。SNS「mixi」の広告出稿が順調で、同社の笠原健治社長は「mixiはページビュー(PV)も広告単価も上がっている」と好調ぶりをアピール。求人情報サイト「Find Job!」も順調だった。 mixi事業の売上高は前期比約6倍の38億7969万円。うち約9割を占める広告売り上げは約7倍に伸び、単価の高いターゲティング広告や口コミを活用したタイアップ広告などの投入が奏功した形だ。有料課金会員からの売り上げは3.5倍に伸びた。 月間PVは、3月末時点でのPC版が69億1000万と、前年3月末比64%増。携帯版「mixiモバイル」は同40億3000万で、同6.8倍に増えた。 1PVあたりの広告単価も伸びており、PC版は第3四半期(3Q、2006年10~12月)が0.041~0.05円

                        ミクシィ売上高2.8倍に 「脅威と感じる他社はない」が……
                      • 公共性とビジネスの狭間で 国会図書館、書籍電子配信の取り組み

                        長尾館長はGoogleブック検索和解案について「著作権を尊重した形でやってもらわないといけないが、著作権者不明の書籍を積極的に世界中の人が利用できるようにする努力は評価できる」と話す 「Googleブック検索」和解案が出版業界に波紋を広げる中、国立国会図書館が電子化した書籍を、ネット上で安価に読めるようにしようという構想に注目が集まっている。 国会図書館の書籍を読むには現状、都内の本館や京都の関西館などに直接足を運ぶしかない。だが、書籍の電子化が進み、データをネット配信できるようになれば、国会図書館の貴重な書籍を全国どこにいても読めるようになる。 「図書館は紙の書籍を貸し出す仕組みだが、電子的なデータを貸す、という概念もあるのではないか」――電子図書館の研究者としても知られる国会図書館の長尾真館長(元京都大学総長)は話す。 ただ同時に、出版社や著作者などの利益を損ねない仕組み作りも必要で、

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                        • ITmedia News:ルータ2000台が3秒でダウン 「フレッツ」「ひかり電話」大規模障害

                          謝罪する大木一夫副社長(中)と、ネットワーク事業推進本部の吉村辰久設備部長(右)、コンシューマ事業推進本部の安田雅美営業推進部長 NTT東日本のネット接続サービス「フレッツ」と、IP電話「ひかり電話」が5月15日夕から7時間にわたって一部で利用できない状態になった問題について、同社は16日午後に会見を開いて詳細を説明し、謝罪した。 障害の原因はルータの処理能力オーバー。都内にある1台のルータの障害が、同社管内の約4000台のルータに3秒間で伝わり、うち約2000台が機能を停止。北海道、宮城県、群馬県など14都道府県で一斉に障害が起き、ひかり電話は「119番」「110番」など緊急電話も使えなくなった。 同社副社長の大木一夫・ネットワーク事業推進本部長は「当社のIP網で起きた過去最大の故障。みなさまに多大なご迷惑をかけ、誠に申し訳ない」と謝罪しつつも「これを教訓に安心・安全のネットワークを構築

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                          • #6 IT戦士 天野 仁史/こんにちはこんにちは! Hamachiya2(後編) Webアプリ開発でもっとも重要なこと | gihyo.jp

                            小飼弾のアルファギークに逢いたい♥ #6IT戦士 天野 仁史/こんにちはこんにちは! Hamachiya2(後編) Webアプリ開発でもっとも重要なこと 天野 仁史さん、Hamachiya2さん(はまちちゃん)との対談の後編です。 編集部注) 本対談は2007年3月に行われたものです。 撮影:武田康宏 優れたエンジニアって 弾:毎度おなじみの質問です。優れたエンジニアとして重要なのはどんなことでしょうか。タグは綴じようとか(笑⁠)⁠。 天:俺は自分1人でどこまで作れるかっていうことだと思います。上から下まで自分でどのくらい作れるか。そういう意味では、自分はまだまだかなぁと思うんですけど。 は:そういう人がそばにいたら、何でもお願いしたくなっちゃうかも。アイディアが湧いたら「こんなの作って」とかって。この人に言ったら、上から下まで全部できちゃうみたいな。 弾:いやでも何でもやら

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                            • ネットは「使う側」に立つのが面白い――IT戦士のスタンス (1/5)

                              インターネットをにぎわしてきた名物記者、「IT戦士」こと岡田有花氏。2月10日に勤めていたアイティメディアを退社する旨の記事を掲載し、2月23日に引退会見を“ネタ風味”で実施した 2月10日、ITmedia Newsが編集部所属の名物記者・岡田有花氏(ツイッターアカウント)の退社を伝える記事をアップした。 岡田氏は彼氏のいないイヴをクリスマスグッズと過ごすレビュー記事や、ネットサービスの流行をレポートする記事で人気を集めつづけた。退社のニュースにも大きな反響があった。一社員の退職記事の掲載もその反響も異例だが、さらにニコニコ動画で引退記者会見を開くのも当然ながら異例。2月23日のライブ放送時には2万人以上の視聴者が集まり、根強い記者の人気が知らしめられた。 ITmediaで記事を書くようになって約8年。単に女性記者、個性をウリにするキャラクター記者という要因だけでは、ここまでの人気を継続す

                                ネットは「使う側」に立つのが面白い――IT戦士のスタンス (1/5)
                              • “新生”ライブドアは技術で勝負 Ajax活用の新ブログサービスも

                                ライブドアは4月2日、会社分割で持ち株会社制に移行し「ライブドアホールディングス」に社名変更した。ポータルなど事業部門は同日新設した事業会社「ライブドア」に移管。ブログなどCGM(Consumer Generated Media)分野を強化し、技術力を前面に押し出して経営していく。 「Web2.0の世界でリーダーになる」――ライブドアホールディングスの平松庚三社長は4月2日の会見で、新生ライブドアについてこう宣言した。Ajax(Asynchronous JavaScript+XML)を活用した新ブログサイト「PRAC」(プラック)を4月下旬に開設するほか、RSSリーダー「livedoor Reader」は英語版を公開し、世界進出する計画だ。 「同じ過ち、2度と起こさない」 持ち株会社のライブドアホールディングスは、グループ会社の管理や訴訟対応に特化。コーポレートガバナンスとコンプライアンス

                                  “新生”ライブドアは技術で勝負 Ajax活用の新ブログサービスも
                                • ひろゆき氏と夏野氏に聞く、ニコ生の可能性と「リアルタイム中傷」

                                  ネット上のコメントとリアルタイムのイベントが一体化する――そんな試みが、7月4日に開かれたニコニコ動画のイベント「ニコニコ大会議2008」で行われた。 イベントが映像ライブ配信「ニコニコ生放送」で中継され、ネットの向こうのニコニコユーザーがコメントを書き込み、そのコメントがリアルタイムで会場の大きなスクリーンにも映し出されたのだ。 コメントはポジティブなものも多かったが、中には野次や中傷も。画面に映った一般のユーザーに対して「ハゲ」「おっさん」といったコメントが飛び、それを見た会場のユーザーが笑うといったシーンもあった。 イベント終了後、この様子がネット上で議論に。「新しいタイプのいじめだ」と非難する論調もあった。ハゲと言われた本人はそれを見て「自分は楽しかったが、精神の弱い人がこれを食らっても大丈夫か、という意見に対しては正直わからんね」と告白している(「ニコ生」コメントで「ハゲ」と書か

                                    ひろゆき氏と夏野氏に聞く、ニコ生の可能性と「リアルタイム中傷」
                                  • 「ダウンロード違法化」で報告書まとまる iPod課金は「合意できず」

                                    「3年にわたって議論してきたが、合意が得られず申し訳ない」――12月16日に開かれた、文化庁長官の諮問機関・文化審議会著作権分科会の「私的録音録画小委員会」の最終会合は、中山信弘主査のこんな言葉で幕を閉じた。 最大の懸案だったiPodなどへの補償金課金は「合意できなかった」として議論を持ち越し。違法録音・録画物の複製(ダウンロード)は「違法とすべきという意見が大勢だった」と報告している。 報告書案は、来年1月26日に開かれる著作権分科会に提出。了承を得た上で公表する。その後文化庁は、ダウンロード違法化を盛り込んだ著作権法改正案をまとめ、来年の通常国会提出を目指す。 2006年4月のスタート以来3年間続いた小委員会は、今期で終了する。iPod課金を含む補償金制度についての議論は、利害関係者を集めた場を設けて改めて議論し、早急に結論を得たいとしている。 iPod課金は「一定の方向性を得られず」

                                      「ダウンロード違法化」で報告書まとまる iPod課金は「合意できず」
                                    • 「旧世代の漫画屋、最後の冒険」――雑誌不況下で創刊した「good!アフタヌーン」

                                      「紙の漫画雑誌の立ち上げを本気で勝負できる最後の数年に間に合ったのが、good!アフタヌーンかもしれない」 漫画雑誌不況が続いている。出版科学研究所の調べによると、コミック誌の販売額は1995年をピークに右肩下がりだ。 そんな状況で、新創刊されている漫画雑誌もある。講談社が昨年11月に創刊した「アフタヌーン」増刊「good!アフタヌーン」(隔月刊)がその1つ。フィギュア付きで販売した創刊号は10万冊。漫画雑誌の創刊号としては異例の重版がかり、8000冊を増刷した。 雑誌不況の時代になぜあえて、漫画雑誌を新創刊したのか。編集チーフの金井暁さん(38)は「旧世代の漫画雑誌屋の最後の冒険だ」と話す。 「出版不況の中で新しい雑誌を作るのは無謀と言われたこともある。来年以降、紙媒体で新雑誌を出すことが『バカじゃない?』と言われる時代が来るかもしれない。だが旧世代の漫画雑誌屋の“最後の冒険”として、紙

                                        「旧世代の漫画屋、最後の冒険」――雑誌不況下で創刊した「good!アフタヌーン」
                                      • ITmedia News 年間アクセストップ50(07年1月1日~12月26日)“守る”と“創る”は対立するのか――07年のネット界 - ITmedia News

                                        “守る”と“創る”は対立するのか――07年のネット界:ITmedia News 年間アクセストップ50(07年1月1日~12月26日) 「3次元仮想世界」への期待を背負って登場した「Second Life」が急速に衰退し、「ニコニコ動画」が幾多の試練に耐えて急成長し、何の前触れもなく降臨した「初音ミク」というバーチャルアイドルがネットの「創造力」を刺激する。ユーザーが創るコンテンツの拡大と、既存の著作権の枠組みとの矛盾が大きくなり、しばしば衝突も起きる――2007年のネット界をおおざっぱにまとめると、そんな感じだろうか。 ネットとマスメディアは“近づいた”? ITmedia Newsのアクセス上位50位を下にまとめた。トップはニコ動でも初音ミクでもなく「脳内メーカー」を紹介する記事。350万以上のページビューを稼ぎ出した。ブログやmixiを通じてじわじわと広がっていったこのサービスの記事に

                                          ITmedia News 年間アクセストップ50(07年1月1日~12月26日)“守る”と“創る”は対立するのか――07年のネット界 - ITmedia News
                                        • 初音ミク作品の“出口”は 「表現」と「ビジネス」の狭間で

                                          「『初音ミク』という音楽ソフトを出し、ミクのイラストを3枚公開した。それ以外何もやっていないのに、ユーザーさんが盛り上げてくれた」(クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長) 初音ミク作品で最も人気の「みくみくにしてあげる【してやんよ】」の2次創作の広がり(ヤマハ剣持さんが作成した資料より)。3Dのプロモーションビデオが付き、「歌ってみた」と称して自分で歌って投稿する人が続々と現れ、歌詞を鹿児島弁や神戸弁、広島弁などさまざまな方言に変えた「歌ってもらいました」が流行した 人の声で歌うソフト「初音ミク」が、音楽創作のあり方を問い直している。ニッチな趣味だったDTMを一般に広げ、イラストや動画と組み合わせた創作のコラボレーションも加速。「ニコニコ動画」のような場を活用して無名の素人が作品を発表し、人気作品は着うたやカラオケで配信されるなど、ビジネスにもつながっている。 ツールやネット環

                                            初音ミク作品の“出口”は 「表現」と「ビジネス」の狭間で
                                          • はてなが任天堂と協業、DSiウェア「うごくメモ帳」で

                                            はてなは12月18日、任天堂と協業すると発表した。任天堂が12月24日から始める「ニンテンドーDSi」向けソフト配信「ニンテンドーDSiウェア」で、無料配信される「うごくメモ帳」向けネットサービスをはてなが担当する。 両社とも、本社を京都に置く企業。はてなの近藤社長は、「任天堂との協業は魅力。DSiを通じて、これまではてなを使っていなかったユーザーを取り込みたい」と述べた。 「うごメモシアター」からパラパラ漫画投稿、PCやケータイでチェック うごくメモ帳は、手書きの文字やイラストなどを簡単に記録できるメモ帳。カレンダー機能を使ってスケジュール管理できるほか、カメラで撮影した画像をメモに取り込んだり、描いた絵や写真を使ってパラパラマンガを作成し、作品をDSiのワイヤレス通信で他人へ送信したり、他人の作品に後から手を加えたりするなどして共作を楽しむこともできる。 はてなが提供するのは、DSiを

                                              はてなが任天堂と協業、DSiウェア「うごくメモ帳」で
                                            • ITmedia News:「著作物の利用許諾、ネットで簡易に」 著作権保護期間延長派が計画 (1/2)

                                              著作権の保護期間を、著作者の死後50年から同70年に延長するよう求めている「著作権問題を考える創作者団体協議会」は1月25日、日本音楽著作権協会(JASRAC)本部で会見し、ネット上で著作物の許諾を取れる簡易なシステムを2年以内に構築する計画を示した。 会見では、著作権保護期間延長に反対する意見への反論を展開。3月上旬に一般紙上に意見広告を掲載し、延長の必要性を訴えていく。 著作権問題を考える創作者団体協議会(以下「賛成派」と表記)は、JASRACや日本レコード協会、日本文芸家協会、日本脚本家連盟など17の団体で構成。「著作権の保護期間を欧米諸国と同等の70年に延ばし、著作者の創作意欲を高めるべき」などと訴え、文化庁に対して延長を求める要望書を提出している。 これに対して保護期間延長に反対するクリエイターや作家中立的立場の大学教授などが「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」(以下「反

                                                ITmedia News:「著作物の利用許諾、ネットで簡易に」 著作権保護期間延長派が計画 (1/2)
                                              • ITmedia News:“livedoor縛り”から解放されたライブドア

                                                ライブドアが4月から新体制で動き始めた。持ち株会社「ライブドア・ホールディングス」と事業会社「ライブドア」を切り離し、新ライブドアはポータル事業とデータセンター事業に専念する(関連記事参照)。 「以前の当社には荒っぽいイメージもあったと思うが、新ライブドアは技術に回帰し、ネットで正々堂々と勝負する。ユーザーにびっくりしてもらったり、世の中をちょっと便利にしていきたい」――同社の出澤剛社長はこう意気込む。 池邉智洋CTO(最高技術責任者)は「旧経営陣の時代は“livedoor.com縛り”があり、ライブドアポータルに合わないサービスや、一般受けしないサービスは作りにくかった。だが今は、いろいろなことにチャレンジできる」と語る。 ポータルは「黒字化したことがない」が…… ライブドアはこの1年で事業の整理・再編を進め、ポータル事業とデータセンター事業に集約した。公衆無線LANサービス「lived

                                                  ITmedia News:“livedoor縛り”から解放されたライブドア
                                                • ひろゆき胸像、トルシエ登場、桜庭PV――赤字でも豪華なニコニコ大会議

                                                  「前回の大会議は5000万円使った。そしてまた今晩、使ってしまった……」(ドワンゴの小林宏社長) 月間1億円の赤字が出ているという「ニコニコ動画」だが、12月4日に開いた新バージョン「ββ」の発表会「ニコニコ大会議2008冬」は数千人のユーザーを無料で招いてJCBホール(東京都文京区)で行い、ライブ配信「ニコニコ生放送」で2万人が楽しんだ(ニコ動(ββ)は「ネットの進化の逆を行く」 黒字化には「あと月間1億円」)。 豪華なゲストを招き、派手な演出をするなど予算は「前回より40%増えている」(ドワンゴ顧問の夏野剛氏)という。08年9月期に23億円もの最終損失を計上したドワンゴ。高コストな「大会議」は「経営会議で大問題になっている」(夏野氏)というが、そんな状況を感じさせない盛り上がりだった。 「予算とは別に何百万もかけてオープニングビデオを作ってしまった」(夏野氏)――ビデオは、夏野氏が指揮

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                                                  • 自己紹介+RSSリーダー+Twitter ニフティ「アバウトミー」

                                                    ニフティは5月17日、自己紹介と、チェックしているブログの更新情報、「Twitter」に書き込むようなひとことコメントなどを1画面上に表示でき、他ユーザーに公開できる「アバウトミーβ」をオープンした。「自分をまとめて表現できるプロフィールサービス」として、複数のブログやフォトサービスなどを利用しているネット上級者を中心にユーザーを集める。利用は無料だが、@niftyIDかPLEASY IDが必要。 性別や年齢、趣味などプロフィール情報を書き込んで公開できる。趣味などはタグとして登録でき、同じタグを登録しているユーザーとリンクすることもできる。「好きな朝ご飯は?」「毎日欠かせない飲み物は?」などといった質問に答えてプロフィールを追加する機能も備えた。今の状況をひとことで更新するTwitterライクな機能も装備している。 RSSリーダー機能を備え、自分のブログやチェックしているブログ、Flic

                                                      自己紹介+RSSリーダー+Twitter ニフティ「アバウトミー」
                                                    • 「巡音ルカ」は「ミク」「リン・レン」とどう違う?

                                                      クリプトン・フューチャー・メディアの歌声合成ソフト新版「巡音(めぐりね)ルカ」が1月30日に発売される。「初音ミク」(CV01)、「鏡音リン・レン」(CV02)に続く「キャラクターボーカル(CV)シリーズ」第3弾となるルカは、ミクやリン・レンとどう違うのだろうか。 ルカの最大の特徴は、VOCALOIDソフトとして初めて、日本語と英語両方に対応したこと。「日本語データベース」「英語データベース」の2つを収録したため総容量は3Gバイトを超え、日本語と英語の混じった楽曲を自然に歌わせられるようになった。 日本語データベースのみのミクやリン・レンでも洋楽を歌わせることは一応できる。だがその場合、英語歌詞の含まれた楽曲を歌わせるために、例えば「it」なら「イット」、「the」なら「ザ」と入力するなど、発音の“日本語化”が必要。英語としては不自然なカタカナ発音になってしまう。 だが英語データベースもあ

                                                        「巡音ルカ」は「ミク」「リン・レン」とどう違う?
                                                      • ネットで個人献金を――楽天が新サイト、1000円から受け付け

                                                        「LOVE JAPAN」β版。個人献金システムは、正式版公開後から運用を始める。政治情勢によっては、正式版公開の日程がずれ込む可能性もあるという 楽天は7月7日、政治参加啓発サイト「LOVE JAPAN」を、27日をめどに正式オープンすると発表した。クレジットカードを使い、政治家に個人献金できる仕組みを備えたのが特徴だ。カードで個人献金できるサイトの本格運用は国内初という。 昨年の米大統領選で、バラク・オバマ陣営がネットを使った個人献金で多額の資金を集めるなど、個人からのネット献金が注目を浴びているが、日本では取り組みが進んでいない。献金に絡むリスクを恐れてカード会社が消極的だったり、ネットでは確実な本人確認が難しいといった問題が背景にあるとされている。 楽天の新サイトでは、グループのカード会社・楽天KCと協力。カード献金や本人確認のシステムを構築した。 新サイトには、現職の国会議員と、国

                                                          ネットで個人献金を――楽天が新サイト、1000円から受け付け
                                                        • 巨額の著作権詐欺――“小室事件”と音楽著作権の関係

                                                          音楽著作権の譲渡を持ちかけ、投資家から5億円をだまし取った詐欺の疑いで、大阪地検特捜部が11月4日、音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者を逮捕した。音楽著作権をめぐる大規模な詐欺事件は珍しい。 報道によると小室容疑者は、自作の曲や歌詞など806曲の著作権を10億円で売却する取引を持ちかけ、前払いを受けた5億円をだまし取った疑いがもたれている。 詞や楽曲の著作権――音楽著作権の複雑さが、今回の詐欺の背景にある。音楽著作権は「著作者人格権」「著作財産権」に分かれているが、今回問題になったのは著作財産権だ。 著作財産権は、著作物を排他的に利用できる財産的権利。複製権、演奏権、公衆送信権などを含み、CD販売や音楽配信、カラオケ配信を行うにはこの権利が必要だ。一般的に「著作権」と言った場合は著作財産権を指すことが多い。 作品を使う権利は作詞・作曲者が持っていると思われがちだが、プロの作詞・作曲者は、作

                                                            巨額の著作権詐欺――“小室事件”と音楽著作権の関係
                                                          • ITmedia News:「mixiを抜く」と孫社長 MySpace日本版の武器は「音楽」

                                                            「SNSでも一番を目指す」――ソフトバンクの孫社長は11月7日、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の世界最大手「MySpace」の日本版展開に関する記者会見でこう宣言した。高いカスタマイズ性と充実した音楽コンテンツを武器に、mixi一人勝ちが続く日本のSNS市場に殴り込みをかける。 「eBayのように、海外から日本に来たサービスで成功しなかった例もある」という記者の指摘に対して孫社長は「成功したものは、ソフトバンクと提携したもの。eBayはソフトバンクでなかった」と笑った MySpaceは2003年7月に米国でオープンした世界最大のSNSで、約1億2500万人が登録しており、現在も1日30万人のペースでユーザーが増え続けている。招待制のmixiと異なり、誰でも自由に参加可能。米国、ドイツ、日本など7カ国、4言語で展開中だ。 サイトデザインを比較的自由にカスタマイズできるほか、動画

                                                              ITmedia News:「mixiを抜く」と孫社長 MySpace日本版の武器は「音楽」
                                                            • 「10年前から予見していた」 Web2.0を顧客拡大の新手法に

                                                              「10年前から予見していた」 Web2.0を顧客拡大の新手法に:Web2.0と金融の接点――SBI北尾社長に聞く(前編)(1/2 ページ) 金融関連事業を手広く手掛けるSBIホールディングスが、「Web2.0」と呼ばれる流れに積極的に関わろうとしている。 昨年11月には、検索をベースにした新しい金融サービスの構築計画を発表したほか、インターネット総合研究所(IRI)との経営統合計画(16日にいったん中止を決定)も明らかにした。その一方で、他社と協業してネット専業銀行や生命保険会社の設立を準備するなど、金融サービスのフルラインアップ化を進めている。 グループを率いる北尾吉孝社長は昨年、新入社員に「ウェブ進化論」(梅田望夫著)を読ませて感想文を書かせ、自らすべてを採点。優秀作は冊子にして社内で配るなど、Webの進化に対する社員の意識も高めようと努める。 母体となったソフトバンクとは昨年資本関係

                                                                「10年前から予見していた」 Web2.0を顧客拡大の新手法に
                                                              • mixi、PCの伸び止まる モバイルは急成長

                                                                5月に1000万ユーザーを突破し、急成長を続けてきたSNS「mixi」だが、PCサイトの伸び悩みがはっきりしてきた。その一方で携帯電話向け「mixiモバイル」は急成長。運営元のミクシィは、他社の携帯サービスで人気を集めている、無料ゲームやアバターシステム導入を検討するなど、モバイルユーザー向けの思い切った施策の検討を始めた。 同社が7月31日に発表した、PC向けmixiの6月の月間ページビュー(PV)は、サイト合計でもユーザー1人当たりでも減少した。3月と比べると、サイト合計が約7%減(64億8000万)、1人当たりは19%減(607.0)。モバイルのPVは急伸しており、mixiモバイル全体だと3月比30%増(52億7000万)、1人当たりだと13%増(493.3)となっている。 7月31日に開いた決算会見の席で、同社の笠原健治社長は「PCのPVは、上場した去年の10月ごろから伸びていない

                                                                  mixi、PCの伸び止まる モバイルは急成長
                                                                • ITmediaニュース:「いいサービスと収益は両立する」――株式会社ミクシィ始動

                                                                  SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「mixi」の運営企業が2月1日、イー・マーキュリーから「ミクシィ」に社名変更し、mixiを中核に事業展開する姿勢を鮮明にした。同社の笠原健治社長は、儲からないのに続けていたオープン当初から「良いサービスを作れば、収益は後から付いてくる」と言い続けてきたが、その言葉通り、収益はユーザー増に比例して伸びているという。今年は新サービスを次々に投入し、mixiをさらに盛り上げていきたいと意気込む。 mixiのユーザー数は、2月1日時点で266万人。1日あたりのページビュー(PV)は1億3000万を突破した。笠原社長は「社内的にも対外的にも、mixiが事業の中核として不自然でない段階に入った」と、このタイミングで社名変更した背景を説明する。 旧社名の「イー・マーキュリー」は、商業の守護神・マーキュリーにあやかり、「ネットを使った企業向けサービスを展開しよ

                                                                    ITmediaニュース:「いいサービスと収益は両立する」――株式会社ミクシィ始動
                                                                  • 「無料で手軽だから」――マツダ、Twitterをキャンペーンに活用

                                                                    マツダが、Twitterをキャンペーンに活用している。「MazdaRotary」のアカウント上で、40周年を迎えたロータリーエンジンについてのファンからのコメントを、1日5本程度更新中だ。Twitterのビジネス利用は一部で始まっているが、日本の大手企業がマーケティングに利用するのは珍しい。 「『Twitterを使ってマーケティングを』と真剣に考えたというよりは、こういうのがあるからやってみようという軽いノリでした」と、同社の樋笠順子さん(広報渉外本部グローバル広報企画部企画・経営グループアシスタント・マネージャー)は言う。 キャンペーンでは、40周年記念日までをカウントダウンできるブログパーツを配布。ブログパーツの“おまけ”機能として、ファンがロータリーエンジンについての思い出などを、25文字までのテキストで書き込んで他ユーザーと共有できるブログパーツを配布した。Twitterに投稿して

                                                                      「無料で手軽だから」――マツダ、Twitterをキャンペーンに活用
                                                                    • 「Mac版まだ?」「自分の声で歌えない?」――VOCALOID、よくある質問

                                                                      「Mac版まだ?」「自分の声でVOCALOID、作れない?」「読み上げソフトに応用できない?」「亡くなった歌手の歌を再現したいんだけど」―― 「初音ミク」に使われている音声合成ソフト「VOCALOID 2」を開発したヤマハの剣持秀紀さんが3月17日、デジタルコンテンツ協会のセミナーで講演し、VOCALOID関連でよく聞かれるという質問に答えた。 VOCALOIDは、人の声から取り出した音の「素片」をつなぎ合わせ、歌声を合成するためのヤマハのソフトだ。合成エンジン部分を外部企業(クリプトン・フューチャー・メディアなど)にライセンス。ライセンシーが声のライブラリを作って組み合わせ、「初音ミク」のようなソフトとして販売している。 Mac版は「まだ」 VOCALOIDシリーズはWindows専用ソフトで、Mac版が切望されてきた。「Mac版のニーズは認識しているが、開発の優先順位上では後回しになっ

                                                                        「Mac版まだ?」「自分の声で歌えない?」――VOCALOID、よくある質問
                                                                      • 「ニコニコ動画≒ゲーム」説 “ネタ勝負”でレベルを上げろ

                                                                        「ニコニコ動画は多人数同時参加型RTS(リアルタイムストラテジーゲーム)だ」――日本技芸リサーチャーの濱野智史さんは3月14日、OGC(オンラインゲーム&コミュニティーサービスカンファレンス)で講演し、ニコニコ動画をゲームに見立てて分析した。 動画再生画面では、ネタという“弾”が四方八方で飛び交う「ネタ合戦」が繰り広げられていると見る。ユーザーは、テキストという「キャラクター」を操作し、ネタを投下したり、見つけたネタを報告したりする。 メインのフィールドは動画再生画面。だがそれ以外にも、「タグ」や「時報」「ニコニコ市場」「右上」など、さまざまなフィールドから「ネタ攻撃」が降ってくる。 ユーザーはまず、攻撃を受けて反応するだけの「レベル1」からスタート。自らも攻撃に参加しながらレベルを上げていく。初心者に優しい「ステージ設計」がニコニコ動画の成功の鍵だと濱野さんは指摘する。 レベル1「ちょw

                                                                          「ニコニコ動画≒ゲーム」説 “ネタ勝負”でレベルを上げろ
                                                                        • 「著作権保護期間、作家が選べるシステムを」――延長めぐる議論再び

                                                                          著作権保護期間を、著作者の死後70年に引き伸ばすか、現状の50年のまま維持するか――昨年から活発な議論が交わされているテーマについて3月12日、都内でトークイベントが開かれた。延長派・延長反対派の溝は埋まらないいものの、「著作物の2次利用形態を作家自身が指定でき、許諾簡易に得られるシステム作りが必要」という方向ではおおむね一致。システムの実現可能性について議論が交わされた。 また「死後50年以上も残るのは例外的に長命な著作物。例外処理を法律で一般化すべきではない」という意見や、「議論が“著作権業界”だけで行われているのが気持ち悪い。著作権について考えたこともないような、一般の人も入れた“平場”で考えるべき」とする意見も。松本零二さんが主張する「延長が創作意欲を高める」という考え方には反対意見が多かった。ブログや掲示板、Web日記など一般ユーザーによるネット上での創作は、質が低いものが多いた

                                                                            「著作権保護期間、作家が選べるシステムを」――延長めぐる議論再び
                                                                          • ITmedia News:「実はP2Pで動画配信してました」――TVバンク

                                                                            ソフトバンクグループで動画配信を担当するTVバンクは、P2Pを使った動画配信システムを運用している。数万人単位の同時接続に耐え、視聴者が増えるほど通信が安定するという。 TVバンクは9月26日、数万人規模のユーザーに対して高画質な動画コンテンツを同時に配信できる「BBブロードキャスト」を、同社グループの中国企業と共同で開発し、運用していると発表した。P2Pとサーバ-クライアントモデルを併用した仕組みで、視聴者が増えるほど割安で安定した配信が可能という。 「オーバーレイマルチキャスト」と呼ばれる技術を活用した。同社グループの中国Roxbeam Media Networkが基礎技術を開発し、日本のサービス向けに最適化した。 オーバーレイマルチキャストは、IPマルチキャストの進化形。サーバが送信したデータを複数に分け、複数のクライアントPCに同時に転送する。データを受け取ったPCは、別のクライア

                                                                              ITmedia News:「実はP2Pで動画配信してました」――TVバンク
                                                                            • 高木浩光@自宅の日記 - 東京労働局がITmediaを否定「spamを遮断しないと措置義務違反というわけではない」

                                                                              ■ 東京労働局がITmediaを否定「spamを遮断しないと措置義務違反というわけではない」 6月1日にITmediaからこんな記事が出て各所で話題となっていた。 会社宛ての“エロスパム”、対処しないとセクハラに?, 岡田有花, ITmedia, 2007年6月1日 この記事は一読して変だと思った。何が変なのかと、もう一度読み返してみると、ようするにこの記事は、事実と伝聞と推論と意見がごちゃまぜに書かれていて区別されていない。こういった文章に必須の基礎が守られていない。 この記事の肝は次の部分であろう。 セクハラ相談などを受け付けている東京労働局雇用均等室によると、性的なスパムメールは、男女雇用機会均等法上で事業主が防止を義務づけられている「性的な言動」に当たり、受信を防止せずに放置した場合は「環境型セクハラ」とされる可能性が高いという。 会社宛ての“エロスパム”、対処しないとセクハラに?

                                                                              • 「mixi年賀状」 住所知らないマイミクに郵送

                                                                                ミクシィは10月28日、mixiユーザー同士で年賀状を郵送するサービス「ミクシィ年賀状」の受け付けを、11月下旬に始めると発表した。mixiユーザーなら、相手の住所や本名が分からなくても届けることができる。 日本郵政グループの郵便事業会社と連携し、お年玉付き年賀はがきを届ける。デザインテンプレートは100種類以上選べ、標準価格は1枚98円(デザインによって異なる)、スポンサーの広告入りテンプレートなら1枚48円。 送り手は、「マイミクシィ」や「コミュニティ」の仲間などから受け取り手を選び、年賀状のデザインテンプレートを選択。メッセージや写真を添えて年賀状を完成させる。自分の住所と氏名は、記入してもしなくてもOKだ。記入しない場合は「ミクシィ年賀状事務局」が差出人になる。 受け取り手には「○○さんがあなたにミクシィ年賀状を送ろうとしています」という内容の告知がmixiメッセージで届く。受け取

                                                                                  「mixi年賀状」 住所知らないマイミクに郵送
                                                                                • 中年のゆがんだ“mixi愛”

                                                                                  mixiをいじめる「男子」 男子は好きな女の子に意地悪したくなるものだと聞く。その子の気を引きたくて、あえて嫌がる行動をしたり、自分の恋心を処理しきれず、逆の行動を取ったりするものらしい。女性のお悩み相談サイト「発言小町」にそう書いてあった。 Web好き30~40代(筆者含む)の今のmixiへの態度は、そんな男子の恋心を彷彿とさせる。mixiがオープンした2004年当初、mixiに熱狂していたインターネット大好きな若者たちは今、中年にさしかかり、そのほとんどがmixiを使わなくなってしまった。 それなのにいまだに、mixiの新機能にブーブー言い、mixiで起きたトラブルについて目の色を変えて議論する。 ネット好き中年が好んで使うTwitterや「はてなブックマーク」には常に、mixiへの怨嗟の声があふれている。使ってもいないネットサービスが、こんなに話題にされる例を筆者は他に知らない。 私

                                                                                    中年のゆがんだ“mixi愛”