世の中 『Eva on Twitter: "この漫画は女性蔑視表現が少ないので安心して読める、と女性読者が言う時それは「ご飯に砂が混じってないから食べやすい」という”余計なストレスが無い”ニュアンスなんだけど、この作品の面白さはそこじゃないんだが?!と怒り出す輩がいる。 い… https://t.co/0OYnUrCtvW"』へのコメント
戸籍上の性別を変更するには生殖能力をなくす手術を受ける必要があるという法律の要件が憲法違反かどうか、最高裁判所の判断が示されるのを前に「要件は必要だ」と主張する団体が最高裁に合憲判断を求めました。 要請したのは、手術の要件を維持するよう求める「女性スペースを守る会」など7つの団体です。 性同一性障害の人の戸籍上の性別について定めた特例法では、生殖機能がないことなど複数の要件を満たした場合に限って、性別の変更を認めています。 最高裁判所は、事実上手術を必要とするこの要件について先月、戸籍上は男性で、女性として社会生活を送る当事者の主張を聞き、憲法違反かどうか年内にも判断を示すとみられています。 要請した団体は、担当者に対し「要件がなくなると手術を受けていなくても医療機関の診断で性別変更が可能になり、女性が不安を感じるほか、法的な秩序が混乱する」などと訴え、およそ1万5000人分の署名が集まっ
青山 春香 いつも不思議に思うことがあります。難しい言葉を操る学者たちは、言葉の力だけで自らの行動の善し悪しをコントロールできる人々だけがこの世の住人なのだと、信じ込んでいるんでしょうか? 私は自分が子育てをするようになってから、公衆トイレで行われる女たちのシスターフッドに気が付くようになりました。 子どもが「赤ちゃん」と呼ばれるうちは、赤ちゃんをトイレの個室に連れて入ります。赤ちゃんは、親から離れたら泣き出しますから仕方ありません。 やがて子どもが歩き出し言葉を発するようになると、例え母親でも我が子をトイレの個室へ迎え入れるのには躊躇いを覚えます。自分の排泄を見られたい人なんて誰もいないからです。しかし連れて入ります。すべては我が子の安全のためです。 とはいえ、年配のご婦人には慎み深い方も多く、お孫さんをドアの外に待たせる方もいます。そんな時は、偶然にもトイレをご一緒することになった私た
英作家のJ・K・ローリングさん(2017年2月12日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】ファンタジー小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズを手掛けた英作家J・K・ローリング(J.K. Rowling)さんは28日、自身のトランスジェンダーに関する見解をめぐる対立を理由に、米ケネディ家の運営する人権団体から授与された賞を返還すると表明した。 【写真】返上した「希望のさざ波賞」の受賞スピーチを行った際のローリングさん ローリングさんは今年6月のツイッター(Twitter)投稿で、「女性」の代わりに「月経がある人」という表現を使用することについて、「以前はこの人たちのことを指す言葉があったはず。誰か手を貸して。ウンベン? ウィンパンド? ウーマッド?」と、女性を意味する「ウィメン」を思わせる言葉を並べてコメント。 この投稿には批判が殺到し、
自民党の有志議員でつくる「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」(略称・女性を守る議連)が、性別変更する場合は性別適合手術を要件とする現行法の規定の合憲性が争われている家事審判を巡り、「手術要件が違憲になれば、(戸籍上)男性になった後に生物学的な母であり得たり、大きな混乱が生じる」と懸念する声明をまとめたことが7日、分かった。 8日に斎藤健法相に声明を提出する。 現行の性同一性障害特例法は、性別変更の審判を申し立てる要件に生殖能力がないことなどを挙げており、規定を満たす場合は性別適合手術を受ける必要がある。家事審判は男性から女性への性別変更が申し立てられ、27日に最高裁の弁論が予定されている。 議連の声明は、性別適合手術を受けていないトランスジェンダー女性(生まれつきの性別は男性、性自認は女性)に更衣室などの女性用スペースの利用を認めた欧米諸国で生じた問題や事件につ
私のnoteでも、トランスの議論においてはちょっとありえないレベルのデマが日常的に作られていることを記事にしてきました。 トランスに対するデマを流しているアカウントはたくさんありますが、中でも特に悪質なjiji(traductricemtl)というアカウントについてまとめておきたいと思います。 1.handlebar_kyleをトランス女性だと言いはった件まずは下のツイートを見てみましょう。 この人女自認で、それを認めないTERF女たちはぶっ殺すって武器の写真上げてんだけど、アライの人らはこれも女として受け入れて、一緒にトイレも使って、TERFを一緒にぶっ殺したいわけ?自分らが何応援してるか分かってる? https://t.co/4H5k2C8OTf — jiji (@traductricemtl) July 1, 2020 このツイートで、jijiは銃の画像をツイートしているhandle
出演者は、『トランスジェンダー問題』訳者であり『トランスジェンダー入門』著者の一人である高井ゆと里さん、右派の言説を研究している能川元一さん、ジェンダー・セクシュアリティ、メディア文化を専門に研究されている堀あきこさん、国政の動きを注視してきた一般社団法人「fair」代表の松岡宗嗣さんです。そのうち能川さん・堀さん・松岡さん3名の発表をもとに、周司あきらが要約して今回の記事にしました。 記事1(周司あきら) 高井ゆと里×能川元一×堀あきこ×松岡宗嗣「トランスヘイト言説を振り返る」出演者発表 記事2(高井ゆと里) 高井ゆと里「素朴な疑問は素朴ではない~トランスヘイト言説に触れたら~」 記事3(周司あきら) 高井ゆと里×能川元一×堀あきこ×松岡宗嗣「トランスヘイト言説を振り返る」クロストーク 【注意】このイベントでは現状分析を目的にしているため、トランスジェンダーに差別的な言説が多数参照されま
最高裁大法廷のある審理と判決が注目されている。性同一性障害者特例法(特例法)で、性同一性障害者が戸籍上の性別を変更する場合、性別適合手術が要件となっていることが、憲法違反かどうかが争われているのだ。性的少数者の団体と性犯罪被害の支援者、女性団体などでつくる「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」(事務局・滝本太郎弁護士)が先日、東京都内で記者会見を開いた。 「この特例法により、性同一性障害が世間に認知された。性別適合手術は、身体の違和が耐え難い人が自分のためにする。手術要件によって、私たちが社会に受け入れられ、生きやすくしてくれた。違憲の余地はない」 「性同一性障害特例法を守る会」代表の美山みどり氏は会見でこう訴えた。自身も適合手術を受けて戸籍の性別を女性に変更した当事者だ。 特例法は、性別変更の審判を申し立てる要件として、18歳以上▽結婚していない▽未成年の子供がいない▽生殖能力がない
タヴィストックのジェンダークリニックのスキャンダルについて、Yahoo!ニュースで触れました。記事はLGBT法案のもう一つの焦点―学校から医療に送られる子どもたちです。日本でもすでにトランスの若者の支援団体が、親に内緒で来るようにと交通費まで渡しているところがありますし、そこの代表は思春期ブロッカーを、副作用があるとは言わず薦めてもいます。少なく、「投与をやめれば元通り通常の二次性徴が起こります。さらに、15歳未満でも使用することができます。この療法によって、二次性徴による苦悩を劇的に減らし、本人のメンタルヘルスが良好な状態で、将来自分がどのような性別で生きたいのかを改めて模索してもらうための余裕を持たせることができるのです」と「『考える時間』を確保するのもアリ」だといっています(6月8日追加)*。 こうした医療の問題は、学校現場を起点としても、これから起こりうる問題でもあります。 かなり
勝川 俊雄🐬 @katukawa では質問しますが、 ① 貴方が想定するトランス女性の範囲はこちらの図のどこまでが入りますか。 ② トランス女性は、公共サービスの利用において、シス女性と全く同等の権利を持つべきですか ③ ②がNOの場合、どうするのですか? 逃げずに答えていただけると幸いです。 twitter.com/hiraharakurita… pic.twitter.com/bAux7AMayR クリタヒラハラ @hiraharakurita あなたが社会を知らないだけですよ、て思うよねえ 「シスとトランスに関する社会的な議論」というのは性科学が生まれてこの50年くらい蓄積あるし国連の機関がジェンダーアイデンティティの記述するくらいですけど。 japan.unwomen.org/ja/news-and-ev… twitter.com/katukawa/statu…
以前、このサイトでは『「トランスジェンダリズム(性自認至上主義)」とは?【トランスジェンダーと陰謀論①】』『反トランスのレトリック解説とメディアの問題【トランスジェンダーと陰謀論②】』という2つの記事を公開し、トランスジェンダー差別について整理しました。 今回の記事では、トランスジェンダー差別とも今や密接に関わるものになっている「生物学的性別」という言葉について、その歴史から現在の科学的議論、そしてバックラッシュと政治化に至るまでを簡単にまとめています。 この記事は「生物学的性別と性スペクトラム」についてまとめたものですが、長文になってしまったので2つに分割しています。このページは「PART1(前編)」です。「PART2(後編)」はこのページの最下部にリンクを掲載しています。 ※この記事は私が個人用に整理していたメモを多少構成を変えて修正して公開するものです。専門的な正確さは掲載している出
Published 2023/03/16 18:18 (JST) Updated 2023/03/16 18:29 (JST) 性的指向や性自認を尊重する法整備が進むと、男性が「心は女性だ」と申告すれば女湯に入れるようになるといった事実無根の言説が流布され、性的少数者に対する中傷や法整備への反対意見が広がっているとして、LGBT法連合会や支援者の弁護士らが16日、抗議声明を発表した。「デマが当事者の生活を脅かしている。冷静な議論が必要だ」としている。 声明では、性的指向への差別禁止条例を施行した自治体で、公衆浴場の利用ルールが変わったなどの事例は報告されていないと指摘。「事実を無視して不安をあおる議論は社会に分断をもたらし差別と憎悪を助長するもので、断じて容認できない」と訴えている。 立石結夏弁護士は記者会見で、検討されている「理解増進法案」は具体的な権利を新たに創出するのではなく「現行法
石上 卯乃 オープンレター「女性差別的な文化を脱するために」における "最近ではトランスジェンダーの人びとへの差別的言動などにおいても同様によく見られるものです。" という文について、「研究・教育・言論・メディア」の影響を大きく受ける人間の一人として、また、言論の自由を持つ一個人としてお伺いいたします。 この3年ほどの間のトランスジェンダーをめぐる議論について、何が最も困難をもたらしているかと言うと、2019年2月~4月のWAN署名 も2020年9月の日本学術会議の提言 も、いったい何を指して「トランスジェンダーへの差別」と述べているのか不明であることです。 人によって考えている範囲が違うのであれば、差別とされる内容もあいまいにならざるを得ません。 そのため、このたびオープンレターをお出しになられた確信を持っておいでの方々に、「何がトランスジェンダー差別であるのか」お伺いしたいと考えました
石上 卯乃 現在トランスジェンダリズム(性自認至上主義)を推進しているのは、日本でも世界の他の国々でも左派だ。だから左派の特徴を見ていくことで、なぜこんなにも強く左派がこれを推し進めているのか、その一端を明らかにしようと思う。 性自認至上主義が短期間で大きな力を獲得したのは、何よりもこれが大国アメリカ仕込みの流行であるからだ。だから特にアメリカ社会を前提とする分析や記述を見ていくことにする。そのために、まずはジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右に分かれるのか』(紀伊國屋書店、2014年)を一つの手がかりにして考えてみたい。 ハイトの述べていること ジョナサン・ハイトは、アメリカのリベラル派の道徳心理学者で、彼自身が支持していた米民主党の大統領選挙での敗北理由の分析をきっかけに研究を進め、2012年に『社会はなぜ左と右に分かれるのか』を出した。彼はアメリカを含む複数の社会における複数の社会階
筆者は20代半ば、いつになったら名実共に大人になれるかと思案したりはするものの、まかり間違っても子供を名乗れるような歳ではない。 うっせぇわ/Ado https://youtu.be/Qp3b-RXtz4w Adoの勢いは止ま...
産経新聞のアンケートなどで判明した、戸籍上は男性でも女性だと自認するトランスジェンダー学生の女子大入学資格。現役女子大生や保護者は「入学容認」に拒否感はないものの、「理解が足りず現実味がない」といった意見のほか、トイレ利用などを不安視する声も聞かれた。 令和6年度から入学資格を認める日本女子大4年の女性(22)によると、1年時にトランス女性の受け入れが発表され、学生の交流サイト(SNS)で話題になった。女性自身は「いつかはそうなると思っていた。嫌だということはなかった」と振り返る。 周囲の反応はさまざまで、男性が苦手という理由で女子大を選んだと話す人もいた一方、性的少数者に対する社会の理解が進む中、女子大だからこそ新しい取り組みをした方がいいとの意見もあったという。 女性は「受け入れに対しての理解が足りてない部分もあり、現実味がない。ただトイレの使用は生物学上の性別で判断してほしい」と話す
山梨県議会、会議室が、凍りついた。 多様性を認め合い共生社会を目指すための条例策定委員会で 立憲の議員から 「LGBTは治るのですか」「元に戻すことはできないんですか」と質問が出たのだ。 私はとっさに発言者と委員長の顔をみた。 発言者は何か意図して述べているようではなく、本当にそう思っているのか。 委員長は困った顔をしていた。 答弁者も困っていた。 障害とか治療とか、普通に戻るとか。 ことばを聞いていて、辛くなる。 悲しくなる。 ムカムカしてくる。 なにを言っているんだ! 社会的な問題を何も知らないのか。いや知っていて発言しているのか。 無知なのか。それとも確信なのか。 いずれにしても、到底、共生社会を目指すとはまったく反対の議論。 さすがに委員長が「いやそういうことではなくて」と発言をおさえるようにした。 この発言の前に自民党議員から 「性的指向や性自認が定まっていない、心の性と体の性が
東京トランスマーチ2022に賛同と連帯のメッセージを送った政党・個人への公開質問状 2022年11月15日 日本の動き トランスジェンダー, 公開質問状, 東京トランスマーチ 社会民主党 党首 福島みずほ様 日本共産党委員長 志位和夫様 立憲民主党代表 泉健太様 れいわ新選組代表 山本太郎様 緑の党グリーンズジャパン共同代表 中山均様、松本なみほ様、尾形慶子様、橋本久雄様 新社会党中央本部委員長 岡﨑宏美様 国民民主党代表 玉木雄一郎様 新宿区議会議員 高月まな様 愛媛県松山市議会議員 わたなべひろゆき様 北海道議会議員 渕上綾子様 みなさまの日頃の奮闘に敬意を表します。言うまでもなく、トランスジェンダーであることを理由とした進学・就職・昇進・昇給・住居などのさまざまな社会的差別はあってはならないことであり、そうした差別の撤廃を求めることは当然であると私たちは考えています。 さて、今年の1
提言女性から男性になる場合はまったく問題はないが、男性が女性に性別変更しようとする際には、まだ課題がある。私たちの社会は、性別によって女性の安全を担保したり(トイレや風呂)、公平性を担保したり(男女別のスポーツ)してきている。 これまで身体によって決まっていた性別を、ジェンダーアイデンティティや性自認という内面に移すなら、これらの問題の解決が必要である。 しかし現状では、この話をすることすら「トランス差別」「ノーディベート」であるとされ、まったく解決の見通しが立っていない。LGBT理解増進法の立案のときに、国会で女性スペースの利用は戸籍の性別や身体的な特徴でと話されていたが、戸籍の性別と身体的特徴が一致しない場合については言及されてもいなかった。 個人の思いは理解できるが、社会制度の合意ができていないのに、手術要件の撤廃は時期尚早であると考える。きちんとした議論をまず積み重ねるべきだ。
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