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  • スイカゲームの作り方

    はじめに Go言語用のEbitengineというゲームエンジンに興味があったので、試しにスイカゲームもどきを作りってみました。Ebitengineを使うと意外と簡単にスイカゲームもどきを作る事ができたので、なるべく分かりやすく作り方を紹介してみようと思います。 まずは先に完成品をお見せします。ちなみにフルーツの回転は面倒くさいので実装しないことにしました。 ちなみにEbitengineはwasmでも普通に動きます。ビルドしたものをこちらに置いたのでブラウザから実際に動かす事ができます。 それではスイカゲームもどきを作って行きましょう。 描画する まず一番初めにフルーツの画像を作るところから始めます。これはリンゴ、オレンジ、ブドウ、パイナップル、メロン、スイカのつもりです。 続いてフルーツを定義します

      スイカゲームの作り方
    • Web版VSCodeがDockerコンテナをWASM環境で起動、Webブラウザ内ローカルマシンとして利用可能に。拡張機能「vscode-container-wasm」登場

      Web版VSCodeがDockerコンテナをWASM環境で起動、Webブラウザ内ローカルマシンとして利用可能に。拡張機能「vscode-container-wasm」登場 WindowsやMacなどのデスクトップPCでVisual Studio Code(以下VSCode)を利用して開発をする場合、同じローカルマシン上でDockerコンテナのLinux環境を起動し、VSCodeのターミナルで接続して操作することは、開発環境としてよくあることだと思います。 これと同じことをWebブラウザ版のVSCodeでも実現する、すなわちWeb版VSCodeが同一Webブラウザ上にWebAssembly化したDockerコンテナを起動し、Web版VSCodeからローカルマシンとして接続し利用できる、実験的実装を実現したVSCodeの拡張機能「vscode-container-wasm」が登場しました。 V

        Web版VSCodeがDockerコンテナをWASM環境で起動、Webブラウザ内ローカルマシンとして利用可能に。拡張機能「vscode-container-wasm」登場
      • なぜ HTML の form は PUT / DELETE をサポートしないのか? | blog.jxck.io

        Intro 10 年ほど前に同じことを調べたことがある。 なぜ html の form は PUT / DELETE をサポートしないのか? - Block Rockin' Codes https://jxck.hatenablog.com/entry/why-form-dosent-support-put-delete 当時は全くの素人で、素人なりに調査はしたが、ほとんどが推測の域を出ない結論だった。 この問題についてあらためて記す。 仕様策定の経緯 表題の通り、 <form> の method には GET と POST しかサポートされていない。 HTTP には他にも PUT や DELETE といったメソッドもあるのに、なぜサポートされていないのかという疑問から始まった。 仕様が決定した経緯は、以下に残っている。 Status: Rejected Change Descriptio

          なぜ HTML の form は PUT / DELETE をサポートしないのか? | blog.jxck.io
        • サーバーレスの次はなんなんだ

          はじめに この記事は、同人誌サークル「めもおきば」から不定期刊行している技術解説本「めもおきばTecReport」に書いたものを公開用に再編集したものです。 ⇒ めもおきばTecReport 2023.12 この記事のほかにも「私もSecHack365に参加したい!」や、「2023年振り返りと2024年技術予想」としてこんなキーワードを取り上げているので、気になったらぽちっとしてください! メガクラウドと特化型クラウド/ハイパーバイザーのSoC化/ライセンスとクラウドベンダー/イベント駆動型API/LLM時代のAIペアプロ力/生活必需品としてのGPU・NPU/Passkey/ウェブアクセシビリティ/リアルイベントの再開 サーバーレスの次はなんなんだ サーバーレスと呼ばれる技術ムーブメントが盛り上がり始めて8年近くが経ちました。各クラウドベンダーのFaaS(Function-as-a-Ser

            サーバーレスの次はなんなんだ
          • 2023 年に読んでよかった本

            2023 年に読んでよかった本 2023.12.30 年末なので 2023 年のまとめっぽい記事を書きたくなりました。今年は 1 年間でおおよそ 300 冊の本をよんだようです(そのうち 3 割ほどはラノベなのですが...)。その中でも特に印象に残った本を紹介します。 年末なので 2023 年のまとめっぽい記事を書きたくなりました。 今年は 1 年間でおおよそ 300 冊の本をよんだようです(そのうち 3 割ほどはラノベなのですが...)。その中でも特に印象に残った本を紹介します。 忘れる読書 この本では「本は忘れるために読んでいます」と語られています。というわけでこの本の内容もあまり覚えておりません(?)。 本を読むときには一字一句正確に覚えるような読み方をしていると、「覚えなきゃ」という気持ちが芽生えてしまい、本を読むことが苦痛になってしまうことがあります。そうではなくて、パラパラとペ

              2023 年に読んでよかった本
            • JavaScriptビルドツールの整理 各ツールの機能と依存関係

              フロントエンドのビルドツールが色々ありすぎて、何がどうなっているのかがわかりづらいため、 各ツールができること、特徴 ツール間がどのように依存しあっているか を一気に調べて整理した。(情報は2023/10時点) 概要 ツールの依存関係整理 上層: dev server付きのバンドラ/ビルドツール。アプリ開発者が直接configなどを書いて取り扱うのはここが多いと思われる。(Next.jsに関しては、ビルド機能に着目した場合) 下層: やや基盤的なdev serverなしのツール群。 矢印は、明示的な依存関係を表す。実際には、明示的な依存関係がなくても、下層のツール群は上層のバンドラ(やRollup)に対してプラグインを提供していることが多い。 各ツールのできること整理 ツールごとに、大まかな機能区分で、できることとできないことをまとめた。 各機能区分の定義は次セクションを参照。 ツールごと

                JavaScriptビルドツールの整理 各ツールの機能と依存関係
              • ServerlessDays Tokyo 2023が最高すぎた! - Qiita

                はじめに 4年ぶりの開催となるServerlessDays Tokyoに参加してきました https://tokyo.serverlessdays.io/ 「もっとうまくやりたい、誰よりも上手にやりたい」 というメッセージとともに開催されたServerlessDays Tokyo 2023ですが、超豪華なスピーカー陣を国内外から集め、ここ数年のServerlessの成熟と未来をしっかりと味わえる濃いイベントです。 1日目がセッション、2日目がワークショップということで、熱力の高いうちに激熱なサービスを素早く学べる構成になっていて、とても充実した内容でした。 所感 4年前のServerless LambdaをはじめとするFaaSをいかに簡単にデプロイ、運用していくかというツール系の話と S3やSQS,SNSなどのFaaS以外のServerlessなサービスの組み合わせでLowOpsな仕組みを

                  ServerlessDays Tokyo 2023が最高すぎた! - Qiita
                • 最適化はCDNがやればいい

                  題名に「CDN」と書きましたが、いわゆる「エッジ」のことです。オリジンありきなのであえてCDNと呼びました。とはいえ、オリジン自身がエッジにある可能性もあります。 メタフレームワークを作る Sonikというメタフレームワークを作っています。まだDevステージなんでどんなことができるか可能性を探っている最中です。 このフレームワークの特徴はとにかくエッジファーストです。 SSRしたバンドルの大きさを極力小さくする。 Islandsアーキテクチャを採用する。 DenoのFreshを参考にする。 CloudflareのBindingsを扱いやすくする。 Honoの上に乗せる。 とりあえずStreamingはサポートしない。 で、こういうのを作っていると、フレームワークは最小限にして、Core Web Vitalsのスコアを上げるために身を削る最後の部分はCDNに任せてしまった方がいいってことです

                    最適化はCDNがやればいい
                  • ARM に存在する JavaScript 専用命令「FJCVTZS」を追う(ついでに V8 をビルドする)

                    前回の記事では、JavaScript の実行エンジン V8 の JIT 出力コードを読んでみました。記事は M1 Mac 上で動かした結果でしたので、ARM アーキテクチャのアセンブラを読むことになりました。 さてそんな ARM アーキテクチャですが、最近の ARM には FJCVTZS という JavaScript 専用の機械語命令があるのをご存知でしょうか?CPU に、特定の言語(それもコンパイラを持たない JavaScript)専用の命令があると知ったとき、私は大いに驚きました(過去にも Jazelle みたいなものはありましたが) 今回は、この FJCVTZS 命令について、実際にどれだけ効果があるのか、V8 をビルドしながら調べてみましょう。 FJCVTZS 命令とは? FJCVTZS 命令は、Arm v8.3 から導入された JSCVT 命令の一つで、JavaScript の言

                    • WebAssembly は次世代のコンテナ技術になれるか?

                      色々あって WebAssembly の component model を調べていたら、未来が見えた気がしたのでここに書いておきます。 「今の WebAssembly」 とは何か WebAssembly の Web の部分は忘れてください。これは単に JVM version 20xx です。ポータブルなバイナリ仕様です。 実行にあたっては今はホスト言語として JS が使われていますが、実際にはホストがJSである必要すらなく、なんならホストが不要なスタンドアロン環境すらあります。(wasmtime/wasmer) じゃあ WebAssembly は何かというと、サンドボックスで実行される VM の仕様です。比較的高水準なバイナリで、 V8 や Spider Monkey に付属する WebAssembly Runtime や、 Wasmtime や Wasmer といった WebAssemb

                        WebAssembly は次世代のコンテナ技術になれるか?
                      • 2024年絶対に読む技術書10選

                        あけましておめでとうございます!uenikiです。2024年が始まってしまいました。 こちらの記事で、2023年に読んだ技術書Top5を紹介しました。 2023年は、技術書は12、3冊しか読めませんでしたが、毎年大体15冊〜20数冊程度で安定しているようです。(マネジメント系の本を含めるともう少し増えますが、ここではピュアに技術寄りの本のみ対象とします。) ということは、2024年も10冊は読めるということですし、すでに発売している(発売を予定している)本でもそれぐらいの数はあるだろうということで、雑に10冊を選んでみたいと思います。この企画としては、すでに読んだことある本を再度読み通すのも1冊とカウントすることとします。辞書的に必要な箇所だけ読むのは1冊とはカウントしません。 そして、必ずこの10冊は読むことします。 10選のご紹介 [試して理解]Linuxのしくみ ―実験と図解で学ぶO

                          2024年絶対に読む技術書10選
                        • sed awk make 互換性 つらい うんざりザリガニ - Lambdaカクテル

                          仕事でsedのコードをパパッと書いて使ったら、コードレビューで動かんと言われてしまった。そういえば、同僚はMacで、おれはLinuxだったな。 まぁsedならよくある話なので、しょうがないと思ってawkで同じことをした。awkは比較的もうちょっと互換性がある気がしているからだ(どっこいどっこいな気もする)。 しかしまだ動かないと言う。もう、大絶叫だ。アー。おしまいだ。カスがよ〜〜〜と思いつつ(社会人なので絶叫はしない)、よく調べてみるとmakeの互換性だった。というのも、試しにbrew install makeしてGNU Makeで試してみてくれ、と言ったら、あっさり動いたからである。実はsedもawkも悪くなくて、そいつを呼び出してるmakeに互換性がなかった。ごめんな、お前たち悪くなかったよ。でもそれはそうと互換性はない。 define foobarstring ... endef #

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                          • WebAssembly の過去・現在・未来 - Qiita

                            はじめに WebAssembly (略して Wasm) では WASI や WIT、 Component Model など様々な仕様があります。 それぞれが登場した背景、モチベーションなどを理解することでなんとなく概要を掴んでいくことができるのではないかと考えたため、過去・現在・未来と時間軸で整理してみました。 まず Wasm とその特徴に関して簡単に紹介した後、Wasm の過去として生まれた背景やモチベーションを紹介します。 そして現在の Wasm がなぜ注目を集めているのか、そして現在策定中の仕様と目指している未来について紹介します。 WebAssembly とはなにか WebAssembly はスタックベースの仮想マシン用バイナリ命令フォーマットの仕様です。Wasm と略されます。 Wasm ファイル(Wasm モジュール)は一般に .wasm という拡張子で表されるバイナリファイル

                              WebAssembly の過去・現在・未来 - Qiita
                            • Infrastructure from Code (IfC) ツールまとめ - maybe daily dev notes

                              昨今Infrastructure from Code (IfC)という概念をよく耳にします。先日もAWSのGregor Hohpeが関連する記事を書いていました。 architectelevator.com この記事では、Infrastructure from Codeとはなにか簡単に紹介し、具体的にどのようなツールがあるか網羅的にまとめます。 Infrastructure from Codeとはなにか Infrastructure from Code (IfC) とは、その名の通り、Infrastructure as Code (IaC) に関連する概念です。IaCとの根本的な違いは、IaCは開発者がインフラを明示的に意識して構成を記述するのに対し、IfCでは開発者がインフラをできるだけ意識しないよう抽象化を試みていることです。これにより、差別化に繋がらない重労働ができる限り排除された高

                                Infrastructure from Code (IfC) ツールまとめ - maybe daily dev notes
                              • MoonBit が WebAssembly 時代の理想(の原型)だった

                                最近 moonbit という言語を知ったのですが、これが調べれば調べるほど好きになる言語だったので、紹介させてください。 文法的には GC 付きの Rust で、 WebAssembly にコンパイルされます。とくに CDN Edge Worker 上での実行を想定しているようです。もう好き。 注意: まだ若い言語なので、これから言語仕様がガンガン変わっていくと思われます。あくまで現時点での情報です。 tl;dr Pros だいたい GC あり Rust と捉えていい 文法面のキャッチアップが容易 ライフタイムの難しさを考えなくていい すでに vscode 拡張やパッケージマネージャ等のエコシステムが整っている Cons まだ安定していない / しばらくはソースコードが公開されない 現時点では学習リソースやパッケージ数が足りず、書き手の腕力が求められる はじめに: JS/TS/Rust へ

                                  MoonBit が WebAssembly 時代の理想(の原型)だった
                                • RustでWasm Runtimeを実装する

                                  Rustで"Hello World"を出力できる小さなWasm Runtimeをゼロから実装して、WasmとWASIの動作原理を理解する本です。

                                    RustでWasm Runtimeを実装する
                                  • より高速なRubyのWebAssembly実装「Ruvy」、Shopifyがオープンソースで公開。Ruby仮想マシンとRubyアプリを組み合わせてビルド

                                    より高速なRubyのWebAssembly実装「Ruvy」、Shopifyがオープンソースで公開。Ruby仮想マシンとRubyアプリを組み合わせてビルド 昨年(2023年)12月にリリースされた「Ruby 3.2」では、WebAssemblyによって実装されたRubyランタイム「Ruby.wasm」が正式版となりました。これによりWebブラウザや単体のWebAssemblyランタイムの上でRubyランタイムを実行し、Rubyプログラムを実行できるようになりました。 このRuby.wasmをベースに、さらに高速なRubyのWebAssembly実装となる「Ruvy」が、Shopifyからオープンソースとして公開されました。 Calling all #Ruby developers! Explore a new tool for leveraging Ruby to create #WebAs

                                      より高速なRubyのWebAssembly実装「Ruvy」、Shopifyがオープンソースで公開。Ruby仮想マシンとRubyアプリを組み合わせてビルド
                                    • WasmLinux: WebブラウザでLinuxカーネルとBusyBoxを動かす(エミュレーションなしで)

                                      WebブラウザでOS動かしてどうすんだよ という根源的な疑問に回答が無いままとりあえずできちゃった。。 ※ コマンドが終了してもプロンプトが出ません。Enterを空打ちする必要があります (バグ) WasmLinuxは、WebAssembly "ネイティブ" なLinux環境です。カーネルもユーザーランドも、WebAssemblyのツールチェインでコンパイルされたWebAssemblyモジュール(をwasm2cでCにしたもの)です。 前回はカーネルしか動いていなかったんですが、今回はブラウザ上で ifconfig lo up して ping 127.0.0.1 したり top したり vi したりできます。BusyBox入ってるので。 ただしまだ実用性は皆無 です。Proof of Conceptって奴ですね。 前回の記事: 今回はMUSL libcを移植してBusyBoxが動くようになっ

                                        WasmLinux: WebブラウザでLinuxカーネルとBusyBoxを動かす(エミュレーションなしで)
                                      • Rubyパーサーを一新するprism(旧YARP)プロジェクトの全容と将来(翻訳)|TechRacho by BPS株式会社

                                        概要 原著者の許諾を得て翻訳・公開いたします。 英語記事: Rewriting the Ruby parser | Rails at Scale 原文公開日: 2023/06/12 原著者: Kevin Newton サイト: Rails at Scale | The Ruby and Rails Infrastructure team at Shopify exists to help ensure that Ruby and Rails are 100-year tools that will continue to merit being our toolchain of choice. 日本語タイトルは内容に即したものにしました。 なお、本記事では「パーサー」(parser: 構文解析器)はカタカナで、lexer(字句解析器)は英ママで表記します。 参考: 構文解析 - Wikip

                                          Rubyパーサーを一新するprism(旧YARP)プロジェクトの全容と将来(翻訳)|TechRacho by BPS株式会社
                                        • WebAssemblyを進化させる「WASI Preview 2」が安定版に到達。OSや言語に依存しないコンポーネントモデルを実現

                                          WebAssemblyを進化させる「WASI Preview 2」が安定版に到達。OSや言語に依存しないコンポーネントモデルを実現 WebAssembly関連仕様の標準化を行っているW3C WebAssembly Community GroupのWASI Subgroupミーティングにおいて、2024年1月25日に行われた投票で「WASI Preview 2」(もしくはWASI 0.2.0)仕様が承認され、安定版に到達したことが明らかになりました。 WASI Preview 2では、WebAssemblyアプリケーションがOSなどのプラットフォームに依存せず、さまざまなプログラミング言語で開発したWebAssemblyコンポーネントを組み合わせて開発できるように、「コンポーネントモデル」とそのインターフェイスを記述するIDL(Interface Definition Language)であ

                                            WebAssemblyを進化させる「WASI Preview 2」が安定版に到達。OSや言語に依存しないコンポーネントモデルを実現
                                          • Announcing WinterJS · Blog · Wasmer

                                            Back to articlesAnnouncing WinterJSThe most performant JavaScript Service Workers server thanks to Rust and SpiderMonkey Follow up the WinterJS series reading about the recent production-ready WinterJS 1.0 release here. Today we are incredibly excited to announce WinterJS (wasmer/winterjs package). WinterJS is a JavaScript Service Workers server written in Rust, that uses the SpiderMonkey engine t

                                              Announcing WinterJS · Blog · Wasmer
                                            • Rust/WebAssemblyのトラブルに効くデバッグ&高速化テクニック

                                              本連載では、Webブラウザー上でJavaScriptとともに動作できるバイナリ形式のプログラムファイル「WebAssembly」を、Rustプログラミング言語で実装する方法を説明していきます。前回はRust/WebAssemblyとJavaScriptとのデータ交換について説明しました。今回は、ログ出力とファイルサイズ縮小の方法、および、成果物をパッケージにして世界に公開する方法を説明していきます。 はじめに 本連載では、Webフロントエンド開発において注目されているバイナリ形式のプログラムファイルWebAssemblyを、Rustで実装して活用する方法を説明しています。 より本格的にプログラムを開発するには、正しく動作させるまでにデバッグを行う必要があります。本記事ではデバッグ時に利用できるログ出力について説明します。また、アプリの読み込み速度をより速くできる、ファイルサイズ縮小方法につ

                                                Rust/WebAssemblyのトラブルに効くデバッグ&高速化テクニック
                                              • コードフォーマッターをPrettierからdprintにしたら10倍以上速くなった話🚀 - KAKEHASHI Tech Blog

                                                はじめに こんにちは!ソフトウェアエンジニアの種岡です。 私たちのチームでは、TypeScriptを使用して開発を行っており、Prettierというコードフォーマッターを利用し、チーム内でコーディングスタイル統一に大変重宝しています。 そんなフォーマッター界隈で、Rust製で爆速で動作すると噂のdprintが良いということで試してみたところ、驚くべきことが起きました! Prettierでは、コードフォーマッティングに 7.69秒 かかっていたのですが dprintを使うことでわずか 0.47秒 で完了するようになりました🚀🚀🚀 なんと、 10倍以上速い とういう結果に! コードフォーマットは、Gitのpre-commitフックやGitHub Actionsで日々活用しており、普段の開発作業の裏側でコードの品質を支えてくれているありがたい存在です。 この速度改善により、開発プロセスの中

                                                  コードフォーマッターをPrettierからdprintにしたら10倍以上速くなった話🚀 - KAKEHASHI Tech Blog
                                                • ChatGPTのプロンプトを自動改善するPrompt Perfectプラグインを使ってみた - Taste of Tech Topics

                                                  カメラ好き機械学習エンジニアの@yktm31です。 ChatGPTは便利ですが、プロンプトの内容でいかに質問・指示するかで、その精度はだいぶ変わってきます。 うまく質問・指示するのは、工夫が必要だったりしますが、そこで役立つのが、「Prompt Perfect」というプラグインです。 www.blog.promptperfect.xyz Prompt Perfectは、ChatGPTへのプロンプトの内容を自動で改善してくれるプラグインです。 本記事では、その使い方や効果について、試していきます。 プラグインを有効化 使い方 基本の使い方 日本語で回答させる もう一つ試してみる Prompt Perfectの補完内容 注意点 まとめ プラグインを有効化 1) プラグインを有効化するため、Plugin storeからインストールします。 2) インストール後、メールアドレスの登録か、Googl

                                                    ChatGPTのプロンプトを自動改善するPrompt Perfectプラグインを使ってみた - Taste of Tech Topics
                                                  • WebAssemblyにスレッドやコンポーネントモデルなど導入へ、Bytecode Allianceがロードマップを公開

                                                    WebAssemblyにスレッドやコンポーネントモデルなど導入へ、Bytecode Allianceがロードマップを公開 WebAssemblyやWebAssembly System Interface(WASI)の普及と改善を推進するBytecode Allianceは、今後のWebAssembly関連技術のロードマップを明らかにしました。 ロードマップは「Core Wasm」(WebAssembly本体)、「Component Model」(WebAssemblyコンポーネントモデル)、「WASI」の3つに分かれています。 WebAssembly本体には現在実装が勧められているガベージコレクションに加えて今後スレッドの実装予定などが、コンポーネントモデルにはコンポーネントのネーミングとバージョニングなどの実装予定などが、WASIにはWASI CLIやWASI HTTPなどの実装予定など

                                                      WebAssemblyにスレッドやコンポーネントモデルなど導入へ、Bytecode Allianceがロードマップを公開
                                                    • PythonのコードをWebAssemblyにコンパイルする「py2wasm」、Wasmerが発表

                                                      PythonコードをWebAssemblyにコンパイルする「py2wasm」がWasmer社から発表された。WebAssembly版CPythonよりも約3倍高速だ。PythonコードをCPythonのAPIコールに変換するトランスパイラがベースになっている。 WebAssemblyランタイムの開発と提供を行っているWasmer社は、PythonのコードをWebAssemblyバイナリにコンパイルする「Py2wasm」を発表しました。 Announcing py2wasm – A #Python to #WebAssembly compiler that speeds up by 3x your Python apps!https://t.co/0v4YLZC7lY — Wasmer (@wasmerio) April 18, 2024 WebAssembly版CPythonよりも3倍高速

                                                        PythonのコードをWebAssemblyにコンパイルする「py2wasm」、Wasmerが発表
                                                      • Ichigo Lispコンパイラ完全解説

                                                        Ichigo Lispコンパイラ完全解説 はじめに この記事では私がWebAssemblyで書いた Ichigo Lispという LISP 1.5実装のコンパイラのソースコードをすべて解説する。 というのも、最近とあるコンパイラの本を読んで 「説明が特定の実装に基づいてる割にそのソースが一部しか載ってない」 という不満を感じたのだが、自分で書いたコンパイラの記事 を読み返してみると、コンパイラのソースコードが一切出てこないことに気づいた。 こんな記事を書きながらよく人様の本に不満を持てたものだと 瀬戸内海より深く反省したので、 ここにIchigo Lispのコンパイラのすべてのソースコードを解説する。 想定読者とか Ichigo Lispのコンパイラは(ほとんど)すべてLISP 1.5で書かれている。 LISP 1.5特有のややこしい機能などは使っていないので、 Common Lisp、S

                                                        • プログラミング言語 Ruby30 周年記念イベント レポート

                                                          プログラミング言語 Ruby30 周年記念イベント 2023 年 2 月 25 日、Ruby 誕生 30 年を記念したイベントが開催されました。 2020 年から流行した新型コロナウィルス感染症の影響で、一時期のイベントはすべてオンラインでの開催が主流となっていました。 本イベントも当初はオンライン形式で予定されていましたが、当日は松江オープンソースラボをメイン会場としてオフラインとオンラインのハイブリッドで開催されました。 開催日 2023-02-25 (土) 13:40 - 17:30 開催場所 松江オープンソースラボ / YouTube 配信 主催 一般財団法人 Ruby アソシエーション / 一般社団法人 日本 Ruby の会 公式ページ プログラミング言語 Ruby30 周年記念イベント 進行 :前田修吾 公式ハッシュタグ #ruby30th 動画 アーカイブ動画 オープニング

                                                          • Service WorkerとWasmを組み合わせてサーバー処理をブラウザーでリアルに再現する

                                                            今回の話はWasmというよりもService Workerの話がメインになりますが、WasmとService Workerを組み合わせることで、ブラウザー上でサーバー処理をリアルに再現することができるので、このタイトルにしています。 まずは動画をご覧ください。 見ていただくと分かるように、ブラウザー上でPHPのコードを書くとその実行結果が右側に表示されています。 特に面白い点が、お問い合わせフォームのPOST後の処理までもブラウザー上だけで実行できているという点です。 これはWasmとService Workerを組み合わせて実現しています。 大体以下のようなプロセスで実現しています。 Wasmはブラウザー側でも実行可能ですが、あえてService Worker上で実行しているのは、URLへのリクエストに対してそのリクエストにインターセプト(介入)することで、POST後の処理などもブラウザ

                                                              Service WorkerとWasmを組み合わせてサーバー処理をブラウザーでリアルに再現する
                                                            • C言語でWASMインタプリタを実装した話

                                                              概要 公式のcore testが全て(UTF8, WAT, SIMD関連のものは除く)通るWASMインタプリタをC言語でフルスクラッチで実装した。自作WASMランタイムで省略されがちなValidation Stageも実装した。この記事はWebAssembly Advent Calendar 2023の三日目の記事である。 目的 このWASMランタイムを実装するにあたり、「できるだけ仕様に従って実装する」ことを心掛けた。WASMの仕様書は以下のissueが立つほど読みにくいものとなっているが、ランタイムをどのように実装すべきかが詳しく書いてあり、一応仕様書を頑張って読めばランタイムが作れるようになっている。 この自作WASMランタイムの目的は、できるだけ仕様に従った実装を与えることで、仕様の理解を助けることである。早さや効率性よりも分かりやすさを優先しているため、実用には向かない。仕様書を

                                                                C言語でWASMインタプリタを実装した話
                                                              • ブラウザでRubyを動かす夢 - まめめも

                                                                何に使うわけでもないけど、とにかくブラウザで Ruby を動かしたかったんです。 その夢が、ついにかなった気がします。 長年の念願だった Emscripten と xterm.js でブラウザで irb を動かすやつがついに(一応)できたhttps://t.co/ubentOzj7p— Yusuke Endoh (@mametter) 2024年1月27日 振り返ってみると、ここに来るまで 6 年もかかったようです。ちょっと嬉しくなったので経緯を書き残します。 Emscripten で Ruby をビルドする 2018 年、ふと思い立って、Emscripten で Ruby をビルドできるようにしました。 Emscripten は、要するに C/C++ プログラムを JavaScript や Wasm に変換してくれるコンパイラです。C で書かれた Ruby を Emscripten でビ

                                                                  ブラウザでRubyを動かす夢 - まめめも
                                                                • 3つの相互作用する天体の動きをモデル化した力学の難問「三体問題」をシミュレーションするとこうなる

                                                                  三体問題とは、古典力学において重量相互作用する3つの質点がどのような運動をするか問う問題で、天体力学の分野では万有引力によって相互作用する天体の運動をモデル化した問題として18世紀ごろから研究されています。「太陽、地球、月」に代表される恒星・惑星・衛星系の運動や、3つの星が釣り合いの取れたラグランジュ点、3つのランダムな質量の星が自由軌道で動いた場合など、三体問題をシミュレーションできるのが「Three Bodies」です。 Three Bodies https://three-bodies.sulami.xyz/ ページを開くと、色と大きさの違う3つの点が現れました。点はそれぞれ自由な軌道で移動しています。各点には「m」と「v」という数字がついており、m(mass、質量)は点の質量、v(velocity、速さ)は点が動く速さを表しています。 それぞれの点は基本的に一定の速度でまっすぐ動い

                                                                    3つの相互作用する天体の動きをモデル化した力学の難問「三体問題」をシミュレーションするとこうなる
                                                                  • プログラミング言語Rustになぜ注目するのか - Qiita

                                                                    この記事は NTTコムウェア AdventCalendar 2023 5日目の記事です。 自己紹介&動機 高鶴と申します。NTTコムウェア コーポレート革新本部で、プログラム設計~コーディング~ユニットテストにかかわる技術の社内標準化をやっております。 プログラムの静的な解析で早期にバグを発見・修正することで、後工程でのバグ対処コスト削減(ウォーターフォール開発の場合)や、技術的負債の早期解消(アジャイル開発の場合)を目指す、というのが私のチームの仕事の大きな一部となっています。 静的な解析で早期にバグを発見するツールには、オープンソースでも商用でも様々なものがあります。しかし、ソフトウェアの品質をより抜本的に良くしていこうと思うと、「プログラミング言語を何とかする」というところを考えたくなってきます。 Rustであれば、そのような期待に応えてくれるのではないかと期待し、調査・検証を始めま

                                                                      プログラミング言語Rustになぜ注目するのか - Qiita
                                                                    • RPC対応によりCloudflare Workers間の連携がすごいことになった

                                                                      日本時間の2024/04/05にCloudflareからRPCを使用したCloudflare Workers間の通信が発表されました。 これによりいくつかの課題が解決されると同時にCloudflare上にアプリケーションを構築する利便性が1段階どころか2段階以上上がったといっても過言ではないと思っています。 このRPCの対応によりService Bindingsが更に使い勝手がよくなったのでそれの紹介です。 出来上がりのコードはここにありますので、時間の無い方はこちらを参照ください。 前提条件 以前RemixとPrismaでD1に接続する記事を書きました。 その中で容量制限の問題があると書きましたが、それを解消する話をベースに今回のRPC対応の内容を書きます。ですので記事を読んでない方はCloudflare Workersの無料版はビルドファイルが1MBまでの制限があるということを念頭にお

                                                                        RPC対応によりCloudflare Workers間の連携がすごいことになった
                                                                      • Next.jsのApp Routerの機能別コードサンプル集を作った - hiroppy's site

                                                                        Next.js App Router Training Introducing various basic patterns using Next.js' app router with simplified code. ディレクトリ作って、コード書いたら新しいサンプル追加できるので、追加ウェルカムです! 目的 自分の検証サンドボックスがほしかった 公式ドキュメント含め、解説と参考コードはあるが、実際に動いている状態とコードを同時に見たい 簡潔な短いコードで早く理解を促したい 一番の目的は、初学者にApp Routerの機能を説明するときにこのサイトである程度、網羅されており実行されているコードとその状態が見えるものが欲しかったというのが主な理由です。 逆にあまり説明は書きたくなく、それは公式ドキュメントや他の方のブログで説明されているのでそちらを読んでもらいたいです。 知見 / 感想 仕

                                                                          Next.jsのApp Routerの機能別コードサンプル集を作った - hiroppy's site
                                                                        • 3Dモデルの配信サーバーでRustとZstandardを採用して数倍のパフォーマンス向上を実現した - pixiv inside

                                                                          はじめに こんにちは、VRoid部所属のエンジニアのyueです。 この度VRoid Hubで3Dモデルの配信サーバーの見直しを行い、技術選定から始めRustとZstandard (zstd)を採用した実装に切り替えました。 結論から見るに従来のNode.js製サーバーと比べて以下のことを実現しました。 最大のレスポンス時間が 1.5 ~ 2.5s から 300 ~ 400msまで低下 平均のレスポンス時間が 700 ~ 800ms から 150 ~ 200msまで低下 サーバーのCPU使用率が ~ 50% から ~ 10%まで低下 docker image のサイズが ~ 346mb から ~ 21mb程度まで削減 配信されるファイルサイズが平均 10 ~ 20% 軽量化されました レスポンス時間 CPU使用量 (上からAVG(MAX), AVG, AVG(MIN)) メモリー使用量に関し

                                                                            3Dモデルの配信サーバーでRustとZstandardを採用して数倍のパフォーマンス向上を実現した - pixiv inside
                                                                          • VSCode のターミナル内で画像を表示できるようになったので試してみた

                                                                            VSCode の更新情報で Preview features に「Images in the terminal」という項目がありました。 There is now experimental support for images in the terminal. Images in a terminal typically work by encoding the image pixel data as text, which is written to the terminal via a special escape sequence. The current protocols that are supported are sixel and the inline images protocol pioneered by iTerm. 個人的にはわりとうれしい機能なので少し試してみるこ

                                                                              VSCode のターミナル内で画像を表示できるようになったので試してみた
                                                                            • WebAssemblyのガベージコレクションが正式機能に、最新版のChrome 119で。Firefoxも今月リリースのFirefox 120で正式機能になる見通し

                                                                              WebAssemblyのガベージコレクションが正式機能に、最新版のChrome 119で。Firefoxも今月リリースのFirefox 120で正式機能になる見通し 2023年2月にリリースされたChrome 111から試験的実装となっていたChromeにおけるWebAssemblyのガベージコレクション機能(以下、WasmGC)が、10月31日にリリースされたChrome 119で正式機能になったことが明らかになりました。 Firefoxでも今月(2023年11月)21日リリース予定のFirefox 120においてWasmGCが正式機能になる見通しです。 WasmGCを利用することで、ガベージコレクション機能が言語のランタイムに含まれているJavaなどプログラミング言語をWebAssemblyで実装することが容易になるため、今後WebAssembly上でさまざまなプログラミング言語の実装

                                                                                WebAssemblyのガベージコレクションが正式機能に、最新版のChrome 119で。Firefoxも今月リリースのFirefox 120で正式機能になる見通し
                                                                              • DuckDB メモ

                                                                                モチベーション JSONL を読み込んで解析するツールが欲しかった ログを読み込ませたいので圧縮機能は必須 自社のパッケージ製品が出力する JSONL を読み込んで解析できる仕組み 顧客が問題解析を気軽にできるようにしたい 顧客向けツールとして提供したい つまり顧客環境で動かしたい 1 バイナリ OSS として提供したい Apache-2.0 として公開したい ログファイルは大きくても 100 GB は行かない もともと Go + SQLite + JSONB で検討していた SQL で書きたい SQLite ファイルとして書き出したい SQLite ファイルフォーマットは信頼できる S3 などにファイルを置いておくだけにしたい クラウド版に組み込みたい 顧客毎に duckdb ファイル作ればいいのでは? duckdb ファイルダウンロードできると便利そう DuckDB https://d

                                                                                  DuckDB メモ
                                                                                • オープンソースのWebAssemblyサーバレス基盤「Wasm Workers Server 1.3」リリース。Gitリポジトリからコードをロードして実行可能に

                                                                                  オープンソースのWebAssemblyサーバレス基盤「Wasm Workers Server 1.3」リリース。Gitリポジトリからコードをロードして実行可能に VMware Wasm Labsは、WebAssemblyのWorkerをNode.jsやDenoのようにサーバサイドでイベントドリブンに実行できる「Wasm Workers Server」の最新版「Wasm Workers Server 1.3」をリリースしました。 Wasm Workers Server 1.3 is out! The project continues evolving. Here you have the main features: Run projects directly from remote Git repositories New read-only administration panel B

                                                                                    オープンソースのWebAssemblyサーバレス基盤「Wasm Workers Server 1.3」リリース。Gitリポジトリからコードをロードして実行可能に