ジェットコースターやロープウェイが通勤車両に?…日本発の「新しい乗りもの」が、いま世界から注目を集めているワケ 高度な技術がネックになることも 一方でZipparは、日本中の観光地で活躍するロープウェイが技術の根幹となっている。大きな違いは「2本のロープを掴み、車両に搭載したバッテリーで自走する(ロープウェイは1本のロープを掴み、外部から動かす)」「カーブや分岐を作れる(ロープウェイは基本的に一直線)」といったところだ。 車両の動力源も、現段階の試作機は電気自動車(EV車)の足回りの下にゴンドラタイプの車両を付けたもので、メンテナンスの手間も鉄道車両のエンジンよりはかからない。 また通常のロープウェイ車両では設置が困難なエアコンもしっかり搭載されているが、これも「カーエアコンの冷気をダクトで引っ張ってZipparの車両に流す」という、豪快にしてアナログな手法が取られている。 ありそうでなか