近畿日本鉄道は、電車が到着すると柵が下がる新型の可動式ホーム柵の開発を進めている。動力部をホームの下に置くため、左右方向にスライドして開閉する一般的なホームドアを設ける空間がない駅でも設置しやすい。数年内に実証試験に着手し、導入を目指す。 ホームの端に沿って複数に分割して設置した柵が同時に上下し、乗降時にはホームと同じ高さまで下がる。柵の厚さや材質は検討中だが、車両との隙間(すきま)が狭い場所はホーム側を削る。センサーなどで乗降客の安全に配慮す…
近畿日本鉄道は、電車が到着すると柵が下がる新型の可動式ホーム柵の開発を進めている。動力部をホームの下に置くため、左右方向にスライドして開閉する一般的なホームドアを設ける空間がない駅でも設置しやすい。数年内に実証試験に着手し、導入を目指す。 ホームの端に沿って複数に分割して設置した柵が同時に上下し、乗降時にはホームと同じ高さまで下がる。柵の厚さや材質は検討中だが、車両との隙間(すきま)が狭い場所はホーム側を削る。センサーなどで乗降客の安全に配慮す…
津市が区画整理中の津駅北側の地中から、鉄道用とみられる古いレールが見つかった。すぐ近くには半世紀以上前に廃線となった近鉄伊勢線の「部田(へた)駅」のプラットホームが昨年まであったことから、鉄道ファンは「伊勢線のレールでは」と想像を膨らませている。 見つかった場所は、津駅の北東にある三重交通(津市)のバス駐車場。津市や同社によると、昨秋から年末にかけて、地中の不要物の除去作業で地面を約1~1・5メートルほど掘り返すと、長さ十数メートルに切られたレール4本が見つかった。 この近くには1961年まで、近鉄伊勢線(江戸橋~新松阪)の部田駅があった。同線は津市沿岸部を通り、松阪市までを結んでいた。廃線跡を走る道路は、現在でも通称「近鉄道路」と呼ばれている。 部田駅のホームの一部は廃線後も残されたが、市の区画整理事業で昨年、姿を消した。それに代わるようにレールが出てきた。 線路があった場所がわかる、6
近畿日本鉄道(近鉄)は2月27日、「『ありがとう近鉄内部・八王子線』記念入場券」を3月1日から発売すると発表した。 内部・八王子線は、近鉄四日市~日永~内部間5.7kmの内部線と、日永~西日野間1.3kmを結ぶ八王子線の総称。2本のレール幅(軌間)はJR在来線などより狭い762mmを採用しており、全国的にも貴重な存在となっている。 利用者の減少に伴う経営の悪化を受け、4月1日から公有民営の上下分離経営に移行する予定。四日市市が内部・八王子線の施設を保有し、近鉄と四日市市が設立した四日市あすなろう鉄道が列車を運行する。近鉄線としての運行は3月31日限りになる。 「『ありがとう近鉄内部・八王子線』記念入場券」は同線内にある全9駅の入場券セットで、発売額は1350円。近鉄四日市駅の内部線改札口と内部駅、近鉄四日市駅営業所で販売する。発売期間は3月1日から31日までだが、入場券として利用できるのは
名古屋鉄道と近畿日本鉄道のホームが隣り合う名古屋駅。両社のホームを隔てる壁を取り払ってみては――。こんな提案を、国土交通省中部運輸局が積極的に発信している。2027年のリニア中央新幹線の開業を見据え、中部空港(愛知県常滑市)行きの専用ホーム新設を模索する名鉄。中部運輸局は壁の撤去でスペースを生みだし、名古屋駅の利便性と競争力を高めようと狙う。 線路が上りと下りの2本しかない名鉄名古屋駅は、3本のホームから岐阜や中部空港、豊橋など5方面へ向かう特急や各駅停車などがひっきりなしに発着する。同じホームから異なる方面行きの列車が数分間隔で発車する複雑なダイヤで、誤って乗る乗客も少なくない。利便性を高めるため、名鉄に対して空港行きの専用ホーム建設を求める声は、これまで経済界などからも上がっていた。 「近鉄と名鉄の間の壁をなくせば、その部分に空港行きのホームが建設できる。リニア開業を待たず、ただちに着
近畿日本鉄道(近鉄)は9月9日、「神のみぞ知るセカイ」を題材にした特製入場券を発売すると発表した。キャラクター名の由来となっている各駅で、9月23日から発売を開始する。 「神のみ」は若木民喜さん作の漫画。2008年から2014年にかけて「週刊少年サンデー」(小学館)で連載されたほか、2010年から2013年にかけて3回、テレビアニメが放映されている。登場キャラクターの多くは「長瀬純」(長瀬駅)や「小阪ちひろ」(河内小阪駅)、「上本スミレ」(大阪上本町駅)など、近鉄の駅名にちなんだ名前が付けられている。 特製入場券は各キャラクターのイラストと、キャラクター名の由来になった駅の駅名標がデザインされ、全14種類が発売される。たとえば「高原歩美」入場券は高の原駅の駅名標、「五位堂結」入場券は五位堂駅の駅名標が、それぞれ各キャラクターのイラストとともに券面にデザインされる。発売駅も原則として各キャラ
近畿日本鉄道(近鉄)と大阪府、東大阪市は5月16日、近鉄奈良線で実施している連続立体交差事業(連立事業)について、9月21日の初発から上り線(大阪難波方面)を高架線に切り替えると発表した。これにより上下線とも高架化が完了する。 この連立事業は、大阪府を事業主体とする都市計画事業。東大阪市内の近鉄奈良線八戸ノ里~瓢箪山間4.6kmのうち約3.3kmを高架線に変更し、若江岩田・河内花園・東花園3駅を高架化する。1992年9月に都市計画が決定し、1993年2月の事業認可を経て2003年1月から工事に着手。2010年5月30日に下り線(近鉄奈良方面)が高架線に切り替えられた。 今回の上り線高架化で上下線とも高架線に変更され、事業区間内にある9カ所の踏切が全て解消される。ただし上り高架ホームへの経路は一部が未完成のため、若江岩田駅は本設駅舎完成までの間、仮設階段と仮設エレベーターを設置。エスカレータ
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
高校生がレシピを考えた「しまかぜ牛肉三昧」=三重県多気町の相可高校高校生がレシピを考えた「しまかぜ牛肉三昧」=三重県多気町の相可高校 三重県松阪市の駅弁製造販売業「新竹商店」が、県立相可高校(多気町)の調理クラブと協力し、新作弁当「しまかぜ牛肉三昧(ざんまい)」をつくった。今月20日〜9月1日の夏休み限定で、近鉄の観光特急「しまかぜ」の車内や近鉄の駅で販売される。 「牛肉三昧」は、赤ワインしょうゆ煮、みそだれ風焼き肉、しぐれ煮など県産の黒毛和牛を使った6種類の肉料理のほか、米や梅干し、卵なども県産の素材が楽しめる。1300円。 新竹商店が昨夏に近鉄側から相談を受け、レシピを相可高校の生徒に依頼して味を改良してきたという。相可高校との共同開発は2007年の「五街道 彩(いろどり)弁当」に次いで2作目。 続きを読む関連記事列車を降りたらスイーツずらり 福岡・平成筑豊鉄道6/30駅弁の掛け
能勢電鉄が29日の恋愛イベントで使う復刻塗装車両=兵庫県川西市帰りの車内で成立したカップルが発表される 【荻原千明】鉄道会社が趣向を凝らした婚活列車のツアーを展開している。様々なイベントを設け、駅員らが恋のキューピッド役になって「愛のレール」を支える。パーティー形式より一緒に過ごす時間が長く、旅も満喫できるとあって、いくつもの社でキャンセル待ちや抽選になるほどの人気だ。 ■世話焼く鉄道社員 6月上旬の日曜の朝。近鉄・大阪上本町駅(大阪市天王寺区)から三重県の伊勢・志摩に向け発車した特急電車に、35〜49歳の男女39人が乗り込んだ。近畿の人が多いが、千葉県や名古屋市からの参加者もいた。 「遠距離恋愛でも大丈夫」「料理に自信があります」。貸し切られた車両で、順にマイクを握って自己PR。中には口べたな人もいて、近鉄社員の男女5人でつくる婚活ツアー添乗スタッフ「チームおせっ隊」が助け舟を出し
最近のエントリー 【ニュース】 新潟市新津鉄道資料館とJR東日本新潟支社、「SLばんえつ物語」の運行25周年を記念し、同資料館で特別展「『SLばんえつ物語』・25年の軌跡」を7月27日~10月21日に開催 新潟県新潟市 【PR記事】 ⽇本の宿古窯、朝食ビュッフェをリニューアルオープン、メインシンボルとして直径80cmの特大芋煮鍋が登場 山形県上山市 【ニュース】 日本駐車場開発傘下のスマートグリーンエネルギー、片品村で子会社を設立、旧ほたか牧場スキー場跡地で木質バイオマス発電所を新設 群馬県片品村 【ニュース】 北九州市立大学地域創生学群と扶桑社、同学群の広報活動やブランド力向上、人材育成を目的とする包括連携協定を締結 福岡県北九州市 【PR記事】 御宿 東鳳、「会津産新鮮野菜市」を7月27日より開催、ビュッフェレストラン「あがらんしょ」でも会津産「まるごと新鮮野菜」を提供 福島県会津若松
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く