二子玉川ライズ(2011年11月) 二子玉川ライズ(ふたこたまがわライズ)は、東京都世田谷区玉川(二子玉川)に所在する東急グループの複合施設である。 再開発で生まれた街で、再開発組合の施行で約11.2haの開発事業地にショッピングセンター、オフィスビル、バスターミナル、タワーマンションなど集合住宅のほか、それに連続し世田谷区によって約6.3haの二子玉川公園も整備された。 1969年に二子玉川駅西口に髙島屋が出店し玉川高島屋S・Cが誕生すると、その影響から東口側は活気が失われていった。そこで活気を取り戻そうと1982年6月、二子玉川東地区で「再開発を考える会」が発足する[4]。考える会は都市再開発に実績のあったRIAに声を掛け、世田谷区とも調整を図りながら、多摩川と武蔵野台地が削り取られてできた河岸段丘が広がる立地ならではの眺望を活かそうと[5]、事業全体の開発コンセプトを「都市から自然へ