「本に親しむきっかけ作りに」 図書館カード 各小学校で交付 新年度、新1年生対象(03/11 14:40) 旭川市教委は新年度から、市内の小学一年生の希望者を対象に、市立図書館の利用カードを毎春、各校でも交付するサービスを始める。通常は図書館施設でしか作ることのできないカードだが、学校でも交付手続きを行うことで、より多くの子供たちに図書館に足を運んでもらう狙いだ。(田口谷優子) 新年度の新一年生は約二千七百人。小学校でのカード交付は、五月の連休明けに各校で申込用紙を配布し、一括で申し込みを受け付ける。交付は一カ月後の六月中旬の見込み。 もっと早く交付を受けたい児童は通常通り、市立の中央図書館や各分室、各地区図書館で手続きすれば、その場で受け取れる。 市教委によると、十二歳以下の市民約三万七千人(二〇〇八年三月末現在)のうち、カード発行は約一万六千人で発行率は約四割。特に小学校一年生は約二割