欧米に比べ遅れている公的不動産活用をどうすればいいのか。経営と街づくりの視点から鋭く切り込む木下斉(一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事)、「共通価値経営」を標榜する野尻佳孝(テイクアンドギヴ・ニーズ会長)、リノベーションなどで優れた実績を誇る馬場正尊(オープン・エー代表/東京R不動産)の3人が、ホスト兼パネリストとして毎回ゲストを迎え、「新しい日本の公共不動産のあり方」をビジネス視点で考える「パブリック・アライアンス・トーク」。 「ITスタジアム」「ITアリーナ」が当たり前の時代が来る 木下:今回はスタジアムやアリーナを取り上げます。一般的にスタジアムは主に競技場、アリーナは競技場だけでなく音楽のライブ会場なども含め観客席が四方を囲む施設を指すことが多いのですが、まずは海外や国内のスタジアムなどの事例を見ていきましょう。 カリフォルニア州サンタクララにある「リーバイス
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