トランプ米大統領が地球温暖化対策を見直す大統領令に署名したことで、世界第2位の温室効果ガス排出国が、削減に背を向ける姿勢が明確になった。すべての国に削減義務を課した国際枠組み「パリ協定」の実効性が危うくなる事態に、国内外の環境団体や専門家から批判や懸念の声が相次いだ。 米メディアによると、ホワイトハウスや環境保護局周辺では、大統領令に抗議する人たちが集まり、温暖化対策の継続を求めた。気候変動対策の重要性を訴え、2007年のノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア元米副大統領は「われわれや次世代が持続可能な未来から遠ざかるよう誤った方向に導くものだ」と…
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