著者プロフィール:松田雅央(まつだまさひろ) ドイツ・カールスルーエ市在住ジャーナリスト。東京都立大学工学研究科大学院修了後、1995年渡独。ドイツ及び欧州の環境活動やまちづくりをテーマに、執筆、講演、研究調査、視察コーディネートを行う。記事連載「EUレポート(日本経済研究所/月報)」、「環境・エネルギー先端レポート(ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社/月次ニュースレター)」、著書に「環境先進国ドイツの今」、「ドイツ・人が主役のまちづくり」など。ドイツ・ジャーナリスト協会(DJV)会員。公式サイト:「ドイツ環境情報のページ」 周知の通り、将来の主力電源としてソーラー発電が注目を集めている。 ポテンシャル(開発の余地)は十分。でも発電コストが高く、天候による発電量の変動が弱点だった。しかし条件は急速に改善されつつあり、2013年には売電価格が家庭用の電力消費価格を下回ると予想されている