秋には暖冬傾向という予測が出ていた日本の気温ですが、それから一転してずっと寒い日が続いています。 この寒さにはさまざまな原因があって、目下研究を進めているところなのですが、まずはこれまでのところの気温が本当に平年と比べて寒かったのかをデータからみてみましょう。 前半と後半、異なる傾向 記録的な残暑から晩秋は急な寒さが襲ってきたという印象がある日本の気温ですが、時系列をみるとやはりそうした様子がうかがえます。 上の図はゆるやかな点線がいわゆる「平年」で、それよりも低い気温だった日を青く、高い気温だった日を赤く塗ってあります。データは気象庁の気象官署58箇所の平均で、南西諸島をぬいてありますので北海道から鹿児島までの平均だと思っていただければと思います。 こうしてみると、11月から12月、1月にいたるまでほとんどの期間で青が目立っていて、平年よりも寒かったことがわかります。とりわけ寒かったの
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