【イタリア中部地震】ようやく本格化した支援、被災者もボランティアに志願…安堵の裏で「もう再建は無理だ」と悲嘆も イタリア中部地震で、被災した住民らに対する支援が本格化してきた。避難生活を強いられる人々からは「少しは寝られる」などと安堵(あんど)の声も聞かれる。ただ、いつになれば元の暮らしに戻れるかは見通せず、将来に大きな不安を抱いている。(アマトリーチェ 宮下日出男) 「テントを迅速に建ててもらい感謝している」。アマトリーチェの集落サンタンジェロ。約1ヘクタールの広場に広がるテントを見ながら、女性被災者のマリチェラ・コージさん(64)は25日、穏やかに語った。 コージさんが暮らしていた広場横の集落は地震でほぼ崩壊。24日は即席の簡易テントで休んだが、ベッドも小さく、「不安もあり、ほとんど寝られなかった」という。前日はテントが足りず、車内で休んだという別の集落から来たロザリオ・ウルバーさん(
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