[出検時の注意] コンドームでの提出では検査できません。 [検査方法] 精子数:Thoma法 奇形率:鏡検法 pH:試験紙法 ・精子数:精子数の正常値ないしは妊孕能成立のための最低数に関しては、報告者により差が非常に大きく、当社では50×106/mL以上を採用しています。 ・精子数の低値は男性不妊の一因となります。 ・奇形率:精子の形態異常の形としては、頭部、体部、尾部と発育過程の異常の四つに区分されます。これらの中では、頭部の異常形態が最も多く、40~45%以上の奇形精子が含まれている場合は男性不妊となる例が多くなります。 ・正常では、奇形精子含有率は15%以下であるとされており、奇形率が上昇すると受精率は低下し、妊娠が成立しても流産する場合も少なくないと報告されています。 ・pH:正常精液のpHは7.05~8.02で、正常例と無精子症とではほとんど差が認められません。しかし、不妊男子の
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