MSNBCの報道によるとアメリカの社会保障局が1日平均35人の割合で誤った死亡データを入力しているとのこと(本家記事)。国税庁など多くの機関がこの社会保障データを基にしているため、この誤データにより確定申告の不受理、健康保険の停止、さらには銀行口座の閉鎖などの弊害が発生する。もちろん年金も受け取れない。社会保障局によると「誤った死亡データはそのデータが誤入力であるという証拠がないと訂正できない。原因となった誤入力を文書で提示し、システム上に『復元を支える関連情報』が準備され、監理者の承認を経て」初めてデータを訂正できるとのこと。このような誤死亡のケースだけでも何万件もあるそうだ。日本の社会保険庁は歴史的な無能っぷりでしたが(過去系にしたらまずいか)、諸外国でも似たような問題はあるようで。