関連トピックス関西電力 関西電力は2日、火力発電所「姫路第二発電所4号機」(兵庫県姫路市)が故障し、同日午前7時47分に運転を止めたと発表した。この日の関電管内のピーク時の電力使用率(予想)は81%から86%となったが、「安定した需給状況」に変わりないという。関電は10日ほどで復旧できるとみており、「予定通り進めば安定的な需給状況は保てる」としている。 関電によると、2日午前3時21分にボイラー内の温度上昇を示す警報が鳴った。作業員が現場を確認したところ、ボイラー内の配管から蒸気が漏れ、水量が減っていることが分かった。過去の同様の故障例から、運転再開には10日ほどかかるという。 この緊急停止で、関電の2日の供給力は約150万キロワット減少。4号機の出力45万キロワット分に加え、余波で揚水発電も減少するためだ。ただ、今月上旬は、仮に需要が大きく上昇しても、ほかの停止中の火力発電所を再開