パスワードの管理において、「PolyPassHash」と呼ばれる新しい管理手法が提案された(slashdot、論文PDF)。 この手法が提案通りに機能するならば、個別のパスワードを対象としたクラッキングがほぼ無効化されるようだ。またサービスを利用するユーザー側でなにかを変更する必要はなく、パスワードを保存・管理する側(サービス提供側)でこの手法を採用すればいいだけとのこと。 すでにCおよびPythonによる実装も公開されている。 安全性の高さの説明として、「6文字のランダム文字列のパスワードが3アカウント分あったとして、salt+なんらかのhashで保管されている場合は3つのパスワードすべてをクラックするのに1台のノートPCで1時間ほどの時間しかかからなかったが、 PolyPassHashで保管した場合は地球上の計算機資源をすべて使って宇宙の終わりまでアタックしてもクラックされることはない