リクルート社出身の中学校長・藤原和博氏が教育改革をすすめる杉並区和田中学校では、日本PTA全国協議会を脱退するという。 このニュースに添えられた日本PTA全国協議会の赤田英博会長のコメントに驚かされる。 「PTAは保護者の教育という大きな目的がある。脱退したらその役割はどこが担うのか疑問」 ☆ 私は、PTAとは、Parents teacher's associationであり、教師・学校側と保護者のコミュニケーションを円滑にするための組織・団体だと思っていた。だが、それがいつの間にか、「保護者を教育する」ツールとなったようだ。 私の娘は現在中学2年生である。娘の小学校時代、学校長がPTA役員を使って、保護者対策をするということがあった。学校長の物言いは、上意下達といった感じで高圧的であり、PTAの位置・役割について疑問を持った私だったが、PTAの全国組織のトップがそういうのだから、私の娘が