5つの環から構成されたユーリオン ユーリオン(英: EURion constellation)とは、偽造防止技術の一つとして1996年以降に発行された各国の紙幣等に見られる模様である。開発した会社の名前からオムロンリング(英: Omron rings)と呼ばれることもある[1]。 大韓民国1,000ウォン紙幣(5次シリーズ紙幣)。表面左上「보기(見本)」のまわりや、中央部「천원(千ウォン)」の背景に描かれたウメにユーリオンが付加されている。 US20ドルのユーリオン。青でマークされた星座のようなものがユーリオンである。 発行元が複写を禁じる印刷物に対してこの模様を付加することで、複写禁止印刷物であることを画像処理ソフトウェアやカラー複写機が容易に検知できるようになり、偽造の防止に役立つものと考えられている。 ユーリオンの元となる偽造検出技術は、日本のオムロンが1994年に設計・開発したもの