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ブックマーク / dailyportalz.jp (49)

  • 雑誌の図書館「大宅壮一文庫」の雑誌記事索引は人力検索エンジンだった

    前回、蔵書数80万冊を誇る雑誌の図書館、大宅壮一文庫の書庫に、みっちみちに所蔵されている雑誌の山に大興奮した我々(ライター・西村、ライター・唐沢、デイリーポータルZ・林)は、取材そっちのけで雑誌の立ち読みに耽ってしまう。 今回は、気を取り直し、大宅壮一文庫の最大の特長である「雑誌記事の索引づくり」について、大宅壮一文庫の黒澤さんにお話を伺う。 大宅壮一文庫のなにがすごいのか さて、書庫の中で古い雑誌を立ち読みして盛り上がるのもほどほどにして、大宅壮一文庫の何がすごいのかを、黒澤さんに訊いてみた。 大宅壮一文庫、最大の特長として忘れていけないのが、雑誌記事索引だ。 大宅壮一の書斎を再現した部屋でお話を伺いました 大宅壮一文庫では、収蔵した雑誌はすべて職員が目を通し、主な雑誌記事は、その記事ごとに、誰が登場し、どんな内容が書かれているのかを、人物名と件名にまとめてリスト化しており、膨大な量のデ

    雑誌の図書館「大宅壮一文庫」の雑誌記事索引は人力検索エンジンだった
  • 戦前戦後のチャレンジングな麺料理メニュー満載「幻の麺料理 再現100品」

    デイリーポータルZのライター、関係者が愛読しているを語ります。 今回はライターのスズキナオさん。レコメンドは「幻の麺料理: 再現100品」(青弓社) 聞き手はパリッコ、石川です。 ではスズキナオさん、お願いします。 スズキナオ: 魚柄仁之助さんっていう、文化を研究してる方のです。日歴史みたいな、先前戦後の文化の変遷とかに特に詳しい方です。 まず表紙のこれがおいしそうでしょ。 「幻の麺料理: 再現100品」魚柄 仁之助 (著)、青弓社 表紙(以下、引用は全て同書) パリッコ: 「べられることの喜び」みたいな写真。 石川: ははは。この写真はなんなんですか。 スズキナオ: このは戦前戦後の婦人雑誌とかに、掲載されていた麺料理レシピをひもといていって、その中で、ちょっと変わったものを再現したりしてるなんです。 なので、そういう当時の写真の1つなんですかね。 そもそも、いまの

    戦前戦後のチャレンジングな麺料理メニュー満載「幻の麺料理 再現100品」
    rodori
    rodori 2024/03/20
  • 一生読める本~「世界の音楽大図鑑」

    デイリーポータルZのライター、関係者が愛読しているを語ります。 今回は編集部 石川さん。レコメンドは「音楽大図鑑」 聞き手は林、べつやく、とりもちです。 では石川さん、お願いします。 (ここの文章は編集部) インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:なんで練習するとうまくなるのか~「上達の法則」 > 個人サイト nomoonwalk 僕が紹介したいは「世界の音楽大図鑑」(河出書房新社)というです。 驚くべきことに、これはコンパクト版なんですよ。 前にハードカバーのバージョンがどうもあったっぽくて。 それから比べるとちょっとコンパクトになりまし

    一生読める本~「世界の音楽大図鑑」
  • いろんな職業の人が仕事で使ってるアイテムを集めました(後編)

    デイリーポータルZのライター陣は兼業が多く、それぞれいろんな業を持っています。昨日の前編に引き続き、後編でもそれぞれの仕事で「これは欠かせない!」というアイテムをききました。 一日に100枚以上の筆文字を書けるようになり、魚の写真もきれいに撮れ……これを読むと人生がすべてうまくいってしまうのではないかというラインナップです。 聞き手は編集部 石川です。 ※10/14~15のAmazonセールに合わせた企画です。このページのリンクからご購入いただくと一部収益がサイトに還元され運営費になります。ありがとうございます!

    いろんな職業の人が仕事で使ってるアイテムを集めました(後編)
  • どの駅からも遠い場所

    駅から遠い場所が分かる地図 今回、こんな地図を作った。どの駅からも遠い場所ほど赤く、近いほど青く塗り分けたものだ。 これは東京の渋谷区や港区のあたり。中央に広尾駅があり、その周辺一帯が赤く、どの駅からも遠くなっているのが分かる。 こんな地図を作ったのには理由がある。当サイトの2006年の記事「陸の孤島が渋谷区にあった」で、山手線内のどの駅からも一番遠い場所を発見して訪れているのだ。その方法がむちゃくちゃ素敵なので改めて紹介したい。 「陸の孤島が渋谷区にあった」の図をもとにアニメーション化したもの 上の図のとおり、 1. 山手線内のぜんぶの駅に小さい丸を打つ 2. 丸を膨らませる 3. 最後まで残った場所がどの駅からも遠い場所 というものなのだ。頭いい! 記事ではその結果として分かった場所へ行っているのだが、記事を書いた林さんによる文の結びはこうなっている。 ふむふむ、23区内で駅から一番

    どの駅からも遠い場所
  • 業務スーパーの「〇〇醤」9種食べ比べ

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:「ちょい足し野菜プラス」があればどんなカップ麺も野菜マックスに 「〇〇醤」シリーズありすぎ問題 「業務スーパー」で販売されている中華調味料「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」が、どんな料理に使っても美味しくて便利と、数年前の大ヒット以来、定番商品となっています。 「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」 僕も一度使ってみて以来すっかり気に入って、度々購入。味は、たっぷりのおろししょうがにねぎ油の風味を効かせ、鶏だしと塩気を加えたシンプルなもの。 たとえば、豚の薄切り肉と細切りにした玉ねぎを炒め、仕上げにこれで味をつけるだけで、絶品のしょうが焼きができちゃうんですよね。便利すぎる。 ところでこの「〇〇醤」と名づけられた調味料シリーズ、他にもたくさんの

    業務スーパーの「〇〇醤」9種食べ比べ
  • 東海道線 静岡県内の駅に全部降りて観光する 夜のまち編 清水駅~焼津駅

    1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きなべ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:東海道線 静岡県内の駅に全部降りて観光する フルーツ編 富士駅~興津駅 > 個人サイト 日和見びより 清水駅:しずてつに寄り道 時刻はまもなく16時。この日の静岡県の日没時刻は16:43なのであと1時間ちょっとで暗くなり始めてしまう。焦る気持ちを抑えつつ、清水駅に降り立った。久しぶりに賑わいを感じる駅だ。 15:56清水駅。駅がでかいしタクシーもたくさん止まっている。都会だ! 駅前のロータリーにはサッカーの銅像。チュッパチャプスみたいなボールがいいな 清水とえいば清水エスパルスが有名だが、清水エスパルス発足以前からサッカーとの縁は深く、全国で初めて小学生サッカーリーグが発足したのも、国内初のサッカ

    東海道線 静岡県内の駅に全部降りて観光する 夜のまち編 清水駅~焼津駅
  • 鳥から揚げの全流派をマスターする(デジタルリマスター版)

    いつもべている鳥から揚げの微妙な違いに、みんな気付いているだろうか。 常々気になっていたので、ネットレシピ約200件を分析して、竜田揚げからフライドチキンまで、全ての流派に挑戦してきた。 いま僕は、地上で最もから揚げのレシピに詳しい男だ。 ※2011年2月に掲載された記事の写真画像を大きくして再掲載したものです。

    鳥から揚げの全流派をマスターする(デジタルリマスター版)
    rodori
    rodori 2023/02/05
  • いま日本にいるジャイアントパンダの見分け方

    1981年群馬県生まれ。ライター兼イラストレーター。飲物全般がだいたい好きだという、ざっくりとした見解で生きています。とくに好きなのはカレー。(動画インタビュー) 前の記事:白ワインに見える、白ワインではない液体 > 個人サイト たぶん日記 報道のプロでも間違うパンダの顔 ジャイアントパンダを見分けるのは簡単ではないらしく、新聞やテレビでもごくたまに“事故”が起こっている。事故とは、たとえば文字では「シャンシャン」と書かれているけど、写真や映像には別のパンダが写っている……というようなことだ。 報道のプロでも間違うのだから、間違う人がいてもまったく不思議じゃない。でも、人生100年と言われる時代。長い人生のなかには急に「パンダを見分けてください」と言われる機会があるかもしれない。 2023年1月現在、日にいるジャイアントパンダは13頭。そのうち4頭が2月に中国へ旅立つので、3月には9頭

    いま日本にいるジャイアントパンダの見分け方
  • 2022年インターネットのおもしろかった記事

    自分たちの記事じゃなくてもおもしろい記事が大好き。 そんな私たちが選んだ記事を紹介する年にいちどの日がやって来ました。 声を出す笑いからにやにやまで。 2022年のいいインターネットを楽しんでください。 (構成・林雄司)

    2022年インターネットのおもしろかった記事
  • 横浜駅から歩いて約10分 天狗と洞窟が迎える神社 :: デイリーポータルZ

    横浜駅は、2021年度の「JR東日」1日平均駅別乗車人員は30万3759人。駅周辺には「横浜高島屋」「そごう横浜店」など有名百貨店が立ち並ぶ神奈川が誇る大きな駅である。 そんな横浜駅だが、30年以上利用していたのに知らなかった、気になるスポットを見つけてしまった。 横浜駅、歩いて10分もしないくらいのところに洞窟(正確には岩屋)がある。

    横浜駅から歩いて約10分 天狗と洞窟が迎える神社 :: デイリーポータルZ
  • 南インドの特別料理「サッディヤ」食べ歩き

    趣味材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえてべるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:築地市場へ寿司屋の仕入れについていった(デジタルリマスター) > 個人サイト 私的標 趣味の製麺 練馬の南インド料理店、ケララバワン 最初にやってきたのは、練馬にある南インド料理の老舗であるケララバワン。少し前にランチで訪れたらおいしかったので、しっかり腰を据えてサッディアをべようと再訪した次第である。 最初に訪れたときの様子がこちら。 練馬に来る用事があったので、前から気になっていたケララバワンを訪れた。 店主はケーララ州出身。南インド料理店ならではの珍しいメニューから、日人に馴染みのあるナンやタンドリーチキンとべるカレーセットまで揃っている。 マドラスってなんだっけと思いながら頼んだマドラスランチ。調べたらケーララ州

    南インドの特別料理「サッディヤ」食べ歩き
    rodori
    rodori 2022/11/04
  • マンガでわかる「マンガでわかる」

    マンガでわかるのストーリー もともと好きだったのだが、記事にするということでさらに買って読み込んでみた。30冊ほど読んでみた。 これプラス、キンドルで3冊。 お話はだいたいこんな感じ。 問題ひとつで1章になっている。1冊で4章ぐらいで終わりである。 主人公は仕事を任された若い女性 主人公はたいてい20代前半の女性である。それがいきなり大きな仕事を任されて物語が始まる。 マンガでわかるビジネス書は人物が登場するたびに名前の枠が描かれる。わかりやすい。 主人公の女性はおっとりしていてバリバリと仕事をするタイプではない。 奮闘するが上司は高圧的、同僚は非協力的とのっぴきならない状況である。リストラ対象になったり給料の遅配が起きたりと自然と追い詰められている主人公もいた。 主人公の年齢分布と性別 追い打ちをかけるように主人公は自分の陰口を聞いてしまう。わかりやすくひどい目に遭うのもまた、マンガでわ

    マンガでわかる「マンガでわかる」
  • ここ、コロナ前どうなってた? 新宿編

    1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:寿司をにぎってみたい(デジタルリマスター)

    ここ、コロナ前どうなってた? 新宿編
  • 中国の地方都市に日本語だらけの店があった

    変なモノ好きで、比較文化にこだわる2人組(1号&2号)旅行ライターユニット。中国の面白可笑しいものばかりを集めてにした「 中国の変-現代中国路上考現学 」(バジリコ刊)が発売中。 前の記事:ベトナムのすごい電柱を鑑賞する(デジタルリマスター) > 個人サイト 旅ライターユニット、ライスマウンテンのページ だいまんぞくコクふかいあじわい。そして おいしいまんぷくになるいいにおいだ。完璧すぎる! づぼらやっぽい絵には「うまみ」と書かれていた。 さらに日語が充満する店内 美味しさが口いっぱいに広がるとはよくいうが 独特な日語が視界いっぱいに広がるレストランというのはそうそうない。 例えるなら外国人が描くサイバー日のような、そんな世界がKIYOKOの店内で広がっていた。 ここにあった。快楽の部屋であり、超幸せな東京の夜が。 天上、いや天井には「コクがある」「コクふかいあじわい」とあり、奥の

    中国の地方都市に日本語だらけの店があった
  • 尻から油を出さずにバラムツを食べたい

    ※バラムツをべると体質や摂取量によっては健康被害を引き起こす可能性があります。真似しないでください。 『バラムツ』という魚がいる。7年前にも当サイトで取り上げたことがあるが、こいつをべると色々あってお尻から油がダダ漏れになるのである。 でも味はいい。 漏らしにくいべ方はないものか。あるいは敢えて揚げ物やコンフィといったより脂ギッシュさを増す料理にするとどうなるのか。チャレンジしてみた。 駿河湾漁師流のべ方は そもそも表題のバラムツという魚、とにかく身に脂が乗りまくっており味自体は悪くない。僕も個人的には大好きである。 バラムツはいわゆる深海魚で、日中は水深500mだとか1000mだとかに潜んでいる。しかし夜になると餌を求めて水深100m近くの浅い層へ浮上する生態を持つ(『日周鉛直移動』という)。 釣り上げられたバラムツ。水深750mより。 この魚は英名を『オイルフィッシュ』というほ

    尻から油を出さずにバラムツを食べたい
    rodori
    rodori 2022/09/03
  • 校門前に来ていた謎の物売りのおっさん

    コンプライアンスやら、プライバシーやらがだいぶ厳しくなった令和時代。おっさんが小学校の前をウロウロしているだけで通報されかねません。 しかし昭和の時代はその辺がユルユルで、知らないおっさんがウロウロしているどころか、勝手に校庭に入ってきたり、校門の前で商売をしたり、今考えるとだいぶヤバイことが日常的に行われていました。 あのおっさん、何だったんでしょうね? ※画像をクリックすると拡大します。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:アンパンマンの頭は13万キロカロリー > 個人サイト Web人生 あれ、誰が買って

    校門前に来ていた謎の物売りのおっさん
  • 坂の町を知る・長崎の特殊マシーン巡り(デジタルリマスター)

    長崎より九州のローカルネタを中心にリポートしてます。1971年生まれ。茨城県つくば市出身。2001年より長崎在住。ベルマークを捨てると罵声を浴びせられるという大変厳しい家庭環境で暮らしています。 前の記事:酢豚べ比べツアー in 長崎(デジタルリマスター) > 個人サイト 長崎ガイド 独自の工夫 年寄りには厳しい 坂に住む人々にとって、階段の上り下りは深刻な問題である。身体が元気なうちはまだいいが、お年寄りにとってはかなり深刻な問題である。そこで、少しでも坂の生活を楽にすべく独自の工夫がとられている。 まずは下の写真を見てみよう 移動式電話ボックス おお、そうか! 長崎では、いちいち坂を上り下りしなくても利用できるよう、電話ボックスの方が移動してくる。 …なワケないだろう これ、見かけはまったく電話ボックスなのだが、正しくは「斜面移送システム」。階段が厳しいお年寄りのための移動リフトであ

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  • 神保町・中国専門書店で売れている意外な本とは!?

    変なモノ好きで、比較文化にこだわる2人組(1号&2号)旅行ライターユニット。中国の面白可笑しいものばかりを集めてにした「 中国の変-現代中国路上考現学 」(バジリコ刊)が発売中。 前の記事:高田馬場のミャンマービルでミャンマー旅行を満喫 > 個人サイト 旅ライターユニット、ライスマウンテンのページ 東方書店。神保町の書店なかんじの佇まいだ。 東方書店は中国専門書店だけに、日で売られている中国についてのと、中国現地から輸入したがびっしり売られている。 僕も中国にはちょっとは慣れているとはいえ、この量には圧倒される。ましてや中国を知らない人は、である。 店内でに囲まれていると、すっと店入ってきて「XXについてのはありますか?」と聞いてくるお客さんがいた。また店員さんは「XXは売っていますか?」という電話に応対しているようだった。 なるほど、ネットの検索に慣れてるように、お客さんも

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    rodori
    rodori 2022/05/24
  • 新宿区に「中央アジアの飛び地」ができていた

    海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:シベリア鉄道に揺られて寝正月 > 個人サイト つるんとしている あの大鍋が日で もったいぶらずに一番いい画からいきましょう。これがお店でいただいたプロフ。日人になじみのある料理で例えれば、これは一種の炊き込みご飯だ。たっぷりの油と、かたまり肉と、にんじんのやさしいうまみが混然一体となった炊き込みご飯。 みてみて、このお肉。繊維がほろほろにほどけて、これだけでなんかもう、いろいろ約束されてしまっているでしょう 肉のうまみもさることながら、ふわっと香るスパイスとにんじんの甘さも加わって、要素かけ合わせまくり。過剰で背徳的なうまさなのだ。最後に現地でプロフをべたのは3年も前になる。嬉しくて懐かしくてあやうく涙が出かけた。 おれは料理人でもないのにめっそ

    新宿区に「中央アジアの飛び地」ができていた
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    rodori 2022/01/28