中学生になるころからでしょうか、男性が悩む“包茎”。 ふだんから包皮に覆われていないことが、“正しい状態”と考え、そうでないことで悩むのです。 “なぜ悩むのか” それをまじめに分析した研究結果が発表されました。 そしてこの悩み、すでに、明治時代にはあって、その後もえんえんと続いているようでした。 (ネットワーク報道部記者 高橋大地)
男性性にまつわる研究をされている様々な先生に教えを乞いながら、我々男子の課題や問題点について自己省察を交えて考えていく当連載。1人目の先生としてお招きしたのは、長年「男子の性教育」の問題に携わり、『男性解体新書』『男子の性教育』(いずれも大修館書店)などの著書を持つ元一橋大学非常勤講師の村瀬幸浩さんです。 一定数の男子が抱く「射精に対する嫌悪感」の原因とは?清田代表(以下、清田) 僕は昔から、自分の男性性に嫌悪感と恐怖心を抱いていました。中1で初めてチン毛が生えたとき、なぜか猛烈に悲しくなってカッターナイフで剃っていたし、同じく中1で初めて夢精をしたときは、怖くなってパンツを近所の公園まで捨てにいきました。また、19歳で初めて恋人とセックスしたときは、お互い初めてだったというのもあり、血のついたコンドームを見てひどい罪悪感に襲われたのを覚えています。 村瀬幸浩先生(以下、村瀬) それは大変
2016.07.21 10:00 「レイプもセックスだと思ってた」…まともに教えず、男を誤解させる自民党の政治的性教育 男性性にまつわる研究をされている様々な先生に教えを乞いながら、我々男子の課題や問題点について自己省察を交えて考えていく当連載。1人目の先生としてお招きしたのは、長年「男子の性教育」の問題に携わり、『男性解体新書』『男子の性教育』(いずれも大修館書店)などの著書を持つ元一橋大学非常勤講師の村瀬幸浩さんです。 「愛し合って結婚したはずなのに、なぜうまくいかないんだろう?」清田代表(以下、清田) 前編〈「勃起と射精」に拘泥する男の“性欲”と、ニッポンの「性教育」〉では、男の性欲というものをテーマにお話をうかがいました。正しい知識がないまま俗流の性情報にまみれてしまうと、誤解や偏見に満ちた性意識を形成してしまう。また、「性欲」の捉え方が狭くなり、「射精したい」と「触れ合いたい」の
ハフポスト日本版ニュースエディター。 関心分野は医療、介護、性について、選択的夫婦別姓、動物など。あとアニメとマンガが好き。
メディアの教育や格付け、医療監修も——どのような団体なのでしょうか? 「女性向けの健康情報を発信しているメディアの医療監修や、企画や原稿を作る編集者やライターの教育、一般の人向けにどのように医療情報と向き合うべきか考えてもらうイベントなどを開きます」 「ゆくゆくは健康情報を発信するメディアの“格付け”や表彰もして、一般の人にどのメディアなら信頼できるか、どのメディアはいい加減なのかわかるようにしたいです。研究活動や行政と教育機関への要望活動、法整備にもつながればと思っています」 「私もメディアに自分で記事を書いたり取材を受けたりして、誤った医療情報を正そうと努力してきましたが、モグラ叩きのようできりがありません。WELQ問題が叩かれた後も、問題のある医療情報はあふれています。他の医師やジャーナリストにも協力してもらい、団体として声をあげていく必要を感じました」 健康もファッションの一つ?
性に関するおびただしい情報が氾濫し、非道な性犯罪の報道も珍しくないこの時代。わが子はまっすぐ育ってほしい、誰かに肉体的に傷つけられたり、誰かを傷つけたりすることなく、健やかな恋愛と性を経験してほしい──。 これらはすべての親に共通する、切実な願いでしょう。しかし現状、日本において適切な性教育は、まだ発展途上。でも、子どもたちの成長は待ってくれません。 そこで今回は、思春期の男の子についての著書もある、育児・教育ジャーナリストのおおたとしまささん、女の子の身体についてのエキスパート・やまがたてるえさんに、読者からの具体的な性教育の悩みについて、お答えをいただきました。 ※小学生編、中学生編の2回に分けて公開します。まずは、まだまだ可愛いお悩み中心の小学生編。 小学校低学年の男の子と女の子、2人の子どもがいます。パパやママと、何歳までお風呂に入っていいのでしょうか? 実は大学生になっても、親と
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