自販機とスマートフォンとを連動するシステム実現にアジャイル開発を導入したダイドードリンコに、プロジェクトの背景を訊いた。 自販機の活用を模索するダイドードリンコ 缶コーヒーや缶ジュースは自動販売機で買うものから、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、さらにはアマゾンなどのECサイトで「箱買い」もできるようになってきた。販売チャネルが増えたことで、缶飲料の販売が自動販売機に依存する割合は減っていると言う。缶飲料のビジネスそのものが、消費者の購買・消費スタイルの変化に伴って変わってきていると言える。 ダイドードリンコ株式会社(以下、ダイドードリンコ)は、清涼飲料水メーカーとしては、国内第6位の売り上げを持つ企業だが、自動販売機での売り上げが8割という、いわば劣勢の販売チャネルに依存したビジネスモデルを持つ企業である。 しかしダイドードリンコは、全国に28万台設置されているという同社の自動販
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