基本的に人の善意というものは長続きしません。というよりも人の興味の賞味期限は短いといったほうが正確かな。 それが同情であれ、共感であれ、あるいは愛情や憎悪であってでさえ、なにもしなければ沈静化していくし、いずれは「無関心」になってしまう。 某乳食品の会社による集団食中毒事件、某洋菓子メーカーによる食品偽装、某ハンバーガーショップによる商品異物混入事件などなど、世間を騒がせた事件は毎年のようにありますが、いまでも記憶している人はどのくらいいるでしょうか。 ただね、ぼくはこの「人は忘れる」ことを悪いことだとは思っていません。それこそ再チャレンジ可能な社会を実現する土台は、こうしたぼくらの「どんどん忘れる」習性だったりすると思うからです。 とはいえ大事なことは忘れない努力をするべきだし、ときに震災などの復興支援については1日でも長くその気持ちが持続するように、関係者が思考し、努力すべきだと思うん